さて。
今回、取り上げさせて頂くのは『woven songs』と言う企画でございます。
一体、この企画は何ぞやと言いますと。
はい。公式サイトさんでございます。
ここに書かれてあるとおり、簡単に言うと、4名の声優さんによるJ-POP名曲のカバー企画でございます。ただし単にカバーしている、歌唱していると言うわけではなく、個々は声優さんらしく『役を演じるように』歌唱した、と言うのが肝です。
今回、登場されているのは、HPで紹介されている順番通りに紹介いたしますと、諏訪部順一さん、梶裕貴さん、内田彩さん、伊東健人さんの4名でございます。
で、おひとり5曲の歌唱で、それが1枚のミニアルバムとして発売される。ですから4枚のアルバムが、12月15日に発売される次第です。
それぞれ収録されている楽曲にコンセプトがあり、それに基づいたタイトルがアルバムにはつけられています。
で、こちらの4枚のアルバムの視聴動画を先日、視聴したので、それぞれのアルバムのタイトルを紹介しつつ、その感想も書いていきたいと思います。あ、視聴動画はYouTubeのUNIVERSAL MUSIC JAPANのチャンネルで公開されています。また、先ほどリンクを貼り付けた公式サイトからの視聴ページからも視聴できますよ。
まずは諏訪部さんです。諏訪部さんのアルバムのタイトルは『COVER~LOVE~』です。てなことで収録されている楽曲すべて、様々な形の愛を歌った楽曲です。一部を抜粋するとUAさんの『情熱』や藤井フミヤさんの『TRUE LOVE』ですね。
この楽曲リストに関しては、公式ツイッターさんの呟きを見ると、どうやら諏訪部さん側の提案のようで。『スタッフ一同完敗』『諏訪部さんの『クリエイター』としての才能の一端を感じることができました』と言う公式さんの呟きが、ファンとしては、何故か我がごとのように『ふふん、そうでしょ』と言う感じで嬉しいです(笑)
視聴段階ですが、個人的には5曲目、収録されている楽曲のラストのカバーがいちばん好きです。諏訪部さんの温かいお人柄がにじみ出ているような、温かいお声が、この楽曲の持つハートフルな『愛』にぴったりのような気が。
でも1曲目の『情熱』や3曲目の歌唱で、もうじわじわと伝わってくる色気も・・・たまりませんな・・・。特に3曲目の歌唱なんて、視聴なので短いにもかかわらず、なんかもう、あまりの色気にドキドキしてきましたよ・・・なんだろ・・・夜だわ。夜の、高級ホテルで、いけないことをしているような気分になってきたと言うか・・・ちょっと自分で何言ってるかわかんないけど(汗)
お次は梶さんです。梶さんのアルバムタイトルは『COVER~STORIES~』です。何と言うか、個人的には、何気ない日常で繰り広げられているいろんな人の、いろんな物語。その感情を歌にした楽曲が収録されているな、と思いました。レミオロメンの『3月9日』やRADWINPSの『スパークル』などが収録楽曲の一部です。
何でしょ。こちらは視聴でも味わえるのですが、とにかく1曲目から、梶さんのあのお声と楽曲のマッチ具合が半端ない。まっすぐで瑞々しい青年ボイスで、この歌を歌っちゃったら、そりゃあんたずるいですわよ(笑)
あと公式ツイッターさんが『4曲目での弾けっぷりにスタッフ一同、驚いた』と呟かれていた、その楽曲のカバーも、なんかもう、自然と笑顔が浮かんできちゃうような仕上がりになっています。可愛い。ノリノリで、弾けに弾けて歌唱されたのであろう梶さんの姿が目に浮かぶような、です。
だからこそラスト楽曲で見せる、ちょっと低音の、荒々しい感じの歌声には驚かされます。でもそれと同時、声優が楽曲をカバーすることの意味や、この企画のコンセプトをまざまざと感じさせられる仕上がりにもなっているなぁ、と感じました。素晴らしい!
3人目は紅一点の内田さんです。内田さんのアルバムタイトルは『COVER~ROOTS~』と言うことで、内田さんのルーツにまつわる、そんな楽曲なのかな?現在35歳の内田さんと私は5歳差があるわけですが・・・なんかでも、もう『ROOTS』と言うタイトルにふさわしい、本当に10代の頃を思い出させるような楽曲ばかりで、胸がキュンキュンしました(笑)。
Every LittleThingの『Dear My Friend』や宇多田ヒカルさんの『First Love』などが収録されており、公式ツイッターさんの呟きによると『歌唱楽曲選考の打ち合わせには6時間を要した』とのことで・・・!あー、でもわかるわ。わかる。この世代の、この辺りの楽曲は、ほんと、語り出せばきりがないような気がする。
で、内田さんのカバー歌唱は、とにかく甘い、可愛らしい高音がめちゃくちゃ綺麗。凄いわ。なんでこんな可愛い、綺麗な高音で、こんな難しい楽曲を歌えるのか!
またこの歌声が、楽曲の持つ『少女たちの様々な感情』の甘酸っぱさ、切なさみたいなものにぴったりなんですよ!特に1曲目のカバーは、もう、ほんと、内田さんのお声と楽曲の、運命の出会いだわ!とすら感じました。あと4曲目、サビの部分はどんなふうに歌われているのか、是非とも聞きたい!
ラストは伊東さん。伊東さんのアルバムタイトルは『COVER~YOUTH~』です。収録楽曲の一部をご紹介しますと、ブラック・ビスケッツの『TIMING』やCoccoさんの『焼け野が原』です。
てなことで、そうです。伊東さんの歌唱力ゆえ、でしょうね。そこに担当さんが目を付けたんでしょうね。正解です!(どーん)。伊東さんが今アルバムでカバーされている楽曲は、すべて女性ボーカリストさんの楽曲です。
うまいなぁ。うまい。すっ、と楽曲の世界に誘ってくれる歌声。歌い方。なんだろ。今回の4枚のアルバムの中で『声優に詳しくない一般の方に、1枚、おススメするとすれば?』と聞かれれば、私は迷うことなく、伊東さんのアルバムを手に取ります。うん。
なんでしょ。良い意味で癖がないんですよね。歌声に。で、おまけに歌唱力が半端ない。女性ボーカリストの楽曲を、原曲の魅力を損ねることなく、だけどカバーとしての魅力も付け加えて歌唱されている。その歌唱力と表現力に圧倒的に伊東さんの強みが存在しているなぁ、としみじみ視聴段階ですら感じさせられました。
とにかく聞いていて、ただただ心地よかった。あとラストのカバーは、これ、ずるいわ。この楽曲、めちゃくちゃ好きな楽曲だから、なんかもう、ずるいわ(語彙力)
どっぷり、様々な『愛』の世界に浸れる諏訪部さんのアルバム。
青臭い時代を思い返せるような梶さんのアルバム。
少女の甘酸っぱくも切ない日々を思い起こさせる内田さんのアルバム。
そして聞きやすさが実に心地いい伊東さんのアルバム・・・と言う感じかな。
あくまで個人的な感想ですが。はい。
と言うことで、視聴段階ではありますが、すべてのアルバムの感想を書いてまいりましたが・・・公式ホームページを見る限り、楽曲レビューやインタビューもあるようで・・・そう言えば伊東さんの楽曲選考について、『インタビューでお伺いした、各楽曲への思い出も興味深いので』とツイッターさん、呟かれていたからなぁ。
そう言うのも、インタビューで公開されたりするのかしら・・・楽しみだわ。
てか『焼け野が原』に対する、伊東さんの思い出って何・・・。
楽曲のパンチが凄すぎて、そこに対する思い出が、ほんと、気になり過ぎて気になり過ぎて(ドキドキ)
あれかな『Mステ』でCoccoさんがこの楽曲歌唱し終えた後、耐えきれなくなったようにしてスタジオを駆け出して行った、それが鮮明に印象に残っている、とかかなぁ?
いや、でも私と伊東さんでは7歳の年の差があるわけで、それを考えると、伊東さんがあの映像を鮮明に覚えているとは、少し考えにくい気もするのですが。
私は、あのシーンはめちゃくちゃ印象に残ってるもんなぁ。
そんな具合でこちらの企画・・・今回のみなのかしら。
それとも今後、別の声優さんで続いていくのかしら。できればこの4名でも嬉しいですし、別の声優さんに変わってと言うのでも嬉しいので、企画として続いていくといいなぁ、と思います。
てなことで、アレだ。
また近々『woven songs』に登場して欲しい声優さんを記事にしてみよう。
言うのはタダ(どーん)
はい。てなことで本日は、まもなく発売される『woven songs』
その楽曲を視聴した感想などを書いてまいりました。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!