tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

毎クール恒例~秋アニメ、印象的なED その1

と言うことで。

そのクール放送中にアニメ作品、そのOP、EDの中で個人的に印象的な楽曲について、あれやこれやと語るシリーズ記事。

毎クール、お送りしているのですが、今期、秋クールは視聴している作品数が多い!

なのでいつもはOP、ED1回ずつお送りしているのですが、今期は2回ずつ記事をアップしようかと言うことになりました。はい。

 

てなことで、先週末にはOP編をお送りいたしましたが、今回はED編でございます。

ではでは早速、どうぞ。

 

・yamaさん『Oz.』

・・・『王様ランキング』のEDでございます。いやぁ・・・こちらの作品、本当に面白い。可愛らしい、絵本を思わせるような可愛らしい絵で繰り広げられる、その可愛らしさを覆すような生々しい物語が、本当にたまりません。

そんな物語を彩る楽曲、OPのKingGnuの『BOY』も、OP編では取り上げなかったですが、ボッジの背中を力強く押すような、カゲとの冒険を祝福しているかのような、素晴らしい楽曲ですよね。

そしてEDのこちらの楽曲ですが・・・めちゃくちゃやさしい楽曲だなぁ、と毎回、聞くたびに思うのです。歌詞が良いですよね。『ひとりぼっちにはさせないでよ』から始まって、最後は『ひとりぼっちにはさせないよ』で終わっている。

 

互いに、とても大きな孤独、本人は強がりも含めてそうとは認めていなかったかもしれないけれど、それでも大きな孤独を抱えていたボッジとカゲ。その2人がお互い、相手にだけ漏らす、教える本音。それが歌詞として、とてもやさしいメロディにのせて歌われるのが、もう涙腺に来るんだよ・・・。

あと絵も良いですよね。本編の絵が、更に絵本タッチで描かれているように思うので、もう染みる、染みる・・・。

 

yamaさんと言えば、個人的にはやはりノイタミナ枠で放送された『2.43清陰高校男子バレー部』のED『麻痺』も、もうほんと、今でもふっとした瞬間に思い出して口ずさんでいるくらいに印象深い楽曲です。

そして今回のこちらの楽曲も、また『麻痺』とは違った、yamaさんの新たな魅力を感じられる素晴らしい楽曲だなぁ、と心底、思います。

 

土岐隼一さん『真心に奏』

・・・はい。こちらは『大正オトメ御伽噺』のEDでございます。土岐さんは同作品、白鳥策役で出演されています。


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いや、こちらの作品・・・めっちゃくちゃ良くないですか?いや、放送前から『漫画は面白い!』と言う話は聞いていたし、声優さんも好きな方が出演されているので、まぁまぁ、軽い気持ちで見たんですよ、1話。いやぶっちゃけると、この秋クールなので、泣く泣く見るのはやめようかな、とも思ってたんですけど、とりあえず的に1話、見たんですよ。

 

泣いた(泣いた)。そしてそれ以降、もう毎話、毎話、それは楽しく、また胸をキュンキュンさながら、にやにやしながら、そして時折、胸を痛めつつも、それでも最後にはほっこりした気分で見ておりますことよ。

いやほんと、めちゃくちゃ良い作品。ものすっごい端的に言えば『こう言うので良いんだよ!こう言うので!』と言う要素が全て詰まっている、そんな作品だと思います。

 

で。その作品のEDを飾るのが土岐さんのこちらの楽曲ですね。土岐さんのお声って、なんとも不思議だと私は思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。

なんかちょっと金属的な響きがあるように感じる時もあるんですけど、でも不思議と冷たさがない(勿論、役にもよりますよ、これは)。硬質なんだけど、まろやかな柔らかさを感じる時もあるし、ものすっごい俗世離れした、そんな色合いを帯びている時もあるんだけど、でもやっぱり親しみを感じやすい、そんな声のような気がすると言うか・・・いや、再三になりますが、勿論、役にもよるんですけれど。

 

で、そんな土岐さんがアーティストとして歌唱されているこちらの楽曲は、とにかく温かい。もう珠彦と夕月、またこの2人を取り囲む人たちの物語を、やさしく、やさしく見守っているような、そんな視点の温かさを感じさせる、そんな楽曲に仕上がっているなぁ、と感じます。

そして土岐さんの歌唱力の高さや表現力の豊かさも、存分に感じることができ・・・あと絵も、めちゃくちゃ優しい。実写MVの方は、犬と戯れる土岐さんも、そして土岐さんと戯れる犬も、どっちも可愛い!

とにもかくにも本当に、やさしさとかあたたかさとか、ほっこりするようなそれらがつまりに詰まった、そんな楽曲だと、個人的には思います!

 

東山奈央さん『冷めない魔法』

・・・『異世界食堂2』のEDでございます。歌唱されているのは声優の東山奈央さん。そして東山さんは、本作品ではスフレチーズケーキの虜になってしまう魔族の傭兵、ヒルダを演じていらっしゃいます。

いやぁ・・・こちらの作品も、本当に良い作品。食べ物と、それを味わう人たちの様々な物語がしっかりと噛み合っていて、でもどの物語も基本的にはハッピーエンドで締めくくられるので、本当に安心して、ほっこりした気分で見られる作品でございます。

そして何より・・・毎回、毎回、登場する食べ物の美味しそうなことよ・・・あれ、リアタイで視聴していたら、本当に深夜の飯テロですわ・・・恐ろしや。

 

そんな本作品、OPは、やはり本作品でメンチカツジャンキー(言い方(笑))なトレジャーハンター、サラを演じていらっしゃる安野希世乃さんが歌唱されています。こちらのOPも、安野さんのほわほわやわらか癒し系ボイスによる歌唱、サビの部分の『パクッパクッパクッ』の繰り返しが、なんとも印象的かつ可愛らしい楽曲です。

 

で、EDの東山さんによるこちらの楽曲ですが・・・いや、とにかくめちゃくちゃキーが高いんだ。特にサビの部分。すごくキーが高いんだ。なんだけど、東山さんの歌声、あの可愛らしい声のまま、するり、と歌われていて、それがもう、毎回、聞いていてめちゃくちゃ気持ちいいし、凄いな、と。

いや、東山さんは歌手としても活躍されていらっしゃるから、これしきのことで『凄いな』なんて思うのは、失礼なのは百も承知なんですよ、ええ。

 

それでも、です。声優としてではなく、そこで経験した表現力やらもひっくるめて、歌手として歌唱されている、その東山さんの歌声も、またこれ、1人のアーティストとしてめちゃくちゃ魅力的なんですよ。いや、そんなこと、もう皆さんご存じだとは思うのですが。

なんだろ。東山さんって、ほんと『表現力』の塊なんだと、しみじみ感じさせられると言うか。声優として、まったく異なるキャラクターを巧みに演じ分けられる。その表現力が、歌手の時には、どの楽曲でも『歌手・東山奈央』としての歌唱をしっかりと確立、と言うか、聞く人に感じさせながら、だけど当然ですが、楽曲ごとに様々な表情を、その歌声やパフォーマンスで感じさせてくれる。

 

で、今回の楽曲で言えば可愛らしさを感じさせつつ、サビの部分、あの高音を実にのびやかに、何かしら願いを込めるような温かさややさしさを感じさせる歌声で歌われていて。楽曲全体があたたかいんだけど、だけどちょっとした切なさと言うか、あたたかさや幸せだからこその切なさ、そうしたものをも感じさせるような味わいになっているよなぁ、と私は思うのです。なんか決して、そんな楽曲じゃないのに、なんか聞いてる内に泣けてくると言うか。

 

あとMVがめちゃくちゃ可愛い。なんだこれ・・・可愛い(可愛い)。東山さんの動きって、めちゃくちゃきびきびしてんだよなぁ・・・ダンスも、めちゃくちゃ『ぴしっ!ぴしっ!』って感じで、初めて見た時は、本当に驚かされたもんなぁ・・・。

 

ちょっと話はずれますけど、昨今、声優がアーティストとして活動するのは珍しくない、むしろもうその流れが当たり前、と言う感もありますよね。

で、その流れを良しとしないと言う意見も耳目にすることがあって、まぁ、確かにそういう意見の言わんとすることも、わからなくはないのですが・・・。

こうして今回、土岐さんや安野さん、東山さん、お三方だけの楽曲を聞いたり、MVを見てみただけでも、本当に皆さん、声優の時とはまた違った表現や魅力にあふれていて、本当に楽しかったし、素敵だなぁ、と私は思いました。

なかなか難しいところではありますが、いずれにしても、双方の活動が、それぞれに良い影響をもたらし、結果としてその方の表現力や演技力、キャリアに反映されていくと言うのがベストだよなぁ、と勝手ながら思いました。はい。

 

てなことで、本日はこちらの3曲をピックアップいたしました。

次回はいよいよラストです。よろしければ引き続き、お付き合い下さい。

ではでは。本日の記事はここまでです。読んで下さりありがとうございました!