tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

買ったBL、紹介していくよ!~その9

てなことで、BL漫画を紹介していくこのシリーズ。

前回は確か先月20日に書いたと思うのですが、その時に紹介したのが五月女えむさんの『サハラの隻眼狼』でした。

 

で、こちらの『サハラの隻眼狼』は『サハラの黒鷲』と言うシリーズ作品の3冊目なのですね。なのでできれば、こちらの作品を読む前に『サハラの黒鷲』の1冊目と2冊目を読んでいただきたい!とその記事内でも書いておりました。

 

と言うことなので、本日はその『サハラの黒鷲』1巻と2巻をご紹介したいと思います。

www.dlsite.com

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はい。てなことで、私がいつもお世話になっている電子書籍サイト内の作品紹介ページです。どうでしょう、1巻と2巻で、ずいぶんキャラクたへの表情とかが違いますよね。その理由は、作品を読んでいただければおわかりいただけると思います。

 

ではでは早速、作品のあらすじです。

砂漠のオアシス、その外れで奴隷商を営むひとりの青年。若く褐色の肌が艶やかなその青年は『黒鷲』と言う通り名で呼ばれていました。奴隷商でありながら、奴隷たちを大切に扱い、その奴隷たちからの信頼も厚い彼は、しかし客として売った奴隷、グランから理不尽な恨みを買ってしまいます。

その結果、調教師であるアルキルのもとに連れていかれ、グランの性奴隷になるべき調教を彼から受けることに。

アルキルの精液には媚薬にも似た効果があります。しかしそれにも屈することなく、いつまでも強気な態度を見せる、それでいて快楽に非常に弱い『黒鷲』にアルキルは惹かれていきます。

 

そしてついに『黒鷲』がグランに抱かれる日がやってきます。どうにか隙を見て、グランから逃れようと試みる『黒鷲』ですが、拘束された身ではそれもかないません。

更にグランに手荒く扱われますが、そこに割って入ったのがアルキルでした。

そこでとったアルキルの、自らの命をいとわぬ行動に『黒鷲』の気持ちは大きく、アルキルへと傾いていきます。

 

そしてここから、物語は動き出し、2人の仲は大きく変化していく・・・と言うのが、簡単なあらすじでございます。

 

てなことで、改めて1巻と2巻の表紙を見てみましょう。

わかりますね。そう言うことです(どう言うことだ)

まぁ、ネタバレをしますと、1巻の表紙は、出会ったばかりの『黒鷲』とアルキル。そして2巻の表紙は、1巻でラブラブになった2人、と言うわけです。

 

あぁ、ちなみに。

『黒鷲』には本名がありそれがロキと言う名前です。

ただしこちらは真名と言う扱いであるため、その名を知る者は限られています。

ここからは『黒鷲』はロキと表記していきますね。

 

1巻は主にロキがアルキルと出会い、そして2人が結ばれるまでの物語が描かれています。そして2巻では、アルキルの過去が描かれています。

『サハラの隻眼狼』の主人公である、ロキのもとで傭兵をしているイングルも、少しですが登場していますよ。

 

てなわけで、ここからは『サハラの黒鷲』の魅力を語っていきます。

まずは主人公ロキが、めちゃくちゃ魅力的なのですよ!

奴隷商として活躍している彼は、先ほども書きましたが、とにかく褐色好きにはたまらない、見るからにその肉体のしなやかさが伝わってくるような美青年。『黒鷲』と言う通名で呼ばれていますが、個人的には黒豹を思わせるような、そんな野性味あふれる美しさがたまらない青年なんです。

 

そんな美しく、更に奴隷たち以外に見せる気性は、とても荒い青年なんですけど!

ど!

 

この彼が、アルキルにどんどんと開発されていくんですね。

そしてめくるめく性の世界に(笑)落ちていくんですけど・・・もう、その時の態度、表情と言うのが、たまらんのですよ・・・はふ・・・。

気性が荒い彼のことですから、当然、反抗するんです。でもアルキルは調教師だから、当然、手練手管なわけで『くっそ・・・き、気持ちよくなんかねぇぞ!』ってロキ、頑張るんですけど、でも落ちちゃう時は落ちちゃう。

『絶対、落ちないぞ』『でもめちゃくちゃ気持ちいい』そのライン上で、ギリギリの攻防を繰り広げているロキの、普段の彼とは異なる表情、ギャップが、もう本当にたまらんのです。色気たっぷり、可愛さすらあって、でもやっぱりかっこよくて。

 

で、そんな彼がとある出来事をきっかけに、アルキルに心開いていくんですね。そこからアルキルと思いが通じ合うわけですが・・・両想いになってからの甘えっぷりと言うか、乱れっぷり、アルキルに良いようにされちゃってる様も、またこれ、もうたまらなく可愛いし、あと色気が・・・回を追うごとに増していく、増していく・・・。

 

そうしたロキの表情や態度が、実に美麗な五月女さんの絵で描かれているので・・・もうほんと、眼福・・・褐色強気系快楽弱い受け、最高やないか・・・最高や・・・。

 

でもロキは、強くあらねばならない、そう言う状況下で生きてきたんですね。物語中ではそうしたことも描かれるのですが、そのロキが、1人で強くあらねばならなかった、奴隷たちを守ってこなければならなかったロキが、アルキルと結ばれることで『頼る』『甘える』ことを学ぶんです。

この辺りの描写もものすごく読みごたえがあり、かつ胸がきゅんきゅんするのです。

誰かと出会い、誰かと心が通い合ことで、登場人物の心が変わっていくのは、ほんと、物語の醍醐味ですよね~。

 

そうしたことがしっかり描かれている、ストーリー性がしっかりとあって、人間ドラマが繰り広げられているのも『サハラの黒鷲』シリーズの魅力です。

 

そしてその変化と言うのは、アルキルにも言えることです。アルキルは白い肌と、一見すると女性に見まがうかと思うほどに美しい容姿なのですが、調教師であり、しかもその精液には媚薬にも似た効果があると言う、なかなか属性てんこ盛りな男性です(笑)

 

ただこのアルキルにも当然のことながら物語があり、その物語は2巻でしっかりと描かれています。

ロキと出会うまで、そして彼と結ばれるまで、本当の恋愛らしい恋愛などしたことがないと思われるアルキル。そのことから2巻では、彼は、1巻の彼からは想像もできないような嫉妬に狂った姿、独占欲丸出しの姿を見せるのです。

そしてそのことから、アルキルの過去を知り、そこから生まれた確執をどうにかして解消したいと思い続けているロキと仲たがいをしてしまうのですね。

 

決して恋愛巧者ではない2人の、互いを思うがゆえにすれ違う様は、もう読んでいてもどかしいやら、悶絶するやら、胸がキュンキュンするやら、切ないやらで、にやにやが止まりません!

 

そこからアルキルもまた、自分の身の振り方や過去への向き合い方、ある人物との向き合い方を考え直すのです。

その変化の描写も、本当に読みごたえがあるのですよ。

 

『サハラの隻眼狼』の時にも書いたように記憶しているのですが、こちらのシリーズ、本当にストーリー性が高いんですよねぇ。勿論、ページ不足で早急さがある部分と言うのも否めないのですが、それでも本当にドラマのあるストーリーが、キャラクターの心理描写も含めて、しっかりと展開されているなぁ、と言う印象が個人的にあります。

その濃厚な物語が、アラブを思わせる、何ともエキゾチックな世界で繰り広げられるので、ほんと、作品への没入度が高い!がっつり、物語に身をゆだねて読める、そんな作品だと思います。

 

あとは・・・こちらも『サハラの隻眼狼』の時にも書きましたが、五月女さんの美麗なイラストで描かれる濡れ場シーンの、まぁ、えっちなこと、そして美しいこと。

ロキのしなやかな肉体美、そしてアルキルの女性的な外見とは裏腹な、引き締まった肉体の美しさ、それらがしっかりと描かれていて、もう単純に『美しい・・・』と見惚れてしまうんですよね~。

また2人が見せる様々な表情、心の揺れを時に無理やり、隠しているような、そして時に如実にそれが表れている表情の描写も、ほんと良いんですよ。

 

あぁ、ちなみに濡れ場に関してはジュネットコミックスのピアスシリーズからの発売なのでね。

 

わかりますよね?(にやり)

 

そっち方面の手加減は一切、許さない、と言う方にも、こちらのシリーズ、大満足して頂けるかと思います。

むふふ(笑)

 

はい。と言うことで本日は『サハラの黒鷲』をご紹介してまいりました。

・褐色黒髪強気系の美青年が、快楽に負けじと踏ん張る姿が大好物!

・金髪お兄さんのえっちな調教が大好物!

・濡れ場は美しく、かつ多いに越したことはない!

・だけどちゃんとストーリー性、ドラマ性も求めたい!

・砂漠、アラブの世界観が大好き!

以上のようなBLを探していらっしゃる方には、こちらのシリーズ、本当におすすめです。勿論、単純に『面白いBLが読みたい!』と言う方にも、ご満足いただける作品だと思います!

 

ちなみにね。

 

こちらの作品、ドラマCD化されているらしいです。

前にどこかでちょろっと、そんな情報を見た気がするので、真偽のほどは確かではないんですけれど(えー・・・)

 

でもそれ以来、めちゃくちゃキャストがどなたなのか、気になって仕方ない・・・。

調べたら一発でわかることなんですけど・・・調べる勇気がないと言うか・・・調べたら最後、さらなる深い沼へと引きずり込まれそうな気がするので、自制しているのですが・・・どなたなんだろう・・・。

 

私の中ではですね、一応『この方じゃないかなぁ』とぼんやり、想像している方がいらっしゃるのですが・・・当たっているのかどうか・・・誰か教えて・・・。

 

いつか、いつものBLCDのように、全く予期していなかったのにアニメ情報サイトを閲覧していた結果キャストさんを知ってしまい悶絶する、と言う結果になることを切に願っています・・・ってかほんと、調べればいいだけの話なんですけど(笑)

 

ま、その時を楽しみにしようではないか!

 

そんなこんなで気になる方は、是非とも『サハラの黒鷲』そして『サハラの隻眼狼』読まれてみて下さいね。

 

ではでは、本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!