tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

夏アニメ、印象的な楽曲~OP編

弟は昨日から、いわゆるお盆休暇に突入しています。

来週の日曜日までお休み。

もう実質10連休みたいなもんです。違うけど。

 

対する私は、小売業にとってお盆は稼ぎ時ですからね。

12日から地獄の4勤です。

泣く。

 

小売業なので仕方ないんですけどね。

正社員さんは、1年に1回、もしくは分散する形で2回、それなりの長期休暇を取る決まりになっていることを思うと、こう言うところでも非正規のパートは辛いね、としみじみ思います。

ま、その分、責任も何もないのでいいんですけど。

 

でも1年に1回くらい、その有給やら希望休の消化なしで、5日間くらい休みをくれていも良いと思うんだけど。

へっ。

 

そんなこんなで毎クール恒例の記事でございます。

そのクールに放送されているアニメ作品、そのOPとEDの中から、個人的に印象的な楽曲を挙げ、勝手にやんややんやと語るだけの記事です。

タイトル通り、本日はOP編をお送りします。そして明日はED編です。

 

ではでは。

こちらの楽曲からスタートです!

 

・安月名莉子さん『かたち』

・・・『メイドインアビス 烈日の黄金郷』のOPでございます。圧巻のハイクオリティで繰り広げられる、2期になっても変わらず容赦のない物語。正直、胸が痛い、痛いどころかもう『うへぇ』となることもあるのですが、そんなことを思っている自分の顔が引きつりながらも笑顔を浮かべているのが怖いところです。ほんとにね!

なんだろ。見ている側の倫理観とか、そう言うのを無意識のうちに試しているような作品だと思います。

ただそうした残虐な展開や鬱な描写、そこにしっかりと込められた何かがある。そしてそれも含めて『先の世界を見たい。知りたい』と言う、純粋すぎる好奇心の赴くがままに冒険を繰り広げるリコたちの姿には、恐ろしさも感じつつ、同時、人間の力強さのようなものも感じて、非常に奥深い作品だなぁ、と感じさせられるのです。

いろいろな意味での、人間の本性、性、業を描いている作品だなぁ、と。

 

そんな物語の始まりを飾る今楽曲。まずはもうタイトルがずるいですよね。

『かたち』ですよ、『かたち』。

この作品には成れ果てと言う存在が登場します。知性や人間性が著しく失われた、人の形を成さない生き物。だけどその中には、人格を保持したままの成れ果てもいる。またその人間の形とはかけ離れた外見には、多かれ少なかれ本人の欲の形が反映されると言う成れ果て。

人間ではない。知性、人格が失われたものもいる。だけどそれでも、完全にそれらが失われてしまっているような存在ばかりではない。『かたち』としては人とは呼べない、呼べないのかもしれない。だけど成れ果ては確かに人だった存在であり、今も限りなく、人に近い存在なのかもしれない。

 

そんなことを考えた時にこの『かたち』と言うタイトルの意味みたいなものを考えると、もう『あぁ』と声が漏れるような。

そしてまた歌詞がね・・・ほんともうこの作品、2期の物語の内容にピッタリすぎるんですよ・・・ずっこいわこんなん。

物語の始まりを告げる楽曲で、ここまで作品の世界観を表現されると、もう視聴者としては一気に作品の、物語の世界へと引きずり込まれますよね。

あと神秘的な始まりでありながら、『先を見たい』、その気持ちだけに背中を押されて過酷な状況下を突き進むリコたち、その足取りを思わせるような力強いメロディラインも、聞いていて気持ちがいい。

 

Creepy Nutsさん『堕天』

・・・『よふかしのうた』のOPでございます。いやぁ~。『よふかしのうた』、最高じゃないですか?なんでしょ。私のツボをドンピシャに抑えている作品と言うか。とにもかくにもコウくんもなんですけど、ナズナが可愛いこと、可愛いこと。

あんな美少女であんな色気たっぷりなのに、中身、完全に中学2年生の男子じゃないですか!色恋沙汰への興味は満々なのに、いざ、その話になると恥ずかしくなっちゃうって、どんだけ純情なのさ、あぁ可愛い。最高、もう見ていてにやにやしてしまいます。そんな本作品のOPがCreepy Nutsさんの『堕天』です。EDであり、この作品が生まれるきっかけともなった楽曲『よふかしのうた』も最高で、どちらを取り上げようか、いやもう両方とも取り上げようかと迷ったのですが。

 

『堕天』を初めて聞いた時、皆さん、曲の途中で『あ、ここで終わりなんだな』って思いましたよね?ね?一瞬、曲が途切れるじゃないですか。あそこですよ、あそこで私も『曲、終わり』だと思ったんですよ!

そしたらそこから曲調ががらっ、と変わって、なんですけど、再びサビがやって来て、さらなる盛り上がりを見せるっ!そこがもうたまらなく好きなんですよ!(熱弁)。1曲の間で、こんなにも様々な表情を見せてくれる、めちゃくちゃ楽しい楽曲だなぁ、と。

 

とにかく聞いていて楽しい、そんな楽曲だと思うのです。そこがこの作品にぴったりだなぁ、と。こー、御幣を恐れずに言えば、ともすれば暗い作品になってしまう恐れもある本作品の、だけどそうはなっていないギリギリのところ、軽快さ、軽妙さ、それでいて時折、挟まれる思春期の繊細な心、そう言ったものをめちゃくちゃうまくとらえていて、絶妙の塩梅で曲として表現されているなぁ、と私は思うのです。でもそれと同時、当たり前のことですけどCreepy Nutsの楽曲としての個性、ちょっとした猥雑な色気とか、こー、人を食ったような感じとか。言葉遊びにも満ち満ちている。

だから作品同様、とにかく聞いていて楽しい。『あの日 林檎の木の下 共犯で』と曲が始まったと同時、勝手に体がメロディに合わせて動いちゃってる。そしてサビに向かっていくにつれて、とんでもない解放感みたいなものを感じさせてくれる。

また映像もめちゃくちゃキレイ。本作品、色遣いがとても印象的ですよね。その世界観をあますことなく、1分30秒ちょいのOPに閉じ込めている、そんなOP。なので『よふかしのうた』と言う作品のアニメをおすすめするには、とにもかくにもこのOPを見せれば、その魅力は十分に伝わるのではないかとすら、私は思うのであります。

OPも最高。そしてEDも最高!『よふかしのうた』最高!

 

花澤香菜さん『駆け引きはポーカーフェイス』

・・・『それでも歩は寄せてくる』のOPでございます。歌唱されているのは本作にも出演されている、声優の花澤香菜さんです。

どうですか?『それでも歩は寄せてくる』、私はですね、もう毎週、毎週、にやにやしながら視聴しています。たまらん。もうこう言うのでいいんだよ、こう言うので。でも冷静に考えると田中、阿座上洋平さんのイケボでごまかされてる感はあるけど、言ってること、完全にストーカー、変態じゃね?(どーん)。ふふ。いや、でももうほんと、きゅんきゅんしちゃうし、にやにやしちゃうし『あぁ~、青春やなぁ、私の知らない青春や』と涙が出そうになります(はは)。

あと脇カプ好きの私としては、タケルと桜子ちゃんの2人が結構、がっつり描かれているのも嬉しい。こちらも良いですよね・・・振り回されるタケルが可愛い。

 

そんな作品のOPがこちらの楽曲なのですが・・・いや、もう可愛い!声優ではなくアーティストとしての花澤さんの歌声なのですが、いやもう可愛い!なんだ、この可愛さ!いや、もう花澤さんの声優としての、そしてアーティストとしてのお声、歌声の可愛らしさは十分に承知しているつもりだったんですよ。ええ。

でもなんだ、その十分に承知している限界を、軽々と突破してきて、そんな可愛らしさですよ、かっはー!

もうね、この可愛らしさは私が今までの人生の中で決してまとうことがなかった、これからの人生でも決してまとうことのない、醸し出すことのない、そんな可愛らしさなのですよ!ガーリーとか、スイートとか!甘々とか!『こんな可愛らしさを醸し出せる人がこの世にいたの!?』と驚愕せざるを得ない、そんな可愛らしさなのですよ!

 

それがもう、本作品のうるしちゃんと田中のきゅんきゅんしちゃうような関係性にぴったり。そしてまた歌詞がいいじゃないですか!田中にドキドキさせられて、振り回されちゃうけど、でも先輩としてのメンツを保たんと必死に頑張る(可愛い!)うるしちゃんの心中がしっかりと表現されていて。

曲調もめちゃくちゃ明るいし、途中でうるしちゃんと田中がダンスする絵が挟まれるじゃないですか。あそがめちゃくちゃ好き。『これはあれか!番組のイベントで歌唱する花澤さんの後ろで、うるしちゃん役の中村カンナさんと、歩役の阿座上さんがダンスする流れやな!』と勝手に想像を膨らませるくらいに好き(笑)

そしてMVも皆さん、見て下さい!可愛い!もはやどこをどう見ても『可愛い・・・尊い・・・何なのこれ・・・』と、そんな感想しか出てこないくらいの可愛らしさに満ちていますよ!

 

西川貴教さん『一番光れ!-ブッチギレ-』

・・・ 新選組隊士の替え玉として、雑面の鬼と呼ばれる者たちとの戦いに挑むことになった咎人たちの姿を描いた作品『ブッチギレ!』でございます。この作品、私はめちゃくちゃ好きです。とにかく見てて面白い。勢いで突っ走っている感は否めないけど、でもそれが作品の持ち味として生かされている。雑さもあるけど、それがスピード感にしっかりと繋がっているし、何より物語としての軸みたいなものがぶれてない。めちゃくちゃ要素てんこ盛りなのに、それらがちゃんと破綻することなくまとまっている。

何より登場人物たちの個性の強さが、もう見ていてめちゃくちゃ楽しい。それこそ1人、1人、別々の強い色をまとっていて、それが混じりあうことがない。ないんだけど、それぞれの抱える思いが共鳴する瞬間みたいなものがあって、破天荒、スピーディーな物語の中でそれが垣間見えた瞬間、なんか胸がぐっ、とくるような感覚になる。

いや、面白いわ。この作品。私は好き。毎週、ほんと楽しく見ています。

 

そんな本作の始まりを、まさしく作品の熱量、勢い、荒々しさそのままに飾ってくれているのがこちらの楽曲です。調べて今、知った。T.MRevolution名義ではなくて、西川貴教さん名義での楽曲だったのですね。

なんだ、もう歌い出し、その歌詞とか西川さんの歌声の力強さからして、目の前にある扉とか壁をぶち壊していくような、そんな感覚がありますよね。閉塞感が打破されて、すこーん、と目の前が開かれていくような感覚とでも言いますか。ちなみにそうですよ、『一番光れ』と書いて『ブッチギレ』と読むのがこの作品における常識なので、歌詞も当然、そうなっているんですよ。ふふ。

 

なんでしょ。登場人物たちは皆、新選組の替え玉なわけですよ。なので新選組隊士の、その志とは違う思いを胸に抱いている。新撰組隊士のそれが国の行く末にまつわるものだったとしたら、替え玉である彼らのそれは、もっと個人的なものなんだろうなぁ、と私は想像するのですが。

でもその個人的な思いを抱えた彼らが、新撰組隊士の替え玉として様々な出来事に当たっていく中で、じょじょにその思いの熱量が増していく。そこに国の行く末がどう関わっていくのか。新選組としての行く末がどう関わっていくのか。歴史としてそれを知っている身としては、ただただ胸が苦しくなるような思いもします。

ただそう言うことは抜きにして、とにかく愚直に荒っぽく激動の時代、人生を駆け抜けていっている替え玉たちの生き様、そしてこの楽曲を見ていると、聞いていると、もう単純に『楽しめばいいんだよ!突っ走ればいいんだよ!』と言われているような気もするのがすごい。

 

あと絵。絵と言うか、途中で某が皆の乗っている荷車?みたいなのを引っ張っていて、そこから戦闘シーンに入るみたいな流れがあるじゃないですか。あそこがもうほんと好き。毎回、あそこのシーンに入るとにやにやしちゃう。なんだろ(笑)。なんか古き良きゲームの一場面を思い出すんだよなぁ~。

そこからそれぞれのイメージカラーみたいなものが出てきて、一番星になる、と言う流れも、もう完璧。良い。作品の雑多さ、簡潔さ、伝えたいもの、それが凝縮されていて完璧だと思うのです。

 

はい。そんなこんなで以上4曲を取り上げさせていただきました。

が、毎回、言ってますけど、もうどの作品のOPも本当に素晴らしいのは言うまでもありません。

作品の世界観、お話、あるいは登場人物の心情や関係性、そう言ったものが閉じ込められているOPを毎クール、たくさん聞くたび『いや、日本のアニソン、ほんと凄くね?』と心底、思わされるのであります。

 

明日はED編です。よろしければ引き続き、おつきあい下さい。

ではでは、本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!