tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

春アニメ、印象的な楽曲~OP編

てなことで絶賛放送中の春アニメ。

そのOP、ED楽曲の中から、個人的に印象的な楽曲について、やんややんやと語るこの記事の登場です。本日はOP編ですね。

 

毎度の如く、気になったOPをメモメモして、それを見ながらこの記事を書き始めているのですが・・・さすがに7曲は多すぎるよ、私(笑)

てなことで7曲の候補の中から、悩みに悩んだ末、こちらの4曲を取り上げさせて頂きました。残りの3曲についても、ちょろっとだけ語る予定です。

はい。

 

と言うわけで早速、こちらの楽曲からどうぞ。

・LIP×LIP『ジュリエッタ

・・・『ヒロインたるもの~嫌われヒロインと内緒のお仕事~』のOP。歌唱は作品内にも登場する大人気アイドルユニット、LIP×LIPの勇次郎と愛蔵、CVは島﨑信長さんと内山昂輝さんでございます。

40アニメ独女オタクに、かつてない、形容しがたい感情をもたらす恐ろしいアニメ。個人的にこの作品のことをこう思っています(汗)。いや、また詳細は春アニメ感想記事に書きますが、何と言うかほんと令和のこの時代に、こんなコテコテな作品が登場するとは、思いもしていませんでした。はい。いや、あの、面白いんですよ。うん。作品としてとても面白いんですけど、なんかほんと、胸に渦巻くこの感情は一体、何なのか。

 

で、こちらの楽曲。一言で言うなら『全肯定ソング』です。表面上はね。なので初めて聞いた時には、私、もうにやにやしちゃったもんね!『やだ、そんな可愛いとか言わないで、恥ずかしいから(嘘、もっと言って!)』と気持ち悪いこと思ってたんですけど。これ、よくよく歌詞見たら、めっちゃ怖いやん(汗)。怖い。めっちゃ束縛してくるやん。『束縛させろよ』とか、嫌だよ。めっちゃ自信家やん。『君が他の誰かのこと好きになっても、それも君だから良いよ』ってにっこり言っておいて『でも僕は君のこと好きなままだし、何なら二度目の恋に落としてあげるからね』って・・・『あげる』って言い方に滲むその自信はどこから来るのか!

 

作品共々、聞けば聞くほど、やっぱり形容しがたい感情を胸にもたらしてくる楽曲。でも同時、人気アイドルユニットLIP×LIPの楽曲だからこその魅力、彼らを応援するファンの子たち、そしてそのファンに対してのLIP×LIPの気持ちが歌われている。もっと意地悪な言い方をすると、ある意味、『アイドルとファン』と言う関係性、何と言うか、語弊ある言い方かもしれませんが、ある種、互いに夢を見られている関係ならではの気持ちが歌われている、そんな楽曲だとも思うのです。

そしてそれが、高校生が超人気アイドルのマネージャー見習いを、アルバイトで務める、と言う、やっぱりある種、浮世離れしたこの物語にぴったりだなぁ、と。

 

なんか非常に棘のある感想になったしまったような気もするのですが、すいません。でも楽曲としてはほんと、聞いていてお姫様気分を味わえるし(でもその後、そんな自分に対して『気持ち悪い』と思うんですけど(汗))、何より単純に、歌声の相性が聞いていて心地よいです。

 

オーイシマサヨシ『恋はエクスプロージョン(feat.田村ゆかり)』

・・・『恋は世界征服のあとで』のOPです。オーイシマサヨシさん手掛けるどの作品のOP、EDも、本当にその作品の世界観、物語を楽曲として凝縮している、そんな感想しかないのですが、この楽曲もその例に漏れない、素晴らしい楽曲だと思います。

なんだろ。『恋は世界征服のあとで』と言う作品の、戦闘ものとしての一面と、禁断の恋を描くラブロマンス、ラブコメディものとしての一面。その両方が、もうイントロから見事に融合していますよね。全体的にメロディが懐かしさすら感じさせると言うか。昭和生まれにとっては、幼い頃、見ていた特撮もの、戦隊ヒーローもの。あの雰囲気をひしひしと思い出させるんですよ。

で、オーイシさんの突き抜けた歌声で、より一層、戦隊ヒーローもの、熱血ヒーローの颯爽とした雰囲気も感じさせる。

 

そうなんですけど、そこにメロディ以外に、ラブロマンスものとしての甘さ、切なさを加えているのが、田村ゆかりさんの歌声ですよ!

もう可愛いことこの上ない!田村さんの声優としてのお声も、歌手としての歌声も『可愛い!』のは重々、知っているつもりでしたが、初めて今楽曲を聞いた時は、もうほんと『可愛すぎへん!可愛すぎへん!?』と悶えるくらいの可愛らしさ。そしてその可愛らしさから来る、甘さの圧倒的な破壊力!

更にその可愛らしい、甘い甘いボイスが伸びやかな歌声になった時に醸し出す切なさも、本作品にぴったりじゃないですか!

 

戦隊ヒーローと悪の組織のヒロイン。その2人が繰り広げる、熱く激しい戦い。そして禁断のそれだからこそ、ロマンティックで燃え上がる恋模様。その物語をメロディで、対極的で、でも実に雰囲気ある個々の歌声で、そしてその相性の良さで表現しつくしている、まさしく『THEアニソン!』と呼ぶにふさわしい楽曲!

・・・今年のアニサマで披露されないかなぁ・・・オーイシお兄さんは、今のところ、出演がアナウンスされているし。ワンチャン、田村さんのサプライズ出演とかで、可能性、ないことはないと思うんだけどなぁ。


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・マカロニえんぴつ『星が泳ぐ』

・・・『サマータイムレンダ』の1クール目のOPです。正直に白状すると、最初、マカロニえんぴつがOPを担当すると聞いた時には『そうか・・・』と言う気持ちしかなかったと言うか。正直に言うと、以前、彼らのとある楽曲を聞いた時に『何じゃこりゃ』と言う思いを味わったので『今回はどうかなぁ、どんな感じになるんかなぁ』と不安もあったりしたのですが。

 

蓋を開けてみたら『あら』といい意味で裏切られた、そんな楽曲でございました。なんだろ、ボーカルはっとりさんの歌い方は、個人的にはこれくらいが良い。エモーショナルなのはわかるし、魅力的だけれど、これくらいに留めて頂けるとありがたい。

 

はい。てなことで『星が泳ぐ』、もうタイトルからしてめちゃくちゃ抒情的だし、イントロめちゃくちゃかっこいい!ぐっ、と楽曲の世界に引きずり込まれるし、胸を締め付けられる感じがあると言いますか。

ってか『星が泳ぐ』って成程、そう言う意味もある言葉なんですね。はぁ~・・・これは初めて知った。そんな意味もあるこの言葉がタイトルである今楽曲が『サマータイムレンダ』と言う、ただひとつの正解にたどり着くために、幾度なくタイムリープを繰り返す少年の物語、あるいはその少年を思う少女たちの物語を彩ると言うのが、またこれ最高じゃないですか!

 

で、歌詞もこれ、ほんと、慎平の姿、思い、そう言うものを簡潔に表現していて。だからこそ胸に切々と響いてくるし、何と言うか、この歌詞だけ読んでもひとつの作品みたいになっている、文学作品的な味わいもあると、私は感じました。

全体的に哀切に満ちて、切なくて、苦々しさすら感じさせてくるような楽曲。絶望的な響きすら感じてしまう、そんな楽曲であるのに、だからこそとでも言うべきなのでしょうか。そう言うものが放つ美しさ、それすら感じさせる素晴らしい楽曲であり、『サマータイムレンダ』と言う作品そのものに対しての楽しみ方とか、興味、そう言ったものを深めてくれるのにもとても効果的な役割を果たしている、そんな楽曲ですらあると思います。

 

・QUEENDOM『チキチキバンバン』

・・・『パリピ孔明』のOPです。『パリピ孔明』面白い。なんだろ。この作品、とんでもなく高水準なことを、さらり、とやってのけているような気がする。めちゃくちゃ内容的にも、品質的にも高水準、だけどそれをそれとなくやってのけている。だからとても見やすい、見る人を選ばない作品に仕上がっていると言うか。うん。いや、あくまで個人的な感想ですけれど。

あとなんでしょ。今期放送中の作品って、なんか『昭和』とか『懐かしさ』を感じさせる作品が多いような気がする。こー、いい意味で『こてこて』『原点回帰』的な作品が多いと言うか。

 

で『チキチキバンバン』です。もうたまらんよね。成程、こちら、元は2020年8月に日本では配信され、ハンガリーではそれ以前に配信されていたハンガリーの方による楽曲なんですね。それをアレンジして、QUEENDOMがカバーした、と。

EDの『気分上々↑↑』もカバーだもんな。『気分上々↑↑』だぜ!まさか令和になって、この楽曲を、アニメEDで聞くとは、思いもしていなかったよね!

 

なんだろ。ほんとスルメ曲。何回聞いても飽きることないし、なんかにまにましちゃう感情がこみ上げてくるし。あと曲だけじゃなくて、OPの絵!これも絶妙なんですよね。孔明たちのあのダンス、と言うより、もはや謎の動き(笑)のゆるーい感じも、もう見れば見るほど魅了されると言うか。そしてまた見たくなっちゃう、聞きたくなっちゃう、そんな感情を引き起こす、まさに魔法のような1曲、OP映像ではないでしょうか。

そしてだからこそ、このOPにも、この作品の『さらっ、ととんでもなく高水準なことをやってのけちゃってる』感じがあって、そこにも私は凄さを感じずにはいられないのです。

令和の時代の新しさと、平成、更には昭和を感じさせる古さ、懐かしさ。そうしたものをしっかりと融合させつつ、ダサさの寸前になるようなおかしさ、不可思議さを描いて、なおかつ、そのことに作品の魅力を詰め込んでいる。

 

ゆるーくて、でも、研ぎ澄まされた本気、計算されつくした知略、策略すら感じる・・・そして気が付けば、そのと虜になってしまっている・・・これぞまさしく、孔明の罠か!(笑)

 

で。

こちらの4曲以外にも、個人的にめちゃくちゃお気に入りな3曲がこちらです。

まずは『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい』のOP、石原夏織さんが歌う『Cherish』ですね。何と言ってもこちらの楽曲、メロディが聞いていてめちゃくちゃ面白い。作曲、編曲はヒゲドライバーさんと言うことで、それも頷ける楽曲。

一方、歌詞の方も社畜さんと幼女幽霊ちゃんたちの関係性、その出会いから、双方に生まれた温かい気持ちを歌っていて、それがヒゲドライバーさんが手掛けたメロディに乗ることで、変にセンチメンタルになり過ぎていない、くどくなりすぎていないと言うのも、実に素敵な楽曲だと思いました!

 

それからTrySailによる『はかれない距離』です。こちらは『阿波連さんははかれない』のOPですね。

ダイナミックドジっ子と、それに振り回されつつも付き合う心優しき少年による、何とも不思議な、でもとても微笑ましい作品・・・で、合ってますよね?(笑)。あくまで友情、友人なんだろうけど、そこかしこにどことなく、淡い恋みたいなものの影が見え隠れするのが、個人的にはたまらんと思っているんですけれど。

その物語の始まりを彩るこの楽曲も、実に作品の雰囲気、物語、阿波連さんとライドウくんの微妙で絶妙な距離感を詰め込んでいるんですよねぇ~。で、それを歌うTrySailの3人のお声、それぞれもとびっきりに優しくて、キュートで、甘々で。だかからこそ、ちょっと『どきっ』とさせられるような雰囲気もある、なんてかもう、思春期の少年と少女、その淡い関係性を詰めに詰め込んだ、そんな楽曲ではないでしょうか!

 

で、ラストはムッツリなツバキちゃんが可愛い(やめてあげて!(笑))『くノ一ツバキの胸の内』のOP、『ハイライト・ハイライト』です。歌はthe peggiesさんですね。

疾走感のあるポップでロック調の楽曲。それがツバキちゃんたちくノ一少女たちの、楽しく、賑やかで明るい日常を描く本作品に見事にマッチしていますよね。可愛い、だけど可愛いだけじゃない!自分たちの力で、自分たちの日常を切り開いていくんだ、と言うメッセージ性が感じられる歌詞も最高です。

あと『ちゅるっちゅーるいぇいえ』の歌詞、これ、歌詞を調べたらひらがなで書かれていたから、そう言うことでいいんですよね?こうした遊び心みたいなものも素敵。カタカナや英語で表記されていたり、そう言う感じで歌うのよりも、ひらがなの方がこの作品に合っているし、柔らかさみたいなものが出てきますものね。

 

はい。と言うことで以上が春アニメ、個人的に印象的なOPでございました。

てなことで次回はED編でございます。引き続き、お付き合いいただけると嬉しいです。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!