tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2021年夏アニメの感想~その2

はい。てなことでいよいよ、秋アニメが始まりますね。

改めてラインナップを見てみても、本当にすごい。

鬼滅の刃』の遊郭編が12月からの放送になったのが、個人的にはちょっと嬉しいくらいの、見たい作品が多すぎて、ほんとどうましょうかね(笑)

 

でもでもその前に、夏アニメの感想もしっかりと書いておかなくてはいけません。

てなわけで、前回に引き続き、夏アニメの感想、その2でございます。

残りの作品の最終回後の感想は、秋アニメ開始後になりそうですが・・・まぁ、いいや。

 

ではでは。本日はこちらの作品の感想です。

 

・『小林さんちのメイドラゴンS』

・・・最終回。逃げる花嫁、追う花嫁。桜舞い散る美しき光景の中、どうしてこうなった、と突っ込まざるを得ない状況に私は笑いながら、しかしその目にはうっすら、涙が浮かんでいました。はい。

流れてきたのは1期のOP。その歌の中の『ちくはぐなコミュニケーション? でも別に構わない 明日から平和なら』の歌詞が、もうたまらなく、たまらなく胸にグッときました。

 

誰かと、自分と違う誰かと共に生きること、共に、この社会で生活を営んでいくこと、共存していくと言うのは、本当に大変で、面倒くさいことです。

だけどそれでも、だからこそ、その大変さ、面倒くささすら愛しい、そしてそれが失われた時には寂しさすら覚えることもあるわけで。

ともすれば私は、あるいは私だけでなく多くの人は、その面倒くささや大変さばかりに目を向けて、深刻に悩みがちだけれど、ほんと、そんなに深刻に考えてもどうしようもないものなのかもしれませんね。

コミュニケーションがちぐはぐで、大変で、苦労しても。考えて、考えて、考えてもどうしようもなかったとしても、明日が平和なら、そんなふうに『今日→明日』と言う連続する時間を紡いでいくことができれば、もうそれで上出来、よくがんばりましたね、私も、そして私と共にこの社会にいる誰かも。大切なあの人も。

そんなふうで、それでいいのかもしれない。

 

そんな、良い意味での開き直り、力の抜けたやさしくてあたたかい諦念、そんなものがひしひしと感じられました。

なんかもう、胸いっぱいだ。

本当にいろいろなことがあって、製作、放送にこぎつけられたであろう本作品。その『いろいろなこと』と、この作品を結びつけるのは正しくないことなのかもしれないのですが、それでも私には、なんか、『いろいろなこと』があった、あってしまった末に、この作品が放送されたことが、もうたまらなく切なく感じられたのです。はい。

 

まー、ほんと。なんだろ。良い意味で1期より、ドラマらしいドラマはなく、ただただ小林さんたちの生活が描かれていた。そんな2期だったように思います。

だからこそ、何と言うか、楽しくて、大変で、いろいろある、そんな何気ない日常を送ることができる、その素晴らしさのようなものがひしひしと伝わってきました。10話の、小林さんとカンナちゃんがお出かけするお話とか、あれもう、ほんと最高だった。

 

ね。なんかもう、本当に胸いっぱいだ。終わっちゃったばっかりだけど、またいつか、小林さんたちに会いたいなぁ。あと温泉回、テレビで放送されるとのことで今から楽しみです、うふふ。

 

・『僕のヒーローアカデミア

・・・6期決定とのことで、これはもう、多分、多分だけど原作ラストまでアニメ化逸れる流れなんだろうなぁ。知らんけど(知らんのかい)。はい。いや、でも、5期、あの終わり方で『続きは予定してません!知りたい人は、どうぞ原作漫画読んでね(にっこり)』って言われても、それはそれで戸惑う(笑)

 

はい。いや、今回の物語、特に後半はもはや主人公は死柄木弔だったと言っても過言ではないでしょうね。だからもう、内山昂輝さんの演技が圧巻の一言だったな、と。それが5期の物語、一切を覆いつくした、そんな気すらしたくらいに、本当に凄かった。

ってかやっぱり内山さんの、一言で言ってしまっては、まとめてしまってはいけないんだろうけれど、だけどこう言うキャラクターの演技って、凄いよなぁ、と。乾きに乾ききった声が、絶望に絶望に塗り重ねた、そんな状況に追い込まれてしまったキャラクターの心情を表現していて、それが絶望や憎しみを爆発させたときの、あの破壊力のようなものは、ほんと、ちょっともうほかの声優さんにはない、そんな内山さんだからこその強みだと改めて感じました。

 

はい。ね。でも今までは割とヒーロー側と言うか、ヒーローの卵たち。出久くんたち中心の物語だったけれど、今回はそのヒーローの卵たちの奮闘、前向きに、前向きによりヒーローとして成長していくための物語=合同戦闘訓練編、それが描かれた後に、いわばそのヒーローの卵たちに対する側の物語が中心として、色濃く描かれたことで、ものすごく物語の世界観に、以前にも増して深みが出たように感じました。

ヒーローやヒーローの卵たちにはいろいろな思いがある。それと同じように、それに対する、いわば『悪』と呼ばれる側にも、いろいろな思いが、事情がある。

 

決して交わることはないのかもしれない、その思いや事情。けれど交わることはできなくとも、共に社会で生きていくことは、本当にできないことなのか。

そうしたことに、今後は出久くんが挑んでいくのかなぁ、とか勝手に想像していくのですが、果たしてどうなっていくんでしょうかね。

何はともあれ、6期おめでとうございます!楽しみに待ってますよ!

 

・『かげきしょうじょ!』

・・・EDで度肝を抜いて、そして回を重ねるごとに評判が大きくなっていたような、そんな作品だったと勝手に思っています。最終回の翌朝でも、話題に残っていたもんなぁ。はい。

いや、でもなんだろ、良い意味でとてもライトに、見やすく、でもとてもがつん、と胸に来る、青春作品だったように思います。何よりお話の筋として、とても分かりやすかったですよね。誰しもが、そのあらすじを説明できると言うか。

 

はい。てなことで最終回。個人的には、杉本さんが落ちた理由、その理由を知った流れが印象的でした。『萌え』が足りなかったと言う先生の言葉。一見すると、ほんと杉本さん同様『萌えっ!』と頭抱えてしまいそうになりますが(笑)、でも説明を聞くとめちゃくちゃ『あー・・・あー・・・わかりみしかないわー』と。

何て言うか当然のことですけれど、本当に奥の深い世界だなぁ、と。彼女たちが進もうとする世界と言うのは、そういう世界なんだなぁ、単に『上手』なだけでも『巧い』だけでもダメ、そう言う、とても奥が深くて、難しい、でもだからこそ挑み甲斐のある世界なんだろうなぁ、と。はい。

あと山田さんが合格して、それに対しての陰口に、すぱーん!と一喝した星野さん、やっぱりかっこいいなぁ。

 

はい。てなことで愛はオーデイションには落ちてしまった。だけど物語を通しての彼女の・・・成長と言うか変化、さらさと出会ってからの変化は、思い出すと本当に胸が熱くなるものがあるなぁ。その変化を、思いの丈をぶつけるようにして挑んだオーディションの結果は残念なものでしたが、でも、これから先も彼女は変わっていくだろうことを想像して、それが演技に生かされていくだろうことを思うと、いやいや本当に彼女のこれからが楽しみ!

そして同時、さらさの今後も楽しみですよね~。オーディションで射止めたティボルトをどんなふうに彼女が演じるのか・・・あー・・・それもぜひとも、アニメで見たかったよなぁ~。

 

続編を期待する声もたくさん目にしました。てなことで、これはもしかしてもしかしたら、と期待しているのは私だけではないはずよ!

 

はーい。と言うことで本日はこちらの3作品の感想でございました。

残る夏アニメとしては『RE-MAIN』と・・・『ラブライブ スーパースター』は・・・こちらは最終回は、もう少し先になるのかなぁ。まぁ、ぼちぼちと書いていきたいと思いますので、よろしければお付き合い下さいませ~。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!