tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2020年秋アニメ感想~その3

はい!

と言うわけで、年が明けて間もなく冬アニメも始まると言う時期ではありますが。

2020年内に書き切ることができなかった、2020年秋アニメの感想のラストでございます。

 

これでようやく、自分の中の2020年がすっきりと幕を下ろしたような気がするぞ(笑)

 

そんな具合で、それでは早速、感想記事のスタートです。

どうぞっ!

 

・『ヒプノシスマイク』

・・・『作画が不安!』だの『監督が不安!』だの、アニメ開始前にごたごたと抜かしてすいませんでしたあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!(スライディング土下座)

はい。全話見終わって感想としてはただ一言『個人的には完璧でした(感涙)』です。熱い掌返しって、こう言うことを言うんだな、と我が身でもって実感しています。はい。

 

と言うわけでいや、ほんと。初期の頃から応援されてきたファンの方にとっても、私のように途中からコンテンツを知り応援してきたファンの人にとっても、そしてご新規のファンの方にも、あるいはアニメで『ヒプマイ』の世界に触れたよ、と言う方にとっても、本当に大満足な、そして実に親切なアニメになっていたと思うのですが、いかがでしょうか?

 

序盤はそれぞれのディビジョンの特徴などを、そのディビジョンの個性に合わせた演出で描いて。で、後半からは『ヒプマイ』の核ともなっている『ディビジョンラップバトル』の激闘を描きつつ『ヒプマイ』そのものの物語も進めていく、というシリーズ構成が、本当に憎いし、見事だったなぁ、と。アニメオリジナルキャラクターも物語に、あるいは『ヒプマイ』の『絆』とか『ラップは楽しい』と言うメッセージにうまく絡めていたのも、個人的にはとても嬉しかったです。

そして何よりラップバトルと新曲のラッシュ、ラッシュはもう見どころ、聞きどころ満載で、非常に語弊がある言い方になってしまうかしれませんが、これだけでもアニメ化の価値はあったよね!と誰かと握手したくなりました(笑・いや勿論、アニメ化して生まれた価値は、これ以外にもたくさんありますよ。はい)。

と言うか今の今まで『ラップバトルってどんなんや・・・ヒプノシスマイクを通して相手にダメージ与えるとかどんなんや・・・』とぼんやりと感じていた疑問が(笑)、このアニメによって本当に綺麗に解決され、しかもその描写が想像していた以上にかっこよかったもんですから、もう個人的にはお腹いっぱいです。

ありがとうございます!製作スタッフの皆様!

 

はい。と言うわけでアニメはとりあえずは終了いたしましたが『ヒプマイ』の世界は、これからも進んでいきますね。まずは年明け早々の2ndバトルですね。今回はCD投票だけでなく、それに先んじてのライビュも含めたライブ投票もあるとのこと。更にい3次投票まであるとのことで・・・いやぁ、これは盛り上がること必至でしょう。

2ndバトルは、オオサカとナゴヤが増えたからこその、対戦組み合わせが本当に熱い!どこが勝ってもおかしくない、いや、もう、ほんと、みんな、勝って欲しい!その勝敗によって『ヒプマイ』のストーリーの行方もまた変わっていくとのことで・・・そうなると必然、アニメ2期と言うのも期待しちゃうよなぁ~。

・・・ってか2期、やるやろ(何の根拠もないけど満ち溢れた自信!)

 

・『神様になった日』

・・・どうでしたか?最終回。あくまでネット上に限った、ですけど、その意見を見る限り、まさしく賛否両論分かれているなぁ、と言うのが個人的な印象なのですが。

 

私の感想としては、すいません。ダメでした。うん。『神様になった日』と言うそのタイトルにはふさわしい、これ以上、無いと言うほどに相応しい終わり方かもしれなかったけれど、ダメだ。こういう終わり方は、個人的にはダメだ。と言うか、最終話がもうダメでした。

何だろうなぁ。こー・・・麻枝さんの思い、描きたいこと、伝えたいことのようなものは十分に込められていたと言うのは伝わってきたんですが・・・うーん・・・うーん・・・うーん・・・。ひなちゃんを、あのような状況にしなければ、それは描けない思いだったのかなぁ・・・。

 

と言うわけでとても期待していた作品だったのですが・・・うーん・・・うーん。引き算、逆算で制作していった、と言うお話をどこかで耳か目にした記憶があるのですが、振り返ってみると『いや・・・どこに引き算の要素があったんだろうか』とただただ疑問だけがこの胸に浮かんでくるのですが・・・。

何よりとにかく登場人物に共感し辛かったと言うか・・・だから最終回も、それほど共感できなかったのかなぁ、と思ったり。結局これも、個人的には序盤の『明るくにぎやかな日常』が『あまりにも緩急のなさすぎる会話、ボケとツッコミの応酬』でお腹いっぱいになってしまった故なのかなぁ、と思ったり。

 

何だろう。ひなちゃんの言葉通り、世界が滅んだ。滅んだ世界で明るく生きていったけれど、徐々に追い詰められていった。それでも大丈夫。僕にはひなが、彼女たちと共に過ごした思い出があるから、みたいな話じゃダメだったですかね。

 

ダメか。これはあかんか。自分で書いていて、さすがに救いようがなさすぎる、とツッコミを入れてしまったよね、はは(ちーん)。まぁなー・・・描かれていた『世界』、そして『神』も実は大きな、遠い存在のそれではなく『私の世界』『私の日常』そして『私の大切な人』と言う物語だったわけだからなぁ。あー・・・。

 

・『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

・・・歩夢ちゃん、重い!でも侑ちゃんに対する、あの重すぎる気持ちがあったからこその、それから解放されて、侑ちゃんのために、そしてその後ろにいるのだろうたくさんの『あなた』のために披露したあのステージは、めちゃめちゃ可愛かった。また歩夢ゃんの気持ちを変えたと言うか、こー、様々な迷いを振り切った、そのきっかけをくれたのがせつ菜ちゃんの言葉と言うのも、憎いじゃないですか!かぁ~っ(悶絶)

 

そして最終回はまさしくお祭り騒ぎ状態でしたね。ちょっと止め絵が多いなぁ、と言う気はしなくもなかったのですが、それでもラストのライブシーンの作画開放はさすがでしたし、あの曲の中の、ひとりひとりが手を伸ばしてくるシーン。背景に『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のロゴが出てきている中での、あの演出は、もう本当に演出して心憎かったし、それができるのも、ひとりひとりのアイドルがこちら側、すなわち『あなた』に向かって手を伸ばしてきてくれると言うのは、まさしくこの作品ならではだよなぁ、と。

 

また侑ちゃんに、すなわち『あなた』に対する感謝とかが本当に感じられる演出でもあったなぁ、と。

アイドルの皆の輝く姿を見て、侑ちゃんもまた、自分の『やりたいこと』を見つけることができた。そしてそこに向かって、1歩を踏み出した。

『誰かの頑張る姿を見て何かを感じ、自分もまた新しい1歩を踏み出す』『もしこの作品が、あるいは『虹ヶ咲スクールアイドル同好会』と言うコンテンツが、『あなた』の第1歩を踏み出す力になれば嬉しいです』と言うようなメッセージ性すら感じさせる演出、ライブシーンだったなぁ・・・。

 

あ、あとあと。最終回、怒涛の公式カプ推しでありがとうございました!あいりな、尊い!可愛い!好き!

 

はい。そんな具合で『ラブライブ』と銘打たれて、間違いなく『ラブライブ』シリーズの作品なのですが、でも個人的には、とても新しい、今までの『ラブライブ』とは違う、だけど確かに『ラブライブ』である作品だな、と思いました。

今までのシリーズ作品が、あくまでグループ、『みんな』と言うのがキーワードになっていて、それはそれで当然ですが、めちゃめちゃ良かったんです。

でも今回の『虹ヶ咲』に関しては『みんな』の前に『ひとりひとり』が来ていて、だからこそ仲間でもあるけれど同時にライバルでもある、と言う関係性が、熱いんだけど暑苦しくない、本当に心地よいなぁ、と感じられました。

あとはキャラデザね。これも本当に良かった。ちょっと抑えめのデザインだからこそ親近感がより持てたし、ステージでの、パフォーマンスをしている彼女たちのきらきら感と言うのも、より今までの作品以上に感じられたように思います。はい。EDのめばちさんのイラストも、ほーんと、めちゃめちゃ良い。

 

そんな具合で栞子加入の物語も是非とも、アニメで見たいですなぁ~。

 

・『無能なナナ

 ・・・これまた・・・何と言う幕切れ・・・。ネタバレになってしまうかもしれないですが・・・『あぁ、もうこれで終わりだ。でもこれでやっと終われる』と言う思いがあったかもしれないナナの胸に、ある人物のある行為によって少しずつ回復していく間に去来していた感情は、どんなそれだっただろうか、と思うと、もう本当に切なくてたまらない。

その結果として失われた命と、助けられたナナの命と。それまでたくさんの能力者の命を奪ってきたナナが、助けられた、本人的には助けられてしまった命で今後、どういう道を進んでいくのかと言うのが・・・あー、これ、めっちゃ気になるやん。

どうかなぁ・・・2期、あるかなぁ。原作のストック的にはどうなんだろうか。個人的には2期、とてもやって欲しいです。はい。藤川千愛さんのEDと、その背景に流れる映像が、あまりにも、あまりにも悲しすぎました・・・。はい。

 

と言うわけでこちらの作品、最初に想像していた感じとは異なり、かなり頭脳戦の色合いが濃い作品で、毎回、緊張感たっぷりに視聴していました。変な言い方になってしまうかもしれませんが、気が抜けなかったと言うか何と言うか。能力者と言う設定上、勿論、現実的でない部分もありはしたものの、それでもナナとキョウヤの腹の探り合いの部分は、ミステリとしても十分に楽しめたなぁ。

 

あとはやっぱり、ナナのドラマ、ナナが背負っている思いとか決意とか。そう言ったものがとても強固で、彼女を演じる大久保瑠美さんの演技も本当に、悲しいくらいの決意の強さのようなものを感じさせるもので見ごたえ、聞きごたえ十分でした。そしてだからこそ、ミチル役の中島麻衣さんの健気さとか、純真さとか、優しさとか。そう言ったものが溢れた演技と言うのが、もうほんと、こー、見ていて心にしみてくると言うか。でも、ナナ目線で見ていると、もうたまらなく、なんか心をかき乱してくると言うか。

 

悲しいなぁ・・・あー・・・ねー・・・。

 

後こちらの作品。藤原啓治さんのお声が聞こえてきて、とてもびっくりしたと共に、亡くなられた演者さんの声を、演技をこうやって聞くことができると言うのは、本当にありがたいことだなぁ、と改めて感じました。

収録はだいぶ前に終わっていると言うのは、作品が放送される前に知っていたのですが・・・そうかぁ・・・。

なんか『作品』の、残ることの意味と言うか。『作品』がたくさんの人たちによって製作されて、そして残されていく、そのことの意味や大切さ、素晴らしさのようなものを感じた次第です。はい。

 

とにもかくにも、続きが気になる本作でございます!望む2期!

 

はい。と言うことでこれにて2020年秋アニメの感想、終了でございます!

長きにわたりお付き合いいただいた方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございました!

 

さぁ、2021年冬アニメが始まるぞ。

どんな作品に出会えるのか、今から本当に楽しみでございます。

わくわく。

 

ではでは。

今回の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!