tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

毎クール恒例~夏アニメ、印象的なED

はい。と言うことで昨日に引き続き、夏アニメの印象的な楽曲をお届けするこの記事。

本日はED編でございます。

 

ではでは、まずはこちらの楽曲です。

・渡辺さらさ×奈良田愛『星の旅人』

・・・『かげきしょうじょ!』のEDでございます。同じメロディで歌詞、タイトルも異なる曲を、異なるキャラクターが歌っているバージョンもあります。

 

最強。今期EDの中でも、いやここ最近のアニメ楽曲の中でもトップレベルの楽曲。初めて聞いた時の、イントロが流れた瞬間の、そして歌声が流れてきた瞬間の衝撃ったらなかったですね。

てなことでちょいと小耳に挟んで調べてみたら、こちらの楽曲を手がけられた斉藤恒芳さん、実際に宝塚の宙組公演で文化庁芸術祭優秀賞を重唱されているとのことで・・・成程。そりゃ、これだけの素晴らしい楽曲が生み出されるはずだよ・・・。

 

いやぁ・・・もうイントロが流れ出した瞬間から『紅華歌劇団』の世界にどっぷり、引きずり込まれますよね。一瞬で周囲が華やかなステージに変化すると言うか。壮大でドラマチックで華々しいイントロが、もう最強で最高。

そしてそしてですよ・・・もうキャラソンとしての歌声が最高なんだよ・・・千本木彩花さんの歌声も、花守ゆみりさんの歌声も、もう最高なんだよ・・・。

華やかなイントロでがっ、と歌の世界に、煌びやかで華やかな世界に引きずり込まれて、でもおふたりのキャラクターとしての歌声が始まった途端、今度は、この舞台、煌びやかで華やかで夢のような舞台、そこに立つまでの努力と言う努力、苦労と言う苦労、そうしたものがぶわっ、と伝わってきて、身震いすらしてしまったくらいです。

てかほんと・・・花守さんの低音は勿論なんだけど、千本木さんはほんと、さらさ役で、個人的にはめちゃくちゃ新境地を見せられたような気がします。さらさとしての歌声、舞台に立つ彼女の、トップとして堂々と立ち振る舞うその姿が、ありありと想像できるような、そんな歌声でもう惚れ惚れです。

 

そしてこちらのCDには杉本紗和役の上坂すみれさんと、山田彩子役の佐々木李子さんがデュエットされている『シナヤカナミライ』、大地葉さんと松田利冴さん、松田颯水さんによる『薔薇と私』も収録されています。

いやぁ・・・こちらも1度、EDとして流れましたが、またさらさ×愛のデュエットとは異なる魅力、紗和の少し硬さを感じさせる低音と、それをたおやかに、しなやかに包み込むような彩子の高音、そのバランスがたまらない仕上がりになっていますよね。

一方の『薔薇と私』は、大地さん演じる星野薫のソロ部分のみのEDでしたが・・・いや、あの歌声は、いい意味で鳥肌がぶわっ、って立ったし、物語と相まって、彼女の悲壮なまでの決意。何もかもを捨てて『これが私の選んだ、私の生きる道』と言う意志、そうしたものが胸をかき乱すようで、瞼が滲みました。素晴らしかった。

 

お次はこちらの楽曲。

仲村宗悟さん『壊れた世界の秒針は』


www.youtube.com

はい。と言うことでこちらは『RE-MAIN』のEDでございます。仲村さんによる楽曲なのですが、仲村さん、ご自身が出演されていないアニメ作品でEDを務められていることが多いような印象にあります。

『だからどうしたっ!』と突っ込まれそうですが、多分、それくらいに仲村さんの立ち位置とか楽曲が、アーティストとして制作側から信頼されていることのあらわれのようにも思うのですが・・・あぁ、勿論、作品に出演されている声優さんが、アーティストとしてOPやEDを担当することが、制作側に信頼されていないことだ、なんて言うつもりは毛頭、ございませんのでね。はい。

 

なんだろ。仲村さんの歌唱は、いつ聞いても、どんな楽曲で聞いても『うまいなぁ』と素直に思える私がいます。何の邪な気持ちも、誇張もなしに、純粋に、本当に『うまいなぁ』と思う。

変な力みがなくて、ナチュラルに、自然に歌唱する。でもそれでもちゃんとしっかりと、歌の魅力、仲村さんの歌唱の魅力が伝わってくる。そんなアーティストと言うイメージがある方です。キャラソンの時にもそう感じるので、これは仲村さんの歌い方、歌への向き合い方の大きな魅力なんだろうなぁ。とても好き(好き)

 

なので。どんなテイストの楽曲にも仲村さんご自身が合わせられる、そんなふうに思っていて。ただ個人的に耳にすることが多かったのは、どちらかと言えば明るめ、ポップな感じの楽曲だったのですが・・・こちらの楽曲は、ちょっとそうした感じとは違っていて、だからこそなおのこと、新鮮味も感じられました。

歌の中にしっかりと起承転結があって、絶望や悲嘆に暮れていて、でも最後の方には淡く、微かな、だけど確かな力強さ。そこから生まれる希望のようなものが感じられる。で、それがまた、しっかりと『RE-MAIN』と言う作品を表現しているのが、とびきりお見事なんですよねぇ。作詞作曲は仲村さんご自身と言うことで、うーん、凄い!

 

・泣き虫『トーキョーワンダー。』

・・・はい。こちらは『東京リベンジャーズ』2クール目のEDでございます。1期のED、eillさんによる『ここで息をして』もめちゃくちゃ印象的、かつ作品、特に日向の心情を『これでもかっ!』と言うくらいに表現した素晴らしい楽曲でしたよね。

そして2期目も続投のofficial髭男dismの『Cry Baby』も何をかいわんや、特に個人的には歌詞が、作品の世界観をそのまま映し出しているかのような楽曲で、毎話、聞き惚れています。・・・あと髭男お得意の転調が凄いんじゃ。

 

で『トーキョーワンダー。』です。


www.youtube.com

先程も書きましたが1期EDがひなちゃんソングだとしたら、こちらはがっつり、武道・・・と言うより『東京卍會』の少年たち、そのものを表現しているかのような楽曲だよなぁ、と初めて聞いた時に感じました。

疾走感あふれるメロディに、攻撃的にも感じられる歌声。そしてEDのイラスト。それらががっちり噛み合って、武道の物語、『東京卍會』の、更にはそこに関係するすべての少年たちの血なまぐさくも熱く、友情を超えた絆で結ばれている関係性、物語を描き切っていて、本当に物語を締めくくるにふさわしい。

EDを聞いて『あー・・・今週も終わっちゃった・・・いろいろあったなぁ、どうなるんだこれ・・・』と頭の中でいろいろ感じさせてくれる、余韻に浸らせてくれる。でも同時、彼らの生き様の熱量とか攻撃性にノックダウンさせられたような、そんな気分にもさせてくれる楽曲だと思いました。

 

あと・・・これは今、この記事を書くにあたって歌詞を調べて、あるいはMVを見て知ったことなのですが・・・歌詞、めっちゃ面白いですね。

いや、面白いと言う言い方は語弊があるのかもしれませんが、そうか、まさかまさか、こんな言葉遊びがちりばめられていたとはな、と驚きでにんまりです。

まずは楽曲を聞く。素直に聞く(笑)。そのうえで耳に聞こえたとおり、歌詞を味わいます。で、2度目は歌詞を確認しながら聞いてみます。するとまた違った味わいが出てくるから、これは面白い。面白くて、だけど当然、ちゃんと作品の世界観に沿っているのが、またお見事の一言なのです。

 

で、ラストはこちらの楽曲です。

・銀杏BOYS『少年少女』

・・・『Sonny Boy』のEDですね。こちらの作品、見どころはたくさんあるのですが、そのひとつに音の使い方、音の演出の面白さがあると思います。意図的な無音、あるいはその無音からの、鮮やかな音の出現などなど、耳で聞いては勿論なんですが、何と言うか、こー、『音』なのに目で見えるような、その出現や消失が目でも見える、楽しめるような演出だなぁ、と思うのですがいかがでしょうか。

 

で。その中でもその鮮烈さが特に印象的なのが、EDの入り方です。今でこそもう慣れた、と言うか、まぁ慣れたと言っても毎話、ぞわっ、とするような感覚はあるんですけど(笑)、それでも『来るぞ、来るぞ』と言う気持ちを抱くことはできているわけです。しかし1話の、あの、世界に色が、音が取り戻されてからのEDの入り、と言うのは、ありきたりと言われればそれまでですが、それでも『ふわあぁぁぁ!』と、良い鳥肌が全身に立ったのであります。

 

またこの歌、何と言うか、こういう演出に合うんですよね。ぴったりなんですよ。イントロなしで『今』と言う歌詞から始まる峯田和伸さんの歌声も、あのEDの入りと相まって本当に鮮やか。

勿論、歌そのものも、そして歌詞も、疾走感のある、それでいてどこか懐かしさ、過去を振り返っているような切なさを感じさせるようなメロディも、作品にぴったり。

『少年は少女に出逢う』と言う歌詞が、ごくごく普通の歌詞が、だけどとても意味深で胸にグッとくるのは、この作品だからこそ、ですよねぇ。

 

はい。と言うことで本日はED4曲をご紹介してまいりました。

どうでしょうか?

皆さんのお気に入り、印象的な楽曲はどの作品の、どの曲ですか?

こう言うのをオタク友達とわいわい語り合うのも、楽しいでしょうね。

 

・・・そんな友達、いないけど!はは(遠い目)

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!