tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

冬アニメ、印象的な楽曲~ED編

新しいシフトが出たわけで、予想通り木曜と日曜がほぼ全滅です。

その理由を教えてもらったので、もはや『どうでもいいですよ』状態なのですが。

私が金曜、土曜に希望休をぶちこんだからでしょう。

店長『あ、これはこいつ、3連休、4連休ばっかりになっちまう』と気が付いたんでしょうね。

3月の2日の木曜日だけ、出勤で、4連勤になってました。てなことで、今月のシフト、4連勤が2回あります。

まぁ、それはそれでいいんですけど。

 

どうしても私に日曜日、出勤させたくないのか(笑)

私を日曜に出勤させたら死ぬ呪いでもかけられたのか。

まぁ、いいですけど。

 

本題です。

 

毎クール放送されているアニメ作品。それを彩るOP、ED楽曲の中から、個人的に印象強い楽曲について好き勝手に語るだけの記事です。

昨日はOP編をお送りいたしましたので、本日はED編でございます。

 

毎クール、この記事は書いているのですが。

結構、すんなりと決まる時もあれば、OPとED、どっちも絞り切れない!と言う時もあり。また極端にOPだけ、EDだけが候補が多いと言う時もあります。

で、この冬クールで言えば圧倒的にEDの方が、絞り込むのに迷いに迷いました。

そんな中、取り上げさせて頂く楽曲。

まずはこちらからどうぞ。

 

・『yurukuru*love』相沢智・郡堂みすず・キャロル・オーストン

・・・『トモちゃんは女の子!』のEDです。作中に登場するキャラクターが歌唱していると言うことなので、キャラソンですね。CVはそれぞれ高橋李依さん、日高里菜さん、天城サリーさんでございます。

『トモちゃんは女の子!』面白い。1話見た時は『面白い』って感じだったのですが、そこからどんどん回を重ねるごとに『面白い!』『面白いじゃんか!!』『面白いんだってば!!!』ってなっていっているように、個人的は感じています。

トモちゃんと淳一郎の両片思いっぷり、すれ違いっぷりもただただ見ていて微笑ましいし楽しいのもあるんですけど。登場しているキャラクターが、みんな、等身大の良い子で。こー、なにひとつ、気分が悪くならない。見ててただただ楽しい、微笑ましいと言うのも、この作品の魅力ですよね。

 

で、そんな本作品のEDであるこの楽曲。まずはキャラソンとしての魅力、各声優さんの表現力を存分に堪能できるところを魅力に挙げたいのです。

トモちゃん役の高橋さんの、トモちゃんとしての低音ボイス。感情迸るあまり、微妙に音程がずれているところとか。力強い歌声なんだけど、その合間、合間に繊細な乙女心が不器用に、でも一生懸命に、一途に顔を滲ませているところとかは、本当にお見事の一言なんですよ。

そしてみすず役の日高さんの、すん、としたクールで、でもなんだかとっても色気を感じさせるような、ウィスパーボイスの歌声。キャロル役の天城さんの、もう耳にした瞬間、脳が蕩けていきそうな甘々、ふわふわな歌声。

このおふたりの歌唱も、その歌声を聞いた瞬間から、たとえ本作品、あるいはみすずやキャロルを知らなかったとしても『あぁ、きっとこんなふうに歌っているこの子は、こんな感じの子なんだろうなぁ』と言う想像を膨らませるくらいに、雄弁に歌声がキャラクターを表現しているんですよねぇ。

 

で、トモちゃんの歌声が低音。すっ、とした線を思わせるみすずちゃんの歌声が芯の部分となって、ふわふわした甘々ボイスのキャロルの歌声が、2人の歌声を包み込んでいるような。そんな声の相性と言うか、各キャラクターの声の違い、個性がこの曲内で見事に融合しているのも、またこれ素晴らしいんですよ。

なのでほんと、個性豊かなキャラクターたちの魅力を存分に堪能できつつ、だけど同時、バラバラだけど、それ故に関係を深め合う少女3人、その関係性も垣間見えるような楽曲。その関係を深め合う様子も描かれている作品の紹介にもなっている楽曲だとも感じたのです。

 

あと歌詞。もうね、トモちゃんの不器用で、健気で、一生懸命で、そして繊細な乙女心。『何としても淳一郎に『女の子』として見て欲しいんだっ!』と言う力強いまでの(笑)思いがひしひしと伝わってくるような歌詞で、にまにまが止まらないし、胸のきゅんきゅんが止まらないのです。

『パチパチしているまつ毛のカールに気づいて』とか・・・もう・・・可愛すぎる。こんな気持ち、生きてきて一度も抱いたことがない私ですら、この歌詞を耳にした時には甘酸っぱさのあまり悶えに悶えたことよ・・・かっはー・・・乙女。

 

シンプルだけど、この作品に漂っている温かくて優しい雰囲気。それを切り取ったかのような、だけどやっぱり、甘酸っぱさマックスな絵も最高です。にまにまが止まらん!

 

・『ジュブナイルGReeeeN

・・・『大雪海のカイナ』のEDです。すいません。オタクの勝手な呟きです。今期、帆本作品と『TRIGUN STAMPEDE』で細谷佳正さんの演技にがっつり触れられるのが、もう本当に幸せです。本と、細谷さんの演技好き。本当に好き。めちゃくちゃ好き。こう言う書き方をすると、きっとご本人は『『演技が好き』って、じゃあ、僕本人のことは嫌いなんですか!?』って立腹されることでしょうが(笑)

細谷さんご本人も好きですよ!(逆切れ)。言動が面白いもん!(どーん)

 

はい。そんなこんなで『ジュブナイル』です。GReeeeNによる楽曲ですね。GReeeeNと言えば、私の中では『恋唄』を発表された当時、それはもう気が狂いそうになるくらいに聞いた記憶があります。で、調べてみたら『恋唄』は12年前に発表された楽曲とのことで・・・そうか、もうそんな前になるのか。干支1周だね!(白目)

 

ジュブナイル』です。いい加減、この曲について語れ。はい、すいません。いや、まずは何と言ってもタイトルが最高。憎いじゃないですか。まさしく『ジュブナイル』ドンピシャなカイナとリリハ。2人の冒険を描いた本作品にふさわしい、シンプルだけど、だからこそまっすぐに胸に届いてくる、そしてこの作品を表しているタイトルですよね。

あと、これは私だけかもしれないのですが。『ジュブナイル』って単語って、なんかそれだけで、わくわくとかドキドキとか。そう言った感情も伴ってきませんか?だからそこもまた、この作品にぴったりだよなぁ、と感じたのであります。

 

そして歌詞。私はこの歌詞、カイナの気持ちを描いていると痛切に感じたのですが。なんてか、物語が進んでいく中で『あぁ、やっぱりカイナは外の世界を見たかったんだ。外の世界に触れてみたかったんだ』と感じる場面が多くて、この歌の歌詞は、歌い出しからもう、そのカイナの心情を表現しているなぁ、と感じて。

だからこそ、胸が締め付けられるような切なさもありつつ、だけどその感情の背中を優しく押すような歌詞になっているのが、またこれ素敵。

それぞれが住み慣れた世界を飛び出して。『世界』へと飛び出したカイナとリリハ。危険も、痛みも、何もかもが付きまとう、だけど同時、喜びにも、笑顔にも満ちているのであろう『冒険』の日々を歩んでいくカイナとリリハ。

ひいては、自分が望んでいようとそうでなかろうと『世界』へ飛び出していかなくてはならない時を必ず迎える『ジュブナイル』。『冒険』と言う荒波にぶち込まれる『ジュブナイル』、その真っ只中にあるすべての人に対しての応援歌のようになっているのが、実にGReeeeNらしいですよね。

・・・いや、まともに聞いたことあるの、この曲含めて3曲だけの私が、何を偉そうに、と怒られそうですが。ごめんなさい(土下座)

 

曲自体も最初は静けさを感じさせるもので、だけどそこからぶわっ、と盛り上がっていくのが聞いていて気持ちがいい。作品視聴後の満たされた気持ち、余韻を大事にしてくれて、でも、次の物語、カイナたちの冒険に対する期待、ワクワクを高めてくれるような。そんなEDだと思います。

本作品に関して言えばヨルシカのOP『テレパス』も素敵ですよね。特徴的なメロディライン、囁くような、だけどそっ、と傍らに寄り添うような。そんな温かさ、やさしさ、やわらかさを感じさせる歌声。それがこの『動き出す』カイナとリリハの物語にぴったりで。一気に作品世界に誘われるのです。

 

・『Without Love』LMYK

・・・『ヴィンランド・サガ SEAON2』のEDです。この作品、海外でも人気が高いと聞いたのですが、公式サイトさんのOP、ED楽曲紹介ページ見たら、英訳も掲載されていて『あぁ、本当に海外の方にも支持されている作品なんだなぁ』と感じました。

なんだろ。でもわかる。いや、海外の方の見方はまた日本に生まれ、日本で育ってきた私なんかとは違うのかもしれないけれど。でもなんか、わかる。こー、もう、国籍を超えて訴えてくる何かがあると言うか。『人』であること、その根源を揺さぶり、問うてくると言うか。『生きること』の、その全てを訴えてくるような作品だと言うか。

歴史と言う大きな流れ、その流れに翻弄される人の小さな生き様。でも、その『人』にとっては、それこそがまさしく『歴史』なのだと、そう訴えかけてくるような作品で、なんかもう、ほんと打ちのめされる。SEASON1も面白かったけど、SEASON2はまた違った面白さがあって、ほんと毎週、見入ってます。

 

で、SEASON2もOP、ED共に素晴らしいのですが。このED。物語見て、打ちのめされた、散々、揺さぶられまくった感情を癒してくれるような静かな始まりが、まずは印象的なのです。でもそこからぐわっ、と盛り上がっていって、こー、地の底から湧き上がってくるような、そんな力強さを見せるじゃないですか。

それでそこで描かれる絵が、もうずるい!泣く!自分の過去に打ちひしがれるトルフィンと、暗い霧の中、おそらくは姿は見えていないのでしょう。それでも、そこに、すぐ近くにトルフィンがいることを信じている、叫ぶエイナルの姿。そしてその声に力を得たように、自分の手で、立ち上がり進んでいくトルフィン。

 

あー、泣く。ほんとな。なんだろ。トルフィンにとっては、多分、エイナルと出会わなかった方が救いかもしれなかったんですよ。自分の過去、生きてきた時間、やってきたこと、その全てに向き合わなくて済んだかもしれないんですから。

でも、2人は出会った。そしてトルフィンは自分の過去、生きることと向き合わざるを得なくなり、あるいはそれは、エイナルにとっても同様だった。

苦しい、辛い。だけれど、やっぱりトルフィンにとっても、エイナルにとっても、互いに出会えたことが『救い』であったと思える、そんな未来を私は願いたい。

 

でも、盛り上がりを見せメロディがすっ、と霧散していくような流れになると同時、先程の映像もまたトルフィンの夢だったと感じさせるような描写が出てきて・・・と言う、この流れがさ、もう完璧すぎるのよ。ものすごい切ない。

歌詞もね、英語だから正確に何が歌われているのかはわかんない。わかんないけど、単語単位で見て行ったら、なんか胸にずばずば突き刺さって切るのが、またこれ、トルフィンの心情をこれ以上ないと言うほどに表しているような気がして、苦しい。

でもそこからエイナルの力を借り、だけど自分の手と自分の足で、自分のその体で、自分の人生を歩みだす、一歩を踏み出すトルフィンの、その変化の兆しを確かに感じさせる、そんな楽曲にも感じられます。

 

はい。そんなこんなでEDも3曲、語ってまいりましたが。

他にも語りたい。まずは『もののがたり』のED、TRUEさんの『rebind』です。『もののがたり』はOP、ARCANA PROJECTの『恋衣』も凄い好きです。疾走感ある楽曲に、ARCANA PROJECTの個性豊かなボーカルが冴えわたっていると言う感じで。

で『rebind』なんですけど・・・この楽曲、もうずるいですよね。泣くわ。こんなん泣くわ。絵もずるいし、TRUEさんの力強くも優しい、豊かで包み込むような歌唱がさ、もうほんとずるい。

いつかはこのEDで描かれているような日がやって来るんでしょうね・・・それはアニメではおそらくは描かれないことでしょうが。なんか温かい気持ちになるけど、やっぱり胸が締め付けられるような。そんなEDです。

 

それから『東京リベンジャーズ』のED、ツユさんの『傷つけど、愛してる。』も初めて聞いた時から、インパクトが大きかったです。1期の時もそうだったけど、OPはOfficial髭男ismによる楽曲で、こちらは東京卍會をはじめとする、この作品に登場する少年側の曲って感じが強いんですよね。うん。

それに対して1期の時も、そして今回もEDは、その少年たちと関係のある少女側の視点で描かれている、少女側の曲、なんですよね。そのことでこの作品、この物語は少年たちの物語であると同時、その少年たちが守ろうとした、そしてその少年たちを守りたいと思った少女たちの物語である、と伝わってくるのが、もう憎い。

日向は勿論、今回の曲は柚葉の心境、それを強く思わせる歌詞で、作品中の彼女の立場とかもあって、そこがまず胸にぐさっ、と来る。で、絵の方も歌詞に合わせて、懸命に走る柚葉の姿が描かれ、その中で、少年たちの姿も映し出される。で、その少年たちがここまで歩んできた歴史が描かれ、最後には武道が映し出されて。

彼が涙を流しながら見つめているのは、誰なのでしょうね。うふふふふ。ここでの歌詞がさ、また、ほんと、ぴったりなんだよ。この場面とか、武道とか、この映し出されている人とかに。

とにもかくにもツユさんの透明感のある、柔らかいんだけど強さを感じさせる、そして実に高音の美しい歌声も相まって、切ない、だけど鼓舞されるような、熱い、まさにこの作品にふさわしいEDだと思います。

EDには場地さんと千冬も登場してますね・・・ありがとう・・・尊い

 

あと『REVENGER』のED、坂本真綾さんの『un_mute』や『便利屋斎藤さん、異世界に行く』のED、konocoさんの『ひだまりの彩度』も好き。どちらも作品の、何と言うか、表にはなかなか出てこない、でも確かな一場面を切り取って、丁寧に楽曲に落としこんで表現されているように感じます。

それと『HIGH CARD』のEDも好き。歌も好きだけど、映像が好き。ぶっちゃけ、初めて見た時には、歌い出し、声優さんが歌っているのかと錯覚しちゃったよ!5人の、なかなか普段は見られない楽しそうな、はっちゃけた表情と曲がぴったり!ですよね。

 

はい。そんなこんなで、毎クール恒例の記事をお送りしたわけですが。

いや、ほんと、これもこの記事を書くたびに思うのですが、アニメを彩るOP、ED、本当に個性豊かで、でもクオリティが高い楽曲ばかり。それでいて、しっかり、作品の世界観や物語、またキャラクターの存在などを落とし込んで表現されているのが、本当に凄いの一言ですよねぇ。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!