佳境に入りつつある春アニメ。
個人的にこのクールは、男性声優さんにフレッシュな面々が目立つ、と言うことから、だったらせっかくなのでそのフレッシュな男性声優さんについて、やんややんやと語ろう、と言うこの記事。
前回に引き続き、その2の今回は、こちらの方々を取り上げさせて頂きました。
よろしければ一緒に盛り上がって下さいませませ。
ではでは早速、どうぞ。
・川島零士さん
・・・『不滅のあなたへ』の1話では、とにかく度肝を抜かれました。とにかくあの演技は圧巻の一言。あの1話での、少年としての演技だけでも、川島さんの演者さんとしての凄さみたいなものは、じゅうぶんすぎるほどに感じることができると思うので、見たことがないと言う人はぜひ、見て！
勿論、1話以降の演技も、本当に、本当に難しい役、それ故、難しいお芝居を求められていることだろうと勝手に推測しているのですが、それにじゅうぶん応えられている、素晴らしい演技だと、毎話、魅了されています・・・と言っても、時には台詞らしい台詞がない時もあるんですけれど、その一息、一呼吸にすら、ものすごく神経を研ぎ澄まされているなぁ、と言うのが感じられる、そんな演技なのです。
自我のない存在から、様々な人、様々な出来事に囲まれて刺激を受けることで自我を獲得する存在へと変化していく。『不滅のあなたへ』での役どころは、それこそ役者として成長されていく川島さんの姿に重なるものがある、と勝手に思っているのですが。
一方で『シャドーハウス』ではまたこれ、難しい演じ分けを巧みにされていて。
と言うか川島さん、天崎滉平さんを感じさせるような声の時もあれば、村瀬歩さん＋『あ』行の母音の鼻のかかり具合が蒼井翔太さんを彷彿とされる時もあって(あくまで個人の意見です)、何と言うか、リッキーとパトリックの演じ分けを聞いていると、本当に同一人物が演じている、声を出しているのかと、割と真剣に思う時があります(笑)
凄まじさを感じさせるほどの演技力と、声の使い分けと。いやいや、楽しみな若手声優さんだなぁ。
・峯田大夢さん
・・・『セスタス』にてアニメ初主演。と言うことで、この記事に取り上げないわけにはいかない声優さんなのですが・・・すまぬよ・・・『セスタス』、見ていないのだよ・・・。
いや、この記事書くために、1話だけ視聴しようかとも思ったのですが、なんかそれもそれで、たった1話見ただけの人間が、流れも何も把握していない人間が、やんややんと語るのも失礼極まりない気がしたので、すいません、峯田さんに関しては割愛です。
ただ秋クールですか。注目の話題作『ブルーピリオド』にて、またも主演を務められることが決定しているので、きっと放送開始された後には、それはそれは盛大に語り散らかしていることでしょう。
個人的には『セスタス』のPVで峯田さんのお声を聞いた時『はー、こう言う作品に、こう言う声の方をキャスティングされたか』と意外性があったのですが。
『ブルーピリオド』のPVには、『あぁ、峯田さんのお声がぴったりな、等身大の役どころだなぁ』と素直に思いました。
峯田さんのフレッシュさとか、それこそ声から感じる青さとか。そう言うのが、未知の世界と踏み込んでいく八虎にぴったりなんじゃないかなぁ、と思ったのですが。
ちなみに。『ブルーピリオド』の鮎川龍二役が女性の花守ゆみりさんと言うことで、ちょっと不安よ・・・と言うお声も聞かれますが。
大丈夫です。声優ファンとして自信をもって、何なら無い胸張って言えます。花守さんは低音イケボもとても無理なく出されますし、何より声を変えるだけに頼らない、しっかりとした演技力を持っていらっしゃる声優さんなので、ほんと、無問題です！
はい。そして今期、最もフレッシュな男性声優陣で固められている作品と言えばこちらですよね、そうです『Fairy 蘭丸』です(どーん)
と言うことで、残りはこの作品に出演されているフレッシュ男性声優さんを取り上げたいのですが・・・さすがに一度に6人、6人か、を取り上げるのは難しいので、まずはこちらのおふたりから。
このおふたりに関しては、別コンテンツにてそのお声や演技などに触れることがあった、と言う個人的共通点があるまとめです。はーい。
ではでは。まずはこちらの方から。
・バレッタ裕さん
・・・バレッタさんは『アイドルマスターSideM』の『彩』で華村翔真を演じていらっしゃいます。なのでそちらの役で、お声や演技、パフォーマンスをお見かけする機会はあったのですが。
なんだろ。バレッタさんのお声は、こう言う感じの役にぴったりなんだろうなぁ、と思わされるような『Fairy 蘭丸』での清怜うるうの演技なのでございます。
『こう言う役』とまとめてしまっては、本当はいけないのでしょうが、何と言うか、鍛錬に裏付けられた自信、そしてその自信からくるプライドの高さ、そのプライドの高さが生み出す気品や色気、そう言ったものが感じられる役と言うか。
ただうるうの場合は、色気、と言うより、もはや妖艶さすら感じさせるくらいで。バレッタ産のお声自体、多分、めちゃくちゃ何とも言えない色気があるんだなぁ、と再認識したような。
先程も書いた自信やプライド、そして気品や色気と言う点だけで見ると、華村さんもうるうも、共通点があると私は勝手に思っているのですが、ただその方向性が真逆(笑)
そのあたり、うるうの、あの何とも言えない仄暗さ、清廉潔白、気品の高さゆえの、欲望が今にも爆発しようとしている危うさみたいなものを感じさせる演技も、ほんと素敵だなぁ、と思います。
・・・ってかうるう・・・ほんと、よもやこんなキャラクターだったとはなぁ・・・。
そしてもうおひとかたはこちら。
・住谷哲栄さん
・・・住谷さんは『Readyyy!』にてパフォーマンスとお声を聞いたことがあります。なんだろ・・・個人的には若手の声優さんで、お声や演技を目にしたことよりも、役としてのパフォーマンスを目にした機会が多い、思い出される記憶もそればかりと言うのも、なかなか珍しいような気がするのですが・・・。
こちらでは華やかな容姿、そして人懐こい性格、天性のアイドルオーラを持つ『王子』のような存在で、けれど自分の理想のためにはどんな努力も怠らないと言う、もうイケメンすぎてぐうの音も出ない高校生アイドルを演じていらっしゃいました。
プロジェクトの看板ユニットのリーダーと言うことで、全体のMCなんかをとられることも多かったように記憶しています。
せっかくだ、動画貼り付けておこう。
まさしくここに映っていらっしゃるのが住谷さんですね。
『Readyyy!』に関してはほんと、順序が間違っていたんだ、と今でも私は思っている。
はい。住谷さんは『Fairy 蘭丸』の中では天狼院シリウスを演じていらっしゃいます。
この記事を書いている段階では、とても謎の多いキャラクターですね。
いや、なんか色気のある低音！で『あっれ、住谷さんってこんなに低音の良いお声だったっけ？』と最初、聞いた時は新鮮な驚きがありました。
なんか、あくまで先に挙げた動画でのあいさつを聞く限り、地声としては爽やか系の、でもどちらかと言えばいい意味で、そんなに癖のないお声だなぁ、と感じたのですが。
天狼院シリウスになると、途端、ぐっ、と腹の底に力を込めたような力強い、それでいて妖しげな低音ボイスなので、この声の使い分けによる演技は、とても魅力的です。
そして声の使い分けだけでない部分での演技も、ものすごく力があるなぁ、と偉そうなことを感じた私でございます(本当に偉そうで申し訳ない(土下座))
なんだろ。シリウスの存在って、謎の多いこの作品の中でも大きな謎のひとつ、物語を引っ張る役割を担っている謎だと思うんです。
そうした謎めいた部分を魅力的に、艶やかに、だけど底知れなさも感じさせつつ演じられているなぁ、と言うのが感じられて、なんか『Readyyy!』から住谷さんを知っている声優ファンとしては、その時とはまた違う一面が見られて嬉しい気持ちです。
はい！
と言うことで本日はこちらの4名のフレッシュな声優さんを取り上げて、やんややんやと勝手なことを語ってまいりました。
毎度のことですが、ほんと、偉そうなこと言ったりしているところも多々あり、読まれてご不快な思いをされた方がいらっしゃったら、本当に申し訳ないです。
ただ決して、声優さんご本人をけなすつもりなどは毛頭なく、とにかくこの春クールを機に、大きく飛躍していただきたいなぁ、と言う応援の気持ち一心であることはご理解いただけると幸いです。
と言うことで、このシリーズは次回でラストですね。
先にも書きましたが、次回は『Fairy 蘭丸』でバレッタさんと共にメインキャラクターを務めていらっしゃる残りの4名の声優さんについて語りたいと思います。
よろしければ引き続き、お付き合い下さい！
ではでは。今回はここまでです。
読んで下さりありがとうございました！
