tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2021年冬アニメ感想~その5

今日から4連勤です。4連勤2連続です。

今日から15日までの間で、休みが11日の1日しかないって・・・なんか切ないね(涙)

 

それはそうと『美少年探偵団』のキャラクターPV、見たんですけど。

ED、美少年探偵団の名義で、いわゆるキャラソンで声優さんが歌ってらっしゃるのね。

 

ありがとう・・・ありがとう・・・。

本編はまだ放送すら開始されてないけど、なんかもう、ありがとう。

とりあえず4連勤1回目は『美少年探偵団』の放送を心待ちに、乗り切ります。

 

がんばるんば(テンション不安定)

 

はい。と言うことで冬アニメの感想です。

 

・『ワンダーエッグ・プライオリティ』

・・・11話はニコニコ生放送タイムシフトで視聴したんですが。『11話にして設定を掘り下げる狂気』と言うコメントを見かけて、思わず笑ってしまいました。ほんとにね!はい。一応、最終回を迎えましたが、あくまでアイちゃんのお話しかこれ、解決と言うか、まとまってませんよね?6月には特別編が放送されるとのことなので、それを楽しみに待ちたいと思います。

 

と言うことで野島伸司(あえての敬称略です)炸裂と言いますか。いや、どうなんだろ。わかんない(笑)。何と言うか、リカのお話の時とかには『おおっ!あの野島伸司脚本で、こうも『生きろ!とにかく生きろ!あがいて、もがいて、怒って、ずたぼろになってもとにかく生きろ、生きて欲しい!』と言うようなメッセージが、ここまでストレートに、まっすぐ描かれるとは!』とびっくりしたのですよ。

いや、あのー、私そんなに野島さん脚本のドラマ作品を多く、見ているわけではないのです。ただ視聴していたドラマ作品を振り返ると、生きること、あがいて、もがいて、ずたぼろになってもそれでも生きること、その姿を描いていると言うのはあるんですけど、いかんせん、その描き方があまりにもこー、心に突き刺さるくらいにえげつないと言うか(汗)。はい。

 

だから、勿論、この作品もえげつないと言うか、少女たちが置かれている環境やその心中を思うと、胸が痛むのは確かなんです。でも、それでも、あそこまでまっすぐに、まっすぐにそれが描かれるのは、いや、びっくりしたな、と思ったんです。

 

うん・・・だけどなんか・・・なんか後半、怒涛の勢いの不穏さ、CV大谷育江さんの破壊力(笑)、最終回直前、11話で描かれた、あのフリルの言動とかはもう『あー、これが野島伸司やで』と思わされました。

 

でも最終回、アイちゃんの話のまとまり方を見る限り、と言うか、アイちゃんの心境だけ見ると、やっぱり『生きろ!』なんだよなぁ・・・。『生きろ』だし『大人は打算的だし、汚く見えるかもしれないけれど、でもどうか、君たちには生きて欲しい!』と言う願いのようなものも、私は感じたのですが・・・。

自殺したことを後悔している云々の下りは、昨今、耳目にすることが本当に多い、いじめで中高生、更には小学生の子までが自殺すると言うニュースが思い出されて、胸が詰まるような思いがしました。

 

まぁ、でも、これは特別編の放送を見終えないと、なんともわからないし、なんとも言えないなぁ。はい。

ただやっぱり相川奏多さんの『怒り』の演技は最高。あと白石晴香さんの母親役も、本当にお見事の一言でございました。アシㇼパさんと同じ方が演じてらっしゃるとは、いやぁ、ほんと、信じられないわ。

てなことで、ほんと、特別編の放送が楽しみでなりません。

 

・『プレイタの傷』

・・・割と目にする評判が辛辣なのが多いんですが・・・私は好きだったよ!はい。いや、まぁ、あの、最終回の『なぜ、生きている!?』ラッシュには笑っちゃったけど。

何だろ・・・多分、古のオタク女子は好きなノリ、好きな感じの、中身がっつり詰まってるように見せかけて、かっこいい台詞でごまかしてる感じの、話だと思う(言い方よ)。あとGoHandsの作画ね。アクションシーンとか、めちゃめちゃ動いているように見せかけて、これ、アレだ、昔の格闘ゲームで見た感じの平坦な動きだ、と思ったりしたのですが(どんな動き)。

 

でも私は好きだったよ!(2回目)。めっちゃ私の中の厨二心をくすぐられた!フェンリルとかケルベロスとか、アルテミスとか、その辺の単語、口にされちゃうだけでわくわくしちやうもんね!あと公安側とアルテミス側のバディ感、それぞれのキャラクターの対比とかも、個人的にはとてもツボでした!アルテミス側の上司が女性で、釘宮理恵さんが演じてらっしゃると言うのも、萌え。

 

あと個人的には、声優さんの演技が楽しめた、と言うか。とにもかくにも、八代拓さんのおっさん演技が最高でした。私としては、もうこの演技を見るためだけにこの作品、見ることにしたと言っても過言ではないのでね。それから千葉翔也さんの演技も良かった、ってか千葉さんが演じていたキャラクター、好き。

 

ドラマCDからのアニメ化、と言うことで、ここから何か動きはあるんですかね。どうなんですかね?

・『ゆるキャン△

・・・『ゆたかな時間』と言う言葉が、本当にぴったりな作品だったなぁ、と。丁寧に作られた、丁寧な時間を描いた、本当に素晴らしい作品だったと思います。何でしょ、個人的には1期よりもより楽しめて視聴していたような気がします。楽しかったし、何と言うか、ほんと、めちゃめちゃ心に染みたと言うか。

 

何が良いって、こー、女の子たちが出ている作品なんですけど、ちゃんと『ひとり』の時間、その楽しさも描かれているところが素敵なんですよ。

 

勿論、女の子たちの『みんなで一緒にわちゃわちゃわちゃ』の楽しさも描かれているんですけれど、リンちゃんの存在があることで、『ひとり』の良さ、『ひとり』の楽しさや心地よさのようなものも描かれている。そしてリンちゃんの周囲の女の子たちも、それを否定しない、受け入れて尊重する、と言う姿勢も、もう、見ていてとても心地が良い。

 

そのリンちゃんの存在によって、主人公のなでしこちゃんも『ひとり』のあり方に憧れを抱いて、1人キャンプに挑戦してみる、と言う物語の展開も、ほーんと良い。そしてそれを心配して、お姉さんとリンちゃんが見守っちゃう、と言うのも最高。更にリンちゃんにも『ひとり』が好きだけど、でも『みんな』でこうやってわちゃわちゃとキャンプを楽しんだりするのも、決して悪くはないんだな、って心境に変化が生まれてくるのも、もう最高。

 

派手さはなくても、劇的な展開はなくても、突飛な物語が繰り広げられなくても、丁寧に、丁寧にキャラクターたちの心情を描くことで、じんわりと心に染み入る人間模様が、ドラマが伝わってくるんですよねぇ~。あー、ほーんと、いいわぁ。温泉に入っているような、ほっこりとした温かい感情が心に満ちていくんだよなぁ~。

あと相変わらずと言いますか、キャンプ地とかの自然の描写も、ものすごくよかった。そうやって広がっている光景は同じはずなのに、でもキャラクターが『ひとり』で見る時のそれと、『みんな』で見ている時のそれに感じるものが、視聴者の私にとっても、どこか違う感じに見えるのが、また不思議。

 

登場人物たちの心境にぴったりなBGMも、美味しそうなごはんも(リアタイで視聴していた方にとってはまさしく『深夜の飯テロ』ですね)もう、ほんと、何もかもが最高でございました。劇場版、おめでとうございますありがとうございます!

 

・『ホリミヤ

・・・9話だったっけか?千葉翔也さんが演じられていた谷原と宮村が会話するシーンがあって。宮村をいじめていたことに負い目を感じていた谷原と、そこに歩み寄った宮村の、無器用ながら、でもようやく交友が始まる、と言うシーンの会話だったんですけど、あのシーンを見た時、ほんと、ちょっとのことなのになぁ、と思わされたのです。

 

人間関係って、ほんと、ちょっとのことなんだよなぁ、と。相手の外見とか、たまたま自分が目にしている言動とか、雰囲気とか。そう言ったもので勝手に『こんな人なんだろうな』と決めつけてしまって、あるいは自分が拒絶されてしまうことを恐れて、相手との距離を縮めようとしない。

いや、勿論、『全然、これっぽっちも仲良くなりたいと思えない人だし』と言う相手だったらそれでも良いと思うんです。うん。

でも実は本当は、ちょっと話してみたいとか、ちょっと興味があるとか思っている相手だとしたら、そのちょっとの思い込み、ちょっとの恐れで相手との距離が縮められないと言うのは、なんかめちゃくちゃ勿体ないよなぁ、と。

40になって、今、働いているお店でも人間関係、まぁそりゃ色々あるわな、と言うのを日々、感じる身としては、ほんと、その『ちょっとのこと』を、いろんな意味での勇気をもって真剣に向き合って、乗り越えた2人のこの会話のシーンと言うのは、私としては作中、いちばん印象に残っています。はい。

 

ってかこの作品自体が、そう言うことを描いていた作品だったなぁ、と。

まっすぐに、まっすぐに、真剣に、真剣に相手に向き合う、そのひたむきさとか、懸命さとか、純粋さとか。そしてだからこそ、そこからうまれるいろいろな感情を瑞々しいタッチで描いていた作品だったなぁ、と。

彼ら、彼女らと同じくらいの年代だった時、だけどそう言う一生懸命さから逃げまくっていた私にとっては、そうして今なお、逃げ続けている40になった私にとっては、そうした彼ら、彼女らの姿は、本当に眩しくて、健気で、愛おしさすら感じられるくらいで、そして何よりも本当に、本当に羨ましく思えました。はい。

 

そして最終回ね。もう、なんか、泣けたを通り越して、何だろう。浄化されそうになった。尊い

宮村が見た『if』の世界の、冷たさ、と言うか。でもきっと、その世界はその世界で、それぞれのキャラクターにはそれなりの楽しさとかがあったんだろうな。

でもやっぱり、それはどこか、なにか足りない世界で。

それを押し殺そう、飲み込もうとしていたその世界の宮村に、『そうじゃない』世界の宮村が出会って、その感情の寂しさや辛さを認めた、過去の自分を受け入れた、受け入れることができた、と言うあの一連の流れは、もうほんと、震えが来た。

誰かの存在で、変わることができる。変わることができた。

そしてそのことで、世界が大きく、眩しく、輝いて見えるようになった。

生きていることを、肯定できるようになった。

生きている世界を、肯定できるようになった。

 

あぁ・・・本当に尊い

偶然も偶然で、奇跡のようなそれだけれど、でもきっと、宮村が堀と、堀が宮村と、あるいはたくさんの人たちと真剣に向き合ったからこその、今の、あの世界なんだな。

 

あー、ほんと。なんか。勿論、漫画の世界、アニメの世界だからこそ、なんだけど。

でもなんか、今、学校とか家とかでしんどい思いをしている人に、宮村と堀のような出会いが訪れてくれますように。

どうか、そうやって伸ばされた手を、握りたいと言う気持ちがあるのであれば、どうかその気持ちだけは殺すことなく、その手を握ってくれますように、と祈るような気持にすらなりました。

 

うーん40前のおばさんのおせっかいだね!

 

はい。いやほんと、いい作品でしたなぁ~。

 

あ、あとほんと、石川はまじ石川(笑)。この男が、自分の罪深さを理解する日は来るのか!こんちくしょうめ、でも好き。

 

本日はこちらの4作品の感想をアップしてまいりました。

と言うことで、残る作品は2作品ですね。

 

本当はその2作品の感想もこちらの記事で書いてしまおうかと思ったですが・・・。

何と言うか、その2作品の個人的評価が、とても対照的と言うか、なんかいろいろと語りたいアレなので、その2作品で感想記事を挙げたいと思います。

はい。なのでよろしければ、引き続き、お付き合い下さいませ。

 

ではでは。今回の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございましたっ!