はい。と言うわけで、今回も秋アニメの感想でございます。
早速、まずは今期秋アニメの音楽枠、とでも言えばいいのでしょうか。
この2作品の感想からスタートです!
・『ヒプノシスマイク』
・・・ごめんなさいっ!放送前から散々『作画が不安定で不安になる』だの『監督の関係で作品がちゃかされそう』だの『不安だから見ないかもしれない』だの、勝手気ままなことばっかり言ってしまって!
『どうしようなぁ・・・見たいけど、やっぱりあの作画だと不安だしなぁ~。でも見たいしなぁ・・・まぁ、1話切りならそれはそれでいいか。とりあえず見てみるか』と録画しておいた第1話を視聴した私は、これまでの、先述したような自らの発言を深く、深く反省したのでございました(土下座)
結論。もうめちゃめちゃ面白かった。ってかもう『そうそう、こう言うので良いんだよ!監督、わかってんじゃんか!』と監督さんに握手を求めたくなるくらいの(私は一体、何様なんだ(汗))ぶっ飛び具合で、もうほんと、ただただ感謝しかありませんよご主人様!(どんなテンション)
いや、勿論、ぶっちゃけて言えば作画の不安定さは目について『あー、もう少しキャラクターが整って描かれていてほしいなぁ~』と何度も思ったりはしましたよ。はい。ってかA-1 Pictuersであることを考えたら、今後、もっと作画が不安定になる可能性もまったくは否定できないわけで、それはそれでただただ恐ろしい限りなのですが(汗)
ただその分、と言うか、とにかくラップによるバトルシーンがめちゃめちゃ気合い入っていて。おまけにそのバトルスタイルと言うか、『いや、今まで『ヒプマイ』の世界に触れてきて『ラップバトル』と言うものにも馴染みはあるけど、具体的にそれがどう、アニメとして描かれるのか』と言う私の疑問が、それはまぁ、見事に、完膚なきまでに(笑)徹底的に、気合と勢いとノリだけで描かれていて、アニメに登場する4ディビジョンの、キャラ紹介も兼ねたラップバトルを見終った時には『何これ最高・・・』とお腹いっぱい、胸いっぱい、放心状態でございましたよ。
あれだ。やっぱりこれは『戦姫絶唱シンフォギア』×ラップだ・・・そう思ったのは、私だけではないはずだ・・・うふふ。
とにかくただただ、4ディビジョン+中央区の強く、美しいお2人、そのキャラクターの個性の強さと、ラップ楽曲の、楽曲としては勿論のこと、歌詞の、文字としての、視覚的な強さ。それしか頭に残っていないわけなのですが、これでいいんですよ、これで。ごちゃごちゃとこねくり回されたり、やたらと難解にされたり、ヒューマンドラマにされてしまうよりも、『音楽キャラクターラッププロジェクト』である『ヒプノシスマイク』の魅力をシンプルに、これ以上ないと言うほどシンプルに、気合と勢いとノリで表現して、こちら側に投げつけてくるスタイル。
嫌いじゃない!むしろ大好物よ!(どーん)
と言うわけで、はい。この先、どうなるのか。まったく読めないわけですが、個人的にはもう、1話で感じたものを忘れずに、ただただ突っ走り続けて欲しいなあ、と願うばかりでございます。
あとあと、毎話、新曲が登場する、と言うのもめちゃめちゃ楽しみじゃないですか!
・・・ニコ生配信で視聴したのですが、まさかコメントで『『ヒプマイ』のアニメと似た匂いがする』『きれいな『ヒプマイ』』と言う内容のコメントを見かけるとは、思いもしていませんでした。
ある作品に対して『別作品と似ている』と言うのは、人によっては不快に思われるかもしれないのですが、個人的には、このコメントが言わんとすることはわかるような。そしどちらの作品も、本当に面白く見どころたっぷり、歌唱シーンの演出に込められた意気込み、熱量がびしびし伝わってきたので、あくまで前向きな意味でこのコメントの話題を出してみました。はい。
と言うわけで、こちらはもう絶対に視聴しようと心に決めていた作品。実際に視聴してみたら、あー・・・たまらんな。もうかわいい。かわいい女の子たちの友情・・・ぶっちゃけ百合百合しいあの友情模様が、たまらん。ごちそうさま。あぁ幸せ。鉄壁スカートになりたい(何を言っているんだ)
そして『ラブライブ』シリーズに共通すると言っても過言ではないでしょう。いわゆる『ふつう』の女の子たちが、『なにか』に触れた時に、心の中に芽生える焦燥感。そしてそこから生まれてくる『ふつう』じゃないときめき、きらきらを目指したいと言う気持ち。自分の中にある『こうしたい』『あんなふうになりたい』『あれがしたい』『これが好き』と言う気持ちをまっすぐに見つめ直して、そしてそのために大切な、大好きな友達の力を借りて、勇気を出して第一歩を踏み出す、と言う、その描写が、もうたまらない。たまらなく眩しくて、きれいで、鮮やかで、くすみ切った40手前のおばちゃんとしては、もう泣けてくる。
どうかそのままの君たちでいて(どーん)
はい。まあほんと、歌唱シーンの演出が、本と、毎回、毎回のことですが、よくできていて、憎いんだよなぁ~。一気にそのキャラクターの、あるいはそのキャラクターが歌う歌の世界に引き込まれ、魅了されると言うか。
これから物語、1話1話に、こうした歌唱シーンが織り込まれるのかと思うと、もうそれだけで楽しみで仕方ありません。はい。
あとキャラデザ。ぶっちゃけ、初めて、アニメ化決定の知らせが発表された時に見た時には『なんかちょっと違う』感が拭えなかったのですが・・・すんません!(土下座)
めちゃめちゃ良い!何て言うんだろ。今までの『ラブライブ』アニメのキャラデザに感じた、キャラデザとしてのキラキラ感、そこから来る『『ふつう』の女の子たちなのに、既に容姿として『ふつう』じゃない感、キラキラ感が漂いまくっている』と言う感じが薄くなっていて、ものすごくキャラクターとして親しみを覚えやすくなっているように感じました。いや、勿論、可愛いことに違いないんだけど、より地に足ついた可愛さと言うか。アニメくささがない可愛らしさで、これは新規の方にも受け入れられやすいのではないかなぁ。
あ、あと。
ED神(どーん)
曲も歌詞も、そしてめばちさんが描く各キャラクターも、本とすべてが神。
いちばん新しく、でも何も変わってない『ラブライブ』の世界が、ここにはある、と心底、感じられて、涙ぐんでしまいました。はい。
そして本日、ラストの感想はこちらの作品です。
・『魔女の旅々』
・・・先2作品に比べると、ほとんど作品に関しては知らない状態で見たのですが。いや、あの、面白かったです。面白かったと言うか、なんだろ、こー、じっくりと見たい作品だなぁ、と感じたと言うか。
まずなにより目を引いたのが、絵がめちゃめちゃ綺麗だなぁ、と言う点でした。制作はC2Cと言うことで、調べてみたら・・・そうか、私が視聴したことがある作品としては『M3』や『アクエリオンロゴス』『終末何してますか?(以下省略)』などがあるのですが、これらは他会社との共同制作とのことで。そっかー。
なんだろ。『魔女の旅々』の世界がものすごくよく伝わってくる、空気感のある作画の美しさだったぁ、と言うふうに思うのです。個人的にアニメ作品は、作画は綺麗に越したことはないと言うのが持論なのですが(偉そうだな、おい)。特にファンタジー作品に関しては、作品世界に視聴者をより深く誘い、物語に浸ってもらうためには、その物語が繰り広げられる世界をどれだけ正しく描けるかが、ひとつの勝負どころなんじゃないかな、と言うふうにも思っています。はい。そう言う意味では、この作品のあの作画の美しさ、空気の冴えた感じが伝わってきそうなあの美しさと言うのは、とても素晴らしいなぁ、と思ったのですが。
あとはフラン役の花澤香菜さんの演技が、本当になんか感慨深さすら抱かせるものだったと言うか。『あ~、花澤さんもこういう役の、こういう演技をされるのかぁ~』とこれまた偉そうなことを思った、思わされたくらいに、本と、こー、花澤さんのこれまでのキャリアの積み重ねのひとつを見せつけられたような思いがしました。はい。
こんな演技をされている人が、別作品では、ただただ天真爛漫純真可愛いの塊みたいな犬くんを演じているなんて・・・ほんと、声優さんってすげぇなぁ。
それから主人公イレイナを演じる本渡楓さんの演技と言うのも、これまた、『おぉ~』と唸らされると言うか。なんだろ。イレイナって、こー、素直さと、でも若くして魔女となった、その天才さからくる、あるいは年相応の傲慢・・・とまでは行かなくても、プライドの高さ、そこから来る自信のようなものも言動の端々に感じさせる、とてもキャラクターとして難しい、でも魅力的な少女だと思うんです。うん。
で、本渡さんの演技、あの弾むような可愛らしい声で繰り広げられる演技には、本と、そのレイナの、一瞬、一瞬で変わるキャラクター性がとても自然に滲んでいて、魅了されてしまいました。
原作を読んでいらっしゃる方の感想などを見てみると、割とシリアスだったり、ちょっと鬱なお話もあるとのことで。行く先々で、レイナがどんな人たちと出会い、そしてどんな物語を繰り広げていくのか。楽しみでございます。
はいっ。と言うわけで、今回の感想はここまででございます。
しかし『ヒプマイ』のアニメは、本と、ノリとテンションが半端無いな。
あと前にも書いたと思うのですが、OP。
とにかく独歩の『月曜日は血尿 火曜は胃潰瘍』があまりにもパワーワード過ぎて、ぶっちゃけ、作品のこと何かを思い出そうとしても、こいつがいちばんに出てくると言う困った現象に見舞われていますよ。はい。
でも、同じ社畜として、独歩のことは全力で応援したい。
あと帝統、かわいい(にこにこ)
ではでは。今回の感想はここまででございます。
明日はその3の感想を挙げたいと思います。個人的にはその3くらいで終了させたいと思っているのですが、『とりあえず』的に1話を見た作品の数のことを考えると、その4くらいまでは行きそうかなぁ、と言う気が。
何はともあれ、引き続き、お付き合いいただけると嬉しいです。
ではでは。読んで下さりありがとうございました!