tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

あなたの○○はどこから?~日野聡さん編

はーい。と言うことで本日はこのシリーズ。

特定の声優さんを挙げ、その声優さんと私の歴史とを振り返るシリーズの記事でございます。

 

そして本日、取りあげさせて頂くのは!

この方、日野聡さんでございます!

 

と言うわけで先日、ようやく、待望の公開となりました『鬼滅の刃』の劇場版。

皆さんはもうご覧になりましたか?

私は当然のごとくまだ見ていませんが(いや、昨日は休みだったけど、さすがに土曜、あるいは日曜祝日の劇場に行こうかと言うほどの行動力も、元気も気力もないよね!(ちーん))、それはもう、素晴らしい作品になっていることは容易に想像ができます。

 

そしてそして。

この劇場版の中で、非常に大きな役割を果たしている、ある種、劇場版、あるいは無限列車編の主人公だと言っても過言ではないキャラクター、煉獄杏寿郎さんを演じていらっしゃるのが日野さんでございます。

『ならばこのタイミングで日野さんを取りあげずにいつ取りあげるのか!』と言う思いで、今回は私が日野さんを声優として意識したのはどの作品、どのキャラクターなのかなどを語ってまいります。

 

いやしかし、日野さんが演じられている煉獄さん、本当に原作通りですよね。

なんだろ、個人的に煉獄さんは、とにかく頼りがいがあって、強くて。でもその強さと言うのは単純に戦いにおける強さだけではなく、人間的な強さ。人として正しくあれる、あろうとする強さのようなものも含まれていると思うんです。はい。

 

で、煉獄さんって、これもあくまで個人的な意見なんですけれど、ちょっと奇妙な明るさを放っている人だと思うんです。何と言うか、ハイテンションとはまた違う、でも普通の人の、普通の明るさとは異なる、ある種、場違い的な明るさを持っている、そしてそれを放つ人、という印象があるのですね、はい。

 

ただ無限列車編をコミックスで読み終えた時に、あるいは他の柱の人たちと煉獄さんを比べてみた時に、もしかしたら煉獄さんのあの奇妙な明るさと言うのは、わざとそうしている面が強いのかもしれないなぁ、とも思うようにもなりまして。うん。

何と言うか『人として正しくありたい。あろうとしたい』その強さを守るために、あるいはその強さを守れる自分であるために、あの奇妙な明るさでもってして自分を、あるいは自分と同じように『人として正しくあって欲しい。あろうといて欲しい。そしてそうであると信じている』存在である炭治郎たちを鼓舞しようと、守ろうとしていたのかもしれないなぁ、と感じるのです。うん。

 

日野さんが演じる煉獄さんのその奇妙な明るさには、だけど煉獄さんの、人として正しい温かみと言うものも同時に滲んでいて、初めて日野さん演じられている煉獄さんを見た、聞いた時には、その両者のバランスに『ふわっ!?』となったのでございます。

 

なんだろ。圧倒的『正しさ』と『温かさ』そして『優しさ』『強さ』が入り混じった、まさしく原作通りの煉獄さんがそこにいた、とでも言うべきか。

 

いやぁ・・・これは本と・・・いや・・・なんかもう劇場版の流れを、その中で日野さんが見せられている煉獄さんの演技を想像するだけで・・・(以下ネタバレのため省略)

 

ってか・・・あれ。

私の中では日野さんボイスは、圧倒的にお兄ちゃんボイスなんだよなぁ・・・。

いや勿論、その低音を活かして品の良い紳士キャラや、あるいは粗暴なキャラクター、今期で言えば『憂国のモリアーティ』のモランが一見すると(あくまで一見するとですよ!)これに該当するのかもしれない、とか。あるいはちょっと気弱な青年とか、逆にものすごく気の強い、傲慢さすら感じさせるキャラクターなどなど、本当に色々なキャラクターを演じられているわけなのですが。

 

やっぱり私の中では『お兄ちゃんボイス』と言えば!と聞かれると、真っ先に浮かんでくるのが『日野聡さんボイス!』と言う回答でして。

 

で、これはですね、もう圧倒的に『ハイキュー!!』での澤村大地の印象が強いからですね。はい。

と言うわけで私が『声優・日野聡』を強烈に意識した作品、キャラクターと言うのが、先にも書いた『ハイキュー!!』での烏野高校男子バレー部の頼れるキャプテン!澤村大地と言うことになります。

 

なんだろ。澤村、かっこいいよね。うん。かっこいい。結ちゃんじゃなくても、惚れちゃうよね、うん。わかる。好き(好き)

いや、本と。あのリーダーシップ、責任感の強さとか。そのために、自分にできる努力は決して厭わないところとか。ちゃんとひとりひとりの個性を把握したうえで、とても的確にフォローするところとか。でも、実は年相応の、ちょっと不安な部分とか、あと結ちゃんの気持ちにめちゃめちゃ疎いところとか。

もう年下だけど尊敬するし、年下だから年相応の少年らしいところとかはめちゃめちゃ可愛いし、かっこいいし、何なんだ君は本当に(どーん)

 

で、やっぱり、と言うか。

日野さんの澤村としての演技も、とてつもない温かさ、包容力のようなものが滲み出ていて、多分、初めてその演技を目にした、耳にした時に『あ、お兄ちゃん・・・私の理想のお兄ちゃんがここにいる・・・』と思ったんでしょうね。

 

それ以来、私の理想のお兄ちゃんボイスは日野さんと相成ったわけでございます。

 

ってかそうだよ。

日野さんと言えば『銀魂』の神威も忘れちゃならないキャラクターですよね。

神威こそ、まさしくお兄ちゃんキャラ。いや、だいぶぶっ飛んだお兄ちゃんではありますけれど(笑)、釘宮理恵さん演じる神楽ちゃんとの激しすぎる兄妹喧嘩、でも双方が双方に抱いている複雑な思いとか、本当にいいですよねぇ~。

 

そうだよ。日野さんでお兄ちゃんと言えば神威だよ。

澤村は、キャプテンではあるけれど、お兄ちゃんではないはずだ(どーん)

 

いや、でもほんと。

あの日野さんボイス、演技からくる温かみとか包容力、そしてそこからひしひしと感じる安心感と言うのは半端無いよなぁ。こー『精神的な大黒柱』と言う言葉がぴったりなように思います。

 

ではでは一体、私が初めて日野さんの演技を見た作品、キャラクターは何だったのかな、とウィキペディアで調べてみたらですね。

多分、視聴していた作品に登場されていた、と言うのは多くあるんです。はい。

ただ記憶として鮮明に残っている、そして今でもはっきりと『CV日野さんだった!』と言うので強烈に思い出せるのに限って、『この作品が初めてでしたよ!』と言うのがですね。

それが『AMNESIA』のトーマでございます。

で、この後に、同年10月放送開始となった『弱虫ペダル』の新開隼人が来ていて、その流れで翌年から放送が開始された『ハイキュー!!』や、2014年に放送された『RAIL WARS!』などにつながった、と言う感じかな。うん。

 

と言うわけで『AMNESIA』です。

こちらはですね、元は2011年にオトメイトから発売されました乙女ゲームが原作のアニメ作品でございます。

攻略キャラクターごとに世界観があり、主人公と攻略キャラクター、またそれ以外のキャラクターの関係が大きく変わる、と言うのが本作品の特徴でございます。で、記憶喪失になってしまった女性主人公が、並行世界に存在している攻略キャラクターの様々な世界を生きることで、自分の記憶を取り戻そうとすると言う物語になっています。

 

ゲームでは主人公にCVはついていませんでしたが、アニメでは名塚佳織さんが主人公を演じていらっしゃいました。

で、攻略対象となるキャラクターは5名おりまして、柿原徹也さん、谷山紀章さん、石田彰さん、更に全ルートを攻略した後に登場し、彼のルートを解くことでようやくすべての謎が解明されると言うキーキャラクターを宮田幸季さんが演じていらっしゃいました。そして日野さんが演じるトーマと言うキャラクターも、攻略キャラクターのひとりでございます。

 

攻略キャラクターにはそれぞれトランプをモチーフにしたテーマがついているのですが、日野さん演じるトーマのそれはずばり『慈愛と狂気のダイヤ』です。

 

慈愛と狂気。

 

さぁ、これで勘の言い方ならだいたいのことは想像できるはずです。

 

トーマと言うキャラクターの概要を説明すると、大学2年生の20歳。人当たりがとても良く、主人公と、柿原さんが演じていらっしゃるシンと言うキャラクターと幼馴染で、その兄貴的存在でもあります。おおっ、ここでも『兄貴的』と言うキーワードが出てきたか。

人当たりも良く、面倒見もいい・・・と、ここまでだと、何の変哲もないキャラクターなんですがね。

 

ね。

 

とにかく主人公ちゃんに対する愛が強くてですね。はい。

主人公ちゃんの身に何かしらの危険が及ぶこと、すなわち、自分が主人公ちゃんを守りきれなかった時のことを考えると、非常に精神的に不安定になると言う人でもあるのです。そのため、主人公ちゃんを守るためなら手段を選ばない、時に常軌を逸した行動をとることもあり・・・その結末と言うのが、ゲームでも、そしてアニメでも描かれているのですが。

 

その結末、主人公ちゃんを守りきるためにトーマがとった常軌を逸した手段。

それが描かれた回のアニメを見た時、とにかく日野さん演じるトーマの、あの一切の、自分の取った行動に対して迷いがない、曇りがない、ただただ主人公ちゃんへの愛を一身に語る言葉とか表情とか。

あと、ようやく主人公ちゃんを自分のものだけにできた、その喜びをひそかに感じている言葉の感じとかが、もうたまらなくてですね。ええ。

 

まぁ、ぶっちゃけるとヤンデレですわ。

ええ。

イケメンヤンデレ、最高かよ(どーん)

 

いや、まぁ、身近にこんな人がいたり、自分が主人公ちゃんになった時に事を考えると、とても喜べたものじゃないんですけど(汗)

それでも何と言うか、このトーマルートのひとつの結末と言うのは、乙女ゲームならではの、闇に落ち切ってしまった人間が持つ美しさのようなものを前面に押し出していて、そこに日野さんの良いお声、そしてトーマとしての演技が混ざり合っていて、私の中ではいまだに強烈に記憶に残っているのでございます。はい。

 

まぁ・・・ヤンデレキャラで言えば、愛ゆえに、執着ゆえにもっと酷いこと、凄惨なことしちゃってるキャラクターもいっぱいいるんでね。

それを思うと、トーマさんのとった手段と言うのは、そんなに酷くはないと思うし・・・何と言うか、ちゃんと可愛がってくれそうだし。

 

と言うわけで、『兄貴的存在』だけど、じょじょにその本性が露になっていく日野さんのお兄さんボイス、そしてその演技に翻弄されたいと言う方は、ぜひとも『AMNESIA』、見てみて下さい。

ってか『AMNESIA』で検索をかけたら、続きにちゃんと『トーマ』とか『ヤンデレ』とか出てきたよ(笑)

その中で見かけた、ネタバレになってしまうので伏せておきますけれど、トーマにつけられた『○○王子』と言うあだ名には笑ってしまいました。はい。

 

と言うことで、どうなんだろう。

アニメファン、声優さんファンとしては、やはり最近だと『オーバーロード』のアインズ様が印象としては強いのかなぁ。残念ながら私はこの作品、視聴していないので何とも言えないのですが、こちらもシリーズとしては非常に長く続いている作品ですよね。

 

個人的には、最近で言えば『魔法使いの嫁』のミハイルさんがとても好き。やっぱり日野さんの、あの温かいお声が、ぶっきらぼうででもとても優しく、正しい人であるミハイルさんのキャラクターにぴったりなんだよなぁ。そしてその弟子であるアリス、こちらは田村睦心さんが演じていらっしゃるのですが、そのアリスとの関係と言うのも、なんだか見ていてニヤニヤしてしまうのであります。

こういう関係性、大好きだ(萌)

 

それから『風が強く吹いている』での藤岡一真も良かったなぁ~。THE人格者であり、かつスポーツマンとしてもとても素晴らしい成績を残し続けているキャラクターを、本当に何の違和感もなく、現実味を持って演じていらっしゃったように思います。

あとスポーツもので言えば『Free!』での芹沢尚もめちゃめちゃ好き。こちらは、日野さんの、また声優としての新たな一面を見ることができるキャラクターだと思うのです。あの柔らかい感じ、そしてちょっと儚げな感じとかは、また『兄貴的存在』の時とは違う、日野さんの演技の魅力を堪能できるよなぁ~。

 

そして今後で言えば、やはりまずは大スクリーンで『鬼滅の刃』を見て、日野さんの、煉獄さんとしての演技をこの目に、耳にしっかりと焼きつけたいですね!

更に『憂国のモリアーティ』でのモランも楽しみだし、来年放送予定の『スケートリーディング☆リーダーズ』にも出演される予定なので、こちらも作品共々、楽しみにでございます。

 

はいっ。

と言うことで本日は『私の中での理想のお兄ちゃんボイス』の日野聡さんを取りあげさせて頂きました。

 

私が日野さんを声優として意識したのは『ハイキュー!!』の澤村大地。そして日野さんの演技に初めて触れたのは、しっかりと記憶に残っているところだと『AMNESIA』のイケメンヤンデレ☆(汗)主人公ちゃんへの一途な愛が一途過ぎて重い!トーマでございます。

 

ではでは。今回の記事はここまででございます。

次回のこのシリーズも、よろしければ引き続き、お付き合い下さいね~。

 

読んで下さりありがとうございました!