と言うことで、11日に予告していた通り、毎月1日を除く1が付く日は、これまで私がせっせと記録してきていた読書歴を大放出していきます。
今日はその第一弾ですね。はい。
自分で言っておいてなんですが、ただ単にデータを移動させると言うのがこんなに大変な事なのかと、そしてそのデータ量半端無いので、今から気が遠くなるような思いでございますが、まぁ、ぼちぼちとやっていきます。はい。
そんな具合でスタートです。
以下、タイトルと作者名、そして一言感想と言う形で放出していきます。
2000年の読書録
・『ハサミ男』 殊能将之・・・きれいに、気持ちよく騙された。作者のあまりに早すぎる死が、悔やまれてなりませんね。
・『グランド・クロスベイビー』 栗本薫・・・昔も、そして果たして今も、なんでしょうかね。
・『きんぴか』 浅田次郎・・・本当にかっこいい、と言うのは、こういう人たちのことを言うんだよ!
・『龍は眠る』 宮部みゆき・・・小さな、小さな命を、文字通り命を賭けて守り通した直也の生きざまに、涙が止まらない。
・『地を這う虫』 高村薫・・・地を這う男たちの、地から逃れられない物語。矜持と、忸怩たる思いとの交差がたまりません。
・『帰らざる夏』 加賀乙彦・・・戦争が終わったのが夏なのは、あまりにも暑かったせいなのかもしれない、と本気で思わされた作品。
・『夜の声 冥々たり』 鷹森諫也・・・日本の秋の、幸福で、静謐な物語。今も秋になると、ふっ、とこの作品を思い出します。
・『虚の王』 馳星周・・・どうすれば、彼に言葉が、痛みが通じるのだろうか。今もその答えは出ないまま。
・『青の炎』 貴志祐介・・・ただただ、家族を守りたかっただけ。ただ、それだけだったのに。あまりにも切ない。
・『どすこい』 京極夏彦・・・三角木馬。それしか感想が残されておりません(笑)
・『THE MANZAI』 あつのあつこ・・・笑うって、本当に素晴らしくて凄いこと。そして人を笑わせるって、それ以上に素晴らしくて、凄いこと。そしてどっちも、とても幸せなこと。
・『バッテリー 1・2』 あさのあつこ・・・運命の出会い。どんなに才能があっても、ひとりでは決してできない、それが野球の面白いところ。
・『記号を喰う魔女』 浦賀和宏・・・この作者さんらしいグロテスクに満ちたミステリ。ただシリーズものだと知らずに読んだので、内容はさっぱりでした。
・『翼ある闇』 麻耶雄崇・・・もう本格とか、ミステリとしてどうなのとか、そう言うの抜きにして、ただただ、気持ちいいまでの衝撃。
・『マークスの山』 高村薫・・・雪嵐に、仄暗く輝く冬の山が、すべてを、すべてを飲み込んでいく。それでいて、とても悲しい話。
・『照柿』 高村薫・・・夏の灼熱、酷熱、熱と言う熱にうなされた男と女の、業の話。
・『ダリの繭』 有栖川有栖・・・何と言っても新婚さんごっこでしょう。とは言え、論理冴えわたるミステリは、本当に面白い!
・『バッテリー 3』 あさのあつこ・・・ここまで、ここまでただただ、野球に、相手に夢中になれる彼らが、本当にうらやましい。
・『69』 村上龍・・・楽しまないことは、罪だ。今でも、とても印象に残っている作中の言葉です。
・『愛より速く』 斉藤綾子・・・愛より速く、そんな情動、行為におぼれてみる、翻弄されてみる、と言うのもまたひとつの面白味、なのかも。
はい。そんなこんなでとりあえずこんな感じでスタートです。当然ながら、2000年の読書録は、まだまだ、まだまだまだまだ続きます(ちーん)
いや・・・これ、果たして一体、全部のデータ放出するまでにどんだけの時間を要するのでしょうかね・・・(汗)
ぶっちゃけ、エクセルのデータとして入力して記録しています。で、こう書くと、それならそのエクセルデータのまんま、コピペ?って言うの?貼り付けみたいなのしたらいいんじゃないの、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
うふふ(笑)
実はね、感想がね。
最初の内はね、本当に一言で済んでいるんです。それこそ、今回、ここに書いた感想と言うのは全て、ほぼ当時の感想そのままです。こんな程度のボリュームで済んでいたんです。ええ。
ところがね、じょじょにそれが長くなっていって、そしてもう途中から、感想だけで50行くらい行っちゃう本とか、3000文字オーバーの本とかも出てきていましてね、ええ。
そんなもん、貼り付けようもんなら、その1冊だけでブログ1記事、埋まっちゃうよね、うふふ(笑)
ただ、いつか、その感想を貼り付けてみるだけの記事も面白いかもしれない(笑)
と言うことで、これからもぼちぼちとデータを移動させて、じょじょに長くなる感想をどうにか一言でまとめて、こちらの記事にて放出させていきたいと思います。
皆さまもよろしければ、これからも私の読書録にまったりとお付き合い下さいませませ。よろしくお願いいたします。
ではでは。今回はここまででーす。読んで下さり、ありがとうございました。