tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2019年秋アニメの感想~その2

2020年になったけど、2019年、秋アニメの感想だよ!第2弾だよ!

はい。そんなこんなでもうすぐ2020年冬アニメも本格的に放送開始されるのでね。

それまでには何とか、秋アニメの感想は書き終えてしまいたいよね。

 

はい。そんなこんなで早速、行きましょうか!

まずは『BEASTARS』です。2期決定おめでとう!いやぁ、楽しみだわ。まぁしかし、この作品はとにかく主要キャラクターを演じる声優さんの演技が素晴らしかった!小林レゴシは、もう原作通りだよ。小林レゴシだよ!ほんと、レゴシがそこにいて、レゴシがそこで葛藤し、恋をし、喋り、戦い、笑っていて、生きていた。いやぁ、ほんと、ナイスと言うか、今やレゴシは小林親弘さん以外考えられないわ。千本木彩花さん演じるハルも、本当に屈折しきった思いとか、でも負けん気の強さとか、少女らしい可愛さとか可憐さとか、孤独感とかの表現がお見事だった。

で、この二人に対する、この二人と同じ思いを抱えていながらも、この二人とは違う位置に立つこと、生きることを選択したルイとジュノを演じる小野友樹さんと種崎敦美さんの演技もな・・・本と・・・なーんか、お見事としか言いようがないと言うか。

 

お話も、登場人物が動物、肉食獣と草食獣であらねばならない理由と言うものが感じられる内容で、でも同時、姿は違えど私たち、人間と言う動物にも通じる内容が描かれてもいて、本当にいろいろ考えさせられたなぁ。

当然のことだけど『わかりあえるか、わかりあえないか』と言うこと以前に、『わかりたい』、その気持ちことが大事なんじゃなかろうかね。もっと言えば 『わかりたい』と言う大げさな事よりも、『もっと知りたい』と言う気持ちとでも言うべきか。はい。そんなことを、レゴシとハルの関係には感じました。

 

次は『慎重勇者』・・・いや、まさかさ、まさかこの作品で泣くとは思いもしていなかったよね、ほんとに(笑)。11話、そして最終回は、まさか、まさか泣かされている自分がいてびっくりしたわ(笑)。そうかぁ・・・聖哉と駄女神・・・あぁ違う(笑)リスタの間に、あんな過去があったとはなぁ・・・。『だからこそ』の、今の聖哉の考え方、姿勢があるわけで、そこはすごく納得できたし、物語として、キャラクターの描き方として、うまいなぁ、と思いました。

いやぁ~、でも、本当に面白い作品でした。聖哉と演じていた梅原裕一郎さんのマイペース、冷静、ボケともつかない言動と、リスタ演じる豊崎愛生さんの振り回されっぱなし、鋭いツッコミと暴走する妄想、そのコンビネーションの見事さ、そして演技、キャラクター性の対比と言うものが鮮やかで、ただふたりが喋っているだけでも面白いと言う。そしてリスタに至っては、物語の後半からどんどん顔芸も増えてきて、本ともう最強じゃんか(笑)

 

あと、そのふたりの仲間となるマッシュとエルルを演じていた河西健吾さんと古賀葵さんの演技も良かったなぁ~。何と言うのか、こー、冒険初心者っぽさ、気持ちはじゅうぶんだけど実力的にはまだまだで、でもだからこその一途さとか、一生懸命さとかがじゅうぶんに感じられて、それがまた聖哉のキャラクターとの対比にもなっていて、胸熱でした。可愛いおじさん、セルセウスを演じられていた斧アツシさんの演技も、とてもチャーミングでしたな~。

また数々の女神も登場したわけですが・・・まぁ・・・濃かったな(笑)。特にミティスを演じられていた三石琴乃さんの演技な。もう、大笑い、涙浮かべるくらいの演技でしたよね~。何だろ、OVAとかで、彼女が再び、聖哉やマッシュを狙うと言うストーリーを描いてほしいくらいです(笑)

 

それから『星合の空』ですね。この作品に関しては最終回視聴直後に感想を書いたのですがね。ね。まぁ、一言で言うなら『続きをやれ』と言う一言に尽きます。ほんとに。

2クールが1クールになり、構成を変更させる余裕もなかったので、2クール予定のままで放送しました、なのであのようなぶつ切り、ぶった切りエンドになったのですよ、と言う話なので、本と続きをやって下さい。

いやね、ほんとね、終わり方がね・・・もう苦笑するしかないレベルと言うか。『24話構成が12話になりました。でも構成、間に合わなかったんで、そのままで放送しちゃいます。なのでこの終り方です』と言う話を聞いていたとしても、本と・・・あの終わり方は何と言うか、本と。はい。

 

まぁ、最終回の話はさておき。作品としては、個人的にはとても好きな、そして印象深い作品です。『家族』と言う、ある種、自分の力ではどうすることもできない存在や世界に苦しめられ、縛められている少年たちの姿は、痛々しく、見ているだけでも苦しかったです。でもだからこそ、彼らが唯一、と言っても良いでしょう、唯一、自分が自分で入れる場所、自己肯定感を取り戻すことができる場所であるソフトテニス部、そこでの絆の物語と言うのが、本当に瑞々しく描かれていて、それこそ私にとっても救いのようにすら思えました。

『どうしようもできない』『どうしようもない』そんな現実と、だけど『このままじゃいやだ』『こんなのはいやだ』そんな彼らの、あるいは彼女たちの悲痛な叫びが聞こえてくるようで、だからこそ彼らの物語の続きを、結末を見届けたかったのですがね・・・ねぇ~。

 

何も知らされないままで、あの最終回を視聴していたら、多分、『最低だよ、この作品!あんなブン投げエンドで終わりやがって!』と激怒しておしまいだったと思うのです。ただ、あのラストの裏側にある事情を知らされてしまった身としては、すいません、感想を書こうにも書けないと言うか。

あるはずの、本当のラスト。彼ら、彼女らが迎える、本当の結末。『星合の空』と言うタイトルに込められている思い。そこに彼ら、彼女らが何を見るのか。

そうしたものがあると知ってしまった以上、何か、それを知って初めてちゃんとした感想が書けるような気がするし、個人的にはそうしたいし、今の時点では、なんか何を言っても気持ちが入らないと言うような気さえしてしまいます。はい。

 

話の内容も、そして声優さんたちの演技も素晴らしかっただけに、このラストとその裏側にある、あまりにリアルすぎる事情がただただ残念としか言いようがない。

 

続きをやれ。最後までちゃんとやれ(どーん)

 

はい。そんなこんなで思いのほか、長くなってしまったので今回はここまでにしておきましょうかね。

次回は『この音とまれ』や『SAO』『ノーガンズライフ』そして『炎炎ノ消防隊』『ヴィンランド・サガ』の感想を書いていきたいと思います。一応、これで終了した分に関しては全部、揃うのかな。

 

ではでは、次回もよろしければおつきあいくださいね~。