tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2016年アニメを振り返ってみる~おすすめも含めて

ずいぶん、久しぶりになってしまいました、このコーナー。

と言うことで今回は2016年のアニメを振り返ってみましょう。

 

いや、何がびっくりしたって、『君の名は』が2016年公開だったってことですよ。

いや、私未だに見ていないんですけど。それでも、一応、社会現象になったことくらいは記憶しているんですけど・・・あれ、もう3年前の話?感覚的には、去年くらいの感覚なんですけど・・・あれ、おかしいなぁ(遠い目)

 

そんな具合でテレビアニメの方を振り返ってみると、不思議なことにこちらは『あれ、たった3年前に放送されていたんだったけ?何か個人的には、もっと前に放送されていた気がするんだけど』と言うような気がする作品が多くありました。

 

たとえば『亜人』や『あまんちゅ』『オカルティックナイン』『クロムクロ』とか。視聴していた記憶はあるのですが、そうか・・・たった3年前の話だったのか・・・いやなんか、月日の流れ、その体感具合と言うのはなかなか不思議だなぁ・・・。

 

その他、この年に放送された作品で視聴していたのは『鋼鉄城のカバネリ』や『この美術部には問題がある』『コンクリート・レボルティオ』『終末のイゼッタ』『少年メイド』『だかしかし』『フブキブランキ』『ふらいんぐういっち』『エンドライド』『魔法少女計画』とかですね。

 

前年度の『アルスラーン戦記』で一躍、注目を集めた小林裕介さんはこの年も大活躍、同じく『うしおととら』で脚光を浴びた畠中祐さんも、『鋼鉄城のカバネリ』で、これまたとても泥臭い、でもとても心に響く演技をされていたなぁ。本と、唯一無二の声だよなぁ、あの声は。

 

女性声優さんで言うと『少年メイド』で主演を務められた藤原夏海さんは、今では少女役、女性役は勿論のこと、『少年役と言えば』と言う声優さんのひとりとして活躍されているような気が、個人的にはしています。

あとあと『終末のイゼッタ』で主演を務められた茜屋日海夏さん。アイドルと声優のハイブリットグループ、i☆Risのメンバーとしても活躍されているけれど、茜屋さんのイケボが印象深かった私にとっては、この作品でのイゼッタの、少女らしい可愛さと一生懸命さがにじみ出た声と言うのは、とても驚きだったなぁ~。

 

それから『ふらいんぐうぃっち』での篠田みなみさんの、作品にとてもぴったりな、自然体な演技は、本当に心癒されました~。この作品も評判高くて、2期を望む声が多かったように思うのですが・・・。そうか・・・もう3年か・・・。

あと『コンクリート・レボルティオ』は、作風のレトロな感じとかも好きだったのですが、個人的には少年役を演じられていた中村繪里子さんの声に、とても驚かされました!『ふわっ!?』ってなったよね!

 

テイルズオブゼスティリア ザ クロス』は・・・何と言うか、本と、災い転じて福をなすを地で行ったようなアニメで・・・どうして最初から、ゲームでもこうしておかなかったのか・・・とかなんとか思ったり、思わなかったり(汗)。ちなみに作画はufotableと言うことで、毎話、毎話、劇場版クオリティだったなぁ~。

 

おぉ、それからこの年だったか。大ヒットを記録した『ユーリ!!!on ICE』が放送されていたのは。いやぁ・・・凄かったよなぁ・・・。ってか、どうして今まで、アニメでフィギュアスケートが描かれていなかったんだろうかと不思議に思ったし、あと、この作品でMAPPAの名前が、より多くの人に知られるようになったと思います。はい。

 

その他、岡田磨里さん脚本の『迷家-マヨイガ-』や京都アニメーションとしてはちょっと異色の作品だと思うけど、とにかく面白くて、女の子たちがかわいかった!『無彩限のファントム・ワールド』『文豪ストレイドッグス』や『僕のヒーローアカデミア』と言った、人気シリーズの放送が開始されたのもこの年でございます。

 

で、この年、私がおすすめしたいのは・・・なんと4作品もあります。いや、どれも個人的には甲乙つけがたかったので、それぞれの魅力を、手短にお伝えしたいと思います!

 

まず1作品目は『田中くんはいつもけだるげ』です。タイトル通り、何事にもけだるげ、常にローテンションな田中くんの日常を描いた作品です。田中くんは小野賢章さんが、そして田中の友人で、何かと面倒見の良い太田を細谷佳正さんが演じてらっしゃいます。その他、高森奈津美さん、小岩井ことりさん、諏訪彩花さんなども出演されています。

 

ゆるーく、でも、時にそのゆるさ故に様々な出来事に巻き込まれてしまう田中くん、そしてその面倒をかいがいしく見てしまう太田の日常がどうにもこうにも愛おしく、また個人的にはそのゆるさが、とても心地よいのです。とても心地の良い温度で繰り広げられる学園もの、青春ものと言うのがぴったりかなぁ~。あとあと、女の子キャラクターも本当にかわいいんですけど、中でも田中くんに勝手に弟子入りしてしまう宮野、高森さんの演技の可愛さの破壊力と言ったらよ・・・もう、私、何度悶絶したことか(笑)

 

 お次は『91Days』です。こちらは禁酒法時代を舞台に、家族を殺害された主人公、アヴィリオと、その殺害にも関与していたマフィアのドンの息子、ネロとの91日間を描いたオリジナルアニメです。アヴィリオを近藤隆さん、そしてネロを江口拓也さんが演じてらっしゃり、他にも斉藤壮馬さんや中村悠一さん、紅一点と言っても良いキャラクターを演じる東城日沙子さんなどが出演されていらっしゃいます。

 

とにかく渋いアニメです。そしてマフィア同士の抗争なんかも描いているので、キャラクターもバンバン死にます。でもそこにはひりつくような裏切りや、どうしようもないほどの友情なんかもあって、それがまた物語の、いい意味での重苦しい雰囲気、やるせない登場人物たちの心情を引き立たせているのです。そして何より、アヴィリオとネロの関係、その変遷と言うのがな・・・これ、本当に切なくてたまらんのです。近藤さんと江口さんの、抑えた、でも要所、要所で感情が爆発する演技も、本と、胸を打ちます。ラストシーンについて、見た人と語り合いたい作品でもあります。

 

3作品目は『ジョーカー・ゲーム』で、こちらは柳広司さんの小説を原作としたアニメ作品です。結城中佐の提案で設立されたスパイ養成学校『D機関』。そこでの厳しい訓練に耐えた青年たちが、スパイとして暗躍する様を描いています。『魔王』の異名で畏怖されている結城中佐を堀内賢雄さんが、そして彼のもとで、世界各地で暗躍するスパイを下野紘さんや福山潤さん、木村良平さん、中井和哉さんなどなどが演じていらっしゃいます。

 

私、このシリーズ大好きで、勿論、原作小説も読んでいたのです。だからアニメ化と知った時は嬉しかったと同時『いや、でも、どうなの?声で正体ばれちゃったりするんじゃないの』と不安にもなったのですが・・・いやいや、そんな不安は杞憂でした。原作小説の緊迫感、そしてミステリとしての面白さが見事にアニメとして表現されていたのはお見事の一言。加えて、原作小説ではどうしても『顔の見えないスパイ』と言う色合いが強かったひとりひとりのスパイたちが、アニメになることで顔を持ち、そして声を発することで『スパイだけれども一人の人間である』と言う色合いも持ったのですね。

 

勿論、そうした色合いと言うのは、小説でもあったことなんです。はい。でも、よりアニメ化されたことで、スパイものとしての面白さは勿論のこと、人間ドラマとしての面白さも、より増したと言うか。小説の面白さを損なわせることなく、よりそれを高みへと持ち上げていった、そんなアニメ作品だと思います。

 

そしてラストは『Re:ゼロから始まる異世界生活』です。こちらはテレビアニメの第2期が4月より放送されることが決定していますね。うーん、楽しみ。

 

この作品に関しては、大きな話題になったこともあり、見たことがあると言う方も多いのではないかな、と思います。見たことがない、と言う方に向けてはあらすじを説明したいところなのですが・・・できれば、何のネタバレ、事前情報もなしに1話、とりあえず、1話を最後まで見て欲しいです!

 

主人公のスバルを小林裕介さん、そしてヒロイン、エミリア高橋李依さんが演じていらっしゃいます。他にも内山夕実さんや水瀬いのりさん、村川梨絵さん、松岡禎丞などが出演されています。で、またそれぞれの演技が本当に凄まじいんですわ。何と言うか、魂を削るかのような演技の応酬が見られると言うか。後半になればなるほど、時にあまりにも過酷で、辛く苦しい立場に立たされるキャラクターの心情を、見事に声優さんたちが演技で表現されていて。

 

特にスバル役の小林裕介さんは、ほーんと、大変だっただろうなぁ・・・。ネタバレになるので言えないけど、私がもしスバルの立場に立たされたなら、無理。無理(どーん)そしてそこに対峙する松岡さんの怪演、水瀬さんのか弱くも一途で力強い演技、高橋さんの切ない演技・・・あぁ、思い出しただけで胸が熱くなってきますよ・・・。

 

と言うことで、やっぱり長くなってしまったなぁ~(苦笑)

 

ん・・・!?

 

・・・ふわっ!?

 

しまった!やっちまった!

 

まだ薦めたい作品があった!ってか、これこそ、本当に語りたい作品だったのに!

 

し・ま・っ・た!

 

・・・と言うことですいません。2016年のアニメを振り返るは、もう少しだけ続きます・・・完全自己満足です・・・すいません・・・。

 

そんなこんなで次回も、よろしけばぜひ、お付き合いくださいませ。