tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

休み終了~『星合の空』に思うこと

はい。そんなこんなで休みは終了です。明日1日がんばったら、連休です。

ひゃっほーい。明日はそんな感じで、ぼちぼち、いつも以上にぼんやりとやり過ごしていきたいと思います。はい。

 

『星合の空』、9話見たけど、うーん、重いなぁ。

ニコ生で見ていると、『家庭の闇をてんこ盛りに描いて、『かわいそう』って感じを演出したいのか』みたいなコメントがあったんですけどね。そんなんじゃないと思う、多分。

 

子どもは、親を選ぶことはできません。親からしてみれば、『いやいや、こっちだって子どもは選べないし』って思うかもしれないけど、少なくとも親は、子供を産むか産まないか、それを選択することはできます。もっとあけすけな言い方をしてしまえば、子どもを作るか否か、それを選択することも可能です。

 

子どもは親を選べない。その中で、想像を絶するほどに辛く、苦しく、しんどい思いをしている子どもたちがいる。それは決して珍しいことでも何でもない、そのことを、この作品は描きたかったんじゃないのかな、と私は思っています。

 

可哀想と思って欲しいとか、悲しいと思って欲しいとかじゃなくて、ただただ、そう言う親子関係があること、親子関係以前に、人間関係としても破綻してしまっている関係があり、でも『親子』と言う関係性がそこにある以上、どうしようもなく辛く、苦しく、しんどい思いをしている子どもたちがいること。それを、たくさんの人に知ってもらいたかったんじゃないだろうかな。

 

そしてそれによって、実際にそう言う親子関係に苦しめられている子どもたちに、何かしらの言葉を送りたかったんじゃないかな、と思ったりしています。はい。

 

何でしょ。『こんな闇ばっかりの親子関係、ある?』みたいなコメントも見かけるんですけど、あるよ。珍しいことでも何でもないよ。

 

朝起きて、いきなり母親から『なんで家にいるの、うっとおしい』って言われたり、気を利かせて昼ご飯作ったら『なんでこんなものしか作れないの』って怒鳴れたり。それで作らなかったら作らなかったで『どうして仕事から帰ってきた母親を出迎えるために、ご飯作るくらいの気を利かせないの』って怒鳴られたり。

 

気を利かせていろいろやったらやったで何をしても『お母さんはこんなことしてって言った覚えはないでしょ』『なんでお母さんが教えたとおりのことができないの』って怒鳴られて、一度も褒められたことなんてないし。『お母さんの言う通りにできないなら、やらない方がマシ』って言うからやらなかったら、『あんたはどうして言われないとやらないの?顔が不細工なんだから、せめて気くらいは利かせられるようにならないと、救いようがないでしょ』って言うんだし。

 

進路で自分の意向を伝えたら『お願いだからお母さんの言うことを聞いて』と無理矢理、進路変更させられたり。『あんたみたいな性格の子に育てたつもりはなかったのに。子育て、失敗したわ』と昔から、今でも事あるごとに言われたり。『子どもなんて産むもんじゃないね』って笑われたり。

 

ねぇ~。どこの家庭とは言いませんが、本と、決して珍しいことでも何でもないと思うんだけどな。そう言うコメントをしている人は、どうか、どうか自分の親子関係が幸せなそれであることを知って欲しい。そしてその上で、どうか、何ひとつ珍しくはない、人間関係が破たんしてしまっている、あまりに歪な力関係で成立してしまっている、この物語で描かれている、現実世界にたんとある親子関係に目を向けて欲しい、少しでも、そこに思いを馳せて欲しいです。

 

歪な親子関係。家庭と言う閉塞した、だけどまだまだ若い彼らにとっては日々において大きなウエイトを占めている。

その世界に閉じ込められ、苦しめられている彼らにとって、部活動と言うのは唯一の救いであり、健全な人間関係を保つことができる場所。

『選ぶことができない』その苦しみを、どう受け入れるのか。あるいは、なぁなぁでも良いから肯定するのか。あるいは力ずくで破壊するのか、変えていくのか。

 

どうか、彼らの唯一無二の場所が守られていきますように。

そして彼らが年齢を重ね、『家庭』と言う狭い世界から脱出することが叶った時、歪な人間関係から解放された時、彼らが過去の自分を責めたりしませんように。

 

貴方は何も悪くないよ。

強いて言えば、運が悪かった、ただそれだけだ。

 

はい。そんなこんなでそんなこんな。

何だか『星合の空』の感想みたいになってしまいましたが、これ、1クール?

だとすれば綺麗にまとまるのかなぁ。

もしかしたら、綺麗にまとめるつもりはなく、明確な解決案が示されるわけでもなく、彼らの日常が続いていく、これからも、的な感じで終わるのかなぁ。

誰かが親を手にかけてしまう・・・と言う展開も、なきにしもあらずな感じがする。それで数年後、大人になった彼らが再会して、みたいな。

タイトルの『星合』の意味を考えると、どうしてもそんな想像も胸をよぎるのであります。はい。

 

あと『サイコパス』は絶対、次でまとまるはずがないよね。

続きをやるのか、スペシャル版があるのか。あるいは劇場版か。

とりあえず最新話を見た感想としては、『舞子さん、強っ』でした。

ただ、その代償はあまりにも大きかったけど・・・うぅ・・・。

 

はいよ。ではでは。今日はこれにて終了。

皆さんの、そして私の明日が、明日は、明日も穏やかで良い一日でありますように。

 

おやすみなさーい。