tsuzuketainekosanの日記

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学生の時に知っておきたかったぞ!~健康保険とは?

社会保険のひとつ、健康保険を最も身近に感じることができるのが、健康保険証です。

 

若い人でも、病院に行く機会と言うのはあるかと思います。歯医者さんとかね。その時、初めて行く病院であれば窓口で提示したり、あるいはお馴染みの病院なんかでも定期的に窓口に提示したりしているアレ。アレが健康保険証です。

 

あの健康保険証は一体、何のために提示しているのかと言うとですね。簡単に言えば『私は健康保険の被保険者、すなわち健康保険に加入して保険料を支払っていますよ』と言うことを病院側に証明するために提示しているのです。

 

病院で治療を受けたりすると、当然ですが治療費が発生します。これはお店で物を買った際に、その物の代金が発生するのと同じだと考えることができます。

 

ただしお店で物を買った際には、たとえば税込で1000円の物であれば、絶対に1000円、支払わなければいけません。まぁ、ひょっとしたらお店側と交渉して、ちょっと値引きしてもらえると言う可能性もなきにしもあらずですが。

 

一方、病院で治療費が1000円だった場合ですね、多くの場合は、実は300円の支払いで済んでいます。つまり3割負担で済んでいると言うことです。では残りの7割、この場合だと700円はどうなっているのかと言うと、この700円を負担しているのが、健康保険料なのです。

 

つまり会社勤めの人やら、国民健康保険と言う、社会保険の健康保険の代りになっている保険に加入している人やらが支払っている健康保険の保険料により医療費がまかなわれていると言うのが、日本の仕組みです。

 

ちなみに国民健康保険に加入しているのはどんな人かと言うと、たとえば自営業の方や、会社を退職した方なんかがその代表例として挙げられます。あるいはフリーターさんなんかで、社会保険の加入条件に該当していない方なども、こちらの健康保険に加入することとなります。

 

『え?でも私、健康保険料は支払っていないよ』と、学生さんなんかは思われるかもしれません。しかし皆さんの場合は親御さんの扶養に入っているので(つまり簡単に言うと、経済的な面倒を見てもらっていると言うことです)、親御さんが健康保険料を支払っていることで、その扶養に入っている、それにより健康保険の恩恵を受けることができると言うわけです。

 

医療費と言うのは、時に本人が予想していなかったくらいに高くなることも珍しくありません。私も歯医者さんに通っていた時、5000円くらいかかった時があって『うわ、高!』と驚いたことがあります。

 

だけどこの5000円にしても、3割負担で済んでいるから5000円で済んでいるわけであって、もし、父親の健康保険の扶養になっていなかったら、実際はもっと高額を支払わなければならなかったわけです。

 

そう考えると社会保険の健康保険、そして国民健康保険は、保険料を支払う必要はあるけれど、とてもありがたい制度だと思うこともできます。

 

どんなに注意したり、努力したりしていても、病気やけがと言うのは、防ぎきることができないことも多いですからね。その万が一の時の治療費を考えるのであれば、やっぱり健康保険には加入して、健康保険料は納めておくべきだと、私は思います。

 

ただし一方で、少子高齢化により必要な医療費は膨らみ続けている一方であると言う現状を考えたりすると、なんかもうちょっと世代間の不公平感のようなものを改善する手立てはないものかね、と思ったりしもします。

 

そしてこの世代間の格差と言う点に関して言えば、次に紹介する予定の厚生年金、すなわち年金に関しても言えることだったりします。

 

ではでは。読んで下さりありがとうございました。お次は年金について、見ていきたいと思います。