tsuzuketainekosanの日記

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学生の時に知っておきたかったぞ!~社会保険って何?

と言うことで、前回に引き続き、お給料から引かれている雇用保険や健康保険やらって何?それってどうしたら加入できるの?と言ったことを、見ていく記事でございます。

 

前回は雇用保険について説明いたしましたが、ここから見ていく健康保険、厚生年金保険は、大まかに分類すると社会保険と言うカテゴリーに属しています。社会保険に属している保険は他にも、私はまだその対象にはなっていないけれど40歳になったら対象になる介護保険、そして先に説明した雇用保険も含まれています。

 

ただし雇用保険と健康保険・厚生年金保険・介護保険の3つの加入条件は異なっています。つまり雇用保険には加入しているけど、他の3つの保険には加入していないよ、と言う人は珍しくないと言うことです。

 

ちなみにアルバイトなんかを探す時に、求人広告やスマホアプリなんかでその情報を検索されると思うのですが、その際に『社保完』とか『社会保険加入』とか書かれてある求人を見かけたことがあるかもしれません。

 

『社保』と言うのは『社会保険』のことで、『完』と言うのは『完備』、すなわち備わっていること、と言う意味です。つまりその求人であれば、社会保険に加入することができますよ、と言うことですね。ただし実際のところは、実際に働く時間によって変わってくるので要注意です。

 

いわゆる正社員、正規雇用の方は、ほぼ自動的にこの社会保険に加入することとなりますが、アルバイトやパートなどのいわゆる非正規雇用の方の場合は、社会保険に加入するためには、以下の内、いずれかの条件を満たさなければならないのです。

 

まずは労働時間や労働日数が、正規雇用の人のそれの4分の3以上あることです。つまり雇用保険のように、週に20時間以上と言う条件だけでは、この条件を満たすことは難しいと言うことですね。

 

それからもうひとつは5つあり、この5つを全て満たしていることが必要となってきます。1は週の所定労働時間が20時間以上であること。2は月額賃金が8万8千円以上であること。3は1年以上の雇用見込みがあること。4は従業員が501名以上の雇用先で働いていること。

 

そして5は、もはやお馴染み(笑)で、学生ではないこと、と言う5つです。ただしこの学生でない、と言うのは、雇用保険の時同様、昼間学生であると言うのが基本となっています。なので夜間学校の学生さん、通信教育の学生さんなどは、学生でないとみなされています。

 

つまり雇用保険以外の社会保険に加入しようとなれば、毎日、毎週、それなりにまとまった時間、日数、働くことが必要であり、かつ賃金もそれなりの額に達しなければならないと言うことです。

 

また雇用先の従業員数も関係してくるので、もしバイト先などが従業員数が少ないところであれば、日数や時間数は満たしていても、社会保険には加入できないと言う場合もあるので、これは留意しておきたいですね。

 

さて。社会保険に加入すると、私のお給料明細を見て頂いても分かる通り、ある程度の額を給料からひかれます。簡単に言っちゃうと、口座に振り込まれる、手元に入ってくるお給料は減ってしまいます。

 

でも社会保険は、保険ですから、様々な保障をしてくれます。なので『がっつり引かれてるじゃんかぁ~、こんなんなら社会保険なんていらないよぉ~、その分、お給料としてちょうだいよぉ~』と思う気持ちもあるのですが、やっぱりそれなりのメリットと言うのもある、と言うこともできます。

 

まぁ、このメリットと言うのも、日本が少子高齢化、つまり子供や若い人が極端に少なくて、逆にご高齢の方が多いと言う状況においては、なかなか薄まりつつあるんだろうな、と言う感じもしなくもないのですが。

 

と言うのも、社会保険と言うのは、現役世代、つまり今、会社などで働いて社会保険料を納めている人が、主には高齢者などの、かつて社会保険料を納めていた人の医療費や年金などを支えている、と言う仕組みなのです。

 

なので子供や若い人と言う、将来、現役世代になる人が減り、だけど高齢者の人が増えていくと言うことは、その増えていく一方の高齢者の人の年金などを支える現役世代の社会保険料、簡単に言えばお金が圧倒的に足りないと言うことなんですね。

 

ですから先に説明した社会保険の加入条件に関しても、もっと条件を緩和、つまりは緩くして、多くの人が加入できるようにしよう、と言う話も出てきています。それによって、不足している社会保険料を増やそう!と言うわけですね。

 

たとえば月収6万8千円の人も社会保険に加入できるようにしよう!と言う話も出てきています。・・・が!

 

月収6万8千円で社会保険料差し引かれたらさ・・・手元に入ってくるお給料、一体、いくらになっちゃうのよ・・・って話ですよ・・・。いくらメリットがあるとは言え・・・少し恐ろしいわよ・・・。

 

とにもかくにも、じゃあ、何に対しての保障をしてくれるのさ、と言うのをこれから見ていきたいと思います。

 

と言うことで、最初に見ていくのは健康保険です。

 

ではでは。読んで下さってありがとうございました。もしよろしければ、引き続き、お付き合いくださいませ~。