tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

春アニメ、印象的な楽曲~ED編

細谷佳正さん、メキシコ行ってる。

楽しそうで何より。

 

なんだこの前書き(笑)

 

本題です。

毎クール恒例の記事です。

そのクールに放送されているアニメ作品の中から、私が視聴している作品に限ってですが、個人的に印象的なOP、EDについて語ると言う内容です。

昨日はOP編をお送りいたしました。本日はED編です。

 

ではでは早速、こちらの楽曲からスタートです。

・DIALOGUE+『にゃんぼりーdeモッフィー!!』

・・・『カワイスギクライシス』のEDです。いやぁ~、こちらの作品も個人的には大穴、ダークホースだったなぁ。気にはなっていて、でも他にも気になる作品はあったので『まぁ1話だけ見てみよう』と言う軽い気持ちで見てみたら・・・笑。

ハマったハマった。ってかもう、猫ちゃんをはじめとする地球上のありとあらゆる可愛いを目の当たりにしたリザの狼狽っぷり。そして愛猫、よぞらに対しての溺愛っぷりがとても他人とは思えないし、見てて抱腹絶倒なのです。花守ゆみりさん、そしてよぞら役の藤原夏海さんの演技も最高。

 

そんな本作品のEDを飾るのは声優としても活躍されている8人の女性からなるユニットDIALOGUE+でございます。今までの数多くのアニメ作品のOP、EDを担当されています。

で、このユニットの音楽プロデュースを務めるのは『オリオンをなぞる』や『シュガーソングとビターステップ』などの楽曲がアニメファンにもおなじみのUNISON SQUARE GARDEN田淵智也さん。荒ぶるベースの方です。

 

で、『にゃんぼりーdeモッフィー!!』、とにかく歌詞も曲調も忙しい。歌詞は田淵さん、そして作曲は別の方なのですが、それでも田淵プロデューサーの意向を汲んでの策曲なのではないかなぁ、と勝手に推測するくらいには、とにかくにぎやかな曲調なのです。

でもそんな忙しい、どこかドタバタ感漂う曲調も、そしてよぞらちゃんをはじめとする、人間の下僕と生活しているすべての猫さまの気持ちを代弁しているかのような歌詞も、本当にこの作品にぴったりなのですよ。

あと声優さんのユニットなので歌声が1人1人、実に個性的と言うのも、この楽曲のわちゃわちゃ感にマッチしていて面白い。中毒性高し、な1曲です。

 

そして何より!放送時のEDでは毎週、たくさんのもふもふ、もふもふ以外のペットちゃんたちの写真が流されると言うのも、もふもふ好き、動物さん好きにとってはあまりにもサービスが手厚すぎる!と言うのも、このEDを選んだ理由です。

ほんとね。もうめちゃくちゃ可愛いんですよ。犬ちゃん、猫ちゃんは勿論のこと、それ以外の動物の写真も。こー、撮影した方の愛情がめちゃくちゃ伝わってくる。そんな写真ばっかりで。

『あ~・・・なんかほんと、『幸せ』ってこう言うことを言うんだろうなぁ』とほんわかした気持ちにさせられるような。そんなお写真ばかりで。それがまた作中、よぞらに振り回されながらも、よぞらへの愛に満ち満ちているリザの、あるいはこの作品に登場する、動物たちへの愛に満ちた人たちの心境とリンクするようなのも実に尊い

毎週、違う写真がたくさん登場するので『これは募集とかされているのかな?』と思い調べてみたら・・・成程。去年末締め切りで募集がかけられていたんですね。更に調べてみたら、実際にペットの犬ちゃんが、投稿者のご主人の髪の毛を毟っているお写真が2話のEDで採用された!と言う方の呟きも見かけました。

たまに呟き見てる方だ!

・・・こんなの知ってたら、私もねこさんの写真の1枚くらい、応募したのに!

 

あとMVならぬNV、『にゃんびでお』もただただ可愛い。登場する猫さまが、ただただ愛おしいし、DIALOGUE+の皆さんの猫耳姿も、ただただ可愛い。可愛いは正義。

 

・『Where Do We Go?』OKAMOTO’S

・・・『Dr.STONE』のEDでございます。本作品を彩る楽曲と言えば!BURNOUT SYNDOROMESだよね!と言う思いがあった私は『今回はBURNOUT SYNDOROMES、参加されていないのか』と少しがっかりした思いもあったのですが。

まだわからんよ!分割2クールだもん!後半クールに来るかもしれんよ!ってか、もっとたくさん本作品のOP、ED歌われていると思い込んでいたけど、曲としては『Good Morning World!』とそのスペシャルバージョンだけなのか。驚いた。あまりにも印象が強すぎるので。

 

とは言え、今回の石崎ひゅーいさんのOPも、そしてこのOKAMOTO’Sが手掛けるEDも、また新しい風を作品に吹かせているようでとても素敵なのです。

てなことでこの楽曲、タイトルをグーグル先生に直訳してもらったら『どこに行こうか?』と言う意味だと教えてくれました。ありがとう。

 

いや、でもそうか。3期?になるんですかね、アニメとしては。3期になって、と言うか、そもそもとしてこの作品の登場人物、主人公である千空を中心とした登場人物たちには大きな目的があるわけです。『人類石化の謎を解く』と言う目的が。

そのために皆が、1人1人、できることも得意なこともバラバラだけど、その『個性』と言う力を合わせながら、行動を起こしていく姿が描かれている。

いわば登場人物たちの行く場所、目的地は決まっているわけなんですよね。うん。でもそこに、その物語に、EDとして『どこにいこうか?』と言うタイトルの楽曲を持ってきたと言うのが、またなんともにくいじゃないですか!かっけぇわ!

それになんだろ。目的を果たすための目的地は決まってる。なんだけど、そのための道程は、とても自由でとても楽しく、急ぐ必要もあるし焦りも生まれてくるけれど、けれど着実に着実に、試行錯誤紆余曲折、苦労と失敗を重ねながら一歩一歩を刻んでいく。その工程すらも、時間すらも楽しむと言う、千空たちの姿が、イキイキとした姿が伝わってくるような。そんなタイトルでもあるよなぁ、と私は感じたのであります。

3期になっても熱い、熱い、とにかく熱い物語。その物語の熱をクールダウンさせてくれるような。それでもなお、その熱の余韻が心の底に確かに存在していること、それを感じさせてくれるような、そんなメロディや歌声もめちゃくちゃ印象的。

 

そしてこの楽曲に乗せて流れる絵。千空、龍水、ゲン、クロム、右京、5人の姿が描かれているんですが。顔が映るのは千空だけ。それも横顔だけなんですよね。それに応じるように、他の4人の口元は映し出されるんですが。

基本的には5人の背中が描かれているんです。うん。それがめちゃくちゃかっこいい。その背中から、もう、5人の得意とすることも、不得意なことも。性格も、万事における考え方も。戦い方も。何もかもがバラバラであることが伝わってくるんですよ。

バラバラ。だけど、だからこそ強い。『そりゃもう、この5人が手を組んだら最強だよな!』と言う、なんかわくわくするような気持ちが胸の奥底からぐわぁぁぁ、っとわきあがってくるような絵で。

あと1人1人に合わせた色遣いも、もう『最高・・・!』としか言いようがないくらいにぴったりで。このEDの絵、特にラストの5人の背中が映し出される絵。なんかのグッズとかに使用されないかなぁ。ほんと、かっこいいんだよなぁ。見惚れちゃう。

 

3期まで続いている作品だからこその、キャラクターが物語ってきた、そのキャラクターの物語。存在感。それを感じさせる絵と、物語の魅力を閉じ込めた楽曲。その双方ががっちりとタッグを組んだEDだと思います。素敵。

 

・Kitri『ココロネ』

・・・ラストは『事情を知らない転校生がグイグイくる。』のEDでございます。春クール、尊い作品が多すぎると言うのは再三、書いてきましたが、この作品もそのひとつではないでしょうか。

茜ちゃんと高田くん、2人の、なんと表現したらいいんだろう。多分、初恋なんだろうなぁ。初恋なんだろうけれど、でも、初恋と表現することすら初々しいと感じさせるほどの、本当にピュアピュアでまっすぐな気持ちの交流。そしてそれによって確かに、確実に救われた茜ちゃんの思い。それらが本当に見ているこちらの胸を締め付けてくる、それでいてくすっ、と笑える面白さもある作品だと感じます。

 

そんな本作品のEDを手掛けられているのはKitri、私は初めて知ったのですが京都を拠点に活動される姉妹ユニットとのことで。アニメでは『古見さんは、コミュ症です。』のEDも手掛けていらっしゃったのですね。ふむふむ。

 

で、今作品のEDである『ココロネ』です。なんだろ。初めて聞いた時も、そして毎週、聞いても思うのですが。

この作品に登場するのは小学生の女の子、男の子です。だからいわばまだまだ、まだまだ幼い、未熟と言っても過言ではない子どもたちの物語が描かれているわけです。

なんだけれど、同時に幼いからこそ、未熟であるからこその、ポジティブな意味でもネガティブな意味でもとらえられる純粋さみたいなものも描かれていて、そこが胸を打つ。いろんな意味で、見ている人の胸を打つ。そう言う作品であるとも思うんです。

すごく二面性のある作品と言うか。描き方を一歩、間違っちゃうとものすごく重くなってしまう、お涙頂戴になってしまうようなテーマをはらんでいる作品で、でも、それをとてもうまく描いている作品でもあるから、支持されているんだろうなぁ、と私は思うんですが。

とにもかくにもそうしたこの作品の二面性。あらすじやイラストをぱっ、と見ただけではちょっとそうとは感じられないようなこの作品の深さみたいなもの。

それを、このEDはものすごく的確にとらえて楽曲として落とし込んでいるなぁ、と私は感じるのです。はい。

 

変な話、単に『小学生の女の子と男の子が心を通わせていく物語』と言う認識しかなければ、こんなにもミステリアスでシリアスさすら感じさせるような楽曲は生まれていなかったと思うし、この楽曲がEDに採用されることもなかったとすら思います。

制作サイド、そしてアーティストさん側もそう言う認識しかなかったのであればもっと単純でもっとわかりやすい、変な言い方、もっと幼稚さや未熟さを感じさせる楽曲が生まれていて、そしてEDとして採用されていたと思うんです。うん。

でもそうはならなかった。小学生の子どもたちが登場する物語のEDとしては、あまりにも大人びていてミステリアスさ、緊張感すら感じさせるような楽曲が生まれて、そして採用された。そこに、この作品の制作陣、またkitriの、この作品に対しての認識の深さみたいなもの。それが如実に表れているように感じられて、個人的にはそこに感服するような思いを抱いたのであります。

 

だから、なんですよ。だからミステリアスでシリアスさら感じさせる、この作品にはあまらにも大人びていると感じさせる楽曲なのに、めちゃくちゃこの作品にぴったりなんです。そこももう本当に素晴らしいの一言。

高田くんに出会う前の、そして出会ってからの茜ちゃんの気持ちの在り方。

『ココロネ』と言うタイトルを『心音』としていいのなら、自分自身の心が奏でるいろいろな音。その音に時に戸惑い、時に驚き、そして時に励まされ。そうして高田くんと言う男の子に、少しずつ、少しずつ、その音をわけるように、自分の気持ちを言葉にして伝えていく茜ちゃんの、その心の在り方。それがもう、めちゃくちゃ綺麗に描かれていて、ほんと聞きごたえたっぷり。

 

作品の裏テーマみたいなもの。それを見事に楽曲として表現しているEDだと、私は思うのです。だからこそ、何度でも聞きたくなるし、何度、聞いても『成程なぁ』と感心させられるのです。

 

はい。と言うことで全3曲、好き勝手語ってまいりましたが。

ここからはOP編同様、他にも語りたい楽曲について、ちょろっとずつではありますが語っていきたいと思います。

 

まずは激動の展開が続く『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のED、アイナ・ジ・エンドの歌う『Red:birthmark』です。

なんだ。もうアイナ・ジ・エンドさんの歌声からして、ずるい。声優さんで言えば『第一声、発した瞬間から、その声の力で圧倒的な世界観を作り上げてしまう人』だと思うの、アイナ・ジ・エンドさんって。その歌声って。

悲鳴、だと私は感じました。悲鳴。悲鳴、なんだけど、決して悲しい、嘆きのそれだけではない悲鳴と言うか。ならばそれは『悲鳴』ではないのでは、とも思うのですが、でもやっぱり『悲鳴』としかたとえようがないんです。うん。

たとえが本当に難しいんですが。悲鳴、悲鳴、悲鳴を上げ切った後に残る希望。それを信じている人間が上げる悲鳴。それを思わせる歌声だよなぁ、と。それがもう、そしてそれだけではない歌詞と言い曲と言い全てが、本作品の2期の内容にめちゃくちゃぴったりじゃんか、と。

 

そしてもう1曲。『天国魔界境』のED、ASOBI同盟の『誰も彼も何処も何も知らない』です。

この楽曲も面白いんです。とにかく謎が多くて、とびきりにグロテスクな、生々しいものをまだまだ隠していそうな、それでいて冒険アクション作品としての魅力にも溢れている本作品。それをアーティストさんが自由に解釈した結果、生まれた楽曲のような気がして。

曲調はどこか元気で楽しさすら感じさせるんですけど、でもASOBI同盟おふたりの歌声が、表情豊かな歌声が、表情豊かだからこそ、ところどころではどこか不穏さすらとかも醸し出していて。でもサビの部分での盛り上がりでは、突き抜けた感じがあるのも気持ちがいい。

 

そしてこちらの楽曲、マル&キルコバージョンが公開されているのをご存じでしょうか。そうです。それぞれのキャラクターを演じる佐藤元さんと千本木彩花さんがキャラとして歌唱されているのですが、これがまた良い!ってかあれ?佐藤さんのキャラソンって、あんまり聞いた気がしないように思うんだけど私だけ?千本木さんの歌唱力、キャラソン表現力の高さは、もう安心感しかないし!

原曲とはまた違って、危険にさらされながらも、どこか珍道中と言ってもいいような旅を続けている2人の『ワクワク』が、実にのびやかな歌声で歌われていて、もう聞いててただただ楽しいし幸せ。

ってか佐藤さん・・・キャラソンも最高やん・・・もっと歌って・・・。

このアイムコンビ・・・芝居もうまいしキャラソンもうまいし・・・最高やん・・・。


www.youtube.com

はい。そんなこんなで記事で紹介しなかったEDも、いわずもがな、本当に素晴らしい楽曲ばかりで、ほんと凄いよなぁ。

OP編の記事でも書きましたけど、ほんと、日本のアニソンもアニメ同様、誇るべき1つの文化だと、しみじみと感じます。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!