tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

秋アニメ、印象的な楽曲~OP編

はーい。と言うことで毎クール恒例の記事です。

そのクールに放送中のアニメ作品を彩る楽曲の中で、個人的に印象的、好きな楽曲を挙げて、それについてやんややんやと語っていきます。

本日はOP編です。

 

どうですか、秋アニメ。

なんだろ。個人的には放送前に期待していた『チェンソーマン』や『機動戦士ガンダム 水星の魔女』と言った作品も面白いのは面白いんですけど。

それ以上に『アキバ冥途戦争』と『恋愛フロップス』のダークホースの名に相応しい暴れっぷりが面白くてたまりません。

どちらも描きたいことを何の遠慮もなしに描いている、そこが良いんだよなぁ~。

 

はい。てなことで本題にまいりましょう。

秋クール、個人的に印象的な楽曲、OP編。

まずはこちらの作品のこちらの楽曲からです!

 

BUMP OF CHICKEN『SOUVENIR』

・・・『SPY×FAMILY』第2クールのOPです。私は20年来のバンプファンなのでね。ここは我慢して、私の熱き思いを聞いてくれ(どーん)

いや、でもほんと。バンプは数々のアニメやゲーム作品、映画の楽曲を手掛けていますけれど。ほんと、どの楽曲も作品の雰囲気、テーマ、物語を楽曲に閉じ込めていて、本当に唯一無二の、その作品のための楽曲でありながら、同時にバンプの楽曲としてもしっかり存在していますよね。そこがもう、本当に作品ファンとしても、バンプファンとしてもめちゃくちゃ嬉しいのです。

 

で。今回のこの楽曲。ライブ会場で対面するリスナーに対して思う気持ち。それを大切な場所に向かう道になぞらえて作った、と言うコメントも事前に発表されていましたが。そのバンプとしての心境と作品の登場人物たちの心境が、見事に重なっている、聞いている側が無理なくそう感じられるような楽曲になっている、と思います。そこがもう素晴らしいし、『あぁ~、バンプの楽曲やぁ~』としみじみさせられるのです。

 

数奇な巡り合わせの末に、それぞれの本当の思惑を隠したままにかりそめの家族になったロイド、ヨル、アーニャ、そしてボンド。かりそめの家族、それぞれの思惑のための家族に他ならないのに、共に過ごす時間の重なりと共にどんどんどんどんその関係性は深まっていく。互いを愛おしい、かけがえのない存在だと思うようになってきている。だからこそ、共に過ごす時間のきらめきも、1人であっても互いを思う時間のきらめきも、ますますやさしさと明るさを増してきている。

それがもう、疾走感ありつつも柔らかさを感じるメロディ、そして藤原さんの歌声で奏でられていて、歌われていて、ほんと聞いていて胸に染みこんでいくんですよねぇ。

あと個人的には。ロイドたちがかりそめの家族になったこと。ひいてはバンプの皆さんとリスナーの皆さんが出会ったこと。出会えたこと。その『見つけ合うことができた』可能性、確率みたいなものにも思いを馳せて歌いながら、そこに『奇跡』と言う言葉を使用していないところが、もう最高にバンプ。そして最高に最高。

 

そしてアニメだからこその魅力。OPで流れる絵も、本編同様、とても綺麗で、でも温かみがあっていいですよねぇ。フォード家の楽しそうな気持ちが、見ているこちら側にまで伝わってくるような仕上がりです。そんな映像とバンプの歌が、見事に融合した、本当に素晴らしいOPだと思います!

 

・潟女DIY部!!!『どきどきアイデアよろしく!』

・・・そうなんだよ。この作品の何が驚いたかって、オリジナルアニメなんですよね。勝手に漫画原作だと思い込んでいたら。こちらもオリジナル作品。なのでそう言う意味では原作ものの強いラインナップに対抗して、今期、オリジナルアニメが熱い、そしてまた面白い!そう言えるクールなのではないかな、とも勝手に思っています。

てなことで『Do It Yourself!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ-』のOPです。歌唱されているのは、物語の舞台にもなっている潟女DIY部の部員。そのCVを務めていらっしゃる声優さんたちです。

 

いや、この作品。本当に毎週、毎週、めちゃくちゃ癒されています。なんだろ。ほんと完璧だと思うのです。こー、キャラクターの造詣とか、物語の組み立て方とか。あと世界観、物語の雰囲気とか。ものすごく作りこまれていて、でも、肩ひじ張った、変な力の入れ具合みたいなものは全然、感じさせない。そこでもう見ていてめちゃくちゃ心地いいし、癒される。

DIYを通して、個性ばらばらな女子高生たちが出会って、繋がって、いろんなことを楽しむ。今まで見たことのない世界を見ていく。その様が、本当に温かく描かれていて・・・頼むから、私も仲間に入れてくれないかな、とすら真剣に思っている自分がいるよね。ふはは。

 

そしてこのOP。気が付くと口ずさんでいるよ。正しい歌詞は把握できていないから、とりあえず『たんたんたかたーん』とか、もう制作された方に申し訳ないくらいのいい加減な歌詞で(ほんとすいません)口ずさんでいます。

まずこの弾むような、それでいてちょっと硬さ?を感じさせるようなメロディが、DIYの質感。例えば釘を打つ音だったり、鋸を使う音だったり。そう言うものを感じさせる(あくまで私の感想です)ところが、またこの作品らしいなぁ、と。

でも歌詞はとても楽しそうな潟女DIY部の光景、それをそのまま歌っている。あるいはDIYに触れて広がったそれぞれの世界、その素晴らしさみたいなものも歌っている。

 

で、いわゆるこちらはキャラソンになるわけなのですが。それぞれのキャラクターの、実に個性豊かな声。それも聞いていてめちゃくちゃ楽しいし、その個性豊かな声が『潟女DIY部』として1つの楽曲を歌っている!と言うのも、もう最高にこの作品のメッセージ、物語を表現していますよね。

それぞれの個性がそのままでありながら、部としてある。みんなで、楽しく、1人1人がDIYに向き合っている。自分の個性が個性のままであることができる。そんなやさしくて緩やかで、とびきりに楽しい時間を閉じ込めた、そんな楽曲だと思います。ちなみにOPとはまた違った印象のあるEDも、ほーんと良いですよねぇ。

 

鈴木このみ『Love?Reason Why!!』

・・・秋アニメ、熱いオリジナルアニメ枠。その先頭を切っている作品のひとつだと勝手に思っています。やりたい放題やりたい放題。とことん『ラブコメっ!』を突き詰めているような物語が、そしてその裏に隠されているのであろう真相が楽しみでならない『恋愛フロップス』のOPです。

初めて聞いた時『なんてメロディが忙しい楽曲!』と素人ながらに思ったのですが、Q-MHzさんのプロデュース曲と聞いて『成程』と勝手に納得した私です。そのメロディが忙しい楽曲を、だけどさらり、と歌い上げていらっしゃる鈴木さんの歌唱力。そして表現力には、いやプロの方なんだから当たり前なんですけれど、やはり今回も『スゲェな』と思うばかりでした。なんだろ。鈴木さんの歌、歌い方って、聞いていてものすごく気持ちが良いんですよね。凄すぎて。

 

どこで息継ぎしてるんだろう(どーん)

 

てなことでこちらの楽曲。個人的な印象として、鈴木さんの歌声にしては可愛らしい感じ、甘い感じが強い気がします。いつものかっこいい系とはちょっとイメージが違う。それはやはりこの作品、そしてこの楽曲に合わせてのことなんだと思うのですが、そこがまず印象的。『ラブコメ!』であるこの作品の、賑やかでバカバカしくて、楽しくてちょっとエッチで。なんだけど、時折、織り込まれるぎゅっ、と胸を締め付けるような感情。それが鈴木さんの歌声でも表現されているように感じられるのです。

そして忙しいメロディに乗せて歌われている歌詞も、またこれ、当たり前なんですけどこの作品にぴったり。5人のヒロインちゃんたちの主人公に対する『好き!好き!だから好きって言ってよ!好き!』と言う熱すぎるストレートな気持ちが、そのまま歌われていますよね。映像見なくても、この歌を聞いているだけで、作中の5人のヒロイン。彼女たちの朝に対しての熱いアプローチ、それが目に浮かんでくるから、いや、ほんと作品を閉じ込めたような楽曲ではないでしょうか。

 

さぁそしてもうひとつ。このOPで流される絵も、伏線が多い、何かしら裏があると思わせてやまないこの作品だからこそ、本当に気になって仕方がないですよね。

まずイントロの始まり『NOW LOADING』の文字が出てきて、ゲーム開始時のようにタイトルが映し出される。それが既に意味深に思えてならないのは、きっと私だけではないはず(笑)。あとヒロインたちジャンプしてるのは、これ、明らかに『き○らジャンプ』を意識したんでしょうか。邪推しすぎでしょうか?(笑)

そしてヒロインたちと主人公、朝との汚い・・・いやいや(笑)思い出の数々が流れるその中に、『自称・朝の親友』である、個人的にはいちばん怪しくて仕方のない好雄との1シーンが挟まれているのも私は見逃さなかったぞ!

そうしたツッコミどころは勿論のこと、『おい、これは誰だ!?』とか『この描写は一体、どういうことなのか』『これは・・・やっぱりそういうことなのかなぁ』と感じさせる、今後の展開への推測、想像が膨らむシーンも多数、登場しています。

 

耳で聞いても、そして目で見ても。作品の魅力が余すことなく伝わってくると共に、今後の物語への期待が高まる、そんなOPではないでしょうか。いや、素晴らしいわ。

 

はい。てなことで以上3曲についてつらつらと書いてまいりましたが。

他にも印象的な楽曲はありますので、そちらに関しても少しだけ、少しだけ書いていきたいと思います。

まずは『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のOP、YOASOBIさんの『祝福』です。いや、正直、正直、最初に『ガンダム』のOPをYOASOBIさんが、と聞いた時は『どうなんだろ。ちょっとイメージ違う気がするなぁ』と思った私なのですが(すいません)。

実際、OPとして聞いたみたら・・・『『機動戦士ガンダム』を冠した作品だけれど、確かに新しい『機動戦士ガンダム 水星の魔女』と言う作品』に相応しい、この作品だからこその楽曲。だけどそこにYOASOBIさんの魅力も存分に詰め込まれている、両者の魅力がなにひとつ削がれることなく、しっかりと融合している楽曲だと感じられて『わお!』となりました。

 

わお!(語彙力なくて本当に申し訳ない(涙))

 

そしてもう1曲は『後宮の烏』のOP。女王蜂さんによる『MYSTERIOUS』です。女王蜂さんもアニメとタッグを組まれた楽曲をたくさん生み出されているのですが。作品の世界観や物語、キャラクターの心情などを楽曲で表現されているのは言うまでもないことなんですけど、個人的にはそれが『表』のそれと言うよりは『裏』であったり、『隠されている』それであったりするのが、女王蜂さんならではだよなぁ、と思っています。いや、あくまで私の感想ですよ。はい。

で、こちらの楽曲。きらびやかで、だけどその裏側にある様々な人の思い。それを感じさせるメロディ。そして歌詞。いろんな思いを抱えながら、だけどただひたひたと生きるしかない人の悲しみすら掬い取ったような歌詞。それを歌い上げるアヴちゃんの、耳に届いた瞬間、心をわしづかみにする歌声。

凄いな。凄いわ。

 

凄い(本当に自分の語彙力の無さが憎いし悔しい)

 

はい。そんなこんなで明日はED編でございます。

よろしければ引き続きお付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!