tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

今年の『このミステリーがすごい!』を予想しよう!~前編

携帯電話がフル充電しても2日ともたないようになってきました。

本体はまだまだ元気でも、バッテリーはいよいよ衰えてきているのかなぁ。

10年以上、経過してるもんなぁ。そりゃ劣化もするわな。

 

いよいよスマホを買う時がやって来たか・・・。

どうしたものか。

 

本題です。

 

明日は1が付く日なので読書感想文をお送りする日ですが、すいません。

この記事を書いている時点ですいません。

今、読んでいる本がまだ読了できてません。すいません。

謝ってばかりですいません。

なので明日は読書感想文をお送りできそうにないです。おっふ。

 

てなことで今日と明日はタイトル通りの内容をお送りしようかと思います。

11月ももうすぐ半ばではございますが、11月なんて、もはや年末です(違)

年末と言えば様々な『風物詩』がありますが、私を含めてミステリー好きにとっての風物詩と言えば、年末に発表される数々のミステリーランキングではないでしょうか。

 

そのひとつであり来月12月の今頃に発売が予定されている『このミステリーがすごい!』の、えー、2024年版ですか。

そちらにランクインしそうな作品を勝手に予想していくだけの記事です。

本当は『よし!いっちょ順位まで予想してやんぜ!』とも言ってみたかったのですが・・・どうあがいても難しそうだったので却下。諦めるのが早い!

『予想だけならそんなの簡単じゃん!』と罵られそうですが許して下さい(土下座)

 

読んだ作品は勿論ですが、気になっていたけれど結局、読めずじまいだった作品。

その中で『おお、この作品、評判良いぞ』と言う印象を受けている作品なども挙げていく予定です。

文庫化されたら読む(決意表明)

 

はい。ではでは早速、スタートです。

ノミネート作品は去年の10月から今年の9月いっぱいに発売された作品と言う認識で良いのかな。そう言うことにしておこう。

このノミネート期間と言うのも、なかなか結構な影響を与えるんだよなぁ。

記憶に新しい所で言うと、直木賞にもノミネートされた逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』が11月発売で。だからその年ではなく翌年の『このミス』でのランクインだったんですよね。

1年越しでもランクインすると言うのは、それだけ『面白い!』と言う声が多いことの証拠でもあるのですが、なかなかこうした例って稀有なような気もするし。

つまりどうしても、作品発売時期がノミネートラストの方だったり、11月~1月くらいだったりすると、不利な感は否めないんですよねぇ。うん。

 

で、それで言えば今年は夏から秋、8月から9月にかけてのミステリー新刊ラッシュが凄まじかったんですよね。私も散々、ブログで喚いていた。

 

さぁ、ではまずはその辺りの作品を見ていきましょうか。

個人的に気になって仕方ないのが『エロ!グロ!本格ミステリ!』でおなじみの(ではない)、独自の道を邁進し続ける白井智之さんの『エレファントヘッド』ですな。

白井さんと言えば去年『名探偵のいけにえ』が年末発表の主要ランキングの上位に軒並みランクイン。

その作風から個人的には『どうしても読む人を選ぶ』と言う印象は拭えない作家さんですが(汗)、しかし本格ミステリーとしての切れ味が非常に鋭いその作風、そして個性が強すぎる問題ありありな登場人物たちが繰り広げる物語は『うーん、面白い!』とにやにやしてしまうこと確実なのです。

『名探偵のいけにえ』でも炸裂していた多重解決が、本作『エレファントヘッド』でも炸裂しているようで・・・寄せられているレビューなどを見てみても、絶賛の声の嵐、嵐と言う感じがします。

一方、アマゾンのレビューに『つまらない!著者の作品は本作品含めて3冊、読んだ。どれも高評価だったけど、私には合わない!万人受けする作風や文章ではないと思う!』と言う手厳しいお声も寄せられていましたが、いや、白井さんの作品に関してはほんと、その通りなんだよなぁ(苦笑)

そこも含めて、の白井作品なのですよ!

未読の方は是非、白井作品、手に取られてみて下さい。特に初期の作品。『そもそもタイトルからして無理!』と思われた方は、その判断、正しいです(笑)

 

それから・・・『剣崎比留子シリーズ』でおなじみの今村昌弘さんの『でぃすぺる』も挙げたい。こちらも私、まだ読めていないのですが・・・おっふ。

本格ミステリー×ジュブナイル×オカルトと宣伝されている本作品。卒業まで残り半年となった小学生を主人公に据えていることからも、ものすごく新しさを感じるのは私だけではないはずです。

レビューなどを見てみても『著者の新境地』と言う評価の声。それでいて『著者らしい本格ミステリもしっかり味わえる』と言う声も。

 

そして新境地と言う点で言えば阿津川辰海さんの『午後のチャイムが鳴るまでは』にも、その声がたくさん寄せられているなぁ、と言う印象を受けました。

高校生を主人公にした青春ミステリーである本作品。ミステリーとしての切れ味は勿論だけれど、登場人物である高校生たちが非常に魅力的に描かれている。だから『このバカで一生懸命な高校生たちがとにかく愛おしい!』と言うレビューも多く目にしました。

阿津川さんの作品で高校生と言えば『紅蓮館の殺人』の主人公たちですが・・・この作品では、正直、登場人物の誰も好きになれなかったので(すまぬ)

だからこそ本作品は、そのトラウマ(大げさ)を払拭してくれそうで俄然、私も気になり始めました!

 

私が読んだ作品で言えば・・・東野圭吾さんの『あなたが誰かを殺した』や伊坂幸太郎さんの『777』をまずは挙げておこう。

どちらも人気シリーズの最新作。そしてそのシリーズの魅力を存分に味わうことができる作品だったように感じました。面白かった!

なのでどちらもランクインはかたいのではないかなぁ。『このミス』常連作家さんですしね。

 

そしてそして。

17年ぶりのシリーズ新作!

京極夏彦さんの『鵼の碑』も挙げておきたいわね。

ごめんね!まだ読了できてないけど!『何か月かかってんのよ!』と言うツッコミが聞こえてきそうだけどさ!

あの分厚さだもの!そして今の私、昔の私みたいなだらけてないもん!曲がりなりにも1日約8時間、週5日、働いてるもの!(言い訳)

はい。そんなこんなでまだ私は読み終えていないのですが、本作品もランクインは確実なのではないかなぁ。

今までの作品とは、少し、毛色が違う、そんな作品ですよね。ただそれでも複雑に絡み合っているいくつもの事象が、少しずつ解されていく。そしてそれにつれてじょじょに物語の全容、大きな謎の正体が浮かび上がってくる。その流れは相変わらずで、いくつもの点がやがて線になっていくのはたまらない面白さです。

あと登場人物たちが相変わらずなのも嬉しかったなぁ。榎さんも元気そうで何より。その榎さんに振り回される木場修も、お元気そうで何より。ふふ。

 

はい。そんなこんなで色んな作品を挙げてきたのですが・・・そうなんですよね。

ここまでに挙げた作品、全部、発売時期が9月なんですよね。確か。つまり12月に発売される『このミス』ランクインノミネート時期、ギリギリなわけです。

9月25日発売の作品とかもあったはず。うん。ほぼ10月だね。

つまり『発売!→読んで!→投票!』と言う、非常にタイトなスケジュールを余儀なくされるわけです。

ってか投票時期はいつまでなんだろう?それにもよるよなぁ。

 

まぁ、ただ、投票される方はいわばその道のプロのような方ばかりだし、こうした状況にも慣れていらっしゃることでしょうから、さほど影響はないのかもしれませんが。

それでもなぁ・・・どうだろうなぁ。

 

どうだろうか?(知らんがな)

 

『そんな影響はない!』と言い切るなら、『このミス』ランキングの特性、傾向みたいなものも踏まえての、白井さんの『エレファントマン』がもしかしたら、と言う気はしないこともない。

なにせ『白井作品の到達点』と言う声すら上がっているくらいですからね。

 

何度も言いますが読む人は選ぶ。万人受けは絶対にしない。ダメな人は絶対にダメ。受け付けられない。受け入れられない。

が、だからこそ光る、その唯一無二の圧倒的な作家としての個性。そして『エロ!グロ!ナンセンス!』が、だけどしっかりと本格ミステリーと絡み合っている、その構成力の凄まじさ。それが引っ張る物語の面白さは素晴らしいの一言。

そしてそんな白井作品の熱狂的なファンが多い。そんな印象が『このミス』の投票陣に対してはあるので、うん。

去年2位だった『名探偵のいけにえ』からついに・・・と言うのも、あり得ないことではないのでは、とも思いますが、小声で言うに留めておきます。

何せほら、私、読んでないから。

読んでないのにこんなに偉そうに語ってしまって本当に申し訳ない(土下座)

 

ただ勿論、今年のミステリー。

夏から秋にかけて発売された作品のみならず、それ以前に発売されていた作品にも、ランクインが期待できる作品は数多くあります。

てなことで明日はそうした作品の中から、私が読んだ、あるいは私が気になっている作品について語っていきたいと思います。

 

まぁ、この手のランキングも結局は投票される方の好み。それが反映されているものですから、当たり前ですが『ランクインしている作品がすべて!』と言うわけではないですからね。

ただやっぱり個人的には『『面白い!』そんな作品をお探しなら、この手のランキングにランクインしている作品から読んでみるのがおススメよ!』と言うのは、確かに言えることなので。

そう言う意味ではやはりひとつの指標になるのではないかなぁ、と思います。

 

そんなこんなでよろしければ後編も、引き続きお付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!