祝、誕生日1か月経過記念(どーん)
そんなこんなで、皆さんもご経験されていると思いますが。
誕生月にはいろんなお知らせがやってきますよね?
たいていはいつも利用している、あるいは数回しか利用したことがないような通販サイトからの『お誕生月なので特別割引いたしますよ!』的な内容のお知らせだと思うのですが。
ただこうしたお知らせも、やはりその大半は利用せずじまいなのですが、それでも『あぁ、誕生日が来るんだなぁ~』と改めて実感するのであります。
そしてねんきん定期便も、やはり誕生月にやってきます。
やってきますよね、ね?
私はやってきました。
ってか今更、気が付きました。
あれ?私、去年もこんな内容の記事を書いたような気がしてきたぞ。
・・・ぐぬぬ。
まぁいいか。1年に1度の風物詩と言うことにしておこう。
はい。
そんな具合でねんきん定期便です。
これは何かと言いますと。
簡単に言えば、今までの年金納付期間やその額、加入してきた年金の種類、そしてこれまでの加入実績に応じた年金額が記載されているお知らせです。
年金は大まかに区別すると3種類に分別できます。
ひとつは国民年金で20歳になった時点で加入するものです。学生さんや、あるいはフリーターの方、自営業の方、無職の方などが加入される種類ですね。口座振替などで、自分自身で支払う必要がありますが、収入の状況によってはその支払いが免除されたり、支払いに猶予がもたらされることもあります。
それから厚生年金ですね。これは主に会社などで働いている方が加入する年金ですが、加入に際しては労働時間や労働日数に条件があります。厚生年金は国民年金も兼ねているので、厚生年金に加入した時点で、国民年金の保険料の支払いはストップします。保険料は被保険者、つまり働いている労働者自身と、その方が働いている会社などの折半となっています。また保険料はその方の総給料によって決定します。
そしてラストは年収130万円未満で、かつ夫や妻と言った配偶者の扶養に入っている方。自身では保険料を支払っていないと言う方が加入する年金です。この場合、配偶者が加入している厚生年金が、その方の年金保険料も負担すると言う形です。
はい。国民年金はすべての年金の基礎となっている部分です。で、厚生年金に加入すると、その基礎部分の年金に加えて、将来的に受給できる年金額が更に増額されると言うのが、現在の年金制度の仕組みでございます。
厳密にはさらにいろいろと年金に関しては種類や制度があるのですが、ややこしいしあんまり私もわかってないので割愛(でーん)
で。
私は現在はフルタイムで働いているので厚生年金に加入しています。フルタイムで働き始めたのは、すなわち厚生年金に加入し始めたのは37歳の6月からです。
20歳からは国民年金を納めてきていたので(と言うより、有無を言わせず徴収され続けていたので(笑))、国民年金保険料を支払い続けいてる期間は20歳から41歳までの21年間、月換算にすると252ヶ月ですか。
先ほども言いましたが、厚生年金には国民年も含まれています。なので保険料がダブルで徴収されることはなく、厚生年金を支払っている=国民年金も支払っていると言うことになっているわけです。
ほー・・・そうか、もう21年も支払い続けているのかぁ~。
そしてその内、厚生年金の納付期間が・・・フルタイム3年を経過したので、月換算すると36ヶ月ですかね。はい。
で。
実際に届いたねんきん定期便で確認しても、だいたいこの数字どおりでした。
だいたい、と前置きしたのは、えー、なんだ。ねんきん定期便に記載される情報の基準となっているのは、誕生月の2ヶ月前の状況らしいです。なのでねんきん定期便に記載されていた情報は、先ほどの計算よりも少し少ない納付期間になっていました。
具体的に言うと、国民年金加入期間が215ヶ月。厚生年金加入期間が34ヶ月で、両方の数字を合わせた249ヶ月と言うのが、私の年金加入合計期間でございます。
ちなみに年金の受け取りには、原則として120ヶ月以上、ですから10年以上の納付期間が必要です。当然ですが、保険料を支払っていた期間が長ければ長いほど、受け取ることができる年金額も多くなります。
さて、それでは次に私が今まで支払い続けてきた保険料を見ていきましょう。
まず国民年金保険料ですが、こちらが3159480円です。300万オーバー!そうか、20歳からこつこつ、月に1万5千円くらい貯金していれば、今頃はこれくらいの金額になっていたのか、と後悔しましたが後の祭りです(遠い目)
そして厚生年金保険料が496845円です。約50万円か・・・。
ちなみに厚生年金の保険料は、収入額によって変わってきます。収入が多い人ほど、その保険料も高くなるはずです。そして今、気が付きましたが、私もどう言うわけか、去年の9月分の保険料から、それまでの保険料より2千円近く高くなった保険料が差し引かれています。
・・・そ、そんなに収入が増えた実感は、まったくもってないのですが・・・。
どう言うことなのでしょうか・・・。
とにもかくにもこれまでに私が納めてきた保険料、その総額は365万円弱です。
さて、それでは、この金額から導き出された私の将来的な年金受給予定額はいくらになるのか。
ドキドキしながら確認した結果を発表していきたいと思います。
まず国民年金です。こちらの部分で受け取れる予定額が403483円でした。
そして厚生年金部分で受け取れる予定額が27820円。
足して431303円が、現状で予定されている、私の年金受給額です。
で。
これを単純に12ヶ月、1年で割ればいいのかどうなのか。
それがいまいち曖昧なので、ねんきん定期便に記載されているアクセスキー、これを利用してねんきんネットで詳細な情報を調べようと思ったのですが・・・。
基礎年金番号の入力を求められたのですが、それを調べるのが面倒臭い(汗)
え・・・ってか、私の年金手帳って、どこにあんだ?未だかつて目にした記憶がないのだが・・・。
はい。
と言うわけで、これはもうあれです。
わかんないから単純に12ヶ月で割りましょう。
そう言うことにしておきましょう。
てなことで431303円を12で割りますと・・・ざっと35108と言う数字が出てきました。
そして年金の受給は2ヶ月に1度なので、35108×2で、7万ちょいと言うのが、私が受け取れる予定の年金と言うことになりますね。
正しい自信はまったくありませんけど。
はは。
そして実際には、今後の経済状況や、私が年金を受け取る年齢になった時の経済状況、勿論、今後の私の年金保険料納付状態によっても変わってくることでしょうが。
7万。
1ヶ月3万5千円。
少な(ちーん)
いや、まぁ、覚悟はしていたんですけど。
ってかですね。何に突っ込みたいかって、厚生年金で加算される額の少なさですよ!
驚異の少なさ!何だこれ!
諸々の手当てを足してようやく時給1000円に到達しようかと言う私ですら、毎月、1万6円強の保険料を引かれているわけです。
お給料からは他にも健康保険料や介護保険料、住民税やら所得税やらが引かれていますが、額で言えば厚生年金保険料のそれが圧倒的に高い!群を抜いて高い!
それをせっせと3年、納め続けてきたにもかかわらず、その部分で加算される額が年にして2万7円ちょいて・・・。
おかしくね?(ちーん)
あれだ。確か厚生年金は計算である程度、加算額がわかるんだったっけか。
1ヶ月の給与の平均額に厚生年金加入月の数字をかけて。で、更にそこに0.005481をかける、みたいな感じだったはずです。
なのであらかじめ、これも計算したことがあったので、その少なさは覚悟していたつもりでしたが・・・うーむ・・・いざ具体的な、かつ公式から出された数字として確認すると、その少なさに愕然とすると言うか。
『も、もう少し、なんとかなりませんかねぇ~』ともみ手をしたくなるような少なさですね。
ねー・・・。
これじゃあ本と、私世代は勿論のこと、私たちより下の世代の方にとっても年金を納めることなんて、なにひとつメリットがないと捉えられてしまっても仕方ないような気がしますよ。
もう少し、払う価値がある、払おうかとポジティブになれるような額は受け取れるようにして欲しい・・・。
いや、まぁ、あの、あれ。
私の場合は、仮に大学卒業時に今のようにパートでもいいからしっかり働いて、厚生年金に加入していたら、もう少しこの額も増えていたわけです。
そうしなかったのは、そのすべての原因は私の怠慢にあるわけで(はは)、自業自得以外の何物でもないのであれですがね。
ねー・・・。
はい。
なんだか現実を突きつけられて唖然としたと言うか、いやいやこんなもんか、と苦笑したくなるような気分になった次第でした。
どうなんでしょうね?
日本の超少子高齢化の現状なんて、少なくとも向こう10数年は変わらないこと、それどころかむしろどんどんと悪化していくことは明確なわけですよ。
その中で年金制度もやれ、払い続けても受給できないとか、いやいや少なくとも払った分に関しては大丈夫だろうとかいろいろ言われていますけど。
どうなんでしょうかね?
個人的には月に3万5千円ですか?今のところの予定額は。
でもそれすら、危ういような気もするんですけどね。
何はともあれ、もう少し世代間の格差、特に若い人たちの不公平感はなんとかすべきだよなぁ、としみじみ思うのでありました。
はい。
てなことでここまで書いていてやっぱり思いました。
『あぁ、私、やっぱ去年も同じような記事、書いたわ』と(笑)
なので多分、来年もしれっと同じような記事を書くことと思います。
生暖かい目で見守って下さい。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んでくださりありがとうございました!