給料日。
それは働いている人にとっては、月に一度やって来る、とても楽しみで、嬉しい日。
はい。
なんですがね。
先月の私のお給料がですね、あまりにも切なかったので、やるせなかったので、今日はその給料明細を大公開したいと思います。
いやね。ある程度は、自分の給料って予想できるじゃないですか。
時給だし、働く日数も分かっているわけだから、それで計算したら、『あぁ、今月のお給料はこれくらいだな』って、予想できるわけですよ。ええ。
ところがどっこい、今月・・・7月末に振り込まれたお給料はですね、その予想を大きく下回っていたので、明細見た瞬間に愕然としてしまいましてね、はい。
税金が悪い(どーん)
はい。その悲しみを皆さんにも共有してもらいたいのですよ!
こんちくしょうめ!
と言うことで、早速、恥を忍んで私の給料にまつわる情報を暴露してまいります。
まず私は現在、時給945円で働いております。
どうなんだろ、この額は。東京とかの大都市の人から見たら『安っ!』って驚かれる額なのかもしれませんが、私が住んでいる県や地域の最低賃金や平均時給からしたら、この945円と言う時給は何十円と高いのです。はい。
で、働いている時間です。これはフルタイムだと喚いておりますが、すいません。
正確に言えばフルタイムではなく、休憩1時間を除くと7時間30分の労働時間となっております。
はい。本と、今の今までフルタイムだと言い張ってすいませんでした・・・。
いや私の中では7時間30分ももはやフルタイムなのです(でーん)
で、ここに日曜祝日には時給が100円アップしますし、交通費も加算されています。それらをまとめた額と言うのが、私のお給料になる、と言う次第です。
さて。先月です。先月給料分は6月15日から7月15日までに働いた分の給料になるわけなのですが、実働日数としては19日でございました。
で、そこに日曜祝日分の手当、それから交通費を足すと140116円になるのです。
ざっと14万です。
どうですか?お金に対する価値観と言うのは個人差が非常に大きいものだとは思います。んが、少なくとも私にとっては14万と言う額は非常にありがたい額と言うか、なかなかの金額だな、と言う感じがして、本当に嬉しいのです。
ぶっちゃけ、14万と言う額で一人暮らしをするとなるとなかなか厳しいものがあるのかもしれませんが、すいません、この年になっても未だ実家暮らしの私にとっては、14万と言う額で十分と言うか、いや、そりゃ、もっと頂けるのなら頂きたいですが。はい。
あぁ、でも世の中には当然、14万円のお給料でも、あるいはそれ以下のお給料でも、一人暮らしをされて、自立されている人もいらっしゃるんだよな。
・・・なんか、ほんと、すんません(土下座)
はい。とまぁ、単純計算すれば、先月のお給料は14万円だったんです。
ええ。
ところがです。
ところがどっこい、14万円稼いだにもかかわらず、それがそのまま手元に入ってこないのが、この日本社会の恐ろしいところです。
この14万円と言う額がですね。
何とですね。
あれやこれやと差し引かれた結果、とんでもない金額になってしまったんですわ。
ええ。
と言うことで、まずは健康保険料です。これで7425円、引かれています。
それから厚生年金ですね。13725円、こちらでは引かれています。
そうか・・・このふたつだけで、既に2万円も差し引かれているのか・・・。
まぁなー、ぶっちゃけ、健康保険はやっぱりないと困るものだしなぁ。
いろいろ不公平感がある、と言う意見は納得できる気もするけれど、さりとて自分もいつ、どんなに注意していても病気にかかるかわからない、と言うことを考えると、健康保険料はこれだけ引かれても仕方ないかなぁ、と個人的には思うのであります。
それから年金ですが・・・まぁ、これは、もう今更、ずべこべ言っても仕方ないレベルにまで来てしまっているような気がするので、もう諦めの境地と言うか、諦念しかないと言うか、何と言うか(苦笑)
私は厚生年金に加入したのが初めてで、一応、現在のところ加入年数は1年。もらえる年金額は700円ちょっと増えた、と言うことになってはいるのですが、月13000円近く差し引いといて、そりゃないだろう、と笑うしかないし、そもそもとして絶対、私たちが高齢者になった時には、年金制度なんて既に壊滅に等しい状態だろうし。
ただ一縷の望みをかけて、せめて、せめて少しでももらえる年金額が増えてくれますように、との思いを込めて支払っているので、まぁ、これもやむを得ないかな、と。
それから雇用保険料が420円です。
前勤めていた書店でも雇用保険には加入していたのですが、結局、失業保険は申請すらしなかったなぁ・・・地元のハローワーク、とにかく駐車場が狭いから、行くのすら嫌なんだよ・・・。
ただ、今のところは、それなりのお給料もいただけているわけで、そうなると失業給付金の額もそれなりにはなるだろうから、今度はちゃんと申請しようと思います。はい。
そして所得税です。1520円、引かれています。
ねぇ、所得税って何?(哲学)
私が1ヶ月、頑張って、嫌な思いも泣きたくなるような思いもして稼いだ所得に、なんで税金が発生するわけ?(ちーん)
意味が分からない。所得に対する税金って、何?
どんな顔して徴収してるの?バカなの?
1520円、ハードカバーの本、1冊、買えるやん。
更にですよ。フルタイム勤務になって、まとまった額のお給料を稼ぐようになって1年が経過したので、住民税も差し引かれるようになりましてね。
住民税に関しては2300円、引かれています。
は?(どーん)
住民税って何?
そこの住民でいることに対する税金って、もはや意味が分からない。
2300円あったら、ハードカバーの本買って、更に漫画も買えるやん。
どこかに住み、働いて所得を稼ぐ。
ただそれだけの営みにすら、税金が発生する国、日本。
ばんざーい!(もはややけくそ)
はい。ということでですね、これらの保険料と税金をプラスすると25000円近くの金額が引かれているんです。
14万から25000円引いたら、わかりますよね?
と言うことで、先月の私の手取り給料は11万ちょっとでした。
・・・11万・・・11万・・・11万・・・(遠い目)
いや・・・その、勿論、11万円でも頂けるのはとても、とてもありがたいことなんですよ。ええ。
ただなぁ~・・・11万かぁ・・・そうかぁ・・・14万円、稼いだはずなのに、手元に入ってくるのは11万円になっちゃうのかぁ・・・。
あー・・・(遠い目)
個人的にはですね。最低でも手取り12万円、欲を言えば13万円は欲しいんです。
朝のお昼まで働いていらっしゃる方と言うのがですね。だいたい聞くところによれば、9万円いくかいかないかくらいなんだそうです。うん。主婦さんの場合は税金の関係で何万円以内におさめなきゃいけない、と言うのがあるから、月によっても変わってくるらしいんですが。
9万円とした場合、11万だと、そこにプラス2万ですよね。
あれ?おかしくね?入っている日数は同じですが、働いている時間はほぼ倍なのに、たったのプラス2万円って、おかしくね?
あー・・・あと何が辛いって。
これ19日働いた場合じゃないですか。
じゃあ、20日、21日働いた場合だとどうなるか、ざっと計算してみたんですけど、結局、給料が高くなればそれだけ差し引かれる額も多くなるわけで、そうなると働く日数が1日2日、増えたところで、手取り額としてはそれほど多くなるわけじゃない、ってのも、めちゃめちゃ切ないんですわ・・・。
そうなってくると月に24日、25日働けば、さすがに手取り額も目に見えて、わかりやすくは増えてくるのですが・・・そこまで頑張る気力も体力もなく、休みは休みで欲しいし・・・でもお金も欲しいし・・・・・・・・・。
『あんずのうた』が、今、頭の中で鳴り響いています(でーん)
ってかなぁ・・・地味に引かれ始めた住民税が、めちゃめちゃ重い。
何だよ、住民税って。
いや勿論、頭の中では住民サービスのための税金と言うのはわかってはいるんですけど・・・うーん・・・うーん・・・うーん・・・うーん。
ってかですね。結局、先程も書いたとおり25000円、引かれているんですけど、これ、日曜祝日の手当てがついた時給より高いんです。
つまり結局、私の日曜祝日の労働と言うのは、保険やら税金やらのために働いているようなもんなんです・・・。
何なの(ちーん)
いや、まぁね。はい。
そうです。もっとお給料欲しかったら、それこそ本当にフルタイムで働くところ、あるいは残業があるところ、月に25日くらい働くところに行けばいいだけの話なんです。
はい。その通りでございます。
とは言え・・・やはり・・・やはり14万円が手取りで11万円になってしまうと言うのは、とてもやるせなく切ないと言う思いから、この記事を執筆した次第です。はい。
ほんと、今後、社会に出てフルタイムで働く予定の人!
日本社会はな、給料からごっそりと、何やらかんやら名目、理由をつけて差し引いていく国だから!
覚悟しといた方が良いよ!
泣けるから、ほんと!
泣けるから(どーん)
はい。そんなこんなで、でも仕方ないので、これからもよほどのことが無い限りは、私は今のところでぼちぼちと働き続けるのだと思います・・・うぅ・・・頑張る。
でも月11万にしかならないんだったら、ちょっと手を抜こうかとは思っている(ちーん)
ではでは。今回の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました~。