tsuzuketainekosanの日記

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ヒプノシスマイク5thライブの感想~麻天狼編

はい。と言うことで3月29日に生配信されました『ヒプノシスマイク』5thライブのディビジョンごとの感想も、今回のシンジュクディビジョン、麻天狼をもってラストとなります。いやぁ、結構な作業だったと思うんだけど、とにかくどのディビジョンの感想も、書いていて本当に楽しかったわ!そして思い出される、声優さんのパフォーマンスのひとつひとつよ・・・あぁ、また見たいなぁ。

 

公式さん。なんかこー、思い出した拍子に、再配信とかやりません?(どーん)

 

はい。と言うことで早速、感想にいきましょうかね。

 

まずはディビジョン曲は『Shinjuku Style~笑わすな~』でございましたが、いやぁ、この曲、本とかっこいいよなぁ~。ちょっとダウナーな感じのメロディーに、ひたひたと歌われる殺意高めの歌詞、そのスマートな融合のようなものが、本当に麻天狼にぴったりな感じがする。そして『朝』と『夜』の顔を持つ新宿、その新宿を拠点とする麻天狼のメンバーのふたつの顔のようなものが、もうこの歌ではびしびしと感じることができると言うか。はい。かっこいい。

 

でも何でしょう。私、麻天狼って、ものすごく地に足ついたディビジョンだと思っているんですね。はい。Buster Bros!!!並みに、こー、普段の生活を想像しやすいと言うか。いや、まぁ、この辺りは個人差があって当然だと思うんですが。だから私、麻天狼には、他のディビジョンではちょっと感じないような安心感を抱くんですが(笑)でもやっぱり、麻天狼もディビジョンであり、『油断しとったら痛い目見るよ(にっこり)』と言われているような感じを、この曲からは受けるのであります。いや、でもかっこいいんだよ、ほんと。

 

で、そう言うディビジョン曲とは対照的に、まさしく個人としての地に足ついた生活を歌っているのが、麻天狼のソロ曲だと思うのです。

 

まずは寂雷先生の『君あり故に我あり』ですな。ってかこの曲、沁みる。歌詞が本当に素晴らしくて、ボーっと聞いていてもすーっと胸に染み込んでくるようで、泣けてくる。それでまたですね、この曲を歌う寂雷先生、そのCVを担当されているのが速水奨さんだと言うのが良いんですわ。速水さんが寂雷先生として歌われるからこそ、この曲の、あの歌詞に一層の説得力が与えられると言うか。

 

何と言うんでしょう。キャラソンって、勿論、キャラクターとして声優さんが歌われるわけだから、そこに声優さんご本人の、こー、パーソナルな部分と言うのは必要ないとも言われているんですが、私はやっぱり、キャラソンであっても、演技である以上は、そこに声優さんのパーソナルな部分と言うのは、多かれ少なかれ滲み出てくるものだと思うし、滲み出ていてほしいなぁ、と思ってしまう人間なんですね。はい。じゃないと、何と言うか、『その声優さん』が、『そのキャラクター』を演じる意味、のようなものが無くなってしまう気がして。はい。いや、でも、勿論これは私の至極個人的かつ勝手な考えです。はい。

 

そう言う思いの中にあって、この寂雷先生のソロ曲と言うのは、本当に、人生経験のある方、酸いも甘いもかみ分けて人生、日々を生きてこられた方じゃないと、なかなか聞いている人の胸には届かない曲だと思うのです。ともすれば、歌う人によっては、逆にとても薄っぺらい曲になってしまう可能性すらあるくらいに素晴らしくて、でもそれ故、歌う人を選ぶ、とても難しい曲だと感じたのです。いやだから、本と、これを寂雷先生として速水さんが歌って下さって、本当に良かった。そして神宮寺寂雷と言うキャラクターや、ヒプノシスマイクと言うコンテンツに対して、楽曲提供して下さった韻シストさんが、本当に真摯に、真剣に向き合って下さったと言うのが、もう感謝、感謝だわ(いや、これはもう、どのアーティストさんに対しても言えることなんですが)。

 

はい。そしてお次は、寂雷先生が作り上げた浄化された尊い空間を、一瞬にしてパーティー空間へと変えてしまった(笑)一二三の『パーティを止めないで』です。

 

いや、もう、この曲はね、ほんと。ずるいわ(どーん)。こんなん、ずるいわ(どーん)。あれよ、本と、40手前のおばちゃんの私にとっては、昔のバブルの時代の、カラオケ全盛期の盛り上がりを思い出すよね、本と。まさか令和の日本で、こんな曲を耳にすることができるとは思いもしていなかったよ・・・ありがとう、ヒプノシスマイク・・・。

 

いやしかし。でもやっぱりこの曲も、本当に一二三のキャラクター性を良くとらえている、非常に上から目線な言い方で恐悦至極なのですが、本当によく作られた、素晴らしいキャラクターソングなんだよなぁ・・・。そしてこのキャラクターソングを、やはり見事、一二三として歌い上げていた木島隆一さんは、とにかくあのー、前にも書いたかもしれないんですけど、歌詞の言葉を、こー、歯切れよく、小気味よく切る、その歌い方が、私、もうめちゃめちゃ好きで。小気味よく切れるんだけど、一二三らしい、どこかこー、後をひく感じも残されていて、なんかその一二三らしさが、もー、本と、毎回、毎回『あぁ~、あぁ~』とにやにやしてしまうのです。

 

あと木島さん。低音と高音ではないけれど低音でもない、その声の使い分けが、もうたまらんくないですか?(どーん)この声の低い、高いの使い分けも勿論、一二三と言うキャラクターの、更にその中のキャラクターに合わせてのものなのだろうけれど。そう思うと、本と、一二三は木島さんの声の魅力を存分に堪能できるキャラクターだなぁ。私の中では木島さんは、アニメの『GOD EATER』の主役のイメージが強くて、低音で抑えた感じの声、と言うイメージしかなかったもんだから、いや、ほんと。はじめて一二三を聞いた時は『ふわっ!?』ってなったよね。ええ。

 

そして振りつけ。あかん。この振り付けもあかん。ずるい。ずるすぎる(笑)

 

はい。そしてソロ曲のラストは独歩の『BLACK OR WHITE』ですね。はーい。今回、まさしく『Theキャラクターです!』と、そのキャラクターの名刺になるような魅力あふれるソロ曲が披露されたわけですが、私はこの独歩のソロ曲が、いちばん好きだなぁ。

 

理由はふたつあって、ひとつは歌詞がめちゃめちゃ共感しかないから(笑)。フルタイムで働くようになってまだ1年も経っていない私ですが、ほーんと、もう、この曲の歌詞には首肯しかない(笑)。いや、勿論、独歩に比べれば、全然、全然ブラックでもないし、過酷でもない労働環境なんですけどね。残業もないし。ちゃんと休みもとれてるし。でも、それでもやっぱり、しんどいなぁ、とか、くそったれ、とか思うことも多々あるから、だからこそ、この曲を初めて聞いた時は『いやぁ~、フルタイムで働いていて良かったなぁ~』とすら思ったくらいだもんなぁ~。『働きたくないぜ』の連呼の後の『やっぱり働きまーす』なんて、これ、私の日常じゃん(笑)。

 

ちなみに楽曲を提供されたDOTAMAさんは、独歩がリーマンと言うことで、労働賛歌のような曲にしたかった、と確か語ってらっしゃいましたよね。いやぁ・・・素晴らしい。独歩と言うキャラクターに、労働賛歌を持ってきたと言うのが、もうたまらない。これ以上ないと言うほどに、独歩と言うキャラクターを理解してらっしゃるよなぁ。

 

そしてもうひとつの理由は、『相変わらずの独歩』が、そこにいるからです。はい。この曲を聞くと、つくづく独歩の『強さ』のようなものの、その神髄、その理由を思い知らされる気がします。うん。周囲がどうであっても、自分は日々働いて、働かされて、生きていくしかない。その地に足ついた、むしろ地に足とらわれている生き方と言うのは、しかし本当に強いよなぁ。

 

なんだろ、世界が滅びても、独歩は相変わらず、社畜リーマンとして生き残って、うつうつしながら文句垂れていそうな気がします(笑)

 

はい。そして伊東健人さんですね。まぁ、もう、アレだ。伊東さんは歌がうまいんだよ。声がたまらなく個人的ツボを激押ししているんだよ。

 

ずるいわ(どーん)

 

いや、でもホント。歌のうまさと言うのは勿論なんですけど。独歩と言うキャラクターのインテリジェンスな感じとか、時折、顔を覗かせる凶暴性とか。それとは正反対のどうにも脆弱、卑屈な部分とかの、歌声、歌のパフォーマンスにおける表現が、本当にもうたまらんなぁ、と。

 

たまらん(どーん)。たまらん(五体投地)

 

と言うことで、麻天狼のライブで私が感じたのは『非日常と雑多が合わさった、毎日の日常』です。どこか非日常、後ろめたい部分や仄暗い部分、暴力性や秘密の部分と言うものを持ちながら、でも、それすらをも抱えて、そうしたものを混ぜこぜにして、かれらは毎日の日々を、日常を、地に足つけて生きているんだなぁ、と言うのを、今回のライブパフォーマンスではひしひしと感じたのです。きっと色々なものを胸に抱えて、夜には、別の人の前では、その一面を見せたりもするんだろうけれど、だからこそ、何よりも毎日の、日々の、何げない日常の尊さを知っている3人、と言う感じかなぁ。

 

はい。そしライブの中で最もエモさを感じたのは『ソロ曲の際の、残り2人のパフォーマンスや表情です』。わかりますよねっ!?寂雷先生のソロ曲の際には、一二三と独歩がすごく穏やかな表情をしていて、そこから寂雷先生に対する2人の信頼が伝わってきたし。一二三の時の寂雷先生と独歩の弾けっぷりからは(笑)、『もしや、実際にこの3人は、こういう酒宴を開いたんじゃなかろうか!』と思ったし(笑)。独歩のソロ曲の時の寂雷先生、一二三の時には、それぞれの、独歩に対する心配の仕方のようなものが感じられて、本当に面白く、またキャラクターの関係性が感じられて、最高にエモかった!

 

いやぁ・・・と言うことで、全6ディビジョンの感想を書いていきましたが・・・。

あぁ・・・冒頭にも書いたけれど、また見たい。

 

このライブを、また、見たい(どーん)

 

ほーんと。

本当にもう、素晴らしい、そして凄まじいライブだったもんなぁ・・・。

こー、本当に、何回も見たと言うのもあるけれど、でも、そう言うことを抜きにしても、本当に声優さんのキャラクターとしてのパフォーマンスが、胸に焼き付いていると言うか。しっかりと記憶に刻まれていると言うか。はい。

 

いや、本当に、本当に改めてにはなりますが、声優さんやダンサーさんや、DJさん、楽曲を提供して下さったアーティストの方々、そしてあのライブ開催に関わっていらっしゃった、更にはヒプノシスマイクに関わっていらっしゃるすべての方には、もう感謝しかございません。

 

本当に、本当にありがとうございました。

そしてありがとうございます。

 

これからもいっぱい、楽しませて下さい(ド直球)

 

以上、ヒプノシスマイク5thライブの感想、ラストでございました!

お付き合い下さった皆様、ありがとうこざいます!