tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

『ロマンシング サガ』の思い出~私はやはり2が好き!

ロマンシング サガ3』のHDリマスター版が、先ごろ、販売開始されましたね。

いやぁ・・・ここのところの懐かしの名作再販ラッシュ、嬉しい限りだわ・・・。ってか、明らかに特定の世代を狙ってきてるわね、本と。

あとは、この名作再販ラッシュの波に、『幻想水滸伝』『幻想水滸伝2』が来てくれりゃ、個人的には言うことなしなんですけどね。もしこの2タイトルが来たら、割と本気でPS4なり、PS5の購入を考えてやってもいいわよ(何故、上から目線なんだ)。

 

と言うことで、今回は『ロマンシング サガ』の思い出について語りたいと思います。

今回、販売されたのは3。で、私は3も一応、プレイはしており、これ以外には2をプレイしています。そしてどちらが好きかと問われれば、2の方が好きです。はい。

 

ロマンシング サガ』シリーズ・・・と言っても、先に述べたとおり、私がプレイしたのは2と3のみですが、それに共通しているシステムをご紹介すると、

・レベルという概念がない。

・フリーシナリオであるため、大まかな目的などは決められているものの、それをあえて無視したり、あるいは正攻法ではない方法でクリアしたり、後回しにしたりすることがプレイヤーの意志によって選択できる。

・LPと言うパラメーターが存在しており、これが0になると、そのキャラクターは生き返らない。

・技を戦闘中に閃く。

 

で、2を初めてプレイした私にとって、特にフリーシナリオである、と言う点と、LPがゼロになるとそのキャラは死んでしまう、と言う点はとても衝撃的でして。ええ。

 

その当時、私にとってRPGと言えば『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』であり、これらにはすべて、決められたストーリーがあり、語弊はある言い方かもしれませが、プレイヤーである私は、特に何かを決めることもなく、そのストーリーに身を任せていればいいだけだったわけです。

 

あるいはその中に出てくるキャラクターたちと言うのは、たとえ戦闘でHPが0になってしまったとしても、教会に行ったり、呪文を唱えたりすれば復活したわけで、強制イベントで死んでしまう、と言う特例を除いては、キャラクターが死ぬと言うこともなかったわけです。

 

それが『ロマンシング サガ2』では、自分で何をどうするかを決めなくちゃならないし、気が付いたらLPが残り1だったと言うこともあったりで、本当に衝撃的だったし、ゲームなのにやたら緊張感を強いられていた気が(笑)。でも、だからこそ、本当に面白かったし、のめり込んでプレイしていた記憶があります。

 

あぁ、技を閃くと言うのもな。運が良ければ、初期の段階で強い技を閃く可能性もあるわけだけど、その逆もあるわけで・・・その辺りも、衝撃的だったなぁ・・・。『乱れ雪月花』を閃かなかった時のショックったらないよね!

 

ちなみに2の大まかな流れと言うのは、皇帝としてバレンヌ帝国と言う帝国を繁栄に導いていくこと、そして世界を滅ぼさんとするかつては英雄だった強大なモンスター、七英雄を打ち倒すことです。

 

で、主人公は皇帝なのですが、特定のイベントをクリアしたり、ある程度の時間が経過したり。あるいは、皇帝のLPが0になったしまったりすると、主人公は次の皇帝へと変わる、と言うシステムがとられています。そして最終的には、プレイヤーがゲーム開始時に選択した最終皇帝が出てきます。

 

この、1人が主人公じゃない。皇帝になった人、その候補となった人、そしてそれを支えてきた仲間たち、皆が主人公なんだ!と言うノリは、今、思い返しても胸熱だよなぁ・・・。

 

この時、誰を皇帝に選ぶか、特に皇帝候補のキャラクターのクラスによっては、色々なイベントが発生したり、施設などを増やすことができたりもするので、その辺りの面白さと言うのも2の魅力だと思っています。

 

一方の『ロマンシング サガ3』は、ゲーム開始時に8人の男女から主人公を選択する、という形式がとられています。最終的に行きつく先は同じですが、胸に抱えている思いや目的と言うのは8人、それぞればらばらなので、EDは主人公ごとに異なる、更にパーティメンバーやクリアしたイベントによって異なる、複数EDが用意されています。

 

300年に一度、発生するその年に生まれた生命、全てを滅ぼしてしまう『死食』。ところがある時、1人の赤子が『死食』から生き残り、その子は魔王として世界に君臨します。そして次の『死食』でも1人の赤子が生き残り、その子は魔王の手先として世界を支配していた四魔貴族をアビスと呼ばれる地に追い返し、世界に平穏をもたらします。聖王と呼ばれたその赤子が生き残った『死食』から300年後に発生した『死食』で生き残った赤子は、果たして魔王なのか、聖王なのか・・・、と言うのが、3の世界観です。

 

聖王による世界統治が少しずつ揺らぎつつある世界。そこで生きる8人の男女が、侯国で発生しようとしていた反乱に巻き込まれてしまうことから、3の物語は始まります。

 

3の特徴は2同様、フリーシナリオにあると思うのですが、個人的にはより自由度が増したと言うか、強制的に発生するイベントが少なかったなぁ、という印象があります。『やるかやらないかは、全部、あなたの自由よ!』みたいな。逆を言えば、参加する意思さえ示せば大小問わず、いろんなイベントを起こすことができるので、その辺りは存分に楽しむことができると思います。

 

あと、仲間になるキャラクターが本当に個性豊か、と言うのも3の特徴かと思います。これは2にも言えることなのですが、3はより個性度が増したと言うか、ゆきだるま、とか、ぞう、とか・・・なんだよ、それ、可愛いかよ・・・。

 

ちなみに2は幾度なくプレイして、EDを迎えた記憶があるのですが、3に関しては確かエレンとトーマスのみしか、EDを迎えていない気がするなぁ・・・。なんか、あんまりイベントに参加しなかったせいか、キャラクターがいつまで経っても強くならなかった、ボスとのバトルにとても苦戦した記憶があるのですが・・・はてさて、もう20年以上も前のことだからなあ・・・。

 

せっかく、遠方に住んでいる祖母に『おばあちゃん、久しぶり。ところでね、あのね、私、ちょっと欲しいゲームがあるんだけどね』と、久方ぶりに連絡を取って買ってもらったのにね(鬼畜な孫よ!)

 

はい。そんなこんなで『ロマンシング サガ』の思い出でございました。いやぁ、こうやって書いていたら、また2も3もプレイしたくなってきたなぁ~。

 

あ、最後に。もし、2をプレイしてみたいわ、と言う方がいらっしゃったら、僭越ながらアドバイスをば。

 

ロックブーケは、絶対に先に倒しておけ!最終皇帝に男性を選択していたなら、なおのことだ!彼女から習得できる見切りを習得しないまま、男性皇帝で、男性メンバーだけで、残しておいたロックブーケと戦う、なんてことになったら・・・ラスボス前に詰むからなっ!』