6月も本日で終了です。2024年半分が終了いたしました。
1日、1日を過ごしているとそんなことは感じない。むしろ仕事中の『まだこんな時間なの!?はよ17時になれ!』と言う体感時間の遅さたるや尋常ではないのですが(笑)
月単位で振り返ってみた時の『はっや!もう1か月、終わっちゃったの!?』と言う感覚もまた尋常ではないような気がします。
来月の下旬には、またひとつ、年齢を重ねます。
『今年こそ・・・今年こそ、年を取る前に何かを始めて、年を1つ取った頃には、それが形になっていれば嬉しいぞ!頑張るぞ!』とここ数年、毎年、思っているのですが。
どう言うことなんでしょうね。
以上、6月も今日で終わりだと言う事実が信じられない人間の嘆きでした。
あと繰り返しの話題で恐縮なのですが。
無事、このブログも今日から6年目に突入です。
ただただ、皆さんに感謝しかありません。
ありがとうございます。あなたがよろしければ、これからも、何卒よろしくお願いいたします。ぺこぺこ。
てなことで本日は、この6月に発表された、個人的にはとても嬉しい話題のお話です。
『ロマンシング サガ2』のリメイクとなる『ロマンシング サガ2 リベンジオブセブン(以下『ロマサガ2』)』が10月24日に発売されますね。
いやぁ、これは嬉しい。めちゃくちゃ嬉しい。
昨今、私が小学生、中学生くらいの頃に夢中になってプレイしていた。そして何なら大人になってからもプレイしたことのあるゲームが話題になることってとても多いではないですか。
そう言う話題に触れるたび、特に『ロマサガ2』に関しては『あぁ~、遊びたい。プレイしたい』と言う思いがふつふつと再燃してきていて。
多分、最後に遊んだのは20代の終わり頃、もしくは30代の初め頃じゃなかったかなぁ。家にあったSFC、そして奇跡的に綺麗なまま残されていたソフトで『どうか途中でセーブデータ消滅しませんように』と祈りながら遊んだように記憶しています。
そのSFC本体も、そしてソフトも、今現在、行方が知れません。
どこへ消えてしまったのでしょうか・・・。
そう言うわけなので『むむぅ。これはもう、Steamのリマスター版を購入して遊ぶしかないのではないだろうか。このまま、遊べないまま死んだら、私、絶対に『死ぬまでにもう一度、『ロマサガ2』をプレイしたかった』って後悔するだろうし』と言う、少々、大げさな思いすら抱いていたくらいなのです。
でもSteamのリマスター版、主に動作面、ゲームプレイの快適性と言う点ではなかなか厳しい意見も相次いでいたし、PCはPCでやりたいこともあるので、なかなか購入には踏み切れないでいたのですが。
満を持してのフルリメイクですよ、奥さん!
いつの間にやら『MOTHER2』もオンラインながら遊べるようになっていたし。
ゆくゆくは『幻想水滸伝』の1と2のHDリマスター版も発売される予定だし。
これはいよいよニンテンドースイッチ、買う時がやって来たのではないでしょうか!
かっはー!興奮とわくわくが止まりません!
てなことで、なんだか過去にも何度か記事にした記憶もあるのですが。
改めて『ロマサガ2』のご紹介を。
本作が初めて発売されたのが1993年12月のこと。先ほども書きましたがSFCのソフトとして発売されました。以降、懐かしのiアプリでの配信やリマスター版の配信なども行われており、それを経ての、満を持してのフルリメイク版が10月に発売されると言うことです。
この発表に際しては『またスクエニ、リメイクかよ』と言う辛辣な声も聞こえてきて、私としては『まぁ、そう言いたくなる気持ちもわからなくはない』と言う面もあるのは確かなのですが。
いいじゃん、フルリメイク!
それになんだろ。やっぱりそれだけ、私のように『懐かしのあのゲームでまた遊びたい!』と言う需要の声はたくさんあるんだろうなぁ。
嬉しい(感涙)
『ロマサガ2』はフリーシナリオです。『ドラクエ』や『FF』のようにお話の流れが決まっていない。『次はあそこの街に行って下さい。そしてそこでこのイベントを消化して下さい』と言う流れがないんです。
全てはプレイヤーの行動、選択次第。それによってゲームを進行させるうえでの難易度みたいなもの、ボスの強さも変わる。仲間にできるキャラクターも変わってくるし、味方側の強さも変わってくる。勿論、発生するイベントも、その発生の有無を含めて、内容が大きく変わってくることもある。場合によってはいわゆる『詰み』になっちゃうこともある。
最終皇帝を男性にして、ラスボスに挑むメンバーもすべて男性にして、うっかり『テンプテーション』の見切りをつけていなくて涙したと言う方は、全国にどれくらいいらっしゃることだろうか・・・。
初めてプレイした時は『ドラクエ』や『FF』のシステムに慣れ切っていたものだから、『ロマサガ2』の(と言うより、これは『ロマサガ』シリーズ全体の特徴なのですが)フリーシナリオシステムには、本当に驚かされたものです。
『次はどうすればいいんだ。何をするのが皇帝としては正しいのだ!?』と戸惑いつつ、当時、仲の良かったお友達に助言を仰いでいたのも懐かしき思い出だ・・・。
ただし当たり前ですが、作品としての大まかなお話は存在しています。
人類をモンスターの脅威から救った7人の英雄。時が流れ、再び、モンスターに苦しめられるようになった人々たちは、いつしかその七英雄の存在を口にし始める。
そして人々の願い通り、七英雄は戻って来た。しかし今度は人類の、世界の味方ではなく敵として、人類を、世界を脅威に陥れる側の存在として。
そんな世界の中。小国、バレンヌ帝国は、全盛期の頃の領土を取り戻すべくモンスター駆逐に当たっていた。そのバレンヌ帝国に、1人の魔導士が訪れる。魔導士は七英雄に対抗する力を皇帝に与える。それは皇帝自らが認めた跡継ぎに対し、皇帝自身の能力を引き継がせることができる『伝承法』と言う能力だった。
こうして世界の平和を守るため、そして帝国の繁栄を実現させるために。バレンヌ帝国皇帝の長きにわたる戦いが幕を開けた・・・と言うのが、作品の概要です。
なので主人公、プレイヤーが操作するのはバレンヌ帝国の皇帝です。でもこの皇帝は1人ではないんですね。
はい。ここで登場するのがリメイク版発売、それと共に公開された予告映像です。
映像の序盤に登場しているのは七英雄ですね。今回のリメイク、イベントシーンなどはフルボイス化とのことですが、これ、七英雄にもCVが付くと言う認識でいいんですかね。かっはー!楽しみが過ぎる!
で、映像にも登場しています。まずCV堀内賢雄さんのレオン。この人が最初の皇帝として登場します。その息子の次男が、小林裕介さんがCVを担当されているジェラールです。可愛いな。ジェラール。小林さんのお声が付いたことで、より気品さと、その性格の温和さが際立って伝わってくるように感じます。
公式サイトのキャラ紹介でも盛大にネタバレされているから、ここでもしちゃいますけど。
ゲーム始まって早々、レオンは七英雄の1人であるクジンシーとの戦いの最中、クジンシーの必殺技によって命を失います。でもその時、レオンはその必殺技の見切り、回避方法ですね、それを取得していたのです。
そしてそれは、魔導士の授けた『伝承法』により、ジェラールにも受け継がれていた。
それにより、皇帝となったジェラールはクジンシーとの戦いに挑むことができると言う流れが発生するのです。
で、フリーシナリオなので『どこまでか』と言うのは、プレイヤーの選択次第で変わってはきます。変わっては来るのですが、いずれにしてもゆくゆくは、ジェラールの皇帝時代と言うのも幕を閉じるわけです。
そうなると時期皇帝候補者と言うのが何人か登場して、その中からプレイヤーが1人を選択、時期皇帝として決定する。
するとその人に、ジェラールがレオンから受け継いだ技などの一部が受け継がれていく。
そう言う流れが繰り返されていって、そうしてやがては、ゲーム開始最初に選択、決定した最終皇帝が登場する。
(ただしこれもまた、プレイヤーの遊び方次第では、最終皇帝を登場させないまま、ラスボスに挑むと言うことも可能なのです。つくづく自由だな、このゲーム(笑))
いわば主人公が代替わりしていく。1人ではない。
そしてその能力を受け継ぎ、受け継ぎしていくことで、キャラとしてどんどんと強くなっていく。
そこも『ロマサガ2』ならではの特徴であり魅力だと思います。
で、その皇帝候補として登場するキャラクターと言うのは、主には自分が仲間にしたクラス、職業であったり種族みたいなものですね、そのキャラクターから登場します。
各クラス、男女の性別があり(一部、片方の性別しかないクラスもあります)、職業も種族も違うわけですから、当然、戦闘面において得意とするところも違う。
だから誰を皇帝にするかによっても、またこれ、得ることができる能力であったり、強化できる戦闘面でのメリットが変わってくる。
好きなキャラクターがいるクラスだから。好きなクラスだから。
そう言う理由だけで皇帝を選び続けて、後悔した人は手をあげなさい。
はい!はい!
フリーファイター、インペリアルガード、ホーリーオーダーをひいきしまくった挙句、主に術面で苦い思いをした経験がある人間がここにいます!
てなことで先ほどの動画にも、様々なクラスのキャラクターたちが登場していますね。
我が推しは開始55秒くらいのところで登場しているヘクターです。クラスはフリーファイター。男性だと近接バトル、大剣、斧の扱いを得意としているキャラクターです。
強い者には従う。だから最初はジェラールのことも認めていなかった。でもある戦いを契機に、ジェラールのことを認め、絶対の忠誠を誓うと言う、絵に描いたようなツンデレ君です。萌えが止まりません。
しかもリメイク版においては八代拓さんがCVを担当されると言う。
かっは。
ってか人魚イベントは、絶対に、私は、フリーファイター皇帝で起こしたいのですよ!
よ!
帝国軽装歩兵のジェラールも、CVが村田大志さんと言う点含めて『私の知らないジェラールがここにいる』の一言なのですが。
かっこよくなりすぎじゃろ、君。
宮廷魔術師のアリエスとエメラルドが、CVが鈴木崚汰さん、白石晴香さんと言うことで、一気に私の中では存在感が増しました。
これはずる過ぎる・・・こんなの・・・ずる過ぎるじゃないのよ!
ちなみに動画内。1分48秒くらいにはモールと思しきキャラクターも登場していますが・・・こちらのCVは吉野裕行さんかしら。
私にはそうとしか聞こえなかったのです!
こちらもやっぱり、1人1人のキャラクターにボイスがつくんだろうなぁ。
ふはぁ~・・・なんと、なんと罪深いことを!
ありがとうフルリメイク!ありがとう月日の流れ!
声優さんオタクになってよかったね、私!
そんな個性豊かなクラスが存在しているからこそ、『ロマサガ2』においては、バトルも本当に面白いんですよ。
陣形によっても戦闘面における有利、不利がめちゃくちゃ変わってくる。いや、これはほんとに。『陣形変えるだけで、こんなにも楽になる!?』と何度、驚かされたことか。
またどのクラスを入れているかによって、戦闘中に閃く技の種類も変わってくる。
ラスボスまで粘ったけど、最後の最後まで『乱れ雪月花』を閃かなかった時の悲しみと言ったらないよね。
いや、別になくてもいいんですけど。
やっぱり『乱れ雪月花』はロマンじゃないですか、ロマン!
今回のリメイク版に関しては陣形、閃きと言った要素はそのままに。更に連携と言う要素も新たに加わるとのことで。
動画でもそのひとつと思しき『クワドラ雪月花』なる技が披露されていましたね。
ロマンや・・・これ、技と術の連携とかもあるのかな。
はぁ~、夢が広がる、ロマンが広がる・・・。
でも閃きを得たいがために、むやみに戦闘を繰り返すと言うのも、このゲームにおいては時にデメリットになりかねないんですよ。
戦闘回数に応じて、敵のランクが決定すると言うシステムがとられているので。
こんちくしょうめ!
それを知らなくて『序盤でレベル上げとけば、後半、楽になるでしょ』と思った、かつての私の純情、返して!
ちなみに戦闘面における『ロマサガ2』の大きな特徴としては、LPシステムも挙げられるかと思います。これも初めてプレイした時は新鮮だったなぁ。
『ロマサガ2』のキャラクターにおいてはHPとLPと言うパラメーターが存在しています。
HPはゲームをプレイされる方なら、ある程度は馴染みがあるかと思いますが。
通常のRPGの戦闘だと、HPが0になったら死亡扱い。魔法をかけて蘇生させるなり、教会に行って蘇生させるなりの方法が必要になってきます。
ですが『ロマサガ2』においてはHPが0になると同時、LPも1、減るんです。
そして戦闘後、HPは回復するのですが、LPは回復しない。減ったら減ったまま。
で、最終的にこのLPが0になると、そのキャラクターは死亡扱いになるんです。そしてそうなると、そのキャラクターを蘇らせることは不可能なのです。パーティからも離脱しちゃうし、それが皇帝だった場合は、問答無用で戦闘敗北となり、時期皇帝選定が始まっちゃうと言う。
シビアだぜ。自分の好きなキャラクターのLPが残り1になった時の緊迫感たるや、たまらないものがあるぜ。
LPを0にすれば、そのキャラクターはいなくなる。
あるいは皇帝は、問答無用でチェンジできる。
そして勿論、パーティ全員のHPが0になっても全滅。
そんな『ロマサガ2』だからこそシステムを利用したのが、プレイヤーの間ではお馴染みの『ルドン送り』ですね。『ルドン送り』と書いて『謀殺』と読みますよ。
ははははは(汗)
ただ話題にもなっていましたが、リメイク版に関しては任意で皇帝を交代させる『皇位退位』と言うシステムも導入されているのことで。
『これで泣く泣く、心を鬼にしてルドン送りにすることもなくなるのか』と安心された方も多いことでしょう。
でも残念!
『皇位退位』は2代続けてはできないんですって!
おっふ。
ルドン高原に響き渡る、送られたキャラクターたちの断末魔。
それが完全に聞こえなくなる日は、果たしてやって来るのだろうか・・・。
そんなこんなで本日は『ロマサガ2』について語ってまいりました。
今後の続報含めて(特に七英雄、各キャラのCV情報)、発売が待ち遠しいですな。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました。