本当なら諏訪部順一さんお誕生日記念の記事を挙げる予定でしたが。
そちらはまた後日と言うことで。
4月4日に発表されましたが『アイドルマスターSideM GROWING STARS』は今年7月末にサービス終了となります。
それを受けて個人的に思ったことを、いつも通り好き勝手に好きなように書くだけの記事です。
本題に入る前に、私は『アイドルマスターSideM GROWING STARS』はプレイしていません。アイドルマスターSideMに関しては、主にはナンバリングライブで追いかけている、楽曲中心に追いかけていると言う、Pと言うよりはファンと言う立場の人間です。
なので『ゲームをプレイしてもいない人間が偉そうに語るな!』『ファンの人は黙ってて』と思われる方は、そっとこの画面を閉じて下さい。よろしくお願いいたします。
では本題にまいりましょうか。
『サービス終了』と言う『予感はしていたけれど心の奥底では『それだけはないやろ』と信じていた思いもあった』現実が報告されて、最初に思ったのは『もはやソシャゲは限界なのではないだろうか』と言う思いでした。
ってか『ソシャゲ』の意味するところを正しく理解できていない人間なので、ここでは『スマホで遊ぶゲーム。昨今、皆やっている感じのあるゲーム』と言う意味だと信じて書いているのですが(土下座)
これは別にアイドルマスターSideMに限った話ではないのですが。
そもそもとして現在、ソシャゲの世界、そのものがすでに飽和状態と言ってもいいような状況にありますよね。
確実に堅実に売り上げを出している作品もあれば、そうでない作品もある。その結果、毎日のように新たなソシャゲが生まれは消えていく。そんな状況です。
ソシャゲはうまくいけば、持続的に売り上げを出すことができるコンテンツであり、またその作品世界を描き続けることが可能なコンテンツなんだと思います。
だからアニメ作品も、放送は終了しても『ソシャゲで登場!』と言う流れが主流になってきている。でも大半はうまくいってな・・・何でもありません。
ただ売り上げを叩き出せなければどうしようもない。続けるのも不可能だし、そもそもとして運営的には続ける意味もあんまりない。だからさっさと畳んでしまう。畳めてしまう。
そう言う『一か八か』的な要素があるからこそソシャゲは日々、生まれ、そして消えていく。ただもう、そんな状況はどう考えても決して健全だとは思えない。
語弊ある言い方かもしれませんが『偉大なるマンネリ』の境地にたどり着けた作品だけが生き残り続け、そうでない作品は、それに至る前に早々と『はーい。売り上げが思わしくないのでアウトでーす』と見切りをつけられ、物語として、作品として、正しいピリオドを打たれないまま畳まれてしまう。
そんなソシャゲの在り方は、飽和しているとしか言いようがないと思ったのです。そしてそんなことを改めて、突き付けられたような思いがしたのです。
もう少し、作品、コンテンツそのものを大事にしよう。うん。そこに参加して、キャラクターに命を吹き込んでいる声優さんの思いもくみ取ってくれ。
で、そこから番組内では『アイドルマスターSideMに関しては、ソシャゲの展開はなし』と言う報告もされました。
それを受けて次に感じたのが『思い切った方向に舵を切ったなぁ』でした。
アイドルマスターと言う世界、作品。その最大の特徴であり魅力であり売りは『プロデューサーがアイドルをプロデュースして、二人三脚で様々な仕事に挑んでいく。そして共にプロデューサーとして、アイドルとして、人として成長していく』と言うコンセプトだと思うんです。それこそがアイドルマスターの大原則、大根幹だとも思うんです。
『今後、ソシャゲ展開はしない』と言う方針はすなわち『SideMに関しては、アイドル達が、他のブランドのようにプロデュースされる場が、Pさんとの時間が確実に失われた』と言うことを意味しています。
『いや、それってアイドルマスターの大根幹、それを揺るがしかねない方針転換だよね』と私はめちゃくちゃ驚きました。『そうか。そんなことが許されてしまうのか』とも思ったし『どうしてSideMだけ』と言う思いもしました。
『アイドルマスターの世界に限って、そんなことだけは絶対にないだろう。しちゃだめだろう。許されないだろう』と信じていただけに、驚きの後には呆然とした思いもやってきて。
ただ、です。
前にも書きましたが『はい。と言うことで『GROWING STARS』は終了ですが、また新しいソシャゲを開発、展開予定です!こうご期待!』って言われても、多分、多分だけど、流れは大きくは変わらない、同じだろうなと言う思いがあるのも確かなのです。
Pさんはどうですか?そうなったとして、期待できますか?安心できますか?
二度あることは三度ある、です。
よくわかんないけど運営やら開発やらがごそっ、と入れ替わったとか言うなら多少、期待もできるかもしれませんがそんなことはない。そんなことはない状況で外面の箱だけ変わっても、結局また一緒ですよ。多分、同じことの繰り返しです。
むしろ個人的にはそんなことをされても、到底、信用できない。信頼もできない。
だからソシャゲからの撤退、ソシャゲとの決別と言うのは『もしかしたら英断なのかもしれない』とも思いましたし、でも逆に『そこまでSideMは追い込まれているのか』と言う、相反する思いにも駆られました。
『アイドルマスターSideM GROWING STARS』の売り上げに関しては、私は詳しく知りません。
サービス終了の報告を受けての呟きを見てみても『そんなに悪くない』と言った内容もあれば『まぁ、確かに厳しかったもんな』と言った内容の呟きもあった。
ただ、配信番組の放送がお知らせされた日。その夜にソシャゲの売り上げランキング的なものを覗いてみたら『アイドルマスターSideM GROWING STARS』に関しては、ランキング全体の下から数えた方が早かった。
『こ、こんなにも低いのか!』と私は、本当に衝撃を受けたのです。
ちなみにあくまで私の確認、私が見たサイト上の話ですが、『アイドルマスター』のソシャゲの中でいちばん順位が高かったのは『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』でした。上から見ていって、割とすぐに出てきた印象。
その次が『アイドルマスターミリオンライブ! シアターデイズ』でした。
『アイドルマスターシャイニーカラーズ』に関しては、私の目では確認できなかったです。多分、見落としていただけだと思うんですけど。
『アイドルマスターSideM GROWING STARS』のサービス終了、その理由が売上云々だけなのか、どうなのか。
それは知る由もないですが、仕方ないこと、当然のこととは言え、自分が大好きなコンテンツ。確実に人生を救われて、支えられてきたコンテンツが『売り上げ』と言うあまりにドライでシビアで、ある種、とてもわかりやすく、しかしその実、ユーザーからすればとってもわかりにくい部分もある物差しで判断されてしまった。
勿論、それだけではないでしょうが、それでもそう言う部分も確実にある中で判断されてしまったと言うのは、本当にやるせない限りです。
いや、ビジネスなんだから仕方ないんですけど。
番組は15分程度で終了。案の定、お通夜のような雰囲気。そしてコメント欄は怒号、絶望、失望、罵詈雑言の嵐。
『運営としても『言いたいけどまだ言えない!』と言う部分もあるんだろうな』『でもコメントを寄せていらっしゃる方の気持ちもめちゃくわかる』『いやしかし、皆、とりあえず落ち着こうぜ』『落ち着いてられるか!なんてどうしてSideMだけ、こんな状況に!』と押し寄せてくる感情。
そのどれもこれもが『アイドルマスターSideM LIVE ON ST@GE!』のサ終が報告された配信番組視聴直後に味わった感情であったのが、またやるせない。
ソシャゲ展開はなくなった。じゃあ、今後、SideMのアイドル達はどこでプロデュースをされるんだろうか。Pさんたちはどこでアイドルをプロデュースするんだろうか?アイドルとPさんが、共に時間を過ごして成長していく、その場はどこになるんだろうか?
何度も言うようだけれど、アイドルマスターと言うコンテンツ、その大原則、根幹、魅力、他のコンテンツとの違いはそこじゃないのか、と。
それがない状態で『アイドルマスター』の『SideM』と名乗られても、それはもはや別の何かなのではないか。
番組終了後、そんな思いに胸を支配され、結果としては『アレだよ!多分、家庭用ゲーム機向けで発売されるんだよ!で、ストーリーは有料DLCで配信されたりするんだよ!そうだよ!それしか考えられない!』とも、半ば無理矢理に思ったんですけど。
・・・そこまでしてくれるだろうか。
そんな思いを薄っすらと抱く程度には、SideMの運営サイドに対しての不信感は、さすがの私も抱いてはいるよね!あはは!
いや、SideMの運営サイドと言うよりは、なんかもう、それよりもっと上のご意向、謎の力みたいなものの存在も感じたりするのですが。いや、あくまで勝手な推測ですけれど。はい。
いや、でも家庭用ゲーム機作品と言えばさ。
『アイドルマスター スターリットシーズン』でもSideMは堂々と省かれたんだぜ!
この作品の発表配信番組で天海春香役の中村繪里子さんがしきりに『SideMの皆は?』『どうしていないの?』と真剣な表情で発言されていたのを。そしてそれを制作サイドの人が薄ら笑いにも似た苦笑でごまかしていたのを、私は今でも忘れていないよ!
ね。
売り上げは悪かったのかもしれない。売り上げは伸ばせない、見込めない、そんなコンテンツなのかもしれない。
少なくとも私から見れば2月の合同ライブは大成功以外の何物でもなかった。でもあのライブも、もしかしたらSideMに対しての試金石的な意味合いがあったのかもしれない。そんな思いも今ならしてくるのが、またやるせない。
結果として合同ライブ後も『アイドルマスターSideM GROWING STARS』に対しては、上層部が望むほどのリターンはなかった。だからこうなった。そうなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。
ただそれでも同じアイドルマスターの世界、作品に存在する作品、コンテンツでありながら他のブランドには、変な言い方ではありますが、できていることが、SideMだけはできていない。できない。何なら最初から許されてもいないケースだってあると言うのは、どう言うことなんだろうかなぁ。
そんな思いがあるのは確かです。
ましてや今年、他のブランドはどれもこれもアニメ化で盛り上がってるのにね!
どう言うことなの!泣くわ!
あとそうです。もうひとつ。アイドルを演じていらっしゃる声優さん。その方々にとっても、アイドルを演じる機会、場が失われたと言うことになるわけで、これもまたネガティブな意味で大きな意味を持つよなぁ、と。
役者さんにとって、1人の役を長きにわたり演じ続けることができるって、めちゃくちゃ意味のあることだと思うんです。特に昨今、その活躍の場が激増している声優さんは、活躍の場は激増しているにも関わらず1人の役を演じ続けることって、なかなかに難しくなっているように、私には感じられるのです。
いや、勿論、SideMのアイドルを演じていらっしゃる声優さんの中には、1つの役を長きにわたり演じ続けている声優さんもいらっしゃいますが。
そんな中にあってアイドルマスターは、それを実現できているコンテンツのひとつなんですね。うん。しかもアイドル役に抜擢されるのは、ほとんどが新人声優さん、若手声優さんだから、これは1人の声優、役者を育てると言う意味においても、めちゃくちゃ意味のある、意義の大きいコンテンツだと思うんです。
ただSideMに関してはソシャゲ展開がなくなったことで、その場が、機会がひとつ失われた。勿論、SideMとしては今後も継続していくわけだし、新規展開の中でアイドルを演じる機会と言うのも生まれていくことでしょう。
それでもソシャゲと言う、一定期間で常に新しいストーリーを求められる(イベントですね)媒体がなくなったわけですから、これは大きい。悪い意味で。
しかしそれでも顔出しの、声優さんがアイドルとして表舞台に立ちパフォーマンスをするライブは続いていくわけで、それは個人的にはありがたいし嬉しいことなのですが。
今までのように声だけでアイドルを演じる機会、場がない中。アイドルの気持ちの変化、成長、そうしたものを演じとらえる機会、場が減った中で、アイドルを演じる声優として表舞台に立ち、パフォーマンスをする。
その気持ちの整理のつけ方って、難しくないですかね?
いや、私は声優さんでも何でもないからまったくの推測でしかないんですけど。
すいません。
まぁ、ただライブに関しても今後はアイドルマスター全体でなんとなく、その形は変わっていくんだろうなぁ、と言う予感はしています。はい。
このサービス終了の報告を受けて『次回の合同ライブはもう楽しめない』とか『2月の合同ライブはいい思い出になった』『仮に合同ライブがまた開催されても、他のブランドのアイドルをちゃんと見られる勇気がない』と言った呟きも見られて、それがただただ悲しかったです。
また『合同ライブでSideMを知って応援してきたのになぜ』とか『『アイドルマスターSideM GROWING STARS』、合同ライブ後に始めたばかりなのに』と言う呟きも見られて、そこもまたやるせなかったです。
合同ライブからおよそ2か月後のこの発表は、確実に、確実にアイドルマスター、そのコンテンツそのものを揺るがした発表だったなぁ、と言うのが私の感想です。
ただ、です。
ここで『もう知らない!』とそっぽ向いてしまっては、それこそSideMと言うコンテンツ、そのものの存続にかかわってくる事態になりかねないと思うんです。
ってか『アイドルマスターSideM GROWING STARS』のサービス終了。その話に伴って『SideMはコンテンツとしては存続いたします』とわざわざ明言されたこと自体、サ終が決まった段階でSideMも畳むかどうかって話が出たことの証ではないでしょうか。
怖。
運営に対する不満はありますし、不信もあります。
でもやはり私はSideMが好きだし、アイドルマスターが好きです。
なのでここは気持ちを切り替えこれからも応援していくしかない、そんな気持ちです。
ま、それが正しく運営に届くかどうか。
正しく受け取られているかどうかはまた別問題なんですけど(白目)
ソシャゲを離れたSideMが、どのコンテンツも踏み出したことのないような荒れ地に踏み出し、そこにどのコンテンツも作り上げたことのないような世界を作り上げ、新たな『コンテンツとユーザーの関係』を築き上げてくれることを、ただただ信じたいし、信じるしかありません。
『Take a StuMp!』の歌詞にもあるではないですか。
『終わってしまったと思うならここにいないだろう』と。
『アイドルマスターSideM GROWING STARS』は終わったけれど、でもSideMはまだ終わっていないし、まだまだ続いていく。
『終わった』を『終わらせた』にしない、繋げないためにも、今こそ、SideMのPさん、そして私と同じくファンの人の力を見せつける時ですよ!
はい。と言うことでつらつら、思うことを書いてまいりました。
次回は『じゃあ、私は、今後のSideMにこんなことを望むよ!』と言うただの個人的願望以外の何物でもない気持ちを記事にしていこうかと思います。
また後日、アップしますのでよろしければお付き合い下さい。
言えば叶う。
それがアイドルマスターだって、アイドルを演じる声優さんたち、言ってたし。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!