tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2022年春アニメ感想~その3

はい。

夏アニメ、もう開始されている作品もありますね。

早いよ(早い)

 

あれです。見たい作品が多いわけなんですけれど、だからこそ一周回って、今年の夏アニメは少数精鋭で行ってみようかな、と思っています。

とか言いつつ、結局、絞り切れずにまたそれなりの数、見るんでしょうけど。

ふふ。

 

そんな具合で春アニメの感想、その3です。

できれば次回、その4で終わらせたいけど・・・どうかな。

何はともあれ、本日はこちらの作品の感想からどうぞ。

 

・『群青のファンファーレ』

・・・最終回だけ見たら、若干BLの香りが強かった感は否めないけど、なんかめちゃくちゃ綺麗に、良い感じにまとまってたけど。

騙されないよ!(笑)

はい。てなことで。うーん・・・めちゃくちゃ期待していた、それこそ春アニメラインナップの中でも1、2位を争うような期待度の高さだったのですが。

うーん・・・うーん・・・トレセン編ですか。ここの物語が面白かったと言うか、訴えたいことがめちゃくちゃしっかりと描かれていて、それが伝わってくる内容だと個人的には感じました。だからこそとにかくそこに至るまでの物語のぐだぐだ感が勿体なかったなぁ、と言う気持ちが、最終回を見終わった今、ひしひしとこみ上げてきます。

 

うーん。なんだろ。競馬学校と言えども、彼ら、彼女らも10代の、普通の学生。だから一般の高校生のような学生生活を描きたかった。そしてそこと、トレセン編で描かれていたような現実の厳しさとの落差を描きたかった。それをも乗り越えて、それぞれの道へと進んでいく少年、少女の姿で最終回を締めたかった。そう言う思いがあったのかもしれないのですが・・・。

勿体なかったよなぁ・・・せっかく舞台を競馬学校、騎手を目指す少年、少女を登場させたんだもん。もっとそこに焦点を絞った、『だからこそ』の物語が見たかったです。

 

あとその登場人物が多すぎたのかもしれない、と言うのも思うところではあります。最終回で一応、ひとりひとりの思いにけじめじゃないですけど、ひとつの区切りがついたような描写があって、まとまっていたようには見えたけど。

ぶっちゃけると優と駿以外、描写不足は否めないですわな。うん。トレセン編に入ってから、優と駿以外の描写はほとんどなかったからなおのこと、それを感じてしまう。

 

それぞれのキャラクター、みんな魅力的だった。そして声優さんの演技も、それぞれ良かった。だからこそより強く、惜しかった、残念な気持ちがこみ上げてくるのですよ。

ぶっちゃけだから、優と駿、2人だけに絞った方が良かったんじゃないかなぁ、とか思ったり。で、序盤のわちゃわちゃした学生生活の描写、一切無しにして。競馬学校だからこそのシビアさを前面に描く。その中で駿と馬の別れを描くことも、決して不可能ではなかっただろうし。

あるいはグレイスを主役に据えて、とにもかくにもぶっ飛んだ物語にした方が、いっそ中途半端な現実感みたいなのも吹っ飛んで、作り物として面白い物語になったんじゃなかろうか、とか思ったり。

 

偉そうなこと言ってごめんなさいね(土下座)。ただほんと、始まる前はめちゃくちゃ期待していたんだよ・・・それだけに・・・と言う気持ちからの、この感想なのです。許してちょんまげ(古)

ただ先にも書きましたが、騎手を目指す少年、少女を演じていらっしゃった声優さんたちの、瑞々しい演技はめちゃくちゃぐっ、と胸に来ることも多かったです。

 

・『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい』

・・・最終回の『可愛い!』がどなたなのか、最後の最後までわからなかったけれど、逆を言うと最後の最後に変な言い方、嫌と言うほどに『あっ!』ってわかって、ちょっとうふふってなりました。うふふ。

そんな具合で、いやぁ、可愛かった。最終回も見事に可愛かった。本当に毎週、毎週、あの可愛らしさに癒されっぱなしでした。あと『今週の『可愛い』担当』の男性声優さん当ても、個人的にはめちゃくちゃ楽しかったです。

 

癒し満載、可愛い満載の作品だったのですが、最後の最後。再会した天ケ瀬さんが伏原にいろいろと質問したじゃないですか。で、それに対して伏原がものすごくシビアな回答をした。なんてかあの伏原の答えには、ほんと一瞬、ぎょっとするような思いすら抱いたんです。うん。

でも当然ながら、それだけでは終わらなかった。あんなクソみたいな、まさしくブラック極まりない職場で頑張り続けていたから、そうするしかなかったとしても頑張ってきたから、あの場所があったから幼女幽霊ちゃんたちとの出会いがあった。

そして相変わらずブラックな会社で、身を粉にして、精神を削りながら、勢力をすり減らしながら働いている。でも幼女幽霊ちゃんたちの出会いがあって、伏原の中の、仕事を含めたすべての、日常のすべてに対しての意識が確実に変わっていった。

その結果、伏原が答えた『すごく楽しい』の一言には、もう泣きそうになりました。

 

何でしょ。特に働くと言うことは、多くの人にとっては一生、つきまとうことです。そして往々にして、その中で個人の気持ちと言うのは押し殺さなければならないことも多いと、個人的には思います。でも生きていくためには、働き続けなければならない。

だからこそ『自分の人生』と言うものを考えた時に大切なのは、仕事は勿論だけれど、仕事以外の時間、生活をどれだけ充実させるか。そこだと思うんです。

で、伏原は、ブラックな会社で働き続けていたことで、それに出会うことができた。自分の人生を、日々を、一瞬一瞬を癒し、彩り、温めてくれるような、そんな存在に出会うことができた。今の生活を『すごく楽しい』と答えられるまでになった。

 

願わくば、全ての働く人に、伏原にとっての幼女幽霊ちゃんたちのような存在との出会いがありますように、と切に願う、そんなラストだったなぁ~。

・・・だからこそ、あんな可愛い幼女幽霊ちゃんたちに囲まれている伏原が、私は心底、羨ましくてたまりませんでしたよ!

 

・『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

・・・『元気が欲しい時は会いに来て。私たちスクールアイドルは、そのために、いつでもずっと『あなた』と一緒にいる』

ラブライブ』シリーズでここまで明確に、スクールアイドルの存在意義を語ったスクールアイドルがいただろうか!

否!いなかった!・・・は、ず(汗)

いや、うん、いたかもしれないんですけど。

いや、でもほんと、このメッセージはほんともう、胸熱でした。ってか最終回らしいライブオンパレード、本当にきらきらしていて可愛くて、かっこよくて、1人1人の個性が舞台で輝いていて、見てる内に泣けてきた。

なんだろ。『ラブライブ!』の中でも、なんか『虹ヶ咲スクールアイドル同好会』のアニメに関しては、ほんと私、泣けてくる。

 

そしてラストは侑ちゃんからの『次はあなたの番!』と言う言葉。

これもまた最高にエモいじゃないですか・・・。

 

『虹ヶ咲スクールアイドル同好会』での『あなた』と言うのは、いわばファンの代替的存在なわけですよ。で、アニメではそれが侑ちゃんの存在で語られている。

スクールアイドル同好会のメンバーに感化され、いろんな思いを抱えながら成長していく。そして最終的には侑ちゃん自身も、作曲家として、スクールアイドル同好会の皆と同じように、誰かにときめきを、元気を感じてもらえるような存在になっていた。

そのことに気づかされた侑ちゃんが、スクールアイドル同好会の皆と共に『元気が欲しい時は会いに来て』と、皆に向かってメッセージを放った。そしてそこからの、そんな侑ちゃんからの『次はあなたの番!』ですよ・・・泣くわ、こんなん・・・。

きっと侑ちゃんも、小さな小さな、だけど確実な自信をもらったんだろうな。だからこその、この言葉なんだろうな。

 

頑張る誰かの姿を見て、自分も頑張ろう、頑張りたいと思える。それって、めちゃくちゃ素敵なことですよね。

そんなポジティブな感情の循環をきらきらとしたステージと共に見せてくれた、そんなとびきりの青春物語だったなぁ、と個人的には感じます。

あとなんだろ、勿論、ユニットとしての存在と言うのも好きなんです。大好きなんですけど。虹ヶ咲だからこその、1人が主体、ソロが主体。だからユニットとしての名前はあるけれど、全体としての名前はない。グループと言う考えもない。『1人1人が集まっている同好会だから』と言うことで『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』として全員でパフォーマンスしているのも、ものすごく好き。

 

だからこそ、再度の感想にはなりますが。ラストの1人1人のパフォーマンス、その個性を思う存分に魅せられた後の、最後に全員でのパフォーマンスと言うの流れも、もうほんと、エモのエモ。侑ちゃんが演奏して、と言うのも、もうダメ。泣いた(泣いた)

 

・『SPY×FAMILY』

・・・分割2クールだったか!そう言えばそんなふうに言われていたような気も、今ならするけれど、正直『あれ!?分割2クールだったか!』と思ってしまった私がいましたよ。はい。

てなことで分割2クールなので、本格的な感想は10月からの2クール目が終了した時に書くとしまして、今回はちょろっとだけ感想を。

 

最後の最後までアーニャの可愛かったこと・・・種﨑敦美さんは天才か。知ってたけど天才か、天才だな、天才や。もうほんと、めちゃくちゃ可愛いし、なんだろ。もうアーニャちゃんの年齢、4、5歳まんまの話し方ってのが、本当に凄い。プロの役者さんなんだからそれくらい『演技』として当たり前のことなのは百も承知なんだけれど、それでもほんと、凄いと毎回、思うのでありました。はい。

 

そりゃこんな可愛いアーニャ、ダミアンも好きになっちゃうよね!ってなことで、ご多分に漏れず、私も『ダミアニャ最高!』とにまにましっぱなしでした。ふふ。

 

勿論、ロイド役の江口拓也さんのクールでかっこよくて、時折、熱い思いを、情を滲ませる演技も最高だった。ヨル役の早見沙織さんの、殺し屋家業の時と平時のギャップ、凄まじいドジっ子具合が発揮された時の落ち込んだ声の演技も、もうめちゃくちゃ最高でした。そんなフォージャー家の面々を取り囲む、様々なキャラクターを演じられていて声優さんの演技も、いや、もう、最高オブ最高でしたよね。

 

それぞれの目的のためにできあがった疑似家族。だけど疑似だからこそ、血のつながりはないからこそ、他人同士だからこそ逆にそこには、人間としての思いやりや節度のようなものがあるのじゃないかなぁ。だからこそ3人は、うまくやっていけているのじゃないかなぁ、と思ったり。

そうした時間、日々がどんどん積み重なっていく。その中で、もしかしたら3人がバラバラになることもあるのかもしれない。

だけど・・・ねぇ。

やっぱり最後は3人が、ボンドも加わったフォージャー家の皆が笑って揃っているような光景を望みたいところですが・・・これはさすがに、まだまだ原作も続いていくことだろうから、ちょっと気が早いかな。

 

何はともあれ10月、秋クールからの2クール目。待望のわんこ、ボンドも加わって、ますまにぎやかになるであろう物語の続きを楽しみにしております!

1クール目はOP、ED共に豪華な布陣で話題になりましたが、2クール目はどなたが担当されるのかなぁ。その辺りも楽しみですね。

 

はい。

本日は4作品の感想をお送りいたしました。

てなことで次回その4で、どうにか終わりそうです。良かった良かった。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!