ここ最近、購入したBLの・・・だ、男子・・・こ、高校生率が高すぎる。
自分でもちょっと引くくらいに高すぎる・・・。
40目前、なけなしの私の中の行き場を失ってさまよっている母性が、そこに安寧を求めているのかしら、と思うと我ながらこれ気持ち悪い。
気持ち悪い。
でもほんと、なんかもう、可愛いんだよ。
めちゃくちゃ萌えるんだよ。
はい。と言うことで本日、紹介する作品も男子高校生ものです。
タイトルは『しばられヤンキーくん』・・・タイトルだけで、だーいたい、どんな作品か想像できるのが実に素晴らしいですね!(笑)
あずみつなさんと森世さんの合作でございます。
そうです。タイトルにある通り『しばられ』ることが好きな『ヤンキーくん』の恋模様を描いている作品でございます。
・・・と書くと、『あー・・・私、緊縛ものってあんまり好きじゃないんだよな』と言う方もいらっしゃるかもしれませんが・・・結論から言うと、緊縛の度合いは、そんなにえげつくはない、と私は思いました。
まぁ、あの、こちらです。
こちらのページから作品の中身をちょろっと、ご確認いただけます。で、その中には緊縛プレイの内容とかもちょこっとあるので、『どうかなぁ?』と不安な方は、それで事前にご確認いただけると安心かと。はい。
むしろ緊縛ととかヤンキーと言った要素は、純愛の隠れ蓑でしかありません(ネタバレ)
ええ、この作品、なんてことはない、ただの男子高校生の、こじらせこじらせこじらせた挙句に明らかになる、ただの純愛物語です(どーん)
てなわけで早速、本編の簡単なあらすじです。
ナオは中学の頃、同性であるユウに淡い恋心を抱いていました。ところが高校生となって再会したユウの姿に、ナオは愕然とします。
金髪、たくさんのピアス。そしてちゃらい喋り方に、タバコまで吸うと言うユウは、すっかりヤンキーになってしまっていたからです。
そんなユウに恐れすら抱くナオでしたが、一緒に遊んだりしている内に、変わったのは外見だけ、中身はそれほど変わっていないのかもしれない、と思うようになります。そして封印していたはずのユウへの思いが、復活していくのを感じます。
ある日、一緒にカラオケに出かけた2人。そこでひょんなことから、ナオはユウの性癖を知ってしまいます。そして勢いでユウの性癖を満たすように行為に及んでしまうのですが・・・。
『またああいうことしてほしい・・・かも』その後のユウからの一言をきっかけに、ナオとユウの関係はどんどんエスカレートしていく・・・と言うのが簡単なあらすじです。
てなわけで表紙の金髪くんがヤンキー受のユウ。
そのユウのことを思い続けていたのが攻のナオでございます。
うふふ。
どっちもほんと、可愛いでやんの(笑)
てなわけで、初恋の人、ユウから緊縛趣味を明かされてしまったナオは、戸惑いつつも、やはり嬉しさもあり、ユウとのプレイに夢中になっていくのです。
ところが、です。
何だこれ、と思うようになるんですね。ナオが。うん。
自分はユウのことが好き。でもユウは自分のことを好きなのかどうかわからない。
おまけにプレイもプレイだから(笑)ユウの表情をちゃんと確かめることすら叶わないこともある。
なのにユウは、自分とのプレイを求める。
何なんだ、これ。
自分たちの関係って、何なんだ。
もしかして、自分はユウの欲求を満たすためだけに利用されているんじゃないか、と。
それでナオは、ユウに拒絶の言葉を口にします。
そしてこの後、1話だけ、ユウの視点で物語が描かれるのですが・・・。
うふふ。もうね。ほんと。
そのユウ視点の物語で明かされる様々な真実を知った瞬間、萌えが止まらんのです。
一言で言えば、あぁ、純粋。
一周回って『あほかいな』と突っ込んでやりたいくらいに、純粋。
故にもう、やることはやってんのに、いわゆる両片思い状態(盛大なネタバレ)に突入してしまっている2人の様子がもどかしくて、萌えが止まらんと言うか、胸がきゅんきゅんすると言うか、見ていてただただいじらしいと言うかでたまらんのですわ。
たまらん。
もうこう言うの、大好き。
個人的にBLの醍醐味は、こう言うところにある、と断言してもいいくらいに、こう言うもどかしさとか萌えとかきゅんきゅんは大好物だ。
と言うわけで個人的には『緊縛』とか『ヤンキー』とか、ちょっと奇抜、過激な要素、その裏側に隠されている純粋な2人の思いこそ、それすれ違いこそ、この作品の最大の魅力だと思うのであります。
自分の好きな人に少しでも自分のことを意識してほしい。
自分の好きな人の好きなことを好きになれば自分のことも好きになってもらえるかもしれない。
そんな思いに突き動かされるがままに動いて、結果として今の姿になったのかと思うと・・・ユウよ・・・おまえ、どんだけ可愛い生きものなんだよ・・・どんだけ純粋なんだよ・・・バカなのおまえ・・・萌。
勘違いに次ぐ勘違いの果てに順番すっ飛ばして体を重ねちゃったものの、やっぱり勘違いに次ぐ勘違いを重ねた挙句の結末は・・・本編読んでのお楽しみではありますが、まぁ、ここまで読んで下さった方には想像はつくと思います。
その通りの結末が待ち受けております。
ある意味『ヤンキー受だって聞いたから、この作品、読んだのに!』と言う方を裏切るような結末だとも言えますので、そのあたりはご注意を・・・とか言いつつ、でもまぁ、良いじゃないですか!
2人が幸せならオールハッピー!
病みに病みきって落ちるところまで落ちてもうどうしようもない、と言う作品も好きですが、やっぱり男子高校生BLは、個人的にはこういう純粋さと勘違いを重ねた挙句の、甘々ハッピーエンドがいいよな、と思うでのであります。
はい。
なんだろ・・・ほんと読み終えて、幸せをおすそ分けしてもらったような気分になれる作品と言うか・・・。
いや、なんか、今、この文章書いて思ったんですけど、ほんと私、どんだけ殺伐とした日々を送っているんですかね・・・。
ね。
もはや救いと支えは二次元だけ!
はい。
そしてストーリーは勿論のこと、こちらの作品、絵も本当に可愛らしいのです。
可愛らしいと言うか、細かな表情の描写と言うのがとても丁寧に描かれていて、まさしく『目は口ほどに物を言う』を地で行くナオとユウの様々な表情と言うのは、本当に魅力的。
そこから2人の気持ちが手に取るように伝わってくる、感じられるからこそ、読み手としても物語の世界により没入できます。
てなわけでこちらの作品は以下のような方におすすめです。
・勘違いに勘違いを重ねてすれ違いにすれ違う両片思い設定が好き!
・とにかくきゅんきゅんしたい
・緩めの緊迫プレイが好き!
・最終的には甘々ハッピーエンドの作品が好き!
はい。と言うわけで本日はもりあずみさんと森世さんの合作『しばられヤンキーくん』をご紹介いたしました。
是非とも『はまりそう』と感じた方は、読んでみて下さい。
そして男子高校生の胸キュン、いじらしいほどのじれったい恋物語に悶えて下さい。
で・・・ここからはタイトル通り、プラスで以下の話題について書いていきます。
BL漫画を紹介しているこのシリーズですが、アクセス解析を見る限り、さほどアクセスはいただいていないようで、まぁ、それはいいんです。
そんなのはどうでもいいんですが、唯一、そこそこアクセスいただいている記事がありまして、それが『その2』の記事です。
この記事内で取り上げたのは『男色淫縄筆戯』と言う作品で、この記事の中で私は作者さん、あるいはサークル名の『91』『ココノツハジメ』『ナインワン』、いずれかの情報について何かしら知っている方がいらっしゃいましたら、是非とも教えて下さい、と書いたのであります。
いや、あまりにもこの作品が好きすぎて、もっとこの方の他の作品を読んでみたい、と思ったです。はい。
ただ、作品に書かれているアドレスにアクセスしてもダメで、サークル名とか個人名・・・なのかな?で検索してみても、ダメで。
特に『ココノツハジメ』は、『だかしかし』のココノツ×ハジメが出てきて、『いや、これは逆やろ、逆やろ』と思わず突っ込まずにはいられなかったのですがって何を言っているんだ私は。
はい。で、数ある記事の中でもこの記事にアクセスがちょろっと集中していると言うことは、もしかしたら、何かしらの情報をご存じの方がいらっしゃるのかなぁ、と思ったりしているのですが・・・ど、どうなんでしょうか?
いや『どうなんでしょうか?』と聞いたところで、コメントも受け付けていないので、答えようがないとは思うのですが・・・。
こちらの作品が2017年発売で、私が利用しているサイト様に限った話ですが、それ以降、作品は発表されていらっしゃらないんですよね。うん。
いや、何かしらの事情があって筆をおかれた、と言うのであれば、それはそれで致し方ないとは思うのですが、もし、もしお名前を変えて商業誌とかで活躍されていたりするのであれば、私はぜひとも、この方の作品が読みたいのであります。
と言うわけで・・・引き続き、情報、お待ちしております。
コ、コメント受け付けてないから、こんなこと書いておきながら自分でもどうしろって言うんだろ、とは思っていますけど(汗)
ぜ、全力で『届けっ!』って願いながら情報発信して下されば、きっと、それが私の耳目に届いてくれるはずです・・・(土下座)
はい。
と言うことで、本日の記事はここまででございます。
まだまだ高校生ものBL、たくさん買ったのでおススメしたいんですが、さすがに次回はちょっとそこから離れようとは思っています。
思ってるだけで、離れる、とは言ってない。
ではでは。読んで下さりありがとうございました!