tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2021年秋アニメスタート!~1話感想 その1

はい!

始まりました、大作、話題作揃いの2021年秋アニメ!

未だ見たい作品が絞り切れていない私は、どうしたものかと頭を悩ませているのですが、とりあえず1話に関しては気になる作品は片っ端から見てやろう、と心に決め、録画予約をどんどんしております。

 

てなことで、早速、1話視聴した作品の感想を書いていきたいと思います。

 

・『ブルーピリオド』

・・・『小学生の時、美術の授業で机の上のみかんの絵を描くと言う課題があり、私なりに一生懸命、みかんを描いたにも関わらず、先生に『〇〇さん、まじめにみかんを描いて下さい』と真剣に皆の前で怒られた』私にとって、『描きたい!』『好きだ!』と思った光景や対象を、あんなふうに紙の上に描き起こせる時点で、八虎にはやはり『絵の才能』と言うものがあるのではないか、と心底、思いました。

人を描くにしても、私はどれだけ頑張っても、棒線と○のやつしか描けないし、だけど想像するのも、物語を考えるのも作るのも好きだから、『今、私の頭の中にあるこの人物や光景を、そのまま、絵に描くことができたら、どれだけいいだろうか』と何度も思って、だけど圧倒的にそれができない自分に、決定的に絵心と言うものを持たずして生まれてきた(笑)自分に泣きそうになったことも、何度もあるくらいです。

せめて人並みに描けるように、と思い本なんかを見て勉強しようともしたけれど、そもそも、そうした本に載せられている『へたくそな絵』すら、既に私にとっては『え?これだけ描けたら上出来なんじゃないの?』と言うレベルだったもんですから、もうその時点で心砕かれたことも一度や二度ではないと言う(ちーん)

だからやっぱり私にとって『絵を描く』ことは、その技術を磨くと言うことにおいては努力が必要だけれど、その第一歩は圧倒的に才能の有無がモノを言う、そう言うものだと言う思い込みがあります。

 

圧倒的に絵を描けない、目の前にその対象がありながら、それを絵として描き起こすことすらできない私は『美術は面白い。自分に素直な人ほど強い』と言う美術部の先生の言葉や『手放しに才能って言われると、何もやってないって言われてるみたいで』と言う先輩の言葉に『あぁ、この人たちは多分、本当に、本当に、まったく絵が描けない人と出会ったことがないんだろうなぁ』とぼんやりと思いましたが、多分、この作品はそういう作品ではないはずです(笑)

 

はい。てなことでちゃんとした感想を描きましょう。今期、注目作品のひとつと言ってもよいでしょう。期待しながら視聴しましたが、うん、面白かったです。ちょっと駆け足な感じが否めないこともなかったですが。

終盤『絵を描くこと』、それを時間の無駄だと頭では理解していながら、だけどそれを止めることができない八虎の心境は、もうめちゃくちゃ理解できて、だからこそ、八虎同様、心の奥底から、高揚とも期待とも楽しみともしれない感情が湧き上がってくるような、そんな感覚を味わいました。

 

春クール作品『セスタス』で初主演を務められた峯田大夢さんの演技は、良い意味で『そうか、こう言う感じか』と言う驚きがありました。八虎の青い感じがめちゃくちゃ伝わってきていて、気持ちが先行している演技が、八虎の焦燥、急速に膨れ上がる美術への思いにマッチしているように私は感じたので、これからが本当に楽しみです。

あと鮎川龍二役の花守ゆみりさんは、本当にうまい。もう、ぐうの音も出ないわ。

そして何より1話において圧倒的な存在感、それ故に、話す言葉のひとつひとつに圧倒的な説得力を持たせていた平野文さんの演技の素晴らしかったこと。なんだろ、やっぱりこう言う役を、こう言うベテランの演者さんが演じられると、もう圧倒的にキャラクター同士の関係性とか、その空間とか、お話全体がぐっ、と引き締まる、そう言うのを改めて感じさせられました。

 

私にとっては、冒頭にも書きましたが八虎もやはり『絵を描くこと』の才能に満ちた人です。

だけど世の中には、多分、そういう人はごまんといます。

そしてその才能の質、のようなもので言えば、八虎のそれは多分『人並み』程度のものなのでしょう。『人並み』程度の絵の才能すら持ち合わせていない私が言うな、って突っ込まれそうですけど(汗)

それを知り、それに打ちのめされた八虎は、それでもどう『絵を描くこと』と向き合っていくのか。『絵を描くこと』を好きだと、言い続けることができるのか。そしてまた『絵を描くこと』の才能に溢れた、たくさんのキャラクターの登場も、今から楽しみです。

 

・『メガトン級ムサシ』

・・・吸血鬼ものが多いと話題になっている秋クールですが、ロボット作品も何気に、多いんですよね。ロボットと言うか、メカが登場する作品としては4作品が放送予定となっているのかな?

てなわけでその内の1作品がこちらでございます。個人的にはメインキャラクター演じる声優陣が良い。人気、勢いもあり、更に着実にキャリアも積み重ねている、そう言う方々を集めたなぁ、と言う感じで、もうこれだけでもわくわくします。はい。

 

てなことで1話の感想ですが・・・様子見と言う感じですかね。肝心のロボット戦闘は2話っぽいし。お話としてはまさしく世界観の説明と言う感じでした。なので、うーん、1話のみで判断するのはなかなか難しいな、と。

ただ先にも書きましたが、1話でクローズアップされていた男子3人、それぞれ熱血系ヤンキーを増田俊樹さん、情に厚い番町系を武内駿輔さん、そしていけ好かないインテリを斉藤壮馬さんが演じていらっしゃるのですが、もうこれが、実にそれぞれのキャラと声優さんのはまり具合がお見事で、それだけでも私は楽しかった。

で、プラスここから、内山昂輝さん演じる心を閉ざした美男異能男子、潘めぐみさん演じるツンデレ格闘ショートヘアガールなどなど、それはもう『あー、もう!こんなん、この声優さんにはまりすぎるに決まってるやん!』と言うようなキャラクターが続々、登場してくるはずなので、それを考えると、1話で切ってしまうのは惜しいかな、と。

 

あとロボット作品には欠かすことができない、と個人的には思っている裏方のキャラクター、その存在がしっかりと描かれている。なおかつ、めちゃくちゃ個性が強いと言うのも、私としては好感が持てました。

そして対する敵方には、沢城みゆきさんと櫻井孝宏さんのお名前がある、という時点でやっぱり、もう少し追いかけたい。

てなことで、1話単体では満足度はそこそこ、でもここからの展開などへの期待はとても大きい、と言うのが現段階での感想です。さぁ、2話でどう転がるか!

 

・『海賊王女』

・・・はい、ぶっちぎり今期No.1・・・って、いや、この時点でまだ1話視聴作品3作品目なんですけど(笑)。いや、でももう、期待通り、否、期待以上の面白さでした。アバン→OPでがっつり魂つかまれて、JUNNAさん×梶浦由紀さんのOPで、もう気分は最高潮、そしてそのまま物語の世界に引きずり込まれて、気が付いたら『えっ!もう終わり?』となっていた、そんな1話、およそ24分でございました。

いやぁ、これはもう、素晴らしいの一言。そして面白かったの一言。シリアスあり、でもそのシリアスが長続きしないコメディ要素もあり。それでいてフェナと雪丸ラブロマンスを思わせる要素もありつつ、壮大な冒険活劇になりそうな予感もするし。あと洋の世界観と、和の世界観、そのふたつが良い具合に、お互いの存在を主張しつつ、でもしっかりと同居している世界観と言うのもたまらん。

 

何を語ればいいのやら、とりあえずまずは作画ですよ、作画。あと動き。さすがはProduction I.Gですよ!キャラクターたちの表情の豊かさ、そしてそれも含めて、キャラクターたちがちゃんと動くことで、文字通り『動く』ことを描くことで、物語が動いている。うーん、まさしくこれぞ、理想的なアニメーション!

そして声優さんの演技も、本当に見どころ満載でした。フェナ演じる瀬戸麻沙美さんの演技は、安定感抜群。辛い境遇にあるはずなのに、それを感じさせない明るさと強さ、そういったものを実に溌溂と、のびのびと演じていらっしゃって、もう彼女の一喜一憂する姿、表情に笑ったり、『頑張れ!』と応援したり。あとサルマンとオットー、元イケメン騎士(笑)2人、それぞれを演じていらっしゃった村治学さんと平田広明さんの演技も、本当に見てて楽しかった。そしてあのイケメンでCV森川智之さんとか、もう笑っちゃったよね、はまり役過ぎて、ずる過ぎて。でもこの人、多分、悪い人だよね。

 

あとちょこっとしか喋ってない、出番としてはなかったのに真田家の面々、精鋭部隊の存在感が既にかっこよすぎ!それぞれの声優さんの演技もちょろっとしか出てこなかったけれど、ダメ、もうダメ、既にかっこよすぎ、はまりすぎ、ずるい。

す!めっちゃ良い声だよ!す!紫壇さんは中の人が櫻井孝宏さんと言うことで、裏切ったりしませんか?悠木碧さんの花梨ちゃんは、ただひたすら可愛いし、可愛さで言えば佐藤元さん(兄の方)と逢坂良太さん(弟の方)の双子もこれ、可愛すぎんだろ。

この人たちがこれからフェナと共に活躍する姿を見せてくれるのだと思うと、あかん、興奮が止まらないよ!ってか誰も死なないでね!

 

あとこれは公式情報なんですけど・・・す・・・もとい鈴木峻汰さんが演じていらっしゃる、フェナの運命の相手(もう私の頭の中ではそうなってんだよ!)雪丸は童貞だよ!さっきも書いたけどこれは公式の情報だよ!鈴木さんが監督に確認したってインタビューでおっしゃってたから、声を大にして言っても大丈夫なやつだよ!

雪丸は童貞だよ!

うふふ。それを知ったうえで、彼のフェナに対する接し方とかを見ると・・・ふふ、あかん、もう今からにやにやが止まらないよね!

 

はい。てなことで、いやぁ、1話、本当に面白かった。これからの物語、その幕開けにふさわしい1話だったと思うし、だからこそ、ここから先の物語にますます期待が膨らみました。さして心配はしていないし、余計なお世話だとは思いますが、どうかこのままの勢い、面白さで全12話、突っ走っていただきたいです!

 

てなことで、1話視聴感想、まずはこちらの3作品の感想をお送りいたしました。

 

絵心と言うものの一切をもって生まれてこなかったばかりに、なんだか複雑な見方をしてしまったような気もしますが(汗)、でも作品としては純粋に、登場人物たちの心情描写が面白そうだと思えた『ブルーピリオド』。

とりあえず2話以降の展開次第ですが、個人的にはやっぱり気になる。声優陣が演じられるキャラクターとのはまり具合も含め、期待はまだ高めな『メガトン級ムサシ』。

そして期待通り、いや期待以上の興奮と面白さ、完成度の高さで圧巻の滑り出しを見せてくれた『海賊王女』と言う感じですかね。はい。

 

てなことで、1話感想記事はどんどん続きます。とりあえず、ほんと、気になる作品の1話は全部見てやろうと言う、妙な気合の入れ具合なので、よろしければ引き続きお付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!