と言うことで今日から6月ですね。
4月から始まった春アニメも、いよいよ残すはこの1ヶ月。
そんな具合で恒例の、そのクール、個人的に、特に強く印象に残る演技を見せて下さっている声優さんをピックアップするこのシリーズを、今日は書いていきたいと思います。本日は女性声優さん編です。
ではでは早速、スタートです。
・杉山里穂さん
→『波よ聞いてくれ』の鼓田ミナレ役が、もう本当に素晴らしいの一言！原作漫画は読んでいないんですけども、もう、これぞまさしく原作通りの声、ミナレは杉山さん！と断言できるくらいに、まぁ、素晴らしい方がキャスティングされて、いや、本当に嬉しい。何が良いって、まずは杉山さんの声ですよ、声。作中でも麻藤さんが散々、褒めていたんですけど、ミナレとしての杉山さんの声って、ほーんと、良い。セクシーさもありつつ、強さもあり、やけくそ感(笑)もあり、でも嫌みのない可愛らしさもあって、そして何よりとても、とても耳に心地よくて聞きやすい！なんだろ、個人的には小林ゆうさんと沢城みゆきさんを足して割ったような、本当にいい声だなぁ、と。
それから演技力の素晴らしさよ。もー、本と、凄い。こんな演技力を持っている方が、どこに隠れていたんだ・・・。ラジオの時のひとり語りは勿論のこと、裏表がなく、とにかく男前にさばさばと、ばっさばっさと道を切り開いていきつつ、でも、時には乙女らしい、妙齢の女性らしい可愛らしさ、迷いを見せると言う、とにかくミナレと言う人間の生き様を、見事に演じていらして、もう毎話毎話、にやにやしてしまうのですよ。
ミナレと言うキャラクター、同性の私から見ると、とても、とても好感が持てて、魅力的なキャラクターなんです。これはキャラクターの造形として、そう言う部分が大きいのだと思うのです。でも、杉山さんがミナレを演じて下さっていることで、ミナレのそう言う魅力がより自然になっていて、そのことでより、ミナレの魅力が高まっているように、私は思います。
いやぁ・・・ほんと。『波よ聞いてくれ』の続きは勿論のこと、声優としての杉山さんのご活躍も、本当に楽しみだなぁ～。
・内田真礼さん
→今期は『ファインド・ミー』と『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』で、主にメインキャラとしてその演技を耳にすることができているのですが・・・まぁ～、ほーんと、どちらの演技もとにかく見ていて楽しいのです！何と言うか、本と、コメディエンヌとしての才能をいかんなく発揮されていると言うか。私の中で内田さんと言えば、いわゆる『脳とろ声』と言うか、『ご注文はうさぎですか？』のシャロちゃんとか『中二病でも恋がしたい』の小鳥遊六花ちゃんのような、可愛らしめの、甘々の声、演技と言うのがイメージとしては強かったんですよ。
でも今期のこの二作品では、そういう可愛らしい、甘めの声、演技は勿論なんですが、それ以上に、何があっても、どうなろうとも、とにかく前を向いて、明るく、自分で自分の道を切り開いていく！と言う、可愛らしくも凛とした力強さとか、傷ついてもへこたれない明るさとか、でもちょっとお茶目でドジな感じとかの声、演技が、もうほーんとにいいんですわ。大好き。たまらん。毎話、毎話、どちらの作品も、そう言う内田さんの演技を見ていると、たっぷり笑って、そして、とても元気をもらっているのです。
そう、あとね。内田さんのこう言う女の子の演技で何が凄いって。まったく、少しも、嫌味を感じさせないんですよ。そう言うキャラクターなんだから当たり前、って突っ込みを受けそうなんですけれど、いやいや、それでも、本当に少しも嫌味が無くて、本当にただただ純粋に、見ていて好感しかなくて、それ故、応援したくなる女の子キャラクターを演じられるって、凄いことだと思う。
それにしても、両作品で聞くことができる、あの声にならない呻きと言うか、叫びと言うか、悶絶みたいな演技と言うのは、ほんと、どこから声が出ているのだろうか(笑)
『はめふら』での、脳内会議で、内田さんの様々な声、演技のバリエーションが楽しめるのも、いいよねぇ～。贅沢だよね～。
・古賀葵さん
→そして脳内会議で様々な声の、演技のバリエーションを披露して下さっていると言えば。更に声にならない声での叫びと言うか、悶絶と言うか、呻きを披露して下さっている女性声優さんと言えば、この方、古賀さんでございます。
いやぁ・・・『かぐや様は告らせたい』、面白い。面白い(どーん)。いやね、勿論ね、1期があんだけ面白かったから、じゅうぶん、期待はしていたんです。うん。ただね、やっぱりハードルは高くなるじゃないですか。ところがどっこい、2期になっても、そのハードルをやすやすと超えてきたと言うか、なぎ倒してきたと言うか『そうか、ハードルなんて最初から存在していなかったんだよね』と、私は思わず、反省してしまいましたよ、ほんとに(笑)
そしてその作中で、とにかくもう、きゅんきゅんする、にっこりしちゃう、にやにやしちゃう、むずむずしちゃう、あまりにも可愛すぎるかぐや様を演じていらっしゃるのが古賀さんで。まぁー・・・その演技も、1期から更に、更に、更にパワーアップしていますよね。ね！
まぁ～、ほーんと。古賀さんも声の、演技のバリエーションが広くて、とにかくその演技は見ていて楽しいの一言ですよ。ってか、かぐや様、とにかく可愛すぎんだろ・・・何なんだよ・・・(頭抱える)。そして古賀さんの、かぐや様としての演技も、本当に嫌味がないんですよ。かぐや様って、多分、一歩間違えると、少しでも塩梅を間違えてしまうと、バランスを間違えてしまうと、そんなキャラクターじゃないのは承知していても、それでも、どこかしらに嫌味や、いやらしさのようなものが滲んでしまうかもしれない、と私は思うのですが、まぁ、古賀さんの演技には、それが全くなくて、ほーんと好き(語彙力よ)
『かぐや様は告らせたい』、さぁ、果たして不器用すぎる恋の行方はどうなるのか。その中で古賀さんがどんな演技を見せて下さるのか、ほーんと、楽しみ！
はい。以上3名様を挙げさせて頂きましたが、『LISTENERS』でのミュウと『かくしごと』での姫ちゃんの演技の対比が本当に素敵で、どちらも見応えたっぷりの高橋李依さん。それから『B・N・A』での演技に、個人的には『ふわっ！？』となった長縄まりあさん。いやぁ、そうか、長縄さん、そうか、そうか(語彙力どこ行った)。長縄さんのなずなの演技で、こちらも素晴らしい、諸星すみれさん演じるみちるのキャラクターの、また新たな一面が浮かび上がってきたと言うか。それくらいに、とにかく強烈だったし・・・この先、なずながどうなるのか、そこでどんな長縄さんの演技が見られるのか、本当に楽しみです。そうかぁ・・・長縄さん、いやぁ、本と、びっくりした。
そして、もはやその声、その演技は世界を浄化してくれるんじゃなかろうか、と真剣に思う『フルーツバスケット』『波よ聞いてくれ』の石見舞菜香さん。それから『グレイニプル』での演技が、もうただただエロい、エロ過ぎて、なんかもうわけがわからなかった、でも、そのエロさの中にどこか悲しみ、品格、美しさがあって、それがもうたまらない伊藤静さん。
そんな具合で今回は、春アニメで印象的な女性声優さん、その感想を記事にしてまいりました。と言うことで、明日は男性声優編です。よろしければ、引き続きおつきあいくださいね～。
ではでは。読んで下さりありがとうございました～。
