5月も本日で終了~1が付く日なので私の読書歴大放出の日だよ!

5月も本日で終了!本当なら今日はお休みだったんですけど、欠員が出て出勤!なので4連勤!世知辛い!(ちーん)

 

と言うことで、読書歴放出の日でございます。ではでは早速スタートです。

前回2006年度が終了したので、今回は2007年度からですね。はいよっ。

 

岩井志麻子『タンドルネ』・・・ 殺人でも満たされない虚無など、一体、どうすれば良いのだろう。

 

西尾維新『零埼軋識の人間ノック』・・・新たなシリーズになったんでしょうが、このシリーズは途中で挫折した気が。

 

東野圭吾『使命と魂のリミット』・・・じっくりと読ませる、緊迫感あふれる東のミステリでした。

 

有栖川有栖『暗い宿』・・・文庫版です。何度も読んでも、ホテルの話のがめちゃめちゃ好きです。

 

伊坂幸太郎『重力ピエロ』・・・こちらも文庫版です。何度読んでも、本当に心揺さぶられる、愛と親子と兄弟の物語。

 

古野まほろ『天帝のはしたなき果実』・・・私は、この大風呂敷の広げ方と畳み方は嫌いではなかったです。

 

真保裕一『最愛』・・明かされた真実に胸を突かれる、まさに最愛な姉弟の物語。

 

伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』・・・すごいなぁ。もう、すごいとしか言いようがないのです。

 

あさのあつこ『ラスト・イニング』・・・なんだか、昨今のブームが嬉しいような、悔しいような(笑)

 

道尾秀介『片眼の猿』・・・帯の惹句に偽りなし。ぐいぐい読ませて、胸を揺さぶるメッセージを伝えてくる。道尾先生の新境地です。

 

・深水黎一郎・・・『ウルチモ・トルッコ』・・・成程な、と思わず納得させられる、驚天動地のトリックとは?

 

石持浅海『人柱はミイラと出会う』・・・ちょっと風変わりな日本が舞台のミステリ。プラス、どきどき恋愛小説でもあります。

 

関田涙『晩餐は檻の中で』・・・関田先生の、小説家としての思いを垣間見たような、そんな作品でした。

 

東野圭吾『夜明けの街で』・・・最高傑作ではないと思うけれど、ぐいぐいと読ませて、どきどきとさせる手練手管はさすがの一言です。

 

森博嗣イナイ×イナイ』・・・今更過ぎて、私にはついていけませんでした。

 

本多孝好『正義のミカタ』・・・本当の正義なんて、そんなものは、あってはならないのかもしれないね。

 

北村薫『玻璃の天』・・・じゅうぶんに、その雰囲気を、それこそ味わうようにして楽しむことができた作品でした。

 

・平山夢秋『ミサイルマン』・・・確かに、読書なんて何が楽しいんだ、って言う輩に読ませてやりたいほどの、暴力的想像力の結晶。

 

道尾秀介『ソロモンの犬』・・・個人的には、道尾先生の中で一番好きな本。青春ミステリという、またも新しい道尾ワールドが楽しめます。

 

・詠坂雄二『リロ・グラ・シスタ』・・・これはこれは、久し振りに、ステキで野心的な新人さんが現れたぞ。次作が待ち遠しいっ!

 

はい。そして本当ならば2008年が来るはずなのですが、前回も書いたとおり、2008年はノートに記録しており、そのノートが今のところ見つからないため(ちーん)、今回は飛ばします。

 

見つかるといいねっ!(他人事)

 

そんな具合で次からは1年飛ばして、2009年の読書録でございます。

 

・柴田よしき『聖なる黒夜』・・・たった一日に、全てが集約してしまった悲劇。圧倒的な時の残酷さに、ただ、ただ言葉を失う。彼ら二人が『巡り会えた』のは、果たして、幸福だったのか、不幸だったのか。業だったのか、罰だったのか。

 

藤原伊織『テロリストのパラソル』・・・哀愁、ノスタルジー、短切れの文章が、実に味わい深い。憎いほどに、かっこいい。しかしこの作者さんも、あまりにも早く、亡くなられてしまったなぁ。うーん、残念だ。

 

垣根涼介『ワイルド・ソウル』・・・熱く、果てしなく、大きく、猥雑な南米の血。男性キャラの魅力もさることながら、個人的には、貴子ちゃんが良かった!

 

北村薫『盤上の敵』・・・何も悪くない。何も悪くない。そういう人が、圧倒的な悪意に、悲劇に巻き込まれる理不尽は、今日も、続く。すぐ傍で。だからこそ、祈る。クィーンの隣に、キングがある事を。ふたりの、ただ、安らかな時間を。

 

稲見一良『セント・メリーのリボン』・・・優しく、寡黙で、動物が似合う男たちの物語。うーん、ステキだよね。いいよね。

 

大沢在昌新宿鮫』・・・リアルタイムで読んでいたら、きっと、さぞかし興奮しただろうなぁ・・・そう思うと、悔しい。

 

高村薫レディ・ジョーカー』・・・いや、もう、何て言っていいのかわかんない。リベンジ、叶いましたよ。いや、もう、見事だ。すごいよ。何も言えねぇ(笑)。

 

有栖川有栖『四十六番目の密室』・・・懐かしい。やってらんねぇよ、に萌。全体的にやっぱり、火村先生も、アリスも、そして筆致も、物語の雰囲気も、若い気がしました。でも本格推理としての論理の展開の見事さ、精緻さはまったく変わりがありません。

 

道尾秀介龍神の雨』・・・子供たちを穿ち、壊すのは、冷たい雨。その雰囲気に、ただ、震えるしかない。生半可な希望なんて、あたたかさなんて、ここでは、信じる事なんてできない。

 

高村薫リヴィエラを撃て』・・・アイルランドに行きたいよぉ~(笑)。暗くも、激しく、美しい男たちの情念と、女たちの執念が繰り広げる、壮大な物語。

 

石持浅海『水の迷宮』・・・いいなぁ・・・。なんて言うか、もう、この、『決して、警察には頼ったりなんかするかっ!』って、意地みたいなものが、そして、犯人を見つけた後の対処が、石持先生ならではで、素敵だ。

 

馳星周不夜城』・・・もはや伝説にもなっているデビュー作。全編に漂う、何事でも決して、癒し潤す事のできないような乾いた孤独感が、たまらない。本と、たまらない。

 

道尾秀介『流れ星の作り方』・・・硬質で、少し冷えているような、でも、凛としていてあたたかい、道尾先生の文章。それで繰り出される、切ない物語の数々。表題作は、鳥肌がぶわり、そして、涙がぶわり。

 

服部まゆみ『この闇と光』・・・豊穣で美しい闇、空虚で雑多な光。逃れる事のできない、物語の闇だけが、少年だけの光。世界観も、ミステリとしての仕掛けも、私好みの秀作でした!服部先生もまた、あまりにも若くして亡くなられてしまっているんだよなぁ。残念。

 

・詠坂雄二『遠海事件』・・・ミステリとしてもさることながら、ラストのラストが、ぐっ!と心を掴む、恋愛小説でもある、と個人的には思いました。はい。

 

光原百合『十八の夏』・・・非常に失礼な言い方になってしまうのかもしれないけれど、でも、そう言いたくなるくらいに、表題作一作でもよかったんじゃないかと思うくらいに、表題作が素晴らしかった。鮮烈で、強烈で、痛烈で、そして、たまらなく苦々しい、まさに十八の、ただ一度の恋の話。

 

稲見一良『ダッグ・コール』・・・絵に描いたような、男のロマン、男のかっこよさ。そして、自然の厳しさ、美しさ、温かさ、雄大さが描かれている。まさに、奇跡のように美しく、素晴らしい物語の数々。俗世にまみれてしまった人間たちが見落としてきたもの、失ってしまったものが、これでもかと言わんばかりに、きらきらと描かれている。この物語の登場人物達には、だから、嫉妬を覚えるほどだ。私たちは、こんな世界を、物語の中でしか見ることができないのだから。それでも、物語の中で見られるのならば、それは、稲見先生が残してくれた、優しさ、幸福というものなのかもしれない。なんか、いつの世にも、こういう物語は必要なのだと、心の底から思う。

 

近藤史恵サクリファイス』・・・壮絶な決意が、塊のようにぶつかってきた。それによって、ぶわっ、と体の奥底からわきあがってきた感情は、凄まじかった。この作品のタイトルには、どんな言葉を探しても、この言葉しかないでしょう。

 

北村薫『空飛ぶ馬』・・・勿論、悪意ある登場人物は出てくるのですが、それにしても・・・主役級人物のいい人っぷりったらない(笑)。主人公ちゃんの性格とかに、時代を感じました。今なら、こんな女の子、同性に嫌われるナンバーワンだと思うのですが・・・。どうなんだろうかなぁ。

 

米澤穂信儚い羊たちの祝宴』・・・一撃必殺!まさに、ラストのラスト、紡ぎ出される一言が全て。ぞっとしたり、切なくなったり、と読後感は様々ですが、『身内に不幸がありまして』なんかは、作者の真骨頂のような気がする。言ってみたいよね。こんな調子で。ってか、こんな事件を起こして、こんな事言って、バイトを休んでみたいよね(笑)。個人的には、『玉野五十鈴の誉れ』が好き。切なくて、悲しくて、でも、とても怖ろしい話で。以降、『はじめちょろちょろ なかぱっぱ 赤子泣いても蓋とるな』の歌が、頭から離れません。米澤先生のこういうひねくりっぷりは、痒いところに手が届く気がする。プラス、今回はそこに、切なさも加わって、文学的香りすら漂ってくるような傑作短編集でございました!

 

はいっ!ということで、2007年と2009年の読書感想文を大放出いたしましたが・・・うふふ、2009年になると、ところどころ、長文の感想文が登場しますね。

 

でも、こんなの序の口ですから。

ほんと、これから年代が進むにつれ、とんでもない長文、出てきますから。

 

どうしようか。

なんなら、その1冊だけで、1つの記事、終わっちゃうような気もするんですけど。

 

どうしようか(遠い目)

 

はい。まぁ、その時になったら考えよう(ちーん)

 

ではでは。今回はここまでです。

次回の読書感想文放出日は6月11日ですね。

よろしければ引き続き、お付き合い下さいね。

 

ではでは。読んで下さり、ありがとうござました~。