tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2020年アニメを振り返る~その2 春クール

少し気は早いですが。

2020年に放送されたアニメについて振り返ろう、と言うこのシリーズ。

昨日は2020年冬アニメを振り返ってまいりましたが、今日は2020年、春アニメを振り返っていきたいと思います。

 

2020年春アニメと言うと、4月から放送が始まり、2クールものなどを除けば6月に放送が終了したアニメ作品ですね。

 

4月かぁ・・・3月くらいからじょじょにその存在感を増してきた新型コロナが、いよいよ本格的に猛威を振るい始めた時期だと記憶しているのですが・・・。

あと店がめちゃくちゃ、尋常じゃないくらいに、おかしいくらいに忙しくなり始めたのもこの頃からだ。

一部の都府県に緊急事態宣言が出されたのが4月7日で、それが全国に拡大されたのが4月16日。

『不要不急の外出は控えましょう!』と言う宣言のはずなのにどうよ・・・。

私が働いているお店では、連日、たくさんのお客さんでごった返していたよ・・・。

皆さん、家族連れで来店されていたよ・・・。

カップラーメンやパスタや、ホットケーキミックスや小麦粉や、もう何もかもが飛ぶように売れたよね・・・。

 

あとトイレットペーパー、ティッシュペーパー狂想曲(笑)もこの時期でしたっけ?

『こうした紙製品の原材料は中国から輸入している。だからコロナの影響でそれらの輸入にも支障が出てきて、紙製品が入手できなく恐れがある』みたいなデマが流れて。

 

凄かったなぁ・・・ほんと、凄かった(遠い目)

開店と同時に、お客さんが紙製品、あぁ、あとマスク!

それらを求めて、我先にと店内へとなだれ込んでくる様子は、さながらゾンビ映画に登場するゾンビのようだと、毎日、思っていたよ(こら)

 

私もこういう事態になってようやく『コロナ、これやばいんんちゃうん』と思うようになったけれど・・・まだ、まだ『いや、でも言うても、秋くらいにはさすがに終息してるやろ~』と思ってたんですけどね。

 

ね。

 

現実はどうよ!(どーん)

 

はい。でも夏ごろには、春先のような怒涛の勢いもちょっと落ち着いてはいたように記憶しています。さすがに、その時にはほっとしたなぁ。

 

と、当時の思い出なんかを簡単に振り返ったところで、ではでは早速、アニメを振り返ってまいりましょうかね。

 

冬クールに関しては『『異種族レビュアーズ』があった!』と真っ先に思い出せたのですが(笑)春クールに関してはだめだ、何一つ、どの作品が放送されていたのかを思い出せませんでした!

 

ってな具合で調べてみたところ・・・ほっほー、成程。そうか、そうか、と少しずつ、記憶がよみがえってきました。と言うわけで、まずはこの作品から!

 

かぐや様は告らせたい』でございます!確か続編制作、決定したんですよね?いやぁ、めでたい、めでたい。そしてめちゃめちゃ、今からすでに楽しみでならないっ!

この作品に関しては1期がめちゃめちゃ面白かったんですよ。だから当然のように2期に対してのハードルも上がりまくりで。でもやっぱり2期と言うと、既に1期を見ているわけだから、面白さとかに対する慣れも出てくるわけで。なので私の中で勝手に『まぁ、言うてもやっぱり1期よりは、面白さは低くなるだろうなぁ』とまったくもって失礼なことを思っていたんですよ、放送前には。

 

ところがどっこい、どうでしたかっ!?見事、見事にそんな勝手な思い込みなど、高すぎるハードルなど軽々と飛び越えてくれた、1期以上の面白さにあふれた2期でしたよね!?勿論、天才たち・・・もとい恋愛初心者たちのもどかしいまでの泥仕合(笑)は勿論のこと、キャラクター1人1人の心情も丁寧に描かれていたことで、学園青春ものとしての面白さ、甘酸っぱさ、切なさのようなものも味わうことができて・・・いやぁ、本当に良い作品だったなぁ。何よりキャストさんたちが、本当に楽しんで、生き生きと演技してらっしゃるのが伝わってくる作品だったもんなぁ・・・続編、本当に楽しみ!

 

それから『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった・・・』も個人的には印象に残っている作品です。

視聴予定にはなかった作品なのですが、1話終了後の反響に心惹かれ、見てみたら、まぁ、面白かったこと。カタリナ役の内田真礼さんの演技あってこその、あのカタリナと言う、ちょっとおバカで天然で、でもやさしく、嫌味のないキャラクターが成立していた。そしてそのおかげで、彼女の存在に引っ張られるようにして物語の世界に入り込むことができた、そんな作品だったように思います。

あとあと、個性豊かなイケメン王子たちも魅力的でしたね。でもぶっちゃけ、イケメン王子たちと破滅フラグと言うよりも、メアリ、ソフィア、マリア、この3人との間に破滅フラグと言うか、別のフラグが立ちまくりで、それはそれで面白いと言うかなんと言うか(笑)

てな具合で、こちらの作品も2期決定しておりますね。果たしてカタリナの恋模様の行方はいかに!?と言うことで、こちらも楽しみに待ちたいと思います。

 

それから『かくしごと』も良かったなぁ~。本当にハートウォーミングな作品で。放送されていた当時にも散々、書いたと思うんですけど。『行け!南国アイスホッケー部』を読んでいた私としては、その作品と『かくしごと』の作者が同じだと言うのが未だに信じられないと言うか(笑)

明るく、そして楽しく描かれる過去と、シリアスな口調で語られ、描かれる現在と。その交差によって『果たしてこの親子はどうなってしまうの!?』と言うドキドキ感もあって、それが最高潮に達したクライマックスでは『え、アンハッピーで終わるの?嫌だよ!』と本気で思ったものですが・・・いやいや、最後の最後まで、本当にやさしく、あたたかな物語で良かったです。

 

で、そのほかの作品としては、まずは『波よ聞いてくれ』ですね。いやぁ、ミナレさんを演じられた杉山里穂さんの演技ったら、もう素晴らしいの一言!原作通りの声、演技でした。あとミナレさんを取り囲む、個性豊かな面々を演じられた声優さんの演技と言うのも、本当にそれぞれ味があって良かったなあ・・・。最終回は『ラジオの力』を見せつけられたような気がして、なかなか胸が熱くなりました。茅代まどか役の大原さやかさんの、なんと言うか声優として、声であらゆる情報を伝えるプロとしての、極限の仕事を見せてもらったような回でもあったなぁ。ミナレさんと交代した後の、あの大原さんの演技と言うのは、本当に痺れた。いいお仕事×ヒューマンドラマアニメでした!

 

それから『B・N・A』や『LISTENERS』も春クール放送でした。そうだったか。

こちら2作品に関しては、そうだなぁ、1クールでも十分に面白かったんですけど、2クールで見たかったなぁ、と言う気が強くした作品でもあります。

何と言うか、1クールで物語をたたんでしまうには惜しいほど、魅力的な世界観に魅力的なキャラクターたちが活躍する作品だったからなぁ・・・。

『B・N・A』は、もっと暴れてほしかったなぁ、と。TRIGGER作品なんだし(笑)もっとスケールのでっかい話で、もっとキャラクターたちが暴れまくっても楽しかったんじゃなかろうか、と。いや、まぁ、1クールでも十分、暴れまくっていたんですけど(笑)。

『LISTENERS』は、もっともっと、エコヲとミュウに旅してほしかった!で、もっとたくさんの人と交流を広げてほしかった!どうしても後半の展開は急すぎて、そこに至るまでの2人の旅の日々がもっとボリュームあるものだったら!と思わずにはいられなかったんですよね、個人的に。

はい。でも両作品とも、それでもめちゃめちゃ面白かったし、それぞれの作品のメッセージのようなものはばっちし、伝わってきましたよ!

 

そしてラストは『フルーツバスケット2nd season』ですか。『フルーツバスケット』のファイナルは来年放送予定とのことで・・・そうか、いよいよファイナルになるのか。

何だろ。ちゃんと原作がそのまま、敬意と愛情あふれる形でアニメ化され、最後の最後まで変にいじくられることなくアニメ化されるって、これ、めちゃめちゃ幸せなことだよなぁ。そして何より、何より原作ファンとして望むのは、ただただ、そのことだけなんだよなぁ。いや、私は原作は読んでいないのですがね。

 

封神演義』?アニメ化?されてませんよ。いやだなぁ~。

 

はい。と言うわけでこの作品も本当に、毎回、毎回、登場人物の生き様が、思いが、時に胸を刺すように迫ってくると言うか。

それでも、それでも人生の主体は、主役はほかならぬ自分であると言うこと。たとえ呪われたとされる存在であったとしても、そしてそれ故に、人生に制約を強いられている存在であったとしても、そんなものの前に、自分の人生の主体は、主役は自分であると言うことは失われはしない。

そうしたことに、透くんの存在を通して気が付いた皆が、そのためにずったずったになりながら、時にどうしようもないくらいの自己嫌悪に陥りながら、それでもがんばって、前へ、前へと進もうとする姿には、本当にこの年だからこその、切なさと、羨ましさのようなものを感じずにはいられないのです。うん。

そしてまた、そんな皆の姿に透くん自身も、自分自身の気持ちに対して向き合わざるを得ない時期に来ている、と言う感じで・・・いや、ほんと、ファイナルシーズンも、めちゃめちゃに泣かされそう。

 

たくさんのキャラクターが登場するんですけど、どのキャラクターにもちゃんと焦点が当てられている。そしてちゃんと、愛をもってそのキャラクターが描かれている、と言うのが伝わってくるのも、この作品の魅力だと思います。

 

大人組も、そして少年、少女組も、そしてこども組も。どうか、どうか、最終回にはみんなが笑っていてくれますように。

 

個人的には、もう透くんが夾と由希、どっちと結ばれるのかが気になって仕方ないんですけど・・・由希は、もしかして、真知ちゃんと結ばれる感じ?と言うような雰囲気も、2ndシーズンでは感じたりしたのですが・・・はてさて。

 

ネタバレ踏まないで頑張るぞ!(どーん)

 

はい。そんな具合で本日は、2020年春クールアニメについて振り返ってまいりました。

次回はこのシリーズラスト、2020年夏クールアニメを振り返ってまいりたいと思いますので、よろしければ引き続き、おつきあいくださいね。

 

ではでは。読んで下さりありがとうございました!