tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2023年冬アニメ、大体1話視聴感想~その1

さぁ、始まりました!

2023年冬アニメ!

 

てなことで本日からお送りいたします、2023年冬アニメ、大体1話視聴感想記事です!

『大体1話』です。

実際に記事をアップする頃には1話以降が放送されている作品もあるでしょうし、もしかしたら1話以降、視聴している作品もあるかと思います。

が、細かいことは気にしないで下さい(にっこり)

『大体1話』の感想です。

人生、アバウトさが大事(でーん)

 

てなことで大体1話視聴感想記事のテーマは、ずばり『手あたり次第、とりあえず視聴できるだけ視聴した』です(笑)

そして個人的には2022年秋アニメの印象から、できるだけ原作ものよりはオリジナル作品を多く見ようと思って視聴作品を選んでいます。

 

ではでは、早速、スタートでございます!

 

・『トモちゃんは女の子!』

・・・ヒロインであるはずのトモちゃん演じる高橋李依さんの声より、男の子を演じているはずの天崎滉平さんの声の方が可愛い(笑)

そんなこんなで2023年冬アニメ、トップバッターを飾ってくれたのはこちらの作品でした。個人的に楽しみにしていた作品です。

いや、PV見た時から『おっ!』とちょっと驚きもありつつ楽しみにしていたのですが、トモちゃん役の高橋さんの声の、演技のはまり具合が素晴らしいこと。高橋さんの新たな代表作、代表キャラクターになりそうな気が、個人的にはしているくらいに、そのお声、演技には魅了されてしまいました。ボーイッシュでかっこいい、だけど内に秘めている乙女心がきらきらしているのが伝わってくる、その様が実に可愛い。

 

高橋さんもデビュー当時からずっと、そのキャリアを追いかけている声優さんのおひとりですが、いやほんと。いい役者さん、素晴らしい役者さんですよね。なんてかこー、役への向き合い方、作品への向き合い方が、演技を通して伝わってくる演者さんと言うか。うん。

そしてCV石川界人さんの淳一郎・・・罪作りな奴め・・・おのれ・・・とか思いつつ、いやいや、でもこれ、雨に濡れて透けたトモちゃんの制服を前にした反応を見る限りだと・・・ふへへ、これ淳一郎、相当、トモちゃんを意識しないように頑張ってる感じですよね。ふへへ。可愛い。トモちゃんも、淳一郎も、どっちも可愛い。

その他のキャラクターも1話にして既にどんな子なのか、それが声優さんの演技によって伝わってきて、なんかもう、1話以降のお話。彼女ら、彼らのキュンキュン、賑やかなお話がありありと想像できるのも最高でした。あとはキャロルちゃんのみか。彼女の登場も、今から楽しみだ。

てなことで、いや、良いですね。キュンキュン、にやにや。とても爽やかで、まっすぐな物語が楽しめそう。そう素直に感じられた1話でございました!

 

・『ツルネ』

・・・あぁ幸せ・・・弓が好きな君たちが好き。もうずっと見てたい。弓が好きな、弓を引きたいと言っている君たちが、私は好き。もう君たちをずっと見ていたい。ってか、何ならもう、私は弓になりたい。彼らに引かれる弓になりたい。矢になりたい。

あと皆、弓のこともそうだけど、マサさんのこと好きすぎ。そんな、皆が大好きなマサさん、私も大好きで、1話で登場した瞬間。番組開始約17分後、片肌露にして弓を引くマサさんが画面に映し出された瞬間『あぁ、これで4月までの3か月、私は生きる希望、糧を得た』と身震いするような思いがしました。

そしてそんな中、やっぱりマサさんに対してはいろんな思いがあるのでしょう。葛藤を隠そうともしない静弥が、ただただ愛おしかったです。1話、策士っぷりが際立ってたね。そして相も変わらず、湊セコムだったね、静弥。可愛いね。市川蒼さんのさ、ほんと、ちょっと癖のあるお声の、ちょっと青春の葛藤的な表現をされる演技、たまらんね。なんかもう、ぞくぞくする。最高だと思う。

ありがとうマサさん。ありがとう『ツルネ』。ありがとう京都アニメーション

 

はい。そんなこんなで、いや、なんだ。楽しみにしていたってか、見ないと言う選択肢はない感じで、当たり前のように、息をするように見たんですけど、始まった瞬間、何と言うか、もう居住まいを正さずにはいられないような。身が引き締まるような、そんな思いになりましたよね。うん。ある意味、新しい年の幕開け、冬アニメに相応しいような、冷えて、でも爽やかな熱を孕んでいる凛とした空気。それが『絵』として描かれていて、そして画面を通してこちら側に吹き付けてくるような、そんな気持ちにさせられました。

さすがは京アニだ。もう本当に素晴らしい。素晴らしいの一言。

そして、いや、なんかもう、1期を経ての湊たち5人の関係性の変化とかが、ただただ見ていて微笑ましかったです・・・可愛すぎるよ・・・。妹尾ちゃんたち女子部員も可愛いよ・・・可愛い・・・私も風舞高校弓道部に入りたい・・・はう・・・。

なんでしょ。もう青春の、ありとあらゆる感情をひっくるめた果ての、瑞々しさ。それが詰めに詰め込まれているような1話だったな、と。見終わった後、ただただ至福のため息しか出てきませんでしたよ、ほんとに。ラスト、明らかにクソデカ感情こじらしているCV福山潤さんのキャラクターも、もう最高だった。ってかほんと・・・なんなのこのイケメンしかいないパラダイス・・・眼福。

あと、当たり前のことなんですけど。1話。冒頭のシーンと、マサさんの言葉を受けて皆が矢声を発したじゃないですか。あれが、当たり前なんですけど、本当に1人1人のキャラクターが発した、それぞれの矢声、それぞれの気合いの入れ方、それぞれの弓への向き合い方が出ていた発声で『声優さんって凄いな』と思いました。当たり前なんですけど。

はぁ~・・・てなことで、もう1話で既に胸いっぱいだ。それがこれから3か月も続くのかと思うと・・・はぁ・・・至福・・・生きる・・・私、頑張って生きる・・・。

 

・『文豪ストレイドッグス

・・・もう第4シーズンですか。その人気の理由もわかると言うか。『ツルネ』もそうだったけど、この作品に関しても、とりあえず作品が始まって、何をどうこう思うよりも、もう視覚から入ってくる情報だけで『絵が綺麗。とても綺麗(うっとり)』って思わされていて、それでぐっ、と画面に、作品にひきつけられているんだよなぁ。

 

秋アニメ感想記事にもちょろっと書きましたが、やっぱりアニメにおいて作画は重要な意味を持つ。特に1話、『さぁさあ、これからこの作品の物語がスタートしますぜ!』と言う1話においては、正直、作画の如何がどれだけ視聴者を掴むかどうかにかかっていると言っても過言ではない気すらします。うん。いや、まぁ、『ツルネ』やこの作品に関しては続編ものなので、もうある程度の視聴者数は掴めるわけですが。

それでも『だからこそ』と言うか。続編に期待されるだけのクオリティを裏切らない、十分に満たしているだけのクオリティがそこにあるわけで、その象徴としての、この作品で言えばボンズの作画は『いや、お見事』の一言でした。

なんだろ。凄い極論、暴論とすら自分でも思うんですけど。なんかもう音声消して、絵だけ見ていても、ひとつの作品、鑑賞物としての楽しみを感じさせてくれるんだもんな。でもって、そこに個性豊かなキャラクターの生き様、そして彼ら、彼女らを演じる声優さんたちの熱演が加わって、絵とそれらが互いに互いの魅力を高め合うわけだから、いや、そりゃ面白いに決まってるよなぁ、と。

 

で1話。個人的には14歳、江戸川乱歩少年を演じていらっしゃった神谷浩史さんのショタボイスにめろんめろん(死語)でした。いや、なんだ。神谷さんもほんと、なんかすごい声を出される時がありますよね。うん。乱歩ボイス、可愛らしさもあるんだけど、でもそれだけじゃない。大人になった彼にそのまま引き継がれているような傲岸不遜な部分とか、一筋縄ではいかない部分とか。そう言う部分も伝わってきていたのが、また凄かったです。諭吉さんも、乱歩と組んじゃったのが運の尽きだったんだよ(苦笑)。

あー、そんな具合でどうしたものか。見たい気はあるんですが・・・この豊作冬クール、できれば続編物よりかは新作を優先したい気もあるので・・・迷いどころです。

 

・『スパイ教室』

・・・こちらも楽しみにしていた作品です。身も蓋もない言い方をするとCV梅原裕一郎さんの、その魅力やら破壊力やら存在感、あるいはその力みたいなもの。それをまざまざと見せつけられた、そんな1話だったなぁ、と言う感じです。

梅原さん演じるのは、本作の主人公。ってかそうか、彼が主人公なんだな。リリィちゃんではないのか。でもそうか、リリィちゃんを主人公にしたら、他のスパイの少女たちの物語の時とかにややこしくなるもんな。はい。

話を元に戻します。本作の主人公、クラウスを梅原さんは演じていらっしゃいます。長髪で少し物憂げな瞳が印象的な端正な男性。何事も『何となく』感覚的にこなしてしまう、こなせてしまうと言う天才であるため、卓越した技能を持つ一方で、それを他者に教えるのは壊滅的。なんだかよくわからない、前衛的と言うのはこういう芸術のことを言うのか、としか凡人の私には言えないような絵を描いている。

『お前は長嶋茂雄さんか』と突っ込んだのは、私だけではないはず。ある程度の年齢層の方なら、そうツッコまずにはいられなかったはずです(笑)

そして極め付きは、口癖が『極上だ』です。

 

そう、このクラウスと言う主人公。ギリギリなんです。創作物のキャラクターなのだから野暮なことを言うつもりはないけれど、それでももう、何と言うか、ギリギリ。設定のてんこ盛り具合とか、それによって一歩間違うと、それこそ『いや、単なる長嶋茂雄さんやん』と突っ込まざるを得ないんです。あるいは嫌みたらったらの存在になりかねないのです。多分だけどこの人、人気ないでしょ?

なのにそれが、そんなキャラクターが、CV梅原さんの声、演技によって、そのギリギリラインで踏みとどまり、それどころか逆に、そのギリギリっぷりがキャラクターとしての魅力になっているのが、これもう凄いな、と。

そのクールさも、天才なところも。嫌みたらしさがありながら、しかし完全な嫌みにはなっておらず、クラウスと言う青年の魅力になっている。あるいは妙に間の抜けているところも、教えるのが壊滅的と言うところも、ギリギリのところで、彼のチャームポイント的な味わいになっている。

常々、ブログでも書いてきましたが、私は梅原さんと言う声優さんは、その声が発せられた瞬間に、ある一定のキャラクター性を物語ってしまう。その声を聞いた人間に、ある一定のキャラクターの性格などを想起させる。そんな声、魅力を持たれている声優さんだと思っています。

その梅原さんの声優としての強みを、本作品の1話では改めて、めちゃくちゃ堪能させられた、実感させられた次第です。はい。凄いね。

 

そしてこのクラウスの、不幸にして教え子になってしまった(笑)スパイの少女たちを演じる7名の女性声優さんの豪華さも、大きな話題になりましたよね。1話で既に『あ、この子はあの人が演じていらっしゃるんだな』とわかる方もいらっしゃれば、いつもの印象とはちょっと異なる声、演技の方もいらっしゃって、その個性の出方の違いなんかもめちゃくちゃ面白かったです。

てなことでスパイの少女7人VSクラウスの真剣勝負。それがひいては、個性豊かなキャラクター7人を演じていらっしゃる、人気、実力ともにトップクラスの魅力的な女性声優さん7人。その7人を、1人で相手にする(笑)CV梅原さんの、その声、演技力の戦いのようにも個人的には感じられてわくわくします。

 

・『REVENGER』

・・・タイトルはこれ、英語表記が正式なのかしら?それともカタカナ表記が正式なのかしら?タグの付け方に迷うわ。

そんなこんなでこちら、個人的に楽しみにしていた作品です。オリジナル作品なので、その楽しみ具合はまたこれ、原作ものとは違った感じと言いますか。

で、1話。いや、もう期待した通りの面白さでした。一言で言うなら、皆さん、イメージされるかもしれませんが『必殺仕事人シリーズ』です。あの作品が好きな方なら、絶対に楽しめること間違いなしです。

ってか良いですね。『オリジナル作品はこうでなくっちゃ!』が詰まっていた、そんな1話だったと感じました。制作側が描きたいこと、訴えたいこと、それがストレートど真ん中で描かれていた。うん。

ちゃんと悪人側が苦しんで死んでいく、その描写があるのも良い。残酷だなんだと、何かとうるさいこのご時世にあの描写を出したところに、制作側、ちゃんとわかってる、って感じです。1人の1人の殺し方、悪人との向き合い方、成敗の仕方にも個性が出ていたのも、やはり『必殺仕事人シリーズ』を彷彿とさせているようで、個人的には好感大でした。やっぱり、こうじゃなくっちゃね!

 

そして本作で主役を務められているのは笠間淳さん!いや、もう最高。武士として、人として、あまりにも純粋であるがゆえに、騙され、取り返しのつかないことをしてしまった、その愚かな誠実さ、誠実な愚かさ。不器用さ。その果て、やっとの思いで果たした復讐すら、思いもしていなかったような結末を招いてしまった不器用さ。そこから来る身を焼くような後悔、怒り・・・そうした感情の演技が、もう静かなんだけど熱く、隠微な様もありつつだけど直情的でもあって最高でした。

あと本作品でも、やっぱり梅原裕一郎さんの声の力は絶大でしたね。ある種、雷蔵を演じる笠間さんの声と、彼を利便事屋へと引き込んだ幽烟を演じる梅原さんの声が、共に色気を孕んでいながら対照的であるのも、めちゃくちゃ面白いなぁ、と感じました。

この辺り、今後、雷蔵と幽烟、2人の男性が胸に秘めている思いであったり、目指すものであったり、信じるものであったり。そう言うものの違いとなって、より鮮明になっていくのかなぁ、と思うと、ますます今後への期待が高まるばかりです。

1話の最後。雷蔵の許嫁さんがああなった、そのことを幽烟は見越していたのか否か。そう考えるとこれほんと、最終的には2人が対峙する・・・ってこともあり得るのではないでしょうか。幽烟はキリスト教?を信仰しているようだし。その辺りも絡んでくるのかな。あぁ楽しみ。

 

また金元寿子さん、武内駿輔さん、葉山翔太さんの演技も、個々が演じられているキャラクターにぴったりとはまっていて、それぞれが最高の持ち味を出されていて見ていて、聞いていてめちゃくちゃ楽しいです。いいなぁ、なんか、こー、戦隊もので言うところの黄色とか緑とか。そう言う役どころで、声優さんのクセのある演技を見られるのって、個人的にはめちゃくちゃ楽しいんだよなぁ~。

2話以降、大塚芳忠さん、子安武人さん演じるキャラクターも出てくるだろうから、いや、もうその演技も楽しみで仕方ありません。

 

てなことで、基本的には悪を成敗する雷蔵たちの姿を痛快に、残酷に描きつつ。しかしそれだけでは終わらなさそうなのが『ストーリー原案・シリーズ構成 虚淵玄』に期待してしまうところです。

エンタメ作品としてど真ん中を描きつつ、同時、雷蔵たちをはじめとするキャラクターの、どうしようもない人間としての生き様。不器用な生き様。それがぶつかり合う様子。あるいは『悪とは、正義とは』『苦しみからの救いとは』と言った普遍的なこともシリアスに描いてくれるのだろうと思うと、いや、これはもう本当にこの先も楽しみ!

 

はい。てなことで2023年冬アニメ、大体1話感想その1、終了です。

6千文字オーバー(遠い目)

4作品で6千文字オーバー(遠い目)

 

ちなみにこの時点で『お兄ちゃんはおしまい!』と『お隣の天使様にいつの間にか駄目にされていた件』が、録画被りで見られていません。

でも何とかして、とりあえず1話だけでも視聴したいので頑張ります。

 

頑張ります(どーん)

 

てなことで大体1話視聴感想、まだまだ続きます。

よろしければ引き続き、お付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!

休み~新刀剣男士とか『東京リベンジャーズ』の映画の話とか

先日も書きましたが。

刀剣乱舞』、新刀剣男士のビジュアルが一部、公開されましたね。

皆さんがおっしゃっている通り、青峰大輝にしか見えませんね。ふふ。

これでCV諏訪部順一さんだったら最高なのですが、諏訪部さんは千子村正を演じていらつしゃいますし。いや、もしかしたら2振り目と言うこともあり得るかもしれませんが、でも、まぁ、別の方でしょうなぁ~。

・・・ってか、青峰大輝ではない(笑)

 

そうです。新刀剣男士のビジュアルって、一部公開の時と、全体公開の時で、結構、イメージががらっ、と変わること、多くないですか?

なので今回も、もしかしたら全体公開されたら『あら、これは青峰大輝ではないじゃない』と思うかもしれないけど・・・。

いや、でもあれはやっぱり青峰大輝だ(違う)

 

何はともあれ、期間限定鍛刀。

どどーんとかかってらっしゃい!

資源はすべて、最上限まで回復できているわよ!

出るまで回せば出るのですから!

何も怖くないわ!

 

でも仮に『八丁念仏団子刺し』だとしたら、太刀ですか。

・・・資源は多そうだなぁ(遠い目)

 

はい。そんなこんなでこんにちわ。

4勤終了。お休みです。

ってかやっぱ4勤が月1回は最高ですわ。

もう以前のような、1か月に4勤が3回も4回もあるような、アホみたいなシフトには戻れません。無理(きっぱり)

 

『東京リベンジャーズ』の映画の続編。

新キャストが発表されました。

血のハロウィン編と言うことで、場地圭介、羽宮一虎、松野千冬と言う人気キャラを、どなたが演じられるのかと言うのは、以前から話題になっていたように記憶しているのですが。

 

まず場地さんは、永山絢斗さん。一虎は村上虹郎さん。そして千冬は高杉真宙さんと言うことで、それぞれが登場している映像も公開されましたね。

 

いや、なんか、もう、思わず『ふふ』って笑いが出るくらいに、個人的には素晴らしい、それでいて役者さんの個性もしっかり、反映されている、滲み出ている。そんなキャスティングだなぁ、と。

 

なんだろ。皆さん、ちょっと違うな、と思わされる部分もあるんですよ。たとえば永山さんは、場地さんにしては、全体的な輪郭が優しいよなぁ、とか。でもだからこそ、そう言うところに役者さんご自身の個性を感じるし、それでも、キャラクターとしての存在感が確かにある、って言うのが、もうこれ、素晴らしいことだよなぁ。

永山さんの場地さんに関しては、あの笑みなんて、ほんともう、場地さんまんまだよなぁ。不敵で。めちゃくちゃかっこよくて。

村上さんの一虎も、これまた、一虎の狂気。これがにじみ出ていた漫画、アニメのビジュアルとはまた違った感じがしていて。一虎にしては輪郭がとても男っぽいな、と感じたのですが。ただだからこそ、目に宿っている虚無さみたいなものはそのままで。村上さんが一虎をどう演じられているのか。そこがめちゃくちゃ楽しみ。

高杉さんの千冬は、千冬の可愛らしいビジュアルと人懐っこい笑顔。だけど、彼の芯の強さ、へこたれない一途さみたいなものがにじみ出ていて、もう最高に千冬だし。

 

ばじふゆ最高。

 

いかん、うっかり本音が漏れた。

 

はい。そんな具合で映画は全2部作ですか。

 

こんだけ書いといてなんですが、前作、見てないんですけどね。

はは。

でもせっかくだし、ちょっと見てみたいなぁ、と思った今日この頃。

アマゾンプライムにあったかしら?

 

そんなこんなでそんなこんな。

 

相も変わらず冬アニメ1話視聴に追われています。

そのせいで、相も変わらず諸々の感想記事が全然アップできてない。

まぁ、ブログは逃げないので、ぼちぼちこなしていくしかありませんな。

ふへへへへ。

『書くことがない!書くことがない!』と喚き散らかしている時に比べたら、むしろ今の状態は幸せ、幸せ。

 

あ、あと。

今日はお金をおろしにいかなくては。

 

ではでは。

皆さんの、そして私の今日が、今日は、今日も穏やかで良い一日でありますように。

そして。

皆さんの、そして私の明日が、明日は、明日も穏やかで良い一日でありますように。

今年最初の読書感想文!~『この夏のこともどうせ忘れる』

刀剣乱舞』の新刀剣男士のビジュアルが一部、公開されましたね。

青峰大輝でしたね。違うけど、青峰大輝でしたね。

で、毎度、毎度、思うんですけど。

公開直後から特定班が動き出し、刀剣の名前を出されてくるの。

あれ、凄くないですか?

しかも今回、推測から導き出されたのは『八丁念仏団子刺し』って。

名前、強すぎるやん。こんなん、刀の名前ちゃうやん。『必殺仕事人』で、仕事人が暗殺する時に使う手段の名前やん。そんな名前の刀が、この世には存在しているなんて。

いやぁ、特定班の方々の、その知識量と熱意には、毎回、本当に『ふへぇ~。凄いよ!』と感嘆させられるばかりです。

 

はい。てなことで1が付く日なので読書感想文をお送りいたします。

今年も無事、平穏に読書を楽しめますように。

そしてたくさんの作品と出会えますように。

こちらの心をがつがつ揺さぶってくれるような、思い込みや倫理観をぶち壊してくれるような作品と出会えますように。

 

そんなこんなで新年一発目にお送りする読書感想文はこちら。

深沢仁さんの『この夏のこともどうせ忘れる』です。

 

冬なのに夏!

季節感、どこ行った!

 

はい。てなことで本作品は全5編の短編から成立している1冊です。

高校生の少年、少女を主人公に、彼ら、彼女らの『ひと夏』を描いています。

 

深沢さんの作品に触れたのは本作品が初めてだったのですが、いや、もう、この1冊に関して言うならば『めちゃくちゃエモかった!』です。

なんだろ。『エモい』って、なかなかこー、それがどういう感情なのか、言葉に表現しづらいじゃないですか。だからこそ『エモはエモなんだよ!』としか言えないような、そう言いたくなるようなアレなんですけど。

ほんと、本作品、5つの物語、ひとつひとつがもうエモの極致としか言いようがないような。青春と言う言葉、そこに付随する一切のエモさが詰め込まれて描写されている、そんな作品だと感じました。

 

では5つの物語、ひとつずつ、感想を書いていきますね。

・『空と窒息』

・・・ある秘密を抱えた少年と、偶然、その秘密を知ってしまった少年の関係を描いた作品。読み終えた後には『これBLじゃん・・・BLじゃん・・・』と呟かざるを得ないほどの感覚に襲われた、そんな作品でした。

『共犯関係』、そんな言葉が浮かんでくるんです。うん。その言葉からイメージされるような危うさが、途方もなく読み手を惹きつける、そんな作品でもあるのですが。同時、その裏側にある現実、『もしかしたらこんな関係ではなく、本当の意味で友人になり得たかもしれない2人』と言うことに思いを巡らせると、めちゃくちゃ胸が締め付けられると言うか。

主人公がこうなってしまったのも、その主人公に頼まれた、ただそれだけの理由で、あの行為に及んだ彼自身の思いも。彼ら自身はなにひとつ悪くないと言うのが、これまたどうしようもなくやるせない。

 

絶望的に救いがないような最後は、それでもだからこそ、一縷の救いがあるようにも思えて。あるいはそれは読者である私自身の願いなのかもしれなくて。

『こう言うテイストのBLも嫌いじゃないのよ。でもやっぱり私は、正統派甘々のBLが好きなのよ。だからお願い。東京で落ち合った2人が、どうか幸せに生活してくれますように』と願いつつ(BLではない)、それでも、この切ないまでの『共犯関係』を続けていくこともまた、彼らにとってはひとつの在り方なのかな、とも思うと、それもまた切ない。

『この夏のこともどうせ忘れる』と言うこの本のタイトルが、どうか現実のものになればいいのに、と思うのであります。

 

・『昆虫標本』

・・・憧れのクラスメイトの少女から、その自宅へと招かれた少女。そこで繰り広げられる少女たちの危うげな関係を描いた物語です。

百合(どーん)。いやもうまごうことなき百合。百合に必要な耽美さ、生々しさ、そして毒と棘。それらが全て詰め込まれている、そんな作品でした。

だからもう読んでいる間、主人公の少女同様、私も憧れのクラスメイトの女の子、その言動に翻弄されてしまうような、魅入られ身動きがとれなくなってしまうような。そんな感覚にとらわれて、怖さすら感じるくらいでした。

 

あとですね。主人公ちゃんの弟と、この憧れのクラスメイトのお兄さん。その関係も描かれるんですけど。何があったのかは描かれないんです。あくまで弟くんが最後に、それをばーっと語るんですけど、当然、それが真実だとは限らない。ただただ姉である主人公ちゃんの視点で、弟の変化が描かれ、それによって暗に『あ、何かあったんだな』と言うことが読者に伝わってくる。

そこがまためちゃくちゃ憎いな、と。だからこそ想像も膨らむし、姉である主人公同様、弟もまた、憧れのクラスメイトの少女の兄にとらわれてしまったのかもしれないな、と言う思いがこみ上げてきて・・・たまらんな。

 

ひと夏の、怪しくとびきり美しい御伽話のような経験を経て、変わった主人公と弟。その変わった姿、変わり方の違いと言うのがなんともやるせなく。

その『変容』をある意味、開き直りで受け入れた主人公に対して・・・今なお、屋敷へ通い続けている弟の物語も、これはこれで独立した物語として読んでみたいと切に思わされました。はい。

 

・『宵闇の山』

・・・BL・・・いや、だからなんでしょ。この作品、5編の物語。本当に少年、少女の瑞々しさや、暗さを孕んだような一途さ。そして自分たちではどうしようもない状況、そこであがくしかない絶望みたいなもの。それを描いているからこそのエモさがあって、だからこそキャラクターの関係性も、とても濃厚なんですよ。だから物語すべて、もうBLか百合かTLなんですよ。ほんとに。

 

はい。てなことで個人的にはいちばん好きな作品です。毎夏、夏の花火を一緒に見ていた少年たちの姿を描いた物語。物語中盤で明かされる、思いもしていなかったような展開にも驚かされた作品でもあります。

 

いやぁ・・・ねー・・・。胸が締め付けられたわ。サツキの主人公に対する思いに名前を付けるとしたら、どんなそれがふさわしいのだろう。私にはわからない。わからないからこそ、残酷な現実を前にしてもなお、穏やかにいられるサツキの感情が切ない。いや違うな。サツキは多分、穏やかでいることを自分に課しているんだろうな。主人公の気持ちを必要以上にかき乱させないために。かっはー。そのサツキの優しさが、またこれ、どうしようもなく切ないわ!

そして同時、都合よく、そのサツキの存在にすがってしまっている主人公の感情も、これもうどうしようもなく切ない。

 

あることに対して、そうするのが普通だろ、と主人公が答えて。でもそこに強い恐怖を抱いていることを思わせる描写もあって。

いつまでもこのままでいい、このままがいいとは思えない。思えないけれど、ならばせめて、主人公の『その時』が穏やかなものでありますように、と。そしてそれまではどうか、ひと夏のこの一日だけは、サツキの姿があってくれますように、と。

願わくば、主人公の『その時』に、サツキがいてくれますように。

主人公の本当に最後を看取るその人が、どうかサツキでありますように。

 

・『生き残り』

・・・TL。この作品も相当、好き。主人公は『女子高生であること』に凄まじいまでの価値を見出している少女。その少女が『ちょうどいい人』として彼氏候補に選んだのが、とある出来事から『生き残り』と呼ばれている1人の少年だった。少女の猛烈なアピールの末、2人は付き合うようになったのだが・・・と言うお話。

 

これもどうしようもなくやるせない。『生き残り』と呼ばれている少年、そのきっかけとなった出来事は物語序盤で明かされるんですけど。でも実はそれだけじゃない。本当の意味で彼は『生き残り』であり、今もなお、自分の大切な『家族』を守るために、息を潜めながら、状況を、あまりにも理不尽な状況に耐えながら生き続けてきている『生き残り』なのだと。

それを突き付けられた時の、圧倒的な衝撃と悲しみと言ったら。

 

『空と窒息』もそうでしたが・・・何と言うか。ネタバレにはなってしまうかもしれませんが、親と言う存在が、子どもである少年、少女にどれだけの影響を与えるか。逃げたくても、でもいろんな側面から逃げるのが難しい存在だからこそ、その『どうしようもなさ』が胸に重くのしかかってくるようで。

怒りもあるけれど、でもなんかもう、圧倒的な絶望感しかないんですよね。うん。

 

読んでいるこちらも、少年と付き合い始めた少女と同じようにその不器用さ、あるいは真意がどこにあるのかわからない少年の態度、言葉にはやきもきさせられるんですけど。『もっとはっきりしてよ!』と(笑)

 

でもそれは違った。少年は、確かに少女の存在、彼女と過ごす1分、1秒に救われていた。文字通り、本当に救われていた。そしてそのことを知って、少女も少年が、初めて自分が好きになった人だと気が付く。

『忘れたっていいよ』って言われたって、忘れられるわけがないよね。『楽しかった』って言われた。そう思ってくれていた。そんなことを本人から明かされて、忘れられるわけがないよね。そんなのあまりにも残酷だよね。

 

そして2人が下した決断。『この夏のこともどうせすぐ忘れる』と言うタイトルならば、どうか2人がいつの日か、笑って、穏やかな気持ちで、この夏のことを思い返せますように、と祈るような気持ちです。

 

・『夏の直線』

・・・BL。ある春の日、忽然と姿を消した作家の父。その父の別荘にやってきた主人公。ある夜、主人公は、父の作品に登場していた人魚、そのモデル思しき、1人の謎めいた少年と出会う、と言うお話。

息をつめたくなるほどの、繊細で、美しく、透明で、瑞々しいお話。そしてどこか幻想めいたお話でもあります。あと夏のお話なんだけれど、でも描かれているのは、伝わってくるのはその熱さではなく、冷やっこさみたいなものだと言うのも、この作品の特徴かな、と。はい。

 

人魚のモデルと思しき少年。その謎めいた、それでいてどこか色気漂う存在感と、主人公の少年の、何かを諦めているようで、でも諦めきれない部分もあるような諦念。その融合が独特の雰囲気を醸し出しています。

結末も本当なら寂しさがこみ上げてきてもおかしくはないはずだろうに、寂しさは勿論、あるのですが。それ以上に『少年が経験した、ひと夏の不思議な出来事。不思議な思い出』と言う、さらっ、とした感じの方が強いのも、個人的には好印象でした。

 

はい。てなことで全5作品、感想を書いてまいりました。

5つの物語、10代の少年、少女たちの瑞々しくもリアルな姿が、様々な形で胸を打ってくる作品ばかり。

彼ら、彼女らと同世代の方は勿論のこと、私のように『かつて、彼ら、彼女らと同世代だった』方が読まれても、様々な思いが胸を過ることでしょう。

そして読まれる方の年代によって、胸に過る思いが異なりそうなのも、面白い。そう言う意味では読み終えた後、色んな人と意見を交換したくなるような作品だとも思いました。はい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!

『このミステリーがすごい!』を振り返ろう~2018年

グエル君が何をしたって言うんだ!

1話からの落とされっぷりが、あまりにも酷すぎやしないか!

あとニカ姉も気になるけど、目撃しちゃいけない場面を目撃してしまったマルタンの安否も気になるぞ!

そしてあの終わり方で『続きは3か月後(にっこり)』と言うのも、視聴者に酷すぎやしないか!

スレッタちゃんの無邪気な笑顔、声と、ミリオネの引きつった表情、声の対比よ。

鬼だ!制作陣は鬼だ!

 

はい(笑)

 

てなことで新年一発目、『このミステリーがすごい!』の振り返り記事でございます。

今回は2018年の振り返りですね。

 

2017年2月に、約10年勤めていた書店を馘になった私ですが、ありがたいことに年末にはどうにか、現在も働いているお店にてアルバイトとして採用していただくことに。

なのでそうか、2018年と言うと、もう今のお店でがっつり、働いていた頃なんだなぁ。

そうかぁ~。そう考えると時の流れと言うのは早いものですなぁ。

ちなみにフルタイムになったのはこの翌年、2019年の6月からですね。

2018年の間は、まだまだアルバイト+家でのウェブライターの真似事みたいなことでどうにか、月10万程度は稼げていたので、気楽な実家暮らしとしてはそれでもやっていけていたのですが。

あはははは。

 

はい。そんなこんなでいつも通り、2018年、社会では何があったのかをちょろっと見てまいりましょう。

なんか当たり前ですけど、いつの年数を振り返っても、テロやら無差別殺傷事件やら事故やらは日常茶飯事のようにして、世界中で起きていますね。世知辛い。

 

あー。これ行きましょうか。個人的に印象深いのか6月に発生した大阪北部地震

何がってこの日ですね。母はメキシコへと旅立つはずだったんです。伊丹空港から。なので早朝、せっせと家を出て、電車に乗って、大阪に着いて。で、現地で待ち合わせしていた知人の方と合流して伊丹へ。そこで旅行会社の方と合流しそして『さらば日本!ハローメキシコ!』となるはずだったんですけど。

 

大阪に到着してほどなくして、地震に見舞われたそうです。で、知人と方との合流も遅れに遅れ。それでも『一か八かっ!』の感じで、もしかしたら伊丹空港での合流に間に合うかもしれない!と言う感じだったらしいのですが。

もう旅行どころじゃないよね、と言う気分になったらしく。あと伊丹空港に間に合えばいいけど、散々、頑張った挙句、ギリギリで間に合わなかったら、むしろそっちの方が悔しいわな、と言う話に知人の方となったらしくて。

 

結局、旅行はキャンセル。母は知人の方のお宅で一夜を過ごし、翌日、とても落ち込んだ姿で帰ってきました。

これがケチのつきはじめだったのでしょうか。翌2019年の12月、中国、台湾方面へと旅行に出かける予定だった母は、当時は『謎の感染症』として取り上げられていた新型コロナウイルスの影響を懸念し、その旅行もキャンセル。

以降の状況は言わずもがな。海外旅行命だった母は『もうこの先も、海外に行くことはできないんだろうなぁ。気力も体力も衰えてきてるし』と嘆いています。

 

いや、ってか多分、ケチのつきはじめ云々で言えば、その前年、2017年ですね。

ここで明るみになった『てるみくらぶ』の騒動。そこに巻き込まれていた時点で、多分、ケチはつきはじめていたんだろうなぁ~。

 

はい。そんなこんなで本題。2018年の『このミステリーがすごい!』の振り返りにまいりましょう。

ja.wikipedia.org

いつものように結果のリンクを貼りつけてきますので、こちらをご覧になりながら記事を読んで頂くと幸いです。

 

この年、栄えある1位に輝いたのは、おおっ!今村昌弘さんの『屍人荘の殺人』でございます!わー。この作品、私も読んでいますので、のちほどたっぷりと語ります。

その他、ベスト10にランクインした作品の中で私が読んでいるのは・・・まず6位、有栖川有栖さんの『狩人の悪夢』、それから5位の古処誠二さん『いくさの底』。そして3位、月村了衛さんの『機龍警察 狼眼殺手』、2位の伊坂幸太郎さん『ホワイトラビット』ですね。

全5作ですか。手短かつ簡潔にいくんだぞ、自分!

 

では早速。6位の『狩人の悪夢』からまいりましょう。こちらは有栖川さんの人気シリーズのひとつ、准教授・火村英生と作家・有栖川有栖を主役に据えたシリーズの1作でございます。

人気ホラー作家の誘いを受け、彼の自宅である『夢守荘』を訪れたアリス。そこには『眠ると必ず悪夢を見る』部屋があると言う。アリスがその部屋に泊まった翌日、ホラー作家のアシスタントが住んでいた『漠ハウス』と呼ばれる家で、右手首のない女性の死体が発見され、と言うのが本作のあらすじです。

 

火村先生の犯罪や犯罪者に対峙する姿勢。その苛烈なまでのそれが描かれているのが、本作のみどころのひとつだと思います。自ら深い、深いところへ落ちていき、手酷い傷を負い、それでもなお自らを追い込んでいくような火村先生を、いつもその寸前のところですくい上げるのは、やはりアリスなんだよなぁ。

16年。長い時間を共に過ごしてきた2人だからこその、その圧倒的な信頼感と、変わりそうで、それでも根本のところは何も変わっていない友情。それが私には単純に、とても、心底、羨ましく思えました。

そしてもうひとつ。とりかく推理パート、火村先生とある登場人物とのやりとり。その細い、細い糸を張り巡らせるようにして組み立てられていく論理の展開。それがもう、たまらなく危うげで、だからこそ美しくて最高でした。『決してそうだとは言い切れない』にもかかわらず『それ以外のことが考えられない』と言う、この展開。たまりません。そうしてじりじり、じりじりと、しかし確実に犯罪者を追い詰めていき、最後には胸を射る一矢を放つ火村先生は、まさしく狩人そのもの。

だからこそ、罪を犯してしまった人間の思いもより一層、胸に染みていくような。そんな作品でもあります。

 

5位、古処さんの『いくさの底』です。戦争や戦場を舞台にした作品を多く発表されている古処さん。この作品もやはりそうで、舞台は第二次世界大戦下のビルマ北部。日本軍警備隊が駐屯することになったある山村で、1人の将校が殺害される。村人には死因を伏せたまま、事態収拾を図ろうとする軍をしり目に、第二の殺人が発生してしまい、と言うのがあらすじです。

 

『いくさの底』と言う、このタイトルがもう、読み終えた後、胸にずっしりと、重く沈み込んでいくような。そんな作品です。

『いくさ』、いつの世になっても決して無くなることのない、あまりにも愚かなそれ。それをかぎ分けて掬い取って、そうして『底』にあったものは、結局、何でもない、ただの人間の性だった。それもまた結局、いつの世も変わらないものであり、あぁ、だからこそ『いくさ』は絶対に無くなることはないのだと、突き付けられたような思いもするようで。

そしてお約束のように、結局、その『底』にある人間の性に振り回されるのは、何も知らない無辜の人生だと言うのが、またこれどうしようもない。

ひたひたと、静かな迫力と緊迫感に満ちた文章。そして何より『どうしてこんなことは起きたのか。また同じ過ちを繰り返さないと、誰が言えるのか』と冷徹に問いかけてくるような作者の眼差しが冴えわたる作品でもあります。

 

3位は月村さんの人気シリーズ『機龍警察』の短編集をのぞいては5冊目となる『機龍警察 狼眼殺手』でございます。

まだ『機龍警察』を読んだことがないと言う方は、頼むから読んでくれ。『ミステリーが好き!』『公安とか警察とか、組織内の裏切り者とか。そう言う単語が出てくると、わくわくしちゃう!』『濃い人間ドラマが繰り広げられる作品が読みたい!』『キャラクターの立った登場人物を求めている!』『メカが出てくる作品が大好物!』とか、そう言う方はとにかく『機龍警察』を読んで下さい、お願いします(土下座)

そしてそうでない方も、とにかく面白い小説を探していると言うのであれば、頼むから『機龍警察』を読んで下さい!

www.hayakawabooks.com

てなことで、毎回のごとく、出版元のシリーズ紹介サイトのリンクを貼りつけておきます。頼むから読んで下さい(土下座)

 

で、本作品です。経産省と『フォン・コーポレーション』が進める日中合同プロジェクト。そこに絡む一大疑惑に、特捜部は捜査一課、捜査二課と合同で捜査に着手するが、関係者たちが次々と殺害されていく。謎の暗殺者に翻弄される警視庁。更に事態は別の様相を呈し始める、と言うのが本作のあらすじです。

 

いやなんだ。そう。短編集『火宅』の後だからと言うのもあるのかもしれないけど、ある意味では『機龍警察』の本当のスタートは、この作品から切られたのだと。改めて思い返すと、そんな思いがする1冊です。

めちゃくちゃ登場人物は多いんです。うん。多いんですけど、その1人1人の個性が本当に際立っているから、めちゃくちゃ読みやすい。そしてその1人1人の思い、立ちはだかる、自らを潰さんとする強大な闇に怖れを抱きながら、それでも正しいことを遂行しようとする。そのために身を危険にさらしながら、ただ己のなすべきことをなす。その思いが丁寧に、簡潔に、熱く描かれているから、読み手してもめちゃくちゃ胸を揺さぶられるし、エンタメとしてとにかく面白い。

そしてまたシリーズものだからこその魅力。その登場人物たちの変化も胸熱で、今作で言えばやはりライザのそれですよ・・・もうね、ほんと。彼女の前に立ちはだかった『銀狼』エンダの、殉教者のような最期(うっかりネタバレ)も相まって、なんかもう、ほんと、ライザのライザの・・・ライザのさぁ(言葉にならない)

そしてそのライザと緑が交わした会話では、もう涙ぼろっぼろですよ。

 

他にも語りたいことはあるけど、語り始めたらきりがないからこの辺らにしておくけど。ほんとに!

とりあえず沖津さん、休んで!由起谷くんは、これ、何気に死亡フラグ立ってない?大丈夫!?宮近さんは、そのままでいて!作中、個人的にはいちばん共感できる人だから!城木さんは・・・闇落ち、しちゃうの?うふふ。それはそれで私としては楽しみよ。鬼か!

あと桂主任。謎がまた生まれてしまったよ。そして作中、屈指の癒しを放っていた魚住さんと仁礼さんからも目が離せませんよ!

 

かっはー!面白い!こんな面白い作品、シリーズをまだ読んだことがないと言うそこのあなたは、本当に幸せですよ!

なので頼むから読んで!お願い!

 

はい。そして2位は伊坂さんの『ホワイトラビット』です。これはアレだ。私は2020年?に入院した時に文庫で読んだんだ。

仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件。SITが出動するも、逃亡不可能な状況下、予想外の要求が炸裂。それぞれの場所で起きる、それぞれの事件。そこにある息子への、妻への、娘への、そしてオリオン座への愛がやがては一か所へと収束していき、事態は思いもよらないような展開を迎える、と言うのが本作のあらすじです。

 

あちらこちらにありとあらゆる伏線をばらまくだけばらまいて、それを綺麗に回収していって、最後には見事な一枚絵を見せてくれる。

そんな伊坂マジックとも言える技巧が、本作でも冴えに冴えわたっております。それでいて当然のことてどすが、ちゃっかり面白いのもやはり素晴らしい。『あぁ、あそこの違和感はこう言うことだったのかぁ~』とか『成程。あのキャラクターの、あの意味の分かんないセリフは、ここで生きてくるわけね』と言う驚き、騙された快感。また答え合わせのような楽しみに溢れた作品です。

伊坂さんの作品をたくさん読まれていると言う方は勿論のこと、これが伊坂作品初よ、と言う方にも、存分に伊坂さんの作家としての魅力、その作品の魅力を味わってもらえる作品だと思います。

同時、伊坂作品の多くに共通しているような道徳観、倫理観。人として本当に大切なことは、信頼に値すべきことは何なのか。それが炸裂しているのも、個人的には嬉しいところ。

『やはりこうじゃなくっちゃね』と言う、そのお約束のような描写を受け入れられないと言う人とは、多分、私は仲良くなれないと思います。別に私なんかと仲良くなりたい人はいないだろうけど。くっふ。

そう言う意味でもなんてか初期の、『重力ピエロ』や『アヒルと鴨のコインロッカー』の頃を思い出させるような作品でもありますね。うん。

 

さ、そしてやって来ました!

2018年の『このミステリーがすごい!』、1位に輝いたのは今村さんのデビュー作にして選考委員、満場一致での鮎川哲也賞受賞作。更には第18回本格ミステリ大賞受賞作でもある『屍人荘の殺人』でございました!

大学のミステリー愛好会のメンバー、葉村と愛好会会長の明智は、同じ大学に通う探偵少女、剣崎比留子に誘われ、映画研究部の夏合宿に参加することになる。しかし合宿初日の夜、近くで開催されていたライブイベントで異様な出来事が発生。

その結果、明智をはじめとした数人の学生が命を落としてしまい、葉村たち生き残りは、合宿先である『紫湛荘』への立てこもりを余儀なくされるのだが・・・と言うのが本作のあらすじです。

 

いやぁ・・・もうめちゃくちゃ面白かった。ページをめくる指を止めるのが、まぁ、難しかったこと、難しかったこと。

もうさすがにネタバレしても良いでしょう。本作では物語の序盤で、とある研究機関の暴走によりゾンビが大量発生すると言う事態が発生します。

これがもう、当時はめちゃくちゃ驚きでした。『えっ?これ一体、どうなっちゃうの!?』と。

ただこの作品の何が素晴らしかと言うと、この突飛な設定、突飛だけで、物珍しさだけで終わってしまいそうな設定が、終始一貫、生かされていると言う点にあるんですよね。うん。そしてそれがしっかり、本格ミステリの肝である論理的な推理、その部分にも絡んでいて、『成程~』と唸るしかない感想の、その理由になっている。

ここがもう、素晴らしい。デビュー作らしからぬ実力、構成力を確かに感じさせますし、成程、選考委員満場一致での鮎川賞受賞と言うのもただただ頷ける話ですよ。

 

その推理部分も、消去法で容疑者がしぼられていくんですけど。もうその流れが、まさに私の求めるそれで(笑)。『いや、そうとは限らんやろ!』と言うツッコミを今にも入れられてしまいそうな危うさがありつつ、だけど、『・・・確かに。ツッコミを入れたい気はあるけど、どこにどう、どんなふうにツッコんでいいのか・・・適切なそれが思い浮かばんわ!』と言う美しさもある。

もうね。ほんと、翻弄されるがまま。

たまんないですよ。

 

あとですね。個人的には犯行動機であったり。あるいは作中、『何故、犯人は、自らもゾンビに襲われるリスクがあったのに、こんな手間のかかることをしたんだろう』と言う謎が登場するんですけど。その裏側にあった犯人の思いであったり。はたまた葉村が吐いた嘘とか。

そうした部分にある人間としての思いみたいなもの。それがしっかりと描かれていたと言うのも、もうめちゃくちゃポイント高いなぁ、と思ったのです。

『動機が弱い』だの『お約束過ぎる』と言う批判もあるようですが、個人的には『だからこそ』訴えてくる切なさ、悲しみ。『それでも私は』と言う、切実な、やさしい思い。誰かを思う、ひどく人間らしい思い。それが際立ってくるように思えて、そこも『この作者さん、ほんとうまいなぁ』と感嘆させられた点です。そして同時に『この作者さん、確かに個性の立った登場人物を描ける人だ!』と偉そうなことも思ったのであります。うん。

生ける屍、知性も感情も失ったとされるゾンビ。それに対する存在として、やってしまったことはどうであれ、そこには知性があり、感情がある人間がいた。人間として行動を起こした存在がいた、と言うその対比も憎いじゃないですか!

第二の殺人の真相は、私ほんと、読んだ時、鳥肌がぶわあぁぁぁ、って立ったもんなぁ。なんて人間臭いのか。なんて『ザ・人間』なのか。

 

物語の終盤。

『あげない。彼は私のワトソンだ』から始まった、剣崎と葉村のコンビが謎多き研究機関『班目機関』が関わったと思しき事件の謎に迫るシリーズ作は、『魔眼の匣の殺人』そして『兇人邸の殺人』と続いています。

この2作も、特殊な状況設定、個性立ちまくりのキャラクターが繰り広げる人間ドラマ、そして冴えわたる剣崎と葉村の推理、と魅力満載の作品ですので、未読の方はこちらもぜひ、読まれてみて下さい。

 

『兇人邸の殺人』は、ある一点から、犯人の予想は付けやすいと思うぞ!

こんなポンコツな私ですら『あ、この人、犯人や』と予想だけは付けることできて、それ、当たってましたからね。わっはっは(何の自慢だ)

 

そんなこんなでそんなこんな。

次回は2019年の『このミステリーがすごい!』の振り返りですね。

よろしければ引き続きお付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうごさいました!

『劇場版 呪術廻戦0』の感想~今更だよ!

世間様の3連休は、今日で終了ですか?

と言うことはいよいよ明日から、地獄の通勤ラッシュが戻ってくるわけですね。

グッバイ、私の快適だった通勤時間。

久しぶり、朝の、車、車、自転車、車、自転車の嵐、嵐、嵐。

あぁ、げんなりげんげん。

 

本題です。

 

『今更かよ(失笑)』と突っ込まれること必至なので、あらかじめ自分で突っ込んでおきました。そうです。今更です。

 

入ってて良かった、アマゾンプライム(どーん)

 

はい。てなことで『劇場版 呪術廻戦0』の感想でございます。

劇場で公開されていた時、『見たい、見たい』『いつか映画館に見に行こう』と思ってはいたのですが、結局いつも通り、思っただけで終了。

『いやいや。いつかテレビで放送されるでしょ。テレビアニメの2期が放送される前くらいに、多分、テレビ放送するでしょ』とタカをくくっていたら、まさかまさかのアマゾンプライム独占配信でございます。

 

入ってて良かった、アマゾンプライム(2回目)

 

はい。いや、でもどうなんでしょ?

その内と言うか、アニメ2期が始まる前にテレビ放送されると思っているのは、私だけでしょうか?

あー、でもアマゾンプライム独占配信とかだと、契約的にそうそう簡単にテレビ放送されたりもしないのかな?どうなんでしょ。よくわかんないけど。

 

そんなこんなで本当は去年の内に、それこそ独占配信が始まったと同時くらいに見て、感想記事も去年内に書く予定だったのですが。

配信が始まったと同時くらいに体調を崩したので、結果として年を越してしまいましたとさ、ははははは!

 

ま、良いではないか、良いではないか。

よろしければ、一緒に盛り上がって下さい。

 

ではでは、早速、感想でございます。

 

なんでしょ。呪いは、未来にはない。未来には生まれない。

呪いが生まれるのは常に過去であり、呪いは常に過去にしかない。

ならば呪いと言うのは、人の生き方であり生き様であり、はたまた思考の在り方そのものなのかもしれないなぁ、と感じさせられた、そんな作品でした。

原作漫画も読んでいたのですが、漫画を読んだ時には、何て言うかこんな難しいこと、もっと言えば深いこと、感じなかったように思います。

原作漫画の良さを微塵も殺すことなく。それどころかその良さを一層、高め、更に新たな魅力、見え方、見せ方をも見る側に提示してくれた。そんな映画化であり、劇場版作品になっていたように感じました。

素晴らしいですな。なんだろ。非常に偉そうな言い方になってしまいますが、アニメ制作スタッフ陣『わかってるな』と、改めて感じさせられた次第です。うん。

 

感想に戻ります。

たとえば夏油です。この男の存在は、本作品においても、そして『呪術廻戦』本編においても、呪い以外の何物でもないと言っても過言ではないでしょう。

特に五条先生にとっては、何だろうなぁ。過去に置き忘れてしまった呪いであり、そこからずっと、それ故に、五条自身だけでなくありとあらゆるものを苦しめる存在にもなっているわけです。うん。

だけど、五条先生にとって夏油と言う男は、人物は、呪いでありながら、同時、唯一の親友でもある。あれだけたくさんの人を殺しておき、自らの大切な生徒たちの命を危険にさらしておきながら、それでもなお、五条先生にとって夏油と言う男は、過去からの呪いであると同時、唯一の親友なのです。

そこにあるのは、どうしようもなく救いようのない思いです。そしてそれこそ、私はまた呪いだと思うのです。

 

しかしどうしようもなく救いようがない思いと言う点で言えば、本作品の主人公である乙骨憂太が里香ちゃんに向けていた思い。里香ちゃんの今わの際に、ほとんど自らを追い詰めるような形で思っていた、願っていた思いもまた同様でしょう。

結果として、その思いがあれだけ可愛らしい女の子を特級過呪怨霊にしてしまっていたのですから。

 

あるいは禪院真希さんです。物語の途中で、彼女が呪力も持っていない、呪いも見えない、それでも『家』を見返すためにこの道を選んだ、そんなことを語るシーンが出てきます。それに対して憂太は羨望の眼差しと言葉を返します。

それを受けた真希さんはその場を持して、少し嬉しそうに、恥ずかしそうに。だけど怒ったように『なに認められた気になってんだ』と呟きますよね。

ここも呪いだなぁ、と思ったんです。呪力の無い、呪いの見えない真希さんが、ずっとずっとかけられ続けている、そして自身でかけてしまっている呪い。

そうならざるを得なかった真希さんの育ってきた環境、そしてそうせざるを得なかった真希さんの凄まじいまでの精神力。それが垣間見えるような呪いだよな、と。

 

ひとりひとりのどうしようもない思いから生まれた、過去に生まれた呪い。

それに人生を支配されそうになりながら、それでも、ある者は歯を食いしばってそれに耐え、ある者は自嘲の笑みでそれを受け入れた。

ひとり、ひとりが、それぞれの呪いと向き合い、過去から今を、そして今から未来を生きている。

 

非常にダークで、ネガティブなエネルギーもグロテスクなまでに描かれる『呪術廻戦』と言う作品ですが、何故かそれと同時、途方もないエネルギーみたいなもの。あるいは生きる人間の、生きるしかない、ずったずったになっても死なない限りは生きるしかない救われようのない前向きさみたいなものが描かれていると感じるのは、結局こう言うところにあるからなんだろうなぁ、と思ったり。

その象徴みたいな存在が、ひどく人間らしさを感じさせないような面を見せることもありながら、しかしその実、どうしようもなく生々しい人間らしさを見せてくる主人公の虎杖悠仁と言う存在だと、私は勝手に思ってるんですけど。

結局、呪いはどうあれ人のどうしようもない思い、生き方、生き様からしか生まれない。そう言うところにあるからなんだろうなぁ、と思ったりしたのですが。

 

まぁ、はい。そんな小難しい話はこれまでにしておきましょう。

とにかくめちゃくちゃ見ていて楽しい作品でした。

憂太をはじめとする学生たちの青春物語としての一面。そして五条先生と夏油、かつて学生たちだった者たちの、呪いとなってしまった過ぎ去りし日々を思わせる一面と。その対比がとても鮮やかだったし、だからこそ、それぞれのキャラクターに共感しやすかったです。

また描写は少なかったものの、五条先生は勿論のこと、伊地知さん、ナナミンや冥冥、猪野さんや日下部さん、硝子さんと言った大人組の活躍も、めちゃくちゃかっこよかったです。なんだ。やっぱり、大人が、ずべこべ文句言いつつも、しっかりやるべきことをやっている作品は、それだけで名作です。かっこよかった。

 

戦闘描写も、もう見惚れちゃった!の一言です。この辺りは、なんだろ。個人的には先程にも書きましたが、制作陣がちゃんと原作漫画の良さ、魅力、見どころ、見せ方を『わかっている』上で、こねくり回すことなく、シンプルに、ストレートに演出して、アニメとして見せていたなぁ、と言う印象です。

だから見ていて変なストレスを一切、感じなかった。ただただスピード感、迫力、動き、そう言うものが美しい作画で完璧に描かれていたから、ほんと『ほわぁ~』って、見惚れるしかなかったです。うん。

 

登場キャラクターの中だと、今回のお話では私は真希さんがいちばん好きです。あのルーズソックス、ちょっと懐かしかったなぁ~。時代を感じたぞ。

あんな家に生まれてしまったばっかりに、自分で自分にも呪いをかけてしまっている真希さん。でもそれは、先程、書きましたが、真希さん自身が自分の心を守り通すために必要な手段だったんだよなぁ~。

そう思うとどうしようもない健気さ、切実さが生まれてくるんだけど、でもそれ以上に、そんなものすら寄せ付けないであろう、ただただ強くあろうとする真希さんの姿が浮かび上がってくるようで、ほんと、かっこいい人だな、弱いけど、でもとても強い人だなぁ、と思いました。

憂太が羨望の眼差し、言葉を向けたのもわかるわ。小松未可子さんの男前ボイスと演技も最高でした。

 

そしてパンダ先輩と狗巻先輩も、かっこよかったです。ってかそうか、2人ともやっぱりめちゃくちゃ強いんだなぁ、と改めて思い知らされたような。

勿論、夏油みたいなのが相手だと、まだまだと言わざるを得ない部分はあるんだろうけれど。

ただ学生であっても、大人たちが見守っているとは言っても、呪い相手に立ち向かうことを任せられている。そう言う厳しさの中に、彼ら、彼女らは身を置いているんだよなぁ、と言う『今更かよ』とツッコミを受けそうなことも、改めて感じさせられた次第です。

そうなんだよな。子どもだけど、でも、何てか、任せられていることの多くは、大人のそれと変わらないところもあるんだよな。凄いなぁ。そしてだからこそ、その線引きを明確にしている、担うべきところはしっかりと担う、そんな大人たちのかっこよさが際立っているんだよな、この作品。

 

憂太と里香ちゃん。

ってか里香ちゃん、健気すぎるやん。怪我した真希さんにたてついて憂太に怒られたシーンとか、あまりにも健気すぎて泣いたわ。

憂太の思い故に、呪いに、怨霊になってしまった彼女。それでも、どうなんでしょ。彼女にとってはそれもまた、ひとつの幸せ、だったんだろうなぁ。勿論、そのことで憂太が苦しんでいたのも、自責の念を抱いていたのも、彼女は知っていたのだと思う。

それでも、憂太がそう望んだのであれば、それもまた良し。彼が望む限りは、見て見ないふりをしてくれている限りは、自分は、どんな形であれ憂太と共に居続ける。憂太を傷つけるものを傷つける。憂太を守る。それが自分の幸せだと、里香ちゃんも思っていたんだろうなぁ、と私は思うのですが、いかがでしょうか。

やっぱりそこもまた、純愛だったんだよな。純愛。一途で、まっすぐで純粋な愛。だからこそ、救いようのない、それは呪いだった。

花澤香菜さんの声、演技は、もうなんてか、凄いね、の一言でした。なんだろ。花澤さんのお声の、あの可愛らしさと透明感は、いやこれも今更なんですけれど、ほんと唯一無二の存在ですよね。なんかもう、里香ちゃんと言う少女の存在、感情、それらすべてが花澤さんの声と演技によって立体的な存在となって、見る側の人間に迫ってきていたようにすら感じます。

 

そして憂太です。なりたい自分になるために、呪いにしてしまった過去、存在、里香ちゃんとの別れを経験した少年。

なんだろ。硬さもあるんだけど、でもやっぱり年相応の柔さ。それを感じさせる青臭さや葛藤、怒り、それらがなんの嫌みもなく伝わってくるような少年だったな、と。この辺りはやっぱり制作陣の描写のうまさ、そして緒方恵美さんの声、演技によるところが大きかったように感じます。

緒方さんのお声、演技も、いや、凄いですよね。心を締め付けるような、息苦しさすら感じさせるような切迫感があるんだけど、でも、それがちゃんと10代の少年のそれになっていると言うか。どこまでも透明感、硬質なんだけど柔い部分、そうしたものがあって、なんてか、そのバランスはどこから来るんだろ、と心底、思わされました。

 

はい。

そんなこんなで『劇場版 呪術廻戦0』の感想を、つらつらとお送りいたしましたが。

 

さて、夏クールでしたっけ?いよいよ『呪術廻戦』の2期が放送されますね。

まずは五条先生と夏油、更に硝子さんが学生だった頃のお話が描かれると言うことで・・・どのような経緯があって、それぞれがそれぞれの信じる道を進むことになったのか。訣別することになったのか。かつて学生だった大人たちの姿、ドラマが描かれることで、一層、物語に深みが増しそうですよねぇ~。楽しみ楽しみ。

そしてその後、多分、10月からですよね?そこからは、ファンの方、待望・・・いや、待望だけど色んな意味で地獄しか待ち受けていない(汗)渋谷事変がスタートです。

 

ちなみに。2期では新キャラクターも登場しますが・・・何と言っても、禪院直哉、彼をどなたが演じられるかに注目が集まっていますよね。

今のところ『中井和哉さん派』『細谷佳正さん派』に、二分されているような気がするのですが・・・はてさて、果たしてどなたが演じられるのかしら。

そこも含めて、いやいや7月からの放送開始が、今から待ち遠しい限りです。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございましたた!

記憶力の限界に挑戦だ!~2022年冬アニメを思い出せ!

連休終わり。

今日から4連勤。

あぁ、嫌だ。

店長変わってシフトが優しくなって、今のところ月1回しか4連勤ないんですけど。

なんか昔のように、1か月に3回も4回も4連勤があった、4連勤しかなかったと言うのが、もう既に信じられません(苦笑)

これで以前みたいなシフトになっても、もう私、働けない。

無理(どーん)

人間、落ちるのは早いもんですぜ、へへ・・・。

 

てなことで本題です。

2023年冬アニメ、続々と放送が始まっていますね。

個人的に調べてみたら、2022年秋アニメ以上にビッグタイトル、注目作、気になる作品が多いと言う印象なので、今からわくわくしております。

 

てなことで、そんな新しいアニメの放送が始まる前にお送りしている、恒例の記事でございます。

そうです。前年度、そのクールに放送されたアニメ作品を思い出そう、と言う記憶力の限界に挑戦する記事でございます。

 

前年度は、そうですよ。去年ですよ。去年2022年の1月から放送された冬クール作品、それを思い出すんですよ!

さぁ、どうだ!

たった1年前のこと。されどもう1年前のこと!

昨日のことすらろくに覚えていない私に、果たして1年前のことを思い出せるだけの記憶力があるかどうか!?

 

皆さんもぜひ、一緒に挑戦してみて下さい!

ではでは、早速、スタートです!

 

はいはい!覚えてます!

自分でもびっくりするくらいに覚えてます!

 

珍しく自信満々(笑)ですが。

なんでしょ。1年前だから覚えているのか。あるいは作品そのもののインパクト、存在感が強かったから覚えているのかは謎ですが。

いつもこの記事を書く時には、ひとつめの作品が出てくるまでに結構な時間を要するのですが、今回はするするといくつかの作品が出てきてくれました!

やっほい!

 

まずはこちらですよ、こちら!

『その着せ替え人形は恋をする』ですよ!

間違いない。これはめちゃくちゃ自信ある。めちゃくちゃ自信ある(二度目)。

いや、そうよ。もう年の始まりに、めちゃくちゃ胸キュン、にやにや、それでいて本当に清々しくて素晴らしい青春ラブコメ作品が放送されたのよね。

その清々しさみたいなものが、本当に新年、年明けにぴったりだったのを強烈に覚えているから、間違いない。こちら、2022年冬アニメだったはず!

 

それから『錆喰いビスコ』も、確か冬アニメだったはず。これも個人的にはめちゃくちゃ楽しみにしていた作品で。

で、なんかこの作品の持つエネルギー、爆発力みたいなものが、年明け、新しい年の幕開けに相応しい感じがしていたように記憶している。

あとアレだ。主演は鈴木崚汰さん、みんな大好き、す!が務められていたんですけれど。確かその前のクールの『海賊王女』にも出演されていたから、その演技力とか声の幅にも個人的には驚かされたんだよ。うん。

なので間違いない。こちらも多分、去年冬クール放送作品だったはず。うん。

 

それから『平家物語』です。これも結構、自信あるぞ。なんか『その着せ替え人形は恋をする』とセットで見ていた記憶がある。

膨大な長さの原作を全13回?もっと短かったのかな。答え合わせになっちゃうからここでは調べらないけれど、とにもかくにも10回少しのアニメで表現する。

最初は『大丈夫なんかいな、これ』と勝手に心配していたけれど、いやいや、素晴らしい完成度でしたよね。

アニメオリジナルの主人公を登場させ、その子から見た平家、源氏の、それぞれの人間たちの生き様。歴史に翻弄されながらも、それでも最後まで自分らしく生き抜こうとした人たちの物語。そこに焦点がしっかりと置かれていて、だからこそ新しい、だけど濃厚な、アニメとしての『平家物語』に仕上がっていて、本当に胸に響いた作品でした。

 

はい。どうよ。一気に3作品も思い出せたぞ。ふふふふふ。

 

・・・ふふふふふ。

 

でも、ここから先が何にも思い出せないけど。

えーっと・・・うん(汗)

 

あ、違う。思い出した!

鬼滅の刃 遊郭篇』もこれ、去年の冬クール作品だったはずだ。確か放送、ちょっと変則的な感じだったんですよね。うん。本編自体は全10回とか、そんなんじゃなかったっけか?

いや、でもそうだ。多分、こちらも冬放送だったはず。先に発表された堕姫のCVは沢城みゆきさんで、さぁ、果たしてそのお兄ちゃんである妓夫太郎のCVは、果たして誰になるか、と言うところで、演じられていたのが逢坂良太さんだと知った時の衝撃たるや!

いやぁ、でもほんと、おふたりの演技、最高でしたよね。

そしてもうひとり、放送前から楽しみになっていたのが上弦の鬼の1人、童磨のCVが果たして誰なのか、と言う点でしたが。

あぁ~、思い出したぞ。童磨が喋る最終回が放送された翌朝、ちょっとだけ早く起きて、録画を確認したよなぁ~。

案の定と言うか、もはや予想通り過ぎた宮野真守さんの声が、演技が聞こえてきた瞬間、あまりにもぴったり過ぎて笑った笑った(笑)

 

ふむ。2千文字まであと少し。もう少し粘ろうか。

2022年冬アニメ・・・思い出せ・・・思い出せ・・・。

『あれかな?』と思う作品はあるんですけど・・・なんか違う気がするんだよ。多分、別のクールのこの記事の時に挙げた気がするから、多分、違うんだよ。

何だろ。何にも思い出せないのに、今、急に出てきた『パリピ孔明』書いておこうか。多分、違うだろうけど。はは!

 

はい。てなことで文字数2千文字になったところで、答え合わせ、行きましょうか。

 

あーあーあー!あー!あーあーあーあーあー!

(笑)

 

この記事、書いていて、この答え合わせの瞬間がいちばん楽しいです(笑)

なんてか、脳が一瞬だけ、一気に覚醒したような気になるので楽しいです。

 

てなことでまず答え合わせですが・・・『その着せ替え人形は恋をする』『錆喰いビスコ』『平家物語』『鬼滅の刃 遊郭篇』いずれも正解でした!去年の年明け、2022年冬アニメとして放送されていました。

いやいや、この4作品を当てられただけでも良かった良かった。

『その着せ替え人形は恋をする』と『鬼滅の刃』に関しては、続編の制作、放送が決定していますね。楽しみだ!

 

それ以外で、まず私が見ていた作品としましては・・・『佐々木と宮野』ですよ。

あー!見てたのに!めっちゃ毎週、きゅんきゅんしてたのに!全然、思い出せなかったわい!

ボーイズラブ作品であり、同時にボーイズライフ作品でもある本作品。少年たちの瑞々しい心理描写が、とても印象的な作品だったなぁ。あとOPが、OPがめちゃくちゃ好きだった。胸キュン、瑞々しい青春物語にぴったりの、爽やかな歌だったよなぁ~。

 

それから今年の冬クール、いよいよラストバトルに突入する『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』、更に『ファイナルシーズンのファイナル』も今後、予定されている(日本語、便利!)『進撃の巨人 The Final Season』が放送されていたのも、去年の冬クールでした。

そうだったのか・・・ってかことは『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』は1年越しでの、いよいよ最終回を迎える、ってことなんだな。いや、これはなんか熱い。

 

更に『東京24区』、こちらも去年の冬アニメだったのか。こちらのストーリー構成、シナリオを担当していらっしゃった下倉バイオさんは、今年の冬クール『Buddy Daddies』ストーリー原案を手掛けていらっしゃると言うことで・・・期待はしています。うん。期待は、している。

頑張れ!

 

あと今年の冬クール、性別入れ替わりものが多いなと言うのを、前にブログに書いたと思うんですけど。

冬クールは、性別入れ替わりものの季節なんでしょうか?去年の冬クールには『異世界美少女受肉おじさんと』が放送されていました。

この作品、めちゃくちゃ笑ったよなぁ~。中身CV伊東健人さんのおっさん、見た目超絶美少女と言う難しい役どころを、M・A・Oさんが、実にキレッキレで演じていらっしゃって。そして中身は良く知る同性の幼馴染のはずなのに、その外面に騙されそうになっている主人公を演じていらっしゃった日野聡さん、おふたりの演技合戦も、もう最高でした。

そうか、この作品も去年の冬クールだったか。懐かしい。

 

また実業団バドミントン×サラリーマン生活を描いた『リーマンズクラブ』も、去年の冬クール、放送でした。この作品もスポーツものの熱さと、サラリーマン生活の様々な苦労、楽しさみたいなものを描いていて楽しかったなぁ。

見てたはずなのに、ちっとも思い出せなかったよ(遠い目)

 

はい。それ以外、私が見ていた作品以外では、フェチ心をくすぐる描写が大きな話題となった『明日ちゃんのセーラー服』、『マギ』の大高忍さんによる原作漫画のアニメ化である『オリエント』なども、2022年冬クールに放送されていました。

 

いかがでしたか?皆さんは無事、思い出せましたでしょうか?

私は、まぁ、たった4作品でしたが、それでもほとんど思い出せないクールもあることを思うと、むしろ4作品でも思い出せただけ上出来と言った感じです。

 

ま、本当は見てた作品くらいは全部、思い出さないとまずいんでしょうけど(汗)

 

あと今知ったけど、ここに挙げた作品、去年の冬クールに放送されていた作品ですね。結構、今年の冬クールに再放送される作品も多いみたいで。

単なる偶然なのか何なのかはわかりませんが、ちょっと嬉しくなりました。ふふ。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!

休み~連休終わり

やっぱり連休は良いですね。

休みは全部、連休が良い。

 

そんなこんな。

 

続々、放送開始となっている2023年冬アニメ。

昨日もいくつかの作品を視聴したのですが、いや、面白いわ。

なんか既にもう、2022年秋アニメを個人的には超えている気がします。

てか2022年秋アニメは結局、終わってみたら、個人的ダークホース的な作品、大穴だと思っていた作品が全部掻っ攫っていった。逆に本命、これは絶対面白いだろうと思い込んでいた作品が、割とそうでもなかった、って感じなんだよな。

さてはて。果たして冬アニメはどうなることやら。くふふ。楽しみ。

 

冬アニメ。ぬるっ、と気づいたんですけど。

『ツルネ』『文豪ストレイドッグス』『ヴィンランド・サガ』と3作品ですか。

いずれも上村祐翔さんが主役を演じられ、そしてその主人公と友情とも敵とも、ライバルともつかないような、ある種、特別な関係にあるキャラクターを小野賢章さんが演じられている作品、いずれも続編が3作品、放送されるんですよね。

単なる偶然でしょう。『いや、だからどうした』と突っ込まれる方もいらっしゃるでしようが、1クールにたくさんアニメを視聴している人間からすると、こういう偶然があるのも、そしてその偶然から楽しみが生まれるのも喜ばしいことなんですよねぇ~。

同じ声優さんのはずなのに、当たり前だけれど、全く異なる演技。そこから生まれるキャラクターの関係性。物語としての色が生まれる。

いや、何とまぁ贅沢なことよ。うふふ。楽しみ。

先程も書きましたが3作品、全てが続編と言うのも凄いし、制作が京都アニメーションボンズMAPPAと言うのもこれ、強いな(強い)

 

はい。ちなみに冬アニメ。既に男性声優さんで言えば、梅原裕一郎さんと石川界人さん、そして上村祐翔さんあたりのお声、演技をめちゃくちゃ聞いている気がする。

女性声優さんで言うと、前にも書いたけれど鬼頭明里さんの出演数が、割とえらいことになってたんじゃなかったっけか。

いやいや、でもほんと、まだ始まったばかりですからね。楽しみ、楽しみ。

 

あと昨日、アイドルマスターSideMの6thライブのブルーレイを見ました。

いや・・・なんか、買ったわいいけど、全然、見られてなかったから見たかったんだよ。でも年末年始、体調不良でそれどころじゃなかったから、結局、今の今まで延び延びになってしまいました・・・おのれ・・・。

とりあえず7thライブと記憶が混同しそうになるのですが(笑)

なんかその7thライブを見たからこその楽しみと言うか。

たとえばS.E.M、6thライブでもだいぶ振り切っていた、とんちきダンスで息を切らせていたんですけれど(笑)、『いや、あなたたち、そのほぼ1年後の12月には、もっともっと激しいとんちきダンスで息、キレッキレになりますからね。ふふ』となったり。

ほんとにね(笑)

 

SideM、去年は年始と年末にライブ、開催されたんだよなぁ~。

となると、今年はライブ、どうなるのかな?8thライブになるんですかね。ね。夏あたり、5thのリベンジとして野外ステージで開催されたりしたらいいなぁ、とか勝手に思っているんですけど。

場所も日時も何でもいいから・・・頼む、ユニットを揃えてくれ(土下座)

 

そしてアイマス合同ライブまで、気が付いたらあと1か月ちょいだよ。

早いね~。

 

はい。

7thライブの感想は、忘れてないよ!

書くよ!書いてるよ!

合同ライブまでにはアップするよ!

 

てなことで明日から4連勤です。

嫌だなぁ。以前に比べると、ずっとこさ4連勤の回数は減ったわけですが、やっぱり4連勤は嫌だなぁ~。げんなりげんげんしちゃうよ!

あと来週からはいよいよ、世間様も本格的に動き出しますよね。会社とかも。学校とかも始まる、と言う方が多いことでしょう。

 

朝の、車の混雑が、また始まるね・・・。

もうね、これがほんと、今から気が重い・・・。

年末年始、正月休み中、通勤路、本当に自動車が少なくて、もう何なら貸し切りみたいな感じなのですよ。これはゴールデンウイークとか夏季休暇とかもそうなんですけど、ほんと、通勤の際のストレスが皆無なんですよ。

それが・・・そんな快適な通勤時間が、もう間もなく幕を閉じる。

そして戻ってくるよ・・・車の波・・・飛び出す自転車・・・ストレスフルな通勤時間・・・。

何もかも、気が重い・・・。

 

仕方ない・・・お金のためだ、仕方ない・・・。

 

はい。そんなこんなです。

ウマ娘』の無料10連ガチャ。昨日、回したら、衣装違いのキタサンブラックが来てくれました。白い衣装、可愛いね。ってかキタサンブラックは、通常衣装の時も、確か20連目で来てくれたように記憶しています。

苦労せずに来てくれた子です。そんなに私のことが好きなのかぁ~(にやにや)

 

ではでは。

皆さんの、そして私の今日が、今日は、今日も穏やかで良い一日でありますように。

そして。

皆さんの、そして私の明日が、明日は、明日も穏やかで良い一日でありますように。