既に話題になってるけど、Youtubeがたまたまおすすめしてきたから昨日、ちょろっと見たけど。
長縄まりあさんのゲーム配信動画。もはや全方位『可愛い』しかなくて、どうあがいても『可愛い』としか言いようがないほどに『可愛い』でもはや天国です。
癒されたい方は今すぐ、見た方が良い。
本題です。
まさかフジキセキの、あのえっち過ぎる勝負服にお目にかかれるとは。
思いもしていなかったよ!
感想を殴り書きしていたメモにはたった一言『あの勝負服!』と言う言葉だけが残されていましたとさ(笑)
はい。
そんなこんなで少し前の話ではありますが。『ウマ娘 プリティーダービー』の劇場作品のひとつ。『新時代の扉』がアマゾンプライムで配信スタートになりました。
主にはゲームを楽しんでいる私が『プライムも会費払ってるんだし、もう少し有効活用しないとな』と言う思いを抱きつつ『見たかった作品でもあるし』と、本作を視聴した、その感想をお送りいたします。
まずは全体的な感想から。一言で言えば『最高(涙)』でした。
序盤から中盤にかけての、アグネスタキオンと言う狂気の天才。それに立ち向かうジャングルポケットの泥臭さ、熱さ。そのふたりの・・・と言うより、もはや一方的なライバル関係が繰り広げる展開は、まさに少年漫画のそれ。
そしてその熱い展開を受けての、中盤、アグネスタキオンの突然の無期限休止宣言。それがもたらす空しさにも、フジキセキやタナベトレーナーからの言葉。そこに込められていた2人の思いを汲み、勝利したように見えたジャングルポケット。しかしやはり抗いがたい空しさ、形容しがたい感情にどんどんむしばまれていき、菊花賞では失意の4着に沈む、と言う展開が、非常に緩急が利いていて、お約束であるが故に見ていてひたすら心地よかった。
で、終盤からラストにかけてのジャングルポケットの再起。更には、それを受けてアグネスタキオンも自身の本当の欲求に目を向けるようになり、その衝動のままに再び走り出すと言う流れが、もうめちゃくちゃ熱すぎて、涙がぶわっ、ぶわっ、状態でした。
なんだろう。もはや少年漫画なんじゃよ。主人公がジャングルポケットだから、と言うのもあるのかもしれないのですが。
いや、違うな。『ウマ娘』はもはや少年漫画なんじゃよ(ひとり納得)
あと今更なんですけれど。『ウマ娘』と言う存在そのもの。それについてもものすごく考えさせられた作品でもありました。
『彼女たちは走るために生まれてきた』『ときに数奇で、ときに輝かしい歴史を持つ、別世界の名前と共に生まれ、その魂を受け継いで走る』『それが彼女たちの運命』と。
映画の冒頭、語られています。
つまり彼女たちは、たとえばアグネスタキオンなら、もう生まれたその時から『アグネスタキオン』なわけなんですよね。
だからそれ以外の生き方はできないのだろうし、それ以外の生き方は認められない。
走ること。ただそれによってのみでしか、自分の中の渇いたものを癒すことはできない。そしてただそれによってのみでしか、自分の存在を証明することができない。
けれど同時、それによって彼女たちは、たくさんの人と関わり、また自分と同じ苛酷な宿命、運命を背負ったウマ娘たちと関わることになる。
そしてその中で、たくさんのものをもたらし、またたくさんのものを得ている。
走ることが全てではある。でも、それだけではないと言うことも、その身をもって知っていく。でもそれを知ってなお、やはり走りが全てだと、本能が渇望する。
歴戦の競走馬たちの名を、歴史を、その宿命を持つ、人間として生まれた『ウマ娘』たち。人の姿をし、人と同じ知能、感情を持ち、人と同じ言語を口にする。それによってコミュニケーションをはかる。
そんな彼女たちがもたらしてきたもの、あるいは得てきたものが、そう言う設定だからこそ、この映画ではより鮮やかに、そしてより意味を持って、見ている側にひしひしと伝わってきた。否、ぶつかってきた。そんなふうにも思えて、そしてそこに個人的には『あぁ。言葉を発することはできないけれど、確かに感情も知能も持っていて、人ともコミュニケーションを持ってきた、数々の競走馬たちも、こんな思いを抱えていたのかなぁ』と、これまた胸が締め付けられるような思いがしたのでした。
ってかほんと『ウマ娘』って何者なんでしょうね・・・。
いつかその誕生の謎も描かれたりするのかしら・・・。
ではでは。ここからは詳細な感想を。どう書けばいいか迷った挙句、それぞれのウマ娘ごとに感想を書いていくことにしました。
まずは主人公、ジャングルポケット。んんっ・・・好き。もう前からめちゃくちゃ好きだったけど、映画見て更に好きになった。久しぶりに育成したくなったよ!
かっこいいし、でも直情型のキャラクターであるが故の可愛らしさもあって。全ての感情に対して、馬鹿正直なまでの反応を見せる彼女の姿が、時に精悍に、時にコミカルに描かれていて。作画によっては『もはや液体と化してる・・・』と表現したくなるような部分もあったのも、ジャングルポケットだから許されること。まさに主人公だからこその存在感と言うか。心を惹きつけてやまないウマ娘だなぁ、と強く感じました。
この作品で初主演を務められたCV担当の藤本侑里さんの演技も、もう最高オブ最高。『これで初主演、何ならメインすら初とか嘘でしょ・・・?』としかツッコミようのない演技力。かっこよさ、迫力、そしてジャングルポケットの素直さ。純情さ。不器用さ。でも揺るがない、揺らぐこともできないまっすぐさ。シーンによってそれらのバランスが絶妙に変わる演技には、心をぐわんぐわん揺さぶられました。
特にジャパンCでの、オペラオーとの一騎打ち。あそこでの台詞回しは、もう見ていて全身ポジティブ鳥肌。腹の底から熱いものがこみあげてきて、体が震えたほどです。
ってかこのオペラオーとの激闘もそうなんですが。レースシーンの描写も、もう『凄い』の一言でしたよね。
少年漫画のバトルシーンのそれなんですよ。だからやっぱり『ウマ娘』は少年漫画なんですよ。
そしてアグネスタキオンです。いや、なんだ。もうこの作品におけるもう1人の主役と言っても過言ではないでしょう。そうか・・・史実だと、まさに光の速さで駆け抜けていった、わずか4戦で戦場を去ってしまったお馬さんなのですね。でもその圧巻過ぎる走りは、たった4戦ですら、人々の心に鮮明に焼き付いている、と。
『ウマ娘』としてのアグネスタキオンの言動。在り方。それが、何と言うんだろう。私には『そう言うふうにしかできない』と言う雰囲気もあるように感じられて、それがものすごく悲しく思えました。
天才であるが故、何もかもが見えてしまっている。でも、その実、自身の本音、欲求は見えていない。あるいは見えていても、うまいこと見えないふりをしている。
だから物語が進むつれ、じょじょに自身の欲求。あるいは『ウマ娘』としての逃れられない欲求。それに気が付いていった、それを直視せざるを得ないように状態になっていった彼女の姿には、もう痛々しさすら感じたほどと言うか。
ジャングルポケットから並走をお願いされそれを断ったシーンとか。アグネスタキオンにとって、ジャングルポケットは、自らが見たかった、足を踏み入れたかった『可能性のその先』にたどり着こうとしている存在である。そのことに『自身はもう二度と、そこにはたどり着けない』と言うことを突き付けられたんじゃないか。そしてそれに打ちのめされたんじゃないか。あるいはまた、自身の存在が、ジャングルポケットと言う他者から、そこまで強く思われている。ここまで強く影響をもたらした。そしてまた、自身もその存在に心をかき乱されている。そこにも打ちのめされているんじゃないか。そんなふうにも思えて、もう・・・もう(涙)
だからこそジャパンCでの『待ってくれ』の言葉の吐き方。そこからジャングルポケットの走りを見て、ようやく、ようやく自身の本音、欲求、渇望の正体に気が付き、それに対して正直になったアグネスタキオンの姿には、これまたもう、ポジティブ鳥肌が止まらなかったのです。こんなん、泣くでしょうよ。
また上坂すみれさんの演技も、もう最高でしたよね・・・。ほんと、上坂さんのちょっとクセありキャラの演技は『うまいなぁ』とにやにやさせられるし。本作、アグネスタキオンに関しては、それがあったからこその、ラストの、彼女の抱えている『走ること』に対しての思いの爆発。その熱量も、より一層、強く胸を打ったのであります。
このアグネスタキオン、そしてフジキセキは、映画内では共に、ジャングルポケットの姿に感化され、再び、『走る』道へと戻ってきます。
『ウマ娘』のゲームでも多く描かれている、史実では叶わなかったウマ娘たちの再起。『その先』を描いた物語。
それがあるから『ウマ娘』と言うコンテンツは、競馬ファンの方にも熱く支持をされているんだろうなぁ、と。
今回の映画を見て、改めてそんなことを思いました。
それからフジキセキです。すんごい良かった・・・泣く。なんだろ。ほんとにフジキセキのイケメンっぷり。でもそれが決してタラシにはなっていないと言う、その絶妙のバランスが保たれたキャラクター性が、これ以上ないと言うほどに感じられた。そんな劇中での活躍、立ち回りだったなぁ、と個人的には思いました。
まぁ、あの、えっちすぎる勝負服は別として・・・と言うか、そうか。イケメンで、でもタラシではなくて、本当に親身になってくれると言うフジキセキの人間性があるからこそ、あの勝負服も許されるんだろうな(哲学)
松井恵理子さんの爽やかイケメン、でも確かな温かみを感じさせるお声、演技もずる過ぎたよ・・・これは惚れちゃうよ・・・。
人の言葉を話す。それによって人間と、すなわちトレーナーさんともコミュニケーションをとることができる。そんな『ウマ娘』だからこその設定。その意味を、個人的にはフジキセキとタナベトレーナーの関係性からは、めちゃくちゃ感じました。
トレーナーは、ウマ娘に最高の走りをして欲しいと願っている。そして自分の力で、それを叶えてやりたいと思い続けている。
そしてウマ娘もまた、自分が最高の走りをすることで、トレーナーに最高の景色を見て欲しいと願っている。最高の思いをして欲しいと願っている。
その思いの交差が生み出すドラマ。それが様々なキャラクターを巻き込んでいく。その魅力を見せつけてくれた、そんな役割を特に担っていたのが、このフジキセキであり、またタナベトレーナーではなかったのかな、とも思ったのですが。
フジキセキが話した『たられば』の話。そこからのジャングルポケットにかけた『でも君はまだ走っている』『君はまだ走れる』は熱くて切なくて、もう聞いていてどうにかなりそうでした。エモい。
そしてダンツフレームとマンハッタンカフェ。出番はそれほど多くなく、またそれぞれがレースにかける思いと言うのも、それほど時間を割いて描かれていたわけではない。
それでも、ダンツフレームの『私だって』と言う一途な思い。圧倒的に、才能では敵わない相手を前にしても、決して引かないその強き姿勢、思い。そしてマンハッタンカフェの『謎の存在。それにいつか追いついてみせる』と言う静かなる闘志。それはそれぞれのCVを務められていた福島晴菜さん、小倉唯さんの熱演もあって、めちゃくちゃ感じられて。そしてそれがまた、より一層、ジャングルポケットとアグネスタキオンの物語、それを盛り上げていたよう思いました。
あくまで主人公はジャングルポケットではあるけれど。
当たり前ですが、それぞれのウマ娘にとっては、自分自身が主人公なんだよなぁ。
お迎えできている子、できていない子の違いはあれど、私にとってはゲームでおなじみになっているウマ娘たちが、次々と出演しているのも見ていて楽しかったです。
『シンデレラグレイ』で主役を頑張っているオグリキャップの出番は、その姿は、期待を裏切らないそれで『通常運転だなぁ(可愛い)』とほっこりでした。
はい。そんなこんなで本日は『ウマ娘 プリティダービー 新時代の扉』の感想を書いてまいりました。
なんだろ。ほんと、めちゃくちゃ良かった。めちゃくちゃ熱かったし、胸を揺さぶられたし、清々しさもあって。
そしてまた、記事中にも書きましたが『ウマ娘』と言うコンテンツが、何故、ここまで支持されているのか。競馬ファンの方にも支持されているのか。その理由も強く感じられた作品でもありました。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました。