夏のせいにして『鬼滅の刃』の映画を見に行くこと。
正確には特典第3弾、下野紘さんと細谷佳正さん(だけではないですが)のインタビューが掲載された特典入手を諦めた人間です。
すいません。
すべては夏の暑さが悪い。
てなことで、『善逸と獪岳でがっつり共演されているおふたりだけど。どうだろう。他に共演作品とかあったからしら?』
そんな疑問も個人的にはあったので、せめてもの思いで記事にしてみました。
個人的にはあんまり共演されている印象がなかった。と言うか、何なら『あれ?もしかして、この『鬼滅の刃』での共演が初なんじゃないの』と言う思いすらあったのですが。『これだけたくさんのアニメに出演されているのに、そんなこともあるんだなぁ』とひとりで勝手に納得していたのですが。
そんなわけがありませんでした。
私ってばおバーカさん。うふふ。
と言うことで。
まずは『鬼滅の刃』でおふたりが演じられている役なんかについて見ていきましょう。
下野さんが演じられているのは、メインキャラクターのひとり、我妻善逸。
臆病者で騒がしく、おまけに女の子大好き。でも性根は実にやさしく、まっすぐでお人好し。眠っている時に、特に驚異的な戦闘能力を発揮する。そんな少年であります。
へたれなのにかっこいい。かっこいいけどへたれ。役に立つのか立たないのかわかんないけど、やる時はやる。でもやらない時はやらない。
そんなギャップが多くの人の心を掴んだのでしょう。『少年ジャンプ』で開催された人気投票では、初回で2位を獲得。そして2回目の際には1位を獲得したと言う、作中でも爆発的な人気を得ているキャラでもありますね。
まぁ、うん。下野さんだよね(笑)
オーディションでの、『汚い高音』選手権。それを制した末に、下野さんが善逸役になったと言う話も、もう納得しかないですよね。
下野さんの、可愛らしさすら感じるようなナチュラル少年ボイス。そして善逸のギャップを地続きで、しかし巧みに演じわけられる、あの演技。
下野さんだよなぁ。下野さん以外、考えられないよなぁ。
一方、細谷さんが演じられていたのは、映画で善逸と激闘を繰り広げ(そして割とあっさり負けた)、善逸の兄弟子、獪岳です。
いや、これはもう、別に細谷さんが演じられているから、と言う理由ではなく。原作漫画で最初に、彼のことを知った時からなんですけど。
彼が『尊大な自尊心』を抱えているから。また『承認欲求の塊』であるから。
そしてそれらを満たすために、ある程度の努力はする。でも、その努力では埋まらない現実を目の当たりにした際に、あっさり、自己保身に走るところ。そのためには他人のことなんて一切、顧みない。その自分勝手さ。また自分より色んな意味で強い者には弱く、自分より色んな意味で弱い者には強い。
そう言うところが、本当に他人とは思えないんですよね。はい。
だから一部では『作中屈指のヘイトキャラ』とも言われている彼ですが。
個人的には『ヘイトどころか、むしろ『あんたの気持ち、私には痛いほどわかるよ・・・』って感じなんだよなぁ』と思うほどです(笑)
細谷さんファンの方の間では、有名な話(だと私が勝手に思っている)があるのですが。
その昔、NHKのBSプレミアムではですね。12月31日の夜から『あけおめ!声優大集合』と言う番組が放送されていたのです。2017年から2019年の3年にわたり放送されていたのか。でもこれもコロナの影響を受けて、それ以降は放送されていないのですが。
タイトル通り『たくさんの声優さんに出演してもらって、生アフレコや、視聴者さんへの生電話などをやっちゃうよ!』と言う番組だったのですが。
その中には『出演されていない声優さんから『来年の目標』をビデオメッセージで語ってもらう』みたいなコーナーもありまして。
で、いつだったかは忘れたのですが。そのコーナーに出演された際に、細谷さんは『割と頼られたり、悪そうに見えて実は良い奴だった、みたいな役を演じることが多い』『だから思いっきりクズな人間を演じたい』と、抱負を語られていたのです。
獪岳のことを『クズ』と断じるのは、少し違うようにも思うのですが。
それでも、割と『いろいろあった末に、自縄自縛を絵に描いたような人間』を演じられてきた印象が多い。そんな感じもあったので。
『いろいろあった末に、その歪みの一切を他人にぶつけることで自分を守ってきた』、そんな獪岳は、やっぱりCV細谷さんの中でも、新鮮味のある役だよなぁ、とも思った次第です。
映画、やっぱり見たいなぁ。
てなことで、ここからは下野さんと細谷さん。
おふたりが共演されてきた作品について、つらつら見てまいりましょう。
成程。
調べてみたらめちゃくちゃ共演されているではないですか!
ただ当然ながら『あくまで同じ作品に出演していましたよ』と言う感じの作品も少なくはない。
『黒子のバスケ』は、まさにそんな感じかな。
2016年に放送された『ジョーカー・ゲーム』も、おふたりともメインで出演はされている。
でもこの作品、そもそも1話完結作品で、話ごとに登場するメインキャラクターも異なっている。スパイアクション作品ですからね。
だから恐らく、下野さんが演じられていた三好、そして細谷さんが演じられていた小田切が絡んだことって・・・どうなんでしょう。
『多分、無いような気がする』と書きかけて。『いや、なんか少しだけあったような気がしてきた』と言う気もしてきたので、断言は避けますが(笑)
ところで『ジョーカー・ゲーム』
原作は、もう発表されないのでしょうか・・・?
待ちすぎて、もはや首がろくろ首状態です。
最新のアニメ作品で見ると、去年放送された『外科医エリーゼ』ですか。
ただ本作は、視聴していなかったので。
どうなんでしょう。
『僕のヒーローアカデミア』では、下野さんは荼毘を。そして細谷さんは常闇踏陰を演じられています。おふたりが演じられている役は、ヴィラン側とヒーロー側。その立場が綺麗に分かれています。
ただ、荼毘が絡むことが多いのは、ヒーローの中でも、梶裕貴さんが演じられている轟焦凍だしなぁ。これは仕方ない。それぞれの背景を考えたら、それが自然だ。
と言うわけで、やっぱり『一応、共演はされているけど、そんなに絡んでいる印象はないな』と言う感じで。
と言うことで。
調べた中で、最もがっつり、演じられていた役が絡んでいた印象がある。
そして私としては『おふたりの共演作で、なんでこの作品、思い出せなかったん!?』と愕然とした思いもある。おっふ。
それが『進撃の巨人』です。
ですよね。ほんと。
何で露ほども思い出せなかったのか・・・。
下野さん、細谷さんが演じられていた役は、共に第104期訓練兵団の所属。
下野さんが演じられていたのは、お調子者でおバカな一面もあるけれど、優れたバランス能力を持ったコニーです。
細谷さんが演じられていたのは、第104期訓訓練兵団次席と言う、輝かしい成績を持つライナー。屈強な肉体を持ち、更に責任感も強い。しかし気さくな性格であるため、団の中でも兄貴的な役割を果たしているキャラクターです。
そしてまた、いろんな意味で、この作品の『裏の主人公』とも言えるような。そんな人物だとも、勝手に思っています。
どうでしょう?
こうやって紹介しておいて何ですが。
コニーとライナー、がっつり絡んでいたことってありましたっけ?
さすがに、これまでに紹介してきた作品と比較したら、絡んでいると思うし、そんな印象もあるのですが。
だってほら、同じ団に所属してるんだしさ(根拠それだけ)
なんでしょう。
こうしてつらつら、おふたりの共演作品を見ていって思ったのですが。
このおふたり、絶対に演じる役、重ならないですよね。
どうあがいても、重ならないような気がします。
それくらいに、おふたりの声。その声が放つ印象だったり、色だったり。そう言うのが全く重ならないと言うか。
やっぱり下野さんの声は、ほんとに『少年』と表現するのがぴったりで。そしてその上で、荼毘のような、少しダークなキャラクターを演じられても、めちゃくちゃハマる。うまい。あと、大人びたキャラクターを演じられた時の、色気のある声も、ギャップも相まってドキリ、とさせられる。
ただやっぱり、声の印象としては、幼い感じ。元気で明るい感じ。声の輪郭としても、柔らかめで太すぎない。そんな印象がありますよね。
対して細谷さんの声は朴訥とした響きがある一方で、力強さ、時には猛々しさすら感じさせる。イメージ的には、ほんと『大樹』とか『土』なんですよね。だから輪郭もどっしりとしていて太い。
細谷さんが『皆から頼られる』、そんな役をたくさん演じられているのも、やはりこの声の力によるところが大きいのではないかな、とも思っているのですが。
だからそもそもとして、演じられる役の体格からして、割と見事にかぶってない。
今までこの手の記事、たくさん書いてきましたが。
やっぱり書いている間、悪いクセで『もし、CVが逆だったら』とか。
考えちゃうこともないことはないんです。
『ふむ。少しイメージは変わるかもしれないけど、それはそれで面白いかもしれない』とか思っちゃうことも、ないこともないんです。
でもこのおふたりに関しては、そんな考え、微塵も出てきませんでした。
だってどう考えても、CV細谷さんの善逸とか、ないでしょ。
想像したら笑えてきた(笑)。すいません。ほんとにすいません。
『汚い高音』が、高音にはならないから、もはやただの『汚い声』になっちゃいそう。
CV下野さんのライナーとか・・・割と早い段階で、あっさり、そしてうっかり、自分の正体、漏らしちゃいそう(失礼)
作中でも言及した『ジョーカー・ゲーム』
本作、アニメに関しては登場するスパイひとりひとりのキャラクター性、性格が、原作以上に強く描かれていた印象があります。
アニメだからこそ、ひとりひとりの『違い』を表現するための手段だと思うのですが。
それで見ても、やっぱりCV下野さんの三好と、CV細谷さんの小田切は、重ならないよなぁ、と。
三好は、シニカルでどこか飄々としたものも感じさせた三好は、下野さんだし。
小田切は、寡黙で出自に対してある思いを抱えている小田切は、細谷さんだし。
うーむ。
ならばなおのこと、もっとたくさんの作品でがっつり、共演されていてもおかしくないような気もするのですが。
どうなんでしょうね?(何が?)
そんなこんなで本日は、下野さんと細谷さんの共演作品について語ってまいりました。
記事中にも書きましたが、やっぱ『鬼滅の刃』の映画、見たいなぁ。
下野さんの善逸、そして細谷さんの獪岳。その戦い。全体から見れば、尺としてはほんのわずかなんだろうけれど。
見たいなぁ。
誰か、私を映画館に連れてって。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました。