tsuzuketainekosanの日記

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『運命の巻戻士』を読みました~クロノのCV予想もしてみたよ

とりあえず、と言うことで1巻だけ購入して読みました。

コロコロコミック』と言う、滅多に・・・と言うか、多分、購入するのは初めてのレーベルだったので、書店でも迷わず見つけることに成功(笑)

そして1巻読み終えた後、アマゾンの作品ページを見たら、なんと期間限定で3巻まで無料で読めるキャンペーンが開催中でした。

ラッキー!

 

と言うことで。

制作、ボンズフィルム。監督は『京騒戯画』『血界戦線』などで知られる松本理恵さんの布陣で、アニメ化も決定しています。

makimodosi.com

木村風太さんによる漫画『運命の巻戻士』の感想をお送りいたします。

当たらないことでおなじみ。私のCV予想。

と言うことで主人公、クロノのCV予想もしてみました。

 

ではでは。まずは簡単に作品概要を。

悲運の死を遂げた人々を救う時空警察特殊機動隊、通称『巻戻士』。彼らは右目に埋め込まれたタイムマシン『リトライアイ』を利用し、対象となる人の死の原因である事件。その解決のために、何十回、何百回、何千回と時を巻き戻す。

そんな『巻戻士』の奮闘。また彼らの前に現れる謎の組織との戦いを描いた作品です。

 

では、感想を。

 

いや、何でしょう。コロコロコミックって、主な読者層と言うか、編集部が対象にしている読者層と言うのは、多分、小学~中学生くらいの男子だと思うのですよ。勿論、そうじゃない方もたくさん読まれているとは思うのですが。

そう言う先入観もあったからかもしれないのですが、とにかく絵が可愛い。可愛いと言うか、本当に親しみやすいと言うか。常に優しさがあると言うか。そこにコロコロコミックであることをめちゃくちゃ感じて、勝手に胸がきゅんきゅんしてしまいました。

 

『令嬢を無人島から救え』のお話の、ある1シーン。

クロノが令嬢と一緒に無人島から脱出するために力を借りた、ある生きもの。

その生きものたちが、ページ見開きで描かれていたシーンなんか、もうきらきらしていて、素敵が止まらな過ぎて、泣きそうになっちゃったもん(笑)

 

あと、全体的に『わかりやすさ』と言うものが重視された構成、作りになっているなぁ、と言うのも感じました。

3巻まで読むと、じょじょにお話は複雑化していっているんですけど。それでも1巻の序盤に収録されているお話は、本当に野球で言えば『ストレート、ど真ん中!』と言うようなわかりやすさに満ち満ちていて。

だからキャラクターの動きの描写とかも、大げさなまでに描かれている。ちょっとギャグ漫画っぽい雰囲気もあるんですよね。

でもそれが、決して作品から浮いていない。そのエネルギッシュさに心奪われる。そんな感じで、この感覚も、やっぱりいつも読んでいる漫画とは異なるもので、とても新鮮でした。

なんだろう。いい意味で単純明快。その、飾り気のなさが本当に清々しく、また愛おしいと言うか。

 

コロコロコミックだもんな。

やっぱりこれくらいの元気、勢いに溢れていて欲しいよな。

 

そしてお話も、先程も書いたようにじょじょに複雑さは増していくのですが。

それでも、そこで描かれていることと言うのは、ものすごくストレート。まっすぐにして単純明快。

諦めきれないことには、徹底的に立ち向かっていくしかない。人が死ぬのは悲しいことと。人の命を傷つけるのは許されないこと。誰かを大切に思うのは、素晴らしく、そして素晴らしいからこそ、切ないこと。

そうしたメッセージが、各お話。主人公、クロノをはじめとする巻戻士たちが、幾度なく『やり直し』をすることになる事件を通して、強く描かれている。

 

手垢のついたメッセージかもしれないけれど。

でも、やっぱり、ここも、キャラクターたちの描写。その熱量に押されるがままに、ずどん、とこちらに伝わってくる。こちらの胸を打つ。

 

主人公クロノは、序盤の物語ですら、何千回と言う回数の、運命の巻き戻し、やり直しを行います。

クロノの凄いところは、その事件で命を落としてしまう運命にある人は勿論なんですけど。『全員』の命を救うこと、守ること。そこに徹底的にこだわり抜いている点なんです。

だからたとえ、対象となる人物の命が救われた結末を迎えたとしても、その過程で、別の誰かが命を落としてしまったら。その死が、対象の人物の命を守るためには必要だと考えられるようなものだとしても。

彼はもう一度、やり直しを選択するんです。

そこがもう、最高にかっこいいし、最高に凄い。最高に優しい。

 

けれど幾度なく繰り返すやり直しは、彼の体力は勿論のことと、精神力をも削る行為です。

それでも彼は決して諦めない。絶対に諦めない。諦めようとすることすら、自分にも、そして他者にも許さない。

何度も何度も失敗を繰り返しながら、驚異的な記憶力でその都度、細かな部分まで記憶を更新していく。そしてその中から、たったひとつの正解ルートを導き出し、そこにたどり着く。

 

彼がそこまで、人の命を救うこと。そして諦めないことにこだわり抜いているのは、妹、トキネの命を救うため。彼女と交わした約束を果たすためなのです。

このトキネとの物語・・・めちゃくちゃ切なかった。

何がって、トキネのあの笑顔よ・・・。

『自分が死ぬ』と言うことが確実で、それも理解できていて、その恐怖に体は震えると言うのに。

その、最後の最後の瞬間に、あんな笑顔を浮かべられるトキネの精神力の強さよ。そして兄、クロノに対する信頼の厚さよ・・・泣くわ、あんなもん。

 

クロノも、そしてトキネも。

あるいは他の巻戻士たちも。

信じたことを、信じたものを、信じ抜く強さ。

そしてそれを実現させるために、徹底的に泥臭く行動し続ける。

それを見せつけてくるのが、最高に熱いのです!

 

と言うわけで、クロノ、トキネ。

そして1巻のラストに登場する任務成功率98%オーバー、『巻戻士最強』と評されるシライ。

2巻から登場するアカバ、3巻から登場するレモンなど。

続々と登場するキャラクターも、皆、魅力たっぷり。

どのキャラクターもアニメ化されて、声がついて動き出したら、ますます人気が出そうだよなぁ~。

8月末まで、初のキャラクター人気投票も実施中。9月中旬、そして10月号の『コロコロコミック』にて結果は発表されると言うことで。

そちらも楽しみです!

ちなみに私は、アカバが好きです。可愛いよ、可愛いよ、アカバ

 

と言うことで、評判の声に違わず、めちゃくちゃ面白かったです。

『こう言う作品に、誰もが一度はわくわくしたに違いないよね!』

そんな魅力を煮つめたような作品なので、性別、年齢問わず楽しめる作品ではないでしょうか。

ダイナミックなアクションシーン、コミカルなシーンなど。

全体的に非常に緩急もきいている作品なので、アニメ化には非常に向いている作品だと思います。

まして制作はボンズフィルムでしょ?今からもう、アクションシーンだったりギャグシーンへの期待が高まるばかりですよ。ふふ。

また監督が松本さんと言うことで。

過去作品からの印象ですが、コミカルなシーン、キャラクターたちの会話のシーンの見せ方も、めちゃくちゃテンポよく魅力的なものになりそう。

更に個性的にしてスタイリッシュな色使いにも、個人的には注目しております!

 

ではでは。

ここからは主人公、クロノのCV予想をしていきたいと思います。

クロノの年齢は14歳。

 

ちなみにシライは26歳。おお、ずいぶん大人なんだな。なのでシライは多分、男性声優さんが演じられるのではないかなぁ。

頭の回転が非常に早く、戦闘力も最強。クールで真面目である一方、ダジャレ好き。でもそのダジャレは、大抵、スベリ散らかしている。

と言うことで、個人的には『すん』としたお声の、中音域の声優さんが演じられそうだよなぁ、と予想しています。

 

それからアカバは16歳。可愛いな。16歳か・・・だったらこちらも、あんまり声が低すぎない、太すぎない男性声優さんが演じられそう。いや、でもこちらも女性声優さんが、と言う可能性もありそうだなぁ。

一人称が『わし』、語尾に特徴がある、赤髪でギザ歯のアカバ。16歳らしさを感じさせる一方、少し特徴の強いお声の方に演じてもらいたいなぁ、と勝手に想像しています。

 

レモンちゃんは12歳。私の中では既に、ある声優さんのお名前が浮かんできているのですが・・・どなたかは内緒です。そして彼女の、真の正体も、ここでは内緒です。ある任務を経て、その内面に大きな変化を感じる。それ故に、印象的なものもずいぶんと変わる、そんな少女です。

 

で、話は戻ってクロノのCVです。

14歳。

ナチュラル少年ボイスを得意とされる男性声優さんが演じられる可能性も高そうですが、漫画を読んでいて私の頭の中で再生されたのは、次のお三方のお声でした。

藤原夏海さん

小市眞琴さん

田村睦心さん

いずれも少年役を数多く演じられている女性声優さんですね。

 

声のイメージとしては、やはりクロノの性格そのまんま。熱さとまっすぐさ。ひたむきさ。それらが、何の混じり気もない状態でぶつかってくるような、そんなお声です。

主人公としても、本当に昔懐かしいほどのまっすぐさ、熱さ。そんなものを感じさせる、『王道』と言う言葉を感じさせるような主人公だからこそ、お声もやっぱりまっすぐな方がいいなぁ、と思ったり。

ただその上で、ちょっとした荒々しさだったり、やんちゃっぽさだったり。そう言うものも感じさせる、そんなお声でもあって欲しいよなぁ。

そう思った結果の、このお三方です。

あと、ちょっと目つきが悪いのもポイントだよ!

 

なおYouTubeで公開されている公式チャンネルでの漫画アニメ動画。

こちら『ヒューマンバグ大学』などを制作しているケイコンテンツが制作しているとのこと。

私は『拷問ソムリエ 伊集院茂夫』が好きです!

こちらの動画でも、クロノは女性声優さんが演じられています。

 

なので・・・恐らくは、やっぱりクロノは女性声優さんじゃないかなぁ。

そんなふうに思うのですが。

 

男性声優さんだと、山下大輝さん、梅田修一朗さんとかぴったりそう。お声も、ナチュラル少年ボイスだしなぁ。

ただ山下さんは、長きにわたりボンズ制作の、そして8期からはボンズフィルム制作になる『僕のヒーローアカデミア』で主人公を演じ続けておられるしなぁ。

同じ制作会社のビッグタイトルのアニメ作品の主役を複数、演じられるって、あんまりイメージがないんだよぁ。あくまで私の感覚ですが。はい。

 

あとやはり勝手なイメージながら。このおふたりだと、やっぱりクロノの目つきの悪さ。そこからイメージされるような、ちょっとしたやんちゃ感。反骨感。暗さのようなもの。そうしたものが足りないかなぁ、と言う気がしないこともない。

そこを踏まえると・・・少し低めのお声の梶裕貴さんも合いそう。

 

と言うわけで、つらつら、感想、そして主人公クロノのCVを予想してまいりましたが。

 

最後に。

 

松本理恵監督作品と言えば、ほら、BUMP OF CHICKENの楽曲が採用されること、多いじゃないですか。多いじゃないですか。素晴らしいじゃないですか。

だから『運命の巻戻士』のOPなりEDにも、バンプが来ないかなぁ、とか。

既に私は期待に胸膨らませているんですけど。

ふひひひひ。

 

と言うわけで、CV、主題歌、そして放送時期等々。

今後、発表されるであろう情報も今から楽しみですね。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。