tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

祝!お誕生日記念~逢坂良太さん

アニメ情報サイト『アニメ!アニメ!』さんでは、誕生日を間近に控えた声優さんを対象に『その方が演じられたキャラであなたが好きなのは?』と言うアンケートを実施。誕生日当日、または後日にその結果を発表すると言う企画を実施されています。

その記事をもとにやんややんやと好き勝手なことを語るだけの記事です。

 

私が現在のような声優さんオタクになる、そのきっかけを作ったと言っても過言ではない声優さん。細谷佳正さん、諏訪部順一さん、杉田智和さん。そして新人声優さんのキャリアを追いかけていく、その楽しみを教えてくれた声優さんである逢坂良太さんに関しては、毎年、この記事を書いています。書いているはずです。

 

で、今回は8月2日にお誕生日を迎えられた逢坂さんの記事でございます。

毎年、この企画、逢坂さんに関しては実施されていないんですね。で、やはり今年も実施されていなかった。『ここまで実施されていないことを考えると、多分、ご本人サイドから了承が出ていないんだろうな』とすら、私はうっすらと思っているのですが。

まぁ、実施されていないものは仕方ない。

 

てなことで『にじめん』さんで実施されている、同じようなアンケートの結果。そちらをもとにしてやんややんや語ろうかとも思ったのですが。

はい。その結果がこちら。どんっ!

nijimen.net

ベスト3にランクインしたキャラクターが去年と一緒。成程。

それはそれで喜ばしきことだが、個人的にはあまり面白くない(すいません)

 

てなことで迷った結果。

 

2020年から今年、2024年の期間を区切って。その中で逢坂さんが演じられてきたキャラクターの中から、個人的に印象深い、また好きなキャラクター5人を決定し、それについて語っていこう。

そうすることにしました。

 

『2020年から』と期間を区切ったのは、新人時代からのブレイクを目の当たりにしてきたのでね。どうしても2010年代に演じられてきたキャラクターに対しての思い入れが強すぎるからです。

初主演作ある『つり球』の真田ユキとか。『革命機ヴァルヴレイヴ』の主人公、時縞ハルトとか『ハイキュー!!』の赤葦京治とか。『機動戦時ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のハッシュとか。この辺り、語ろうと思えばいくらでも語れるのですが、だからこそあえて外してみました。

 

ではでは。まいりましょう。

私が選んだ、2020年~2024年限定、CV逢坂さんキャラの中で印象的な、あるいは好きなキャラ、5人。順不同で語っていくよ~。

 

・『鬼滅の刃』妓夫太郎

・・・2022年でございますね。迷ったんですけどね。先程、紹介させていただいた『にじめん』さんのアンケート結果でも堂々2位にランクインしてるし。私なんざが語らなくても、もうその衝撃は皆さん、よぐ知っていらっしゃることでしょう。だから迷ったのですが・・・やっぱり名前を挙げずにはいられませんでしたよ。それくらいに、やっぱり私にとっても衝撃だった。

逢坂さんのご活躍を、アニメやゲームを通してずっと追いかけさせていただいていたからこその衝撃があったと言うか。

 

『おまえ、それは負け惜しみだろ』とツッコまれるの確定で言わせていただくと。妓夫太郎って『逢坂さんが演じていらっしゃる』と知った上で聞くと、めちゃくちゃ『あぁ、逢坂さんだわ』とわかるんですよ。少し高めのお声の独特の響きとか、めちゃくちゃ逢坂さんだから。ええ、負け惜しみですよ。初見でわかるわけないじゃん!

ただそれを知った上で『逢坂さんだわ』とわかった上で、理解したうえで視聴してみても、いや、もしかしたらだからこそなのかもしれませんが、やっぱり妓夫太郎のお声、凄い。あのひしゃげて、しわがれた声。妓夫太郎の感情がそのまま形になったかのような声とか、あれほんと、どうやって出されていたんですかね?

あの声を作りつつ、発しつつ、そこに妓夫太郎の感情をのせる、込める。すなわち演技をされるって、もうちょっと凄すぎて意味がわかんない。

 

そしてお声だけでなく演技も凄かった。炭治郎たちに向ける、世界そのものに向ける憎悪の表現。それは勿論なのですが、それがあったからこその終盤。自分と妹、梅のこれまでを振り返る流れの中で見せた梅への愛情。彼女の人生だけはどうにかできたんじゃないかと言う後悔。お兄ちゃんとしての温かさ、優しさ、広さのようなもの。そこでの演技、声色の変化も、もうめちゃくちゃ泣いた。あれはずるい。ずるしい凄い。

 

鬼滅の刃』の鬼役って、割と主演の花江夏樹さんの世代より上の世代の方が演じられている。そう言う印象が強くて事実『主人公たちが死ぬかもしれない』という説得性をもたせるために、ベテランの方々が演じられているらしいです。

だからこそ、その鬼の1人を逢坂さんが演じられていると言うのも、私としてはとても嬉しかったんだよなぁ~。

 

・『海賊王女』楓

・・・このペースで語っていったら文字数、大変なことになると気づいた。少し巻き気味で行きたい。頑張る。

てなことで2人目は2021年の作品、『海賊王女』に登場した楓です。『海賊王女』懐かしいなぁ。本編は勿論のこと、JUNNAさんのOPがほんとに好き。

 

オリジナルアニメの本作品。主人公の少女と共に冒険に出ることになる精鋭部隊、その1人が楓です。で、この楓は双子の弟。そのお兄ちゃんは槐で、そちらのCVは佐藤元さんが演じていらっしゃいました。

番組公式サイトでは逢坂さん、そして佐藤さんが双子を演じるにあたって苦労されたこと、心がけられたことをキャストコメントとして寄せられているのですが。

逢坂さんのコメントが実に味わい深いと言うか、なんか『あぁ、佐藤さん、本当に元気いっぱい、テンションマックスだったんだろうなぁ』とほっこりさせられた次第です。

 

で、この双子。とにかく元気いっぱい、天真爛漫。落ち着きがない(笑)。戦闘時もちょこまかちょこまかと動き回り敵を翻弄し、倒していく。強い。だから一言で言えば『可愛い』に尽きるのですが(まとめがざっくり過ぎやしないか)。

個人的に逢坂さんの、こう言う感じの役が当時も、そして今、思い返してみてもとても新鮮だったなぁ、と。

突き抜けるような明るさがあって。良い意味でバカで。何にも考えていないように見えて、でもそんなことは決してなくて。その『すこーん』とした生き様と、その生き様であったり普段の行動から感じる躍動感みたいなもの。そこにとても心惹かれて、そしてまた逢坂さんがそこをとても自然に演技で表現されていたなぁ、と感じるのです。何て言うか、ほんと『演技してる感』が無いのが、実に素晴らしいなぁ。

 

そして逢坂さんが『なかなかテンションを合わせるのが大変だった』とコメントされていた槐、佐藤さんとの双子役としてのコンビネーションも、ほんと『抜群!』の一言だったんですよねぇ~。そこも当時、見ていてにやにやしていた記憶があります。

可愛い。この双子、本当に可愛い。

 

・『ゆびさきと恋々』波岐京弥

・・・今年の作品だったか。おかしい。既に『今年の作品』と言う記憶がない。てっきり去年の秋くらいの作品だと思い込んでいた。怖い。己の記憶力の低下、怖い。

耳が聞こえない女子大生の雪。彼女の大学の先輩である逸臣。2人の恋愛模様を描いた本作品で、逢坂さんは逸臣のいとこである京弥を演じていらっしゃいました。で、雪ちゃんの友人がこの京弥に思いを寄せているのですね。作中ではこちらの恋模様も描かれているのですが、脇カプ好きな私としては、この2人の恋模様にもキュンキュンさせられたのでした。

 

新人の頃は逢坂さん、それはもう飛ぶ鳥落とす勢いで主人公をガンガン演じられていたのです。それからキャリアを積み重ねていく中で、主人公は勿論のこと。その主人公を取り囲むような役、サブキャラ、あるいは物語の中で強烈な存在感を放つようなワンポイント的な役も演じられることが多くなった。だからこそ、ファンとしてはその中で逢坂さんの役者としての引き出しの多さみたいなものがたくさん見られて、ひたすら『ありがてぇ』の一言なのです。

 

この京弥さんに関しては、なんだろうなぁ。まず声が良い(どーん)。逢坂さんのナチュラルな、実に癖のないお声。その地の良さみたいなものが活かされたうえで、思いを寄せる雪ちゃんの友人の女の子から見たら、とても大人びて見える、その包容力のようなところ。それでいて気取ったところがない、ナチュラルな人の好さみたいなものが滲んでいるのが最高なのです。

でもなんだろう。同時、そこに、なかなか適切な言葉が思い浮かばないのですが、なんかこー、やさしくかわすみたいな。そう言う弱さと言うか、人との距離感の取り方みたいなのも、私は感じて。そこもすごく印象に残っています。

単に『良い人』ではないんだよなぁ。なんか『一歩、踏み込ませない』あるいは『自分自身も、自分自身の感情の正体や在りかを掴みあぐねている』感があるのが最高だったと言いますか。はい。

 

だからなんか、色んなサブキャラ、ワンポイントキャラを演じてこられた逢坂さんだけど、私としては新鮮な感じもあったなぁ、と。いや、単純、私が視聴していない作品の中でこうした役を演じてこられたこともあった。それを私が知らないだけという話なのかもしれませんが。はい。

いや、でも、もうそう言う難しいこと抜きにして、単純、好き。こう言う大人な、それでいて人間的弱さみたいなのを秘かに感じさせるCV逢坂さんキャラ、いいぞ~。

 

・『恋愛フロップス』柏樹朝

・・・ラストの1人は譲れない。そう言うわけで『東京リベンジャーズ』の橘直人とこの柏樹朝でめちゃくちゃ迷ったのですが。

いや、って言うか、この2作品、この2役、同じ土俵で語っていいものなの?(笑)。振りは幅が大きすぎやしないか!?

はい。とにもかくにも迷ったのですが。『ここはやはり『主人公ボイス』と評された逢坂さんに相応しい、2020年以降の主人公キャラも挙げないわけにはいかないでしょうよ!』と言う思いから、柏樹朝に軍配が上がりました。

 

てなことで『恋愛フロップス』は2022年に放送された作品です。制作はパッショーネと言う時点で、ある程度、その内容は察せられるかと思います。ははははは。

序盤は、昭和、平成のちょっとえっちなベッタベタラブコメ、それが大暴れしている作品。ただその中でも、時折、意味ありげな描写が数多く登場していて、後半になるとその仕掛けが一気に爆発し、それまでとは全く違った物語が展開されると言う作品でした。それまでの実にバカバカしいお話が、中盤からのシリアスさの中でちゃんと意味を持って輝いていた、そう言うつくりも非常に素敵で、私はとても好きだったなぁ~。

 

逢坂さんが演じられていたのは、普通の男子高校生。よっ、ザ・主人公!そして突如として5人の、個性豊か・・・と言うより、もはや個性がぶっ飛んでいる少女から一心に思いを寄せられる主人公であります。端的に言えば、振り回され系主人公。

いいぞ!女の子に、目まぐるしく推移していく状況に振り回されるCV逢坂さんの主人公は『革命機ヴァルヴレイヴ』から続く、もはや伝統とも言っていいほどの存在だぞ!

うまいんだよなぁ。ほんと、そう言うお芝居にも一切のわざとらしさとか嫌味がないんですよね。等身大の振り回されてあたふたしちゃう男子高校生主人公が、そこにそのまんまいるんですよねぇ。

 

ただ、単純に『振り回されておしまい』でないのが、CV逢坂さん演じる主人公の魅力であり、また強さでもあるのですよ。

振り回された中でも、しっかりと成長している。しっかりと、自分の思いの正体。それを掴んで、自覚して、そのために行動を起こす。そうした成長が逢坂さんの演技を通してしっかり伝わってくるのも、個人的にはとてもエモいのです。

 

てなことでこの柏樹朝もそうした主人公の1人です。物語の中盤で明かされた衝撃的な真実。そして自分に恋してくれた5人の少女たち、その正体を知った彼。それでも彼女たちを、彼女たちの思いを、そして自分が彼女たちに向ける思いを守るために奮闘する彼の姿には、胸が熱くなること必至なのです!

 

・『アオペラ』丹波

・・・『なんかプロジェクト自体は2020年以前からあったんじゃなかったっけ?違ったっけか?』と思いながらいろいろ調べたのですが、よくわかりませんでした!

てなことで『2021年3月4日 プロジェクト開始』と言う紹介を信じて。ラストの1人は『アオペラ』の丹波燐でございます!

 

私は何度も言っている。逢坂さんのキャラソンは最高だぞ、と。

最高なんだよ。

歌がうまいと言うのは勿論なんだけれど、本当に、その歌を歌唱しているキャラを強く、強く感じさせる歌唱なんですよ。そこがもう最高なんですよ。キャラソンを通して、キャラが立体的に見えてくる。そのキャラが、その歌を歌っている姿がありありと見えてくる。それくらいなんですよ。

 

で、丹波燐です。タンバリンです。見た目が若干派手で、ちょっと怖そうなイメージを抱かれがちな彼なのですが、めっちゃ情にあつくて面倒見がいい男子高校生なんです。そしてノリも良いから誰とでも自然に打ち解けちゃう。オカンです。オカンなんです。

所属しているのが『リルハピ』と言うグループ。この『リルハピ』、他には木村良平さん、KENNさん、柿原徹也さん、前野智昭さんが演じられているキャラクターが所属しているのですが、前野さんを除いては、どちらかと言うと可愛い感じ、優しく柔らかい感じの歌声が目立つ、そんな感じなんです。あくまで私論です。

 

だからこそ、この丹波燐の、一言、一音の発せられ方が強い、その歌い方。それでいて強いからこその優しさ、温かさみたいなものを感じさせる歌声、歌い方。その存在感がより顕著に感じられて。

それがまた、他のメンバーの歌声、その魅力を引き立たせている。そしてそれがあるから、丹波燐の歌声も引き立っている。そう言う相乗効果が本当に感じられると私は思うんですよ。

よ!

 

YouTubeの『アオペラ』の動画にもコメントとしてたくさん寄せられていますが。『歌は得意じゃない』だの『ファルセットは使えない』だの。更に初収録の時、事務所さんの手違いで違う楽曲を覚えてきていた。だから直前の30分で、本来、歌唱するはずの楽曲を頭に叩き込んだだの。

いや、えーっと。それで、この丹波燐の歌唱ですか?

 

そう、真顔でツッコまざるを得ないのですが。でもなんだろ。オタクの勝手な推測ですが、キャラソンも演技ですからね。歌が苦手だろうが、ファルセットが使えなくても、結局、『役として演技する』が素晴らしい人は、キャラソンも素晴らしいんだよ!

よ!

ありがとう、逢坂さん!

 

逢坂良太さんのキャラソン、いいぞ!

 

はい。てなことで以上、つらつら語ってまいりました。文字数のことはもう知らない。

 

夏アニメでは『負けヒロインが多すぎる!』で、罪作り男子ズ(私が勝手に命名した)の1人、袴田草介を演じていらっしゃいますね。

そして秋アニメでは、既に3作品でメインを演じられることが決定しているのか。

個人的には『妖怪学校の先生はじめました!』の主人公、安倍晴明がとても楽しみ。とんでもなくヘタレで不幸属性。自宅に大量のセーラー服を飾っていると言う変態さんで、基本的には優しい、生徒思いの先生でありながら、目的のためにはどんな手段も使うと言うゲスな一面もあると言う。

振り回され系変態ゲスキャラ主人公。最高じゃんか。新たな逢坂さんの引き出し、また見られそうだぞ。

 

そうです。最後に。私がいちばん好きな逢坂さんがお話されていたエピソードは『何のキャラクターかは知らないまま、気に入ったから購入したフィギュアのキャラクター。自宅に帰ってから判明した、そのキャラクターのCVが、実は逢坂さんの奥さんである沼倉愛美さんだった』と言うお話です。かっはー!尊死。

 

逢坂さん、お誕生日おめでとうございます!

これからのご活躍も楽しみにしております!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。