tsuzuketainekosanの日記

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SideM9thライブの感想~延長戦 THE虎牙道の感想

SideM9thライブの高速振り返り感想の中で、唯一、様子がおかしい感想をお送りしていたユニットのパフォーマンスについて語るだけの記事です。

様子がおかしかったのは、この記事を読んでいただければおわかりいただけるかと。

 

てなことでTHE虎牙道です。

Day1に出演していたTHE虎牙道は、ユニット曲としては2曲、披露しました。

最新のCDシリーズの楽曲『究極…FIGHTING』と『宵闇のイリュージョン』です。

 

この最新のCDシリーズ、収録曲2曲の内、1曲はそのユニットの個性。これまで培ってきた色みたいなもの。その最新の形が煮詰められたような楽曲である一方、もう1曲に関してはTHE虎道牙に限らず、どのユニットの楽曲も割と今までになかったような雰囲気の、曲調の、テイストの楽曲が多いのが特徴だと思います。

『そのユニットが挑むことになった新たなお仕事』と言うストーリーに連動しているからこその、この曲の組み合わせ、新しさだと思うのですが。

 

とにもかくにもそんなわけですからTHE虎道牙に関しては、特に『宵闇のイリュージョン』ですね。

こちら、視聴が解禁された時には、Pさん達の間で結構なざわめきが起きたのを私、はっきりと記憶しています。

『THE虎牙道がこんな曲を歌えるようになったのか』とか『今まででいちばん『アイドル』を強く感じた』とか。『おいおいおいおいおいおいおい』とか(笑)

私も視聴で初めて聞いた時には、大層、驚かされました。そしてそれと共に『果たしてライブでこの曲を、彼らはどんなふうにパフォーマンスするんだろう』とめちゃくちゃわくわくもしたのです。

『いや、こんなおしゃれな曲だもん。さすがに殺陣はしないよね』『ふむふむ。クールにダンスだけで決めるTHE虎牙道も、それはそれで新鮮だぞ。見たいぞ』と。ライブ前にもそんな想像を1人で働かせてはにやにやしていたのです。

 

てなことで前置きが長くなりましたが。

 

9thライブでのTHE虎道牙のユニット曲のパフォーマンス。

えげつなかったよ!

許さないよ!

 

まずは『究極…FIGHTING』です。

アクターさんがステージ上をバク転すると言う、ド派手なパフォーマンスから始まったこの楽曲。そして舞台の上下にわかれたアクターさん、その中央から登場したのが牙崎漣です。

でもって、ごくごく自然に始まるアクション。牙崎漣VS複数のアクターさんによるバトル。流れるようなその動き。プロのアクターさんと漣の動きが一切のズレなく、綺麗に、完璧に合致して繰り広げられていくアクションシーンは、見ていてただただ、『ほへー』とお口あんぐり状態。惚れ惚れするほどの美しさでした。

そして漣が勝利を収めて歌い出し、と言う感じだったのですが。

 

『待て。待て待て待て待て待て待て待て。普通に、呼吸するようにヒーローショーを繰り広げたけど、待て。おかしい。毎度、当たり前のように殺陣を、ヒーローショーを見せてもらってるけど、もはやクオリティがおかしい。迫力がおかしい』

とか何とか思ってる間に、今度は大河タケルがアクターさんとバトルを繰り広げます。

散々、激しいバトルを繰り広げた後、何事もなかったかのような涼しい顔、そしてまっすぐな声で歌い出すタケル。

『いや。だから待ってって。おかしい。なんであんだけ戦っておいて、そんな伸びやかまっすぐボイスでこの曲を歌えるんだ』と。

そしてそうですね。ここまで来たらおわかりでしょう。

円城寺道流もやっぱりバトル開始です。

『待って。道流さんも、だからなんであんなに戦っておいて、そんな力強い歌声、出せるのさ!』

道流さんが戦った後には、THE虎道牙VS3人のアクターさんによる団体戦です。

途中、何故か、やはり当たり前のようにして漣とタケルが小競り合い。それを道流さんがいさめると言うシーンが挟まれつつ、最終的にはTHE虎道牙が勝利をおさめます。

 

そして熱く、力強い歌声。

 

8thライブで、やはりTHE虎道牙はアクターさんと曲中にバトルを繰り広げています。

そしてそれ以前の周年ライブでも、曲中で激しい殺陣を、バトルを披露しています。

つまり今回のパフォーマンスも、語弊ある言い方かもしれないのですが『周年ライブにおけるTHE虎道牙の通常運転』であることは確かだったのです。

 

それは確かにそうだったのですが。

 

なんかもう、マジでヒーローショー(語彙力)

ヒーローショーってか、完全、別次元。異空間。

良い意味で、賛辞として『私は何を見せていただいているんだろう』と真剣に思わされたくらいのパフォーマンスだったのです。

『アイドル・・・アイドルって、曲中にこんなガチアクション、ガチな殺陣、繰り広げるのかな?』と。

 

アイドルって何?(哲学)

 

ちなみに今回のこのアクション、殺陣もやっぱり、漣役の小松昌平さんが監修されたとのこと。

『THE虎道牙アクション総監督』として小松さん、ブルーレイにお名前、記載してもらった方がいいと思うってかそうすべきだよ!

 

『究極…FIGHTING』のあとMCパートだったのですが、正直、リアルタイムでライブを視聴していた時は、ほとんどその内容が頭に入ってこなかったと言う(笑)

それくらいにとにかく凄いパフォーマンスで『THE虎道牙の周年ライブにおける通常運転』がそこにはあって、でも『通常運転だけどアクセルベタ踏み。ブレーキ?さぁ、そんなの知らないね!』と言う感じで。

個人的に見たかったパフォーマンス、それ以上の、期待していた以上のパフォーマンスを凄まじい迫力と熱量と共にぶつけられたような思いで、良い意味で呆然自失状態だったんですけど。

そんな中にあっても、薄っすら、頭の中ではこうも思ってたんですよね。

 

『ねえ、『宵闇のイリュージョン』、どうなっちゃうの』と。

 

で。

 

冒頭にだらだらと書いた通り。『宵闇のイリュージョン』は、これまでのTHE虎牙道にはなかった曲です。だからこそ、彼らの新たな一面を引き出してくれたような曲でもあり、その『新たな一面』を彼らがライブでどんなふうにパフォーマンスするのか。見せつけるのかと言うのが、本当に楽しみだったのですが。

 

とんでもなかったよ・・・とんでもなかったよ・・・。

 

『宵闇のイリュージョン』は端的に言えばホストクラブでの一夜でした。

 

周年衣装に身を包んだ3人が登場。センターは道流さんです。いつもはタケルと漣の喧嘩を『どうどう』といさめたり、太陽のような笑顔で『師匠!』と呼んでくれる道流さんは、そこにはいませんでした!

完全にホストクラブのオーナー。泣く子も黙る売れっ子ナンバーワンホストの道流しか、そこにはいませんでした!

 

この時点で私、いつもの道流さんとのギャップに息も絶え絶え。

 

で、その左右にタケルと漣がいて、それぞれがステージ上に生えた・・・違う、用意されていたソファに腰かけて歌う、と言う感じだったのですが。

その腰かけ方、足の開き方の治安の悪さが最高にTHE虎牙道なんですよ。

あとタケルと漣のソファにはファー?って言うのかな。それがかけてあったんですけど、これ絶対、どっちかが先にやり出したのを、もう片方が目にして『なら俺も』ってマネしたんだと、私は信じて疑ってません。

多分、タケルが『お客さんのためにこう言うの、あった方がいいだろう』とオーナー、道流に頼んだ。それを見た漣が『チビが!生意気なことしやがって!俺も!』と息巻いた。そんな流れが絶対に繰り広げられていた、と言うか私の脳内で繰り広げられていましたとさ、ちゃんちゃん。

 

ソファに治安悪く腰かけて歌うTHE虎道牙。動いてないTHE虎道牙。表情も、いつもの挑戦的なそれを感じさせつつも、確かに色気。男性の色気。こちらを惑わすような、誘うような、それでいて甘えは許さない、有無を言わせぬ力強い色気と言うものを感じさせるもので『はわわわわ。はわわわわ。これは今までに見たことのないTHE虎道牙だよ!大事件だよ!えらいこっちゃえらいこっちゃ』と鼓動が早鐘打ったかのような状態になっていたんですけど。

 

けどね。

ここからTHE虎道牙、この曲の中ですらバトル繰り広げたんですよ。

凄いですね~。

何を巡ってバトルを繰り広げたのかしら?

 

私。

違う。

違わないけど違うけど違わない。

 

ライブ配信視聴していた方全員。あるいはライブ鑑賞していた方全員。

その1人、1人を巡ってTHE虎道牙、静かなバトルを繰り広げたんですよ2番。

 

『わぁ~。ホストクラブなんて初めてだけど、ドキドキするなぁ』

そんな思いでお店のドアを開けた私を出迎えてくれたのがタケルです。噂によると、口数は多くないものの、まっすぐな言葉とまっすぐな視線でお客さんを虜にしているホストさんらしいです。

タケルに導かれるようにしてタケルの席に着席した私。

『あの、私、こう言うお店、初めてで』としどろもどろに挨拶する私を、タケルは実に静かな、だけど情熱的でまっすぐな瞳で見つめてくれます。時折、その口元に浮かぶ笑みが、清廉だからこその色気があってたまりません。

ってか近い。近い、近い。近い。絶対的に近い。

 

『ホストクラブのホストさんは、こんなに距離感、無視してくるもんなの?』と卒倒寸前の私。『誰にも渡したくない』ととどめを刺すような台詞まで至近距離で打ち込まれてしまった私。

 

ところが次の瞬間、ソファから立ち上がっていた私。

『?』

何が起きたのかわからない私の目の前にいたのが漣でした。

気が強く、お客さんのことを『下僕』と呼ぶこともある。マニュアル通りの『サービス観』から見ると、とんでもないようなサービスをすることもあるらしいホストさんです。けれどそのやんちゃっぷり、気の強さが『可愛い!』『たまらないっ!』と熱狂的な人気を集めていると噂のホストさんです。

その漣が私のすぐ目の前にいます。どういうことだ。

噂に聞いているようなやんちゃさは確かに感じさせつつ、だけどとても熱のこもった視線で私を射貫くように見つめてくれる漣。

あのー、だからえーっと、距離が近い。近い近い近い。

ち・か・い。

 

情熱的に、それでいて挑発するように、なのにすがるような色も感じさせる瞳で私を見つめくれる漣ですが。

『あ』

漣は気づいていないようですが、その肩を掴む人の姿が、失神しかけていた私の気持ちを寸前のところで現実に押しとどめてくれました。

その人が漣の肩を押すようにして、漣と私を引き離します。

そして私の目に映ったのは道流です。

 

このホストクラブのオーナーさんにして、売り上げNo.1を誇るホストさんです。以前は柔道の世界で輝かしい成績を残していた方でもあります。

オーナーさんとして店を管轄する一方、自らもホストとして店に立ち、温かみのあるサービスを提供。タケル、漣よりも少し年齢が上と言うこともあって、大人の色気、酸いも甘いも経験した大人だからこそのきめ細かいサービスは、一度、接客されたが最後『あのサービスなしでは生きていける気がしない』とSNSでも噂になっている程です。

ただしオーナーとして忙しいと言うこともあって、道流がお店に立つ日は少ない。

そう聞いていたのですが。

 

おかしい。その道流が、常連客でもない新規の私の前にいる。

おかしい。何故か、その道流に導かれて店内を移動している私。

おかしい。おかしい。おかしいし相変わらず距離が近い。

近い。近い。近い近い近い近すぎる。

 

最後の最後。

その至近距離で道流から指ハートと、とびっきりの笑顔をもらってしまいました。

 

私の命日、今日ですか?

 

こんな感じです。

長い!

なんだよ、この夢小説!

 

違うよ!信じてよ!夢でも何でもないんだ!これが現実に起きたことなんだよ!

現地でライブ鑑賞されていた方は、モニタに映し出された映像を通してだったわけです。

でも配信はそのカメラの映像が直で、スマホなりPCなりの画面に『ほーら。おまえだけの世界だよ』と言う感じに映し出されているわけですからね。

完全『タケルと私』『漣と私』『道流と私』の世界が繰り広げられたわけです。

 

そりゃ距離が近いのも当たり前だよ!ははははは!

本当に心臓がヤバかった。

 

その後のパフォーマンスも、黒服(ダンサーさん)が登場。シャンパンタワー(という名の、そもそも未成年が2人いるからシャンメリータワー)が登場したりして、最後はどっしりソファに座るオーナーと、その脇を固めるタケルと漣。スチルを再現したようなポーズで終了と言う。

 

THE虎道牙、許さない。

なんてものを見せてくれたんだ。

10周年を前にして、とんでもない牙で私たちを貫いてくれましたことよ。

あーあ。

あーあーあーあーあーあーあー(ありがとう五体投地)

 

ちなみに。少し話は逸れますが。

セトリ、この後に披露されたのがLegendersのプロポーズ曲『リフレインアトリウム』だったのですよ。

現地の、そして配信のPさん、ファンの方の悲鳴がひたすら楽しかったし、私も悲鳴あげっぱなしでした。

アホのセトリ(誉め言葉)

あと『ホストクラブで豪遊した翌日に結婚式とかどんなメンタル』とか『ホストに狂ってプロポーズ受けて結婚式。こんな人生、送りたかった』とか。配信のコメントも絶好調で、悲鳴あげながらもゲラゲラ笑うと言う、非常に不安定なメンタルの私でした。

幸せ。

 

なんでしょ。THE虎牙道に関しては、当たり前ですが『殺陣がすべて』『アクションがすべて』ではないんですよ。いや、本当に当たり前なのですが。

ただ、アイドルを演じていらっしゃる声優さんたちが本当に本当に前のめりに、役を表現しようとして下さっている。その表れとして、周年ライブでの殺陣、アクションは回を重ねるごとにとんでもないことになってきている。

それは本当にありがたいことだし、何と言うか『それがあるからこそ』、より一層、アイドルとしてのTHE虎牙道の魅力。それが伝わる、深みを増していくと言う部分は確かにあると、私は改めて感じさせられました。

SideM全ユニットに言えることだけど、なんかほんとに楽曲が、周年ライブで声優さんの体と声で表現されることで『跳び越えてくる』、そんな感覚があるんですよね。

ぽーん、とこちら側に跳び込んでくる。

 

そしてまた『それがあるからこそ』『それがここまであったからこそ』の、この『宵闇のイリュージョン』のパフォーマンス。

殺陣でもアクションでもない。でもTHE虎道牙らしい、観客の皆さん、1人、1人を巡っての静かな戦い、バトル。それを見せつけたこの曲のパフォーマンスは、また違った彼らの凄さ、魅力、一面。そしてそれでも変わらない、絶対的に変わらない、THE虎牙道と言うユニットの持つ凄さ、魅力、一面。それを存分に見せつけ、堪能させてくれたものだったなぁ、と何度、アーカイブで見返しても思うのであります。

『宵闇のイリュージョン』に関しては、序盤のソファに腰かけてのパフォーマンスも最高でした。主には上半身を使って、そして表情で曲の世界観、アイドルたちの感情。それを情熱的に表現する、それも本当に力強く、そしてまた丁寧で『ほわぁ~』と変な声が出たくらいです。

漣の指先の動きが、最高にえっちでした。すいません。

 

なんかほんと。良いよね。

THE虎道牙に限らず、こう言う『絶対的に変わらない』と『それがあるからこその新たな一面』が同居しているのって、最高オブ最高だと思うんだ。

 

はい。そんなこんなで本日はSideM9thライブ、THE虎道牙のパフォーマンスについての感想をお送りいたしました。

少しでも『あの時、何が起こったのか』、その魅力が伝わっていれば幸いです。

 

アーカイブは22日月曜いっぱい視聴できるのか。

ありがたいことにめったにない木曜出勤の代わりに、めったにない月曜公休がこの日なので、思う存分、アーカイブ、楽しめそうです。

店長、これだけはありがとう。他はいろいろ許さんけど、これだけはありがとう。

 

よっし只今前日20時30分過ぎ。14時から17時まで昼寝した結果『やっべ。これは記事、完成できないかも』と焦りに焦りましたが(自業自得)何とか、完成させることができました。これで安心して風呂行って寝られます。

3時間昼寝しといて、まだ寝られるんかい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました。