昨日のSideMライブの感想。THE虎牙道、許さない。許さんぞ。
『とりあえず視聴できる作品は視聴しておけ!』を胸に視聴している2024年夏アニメの第1話。その感想をお送りするだけの記事です。
先週に続いて本日が3回目となります。多分、もう少し続きます。
大変ですね。この時点で視聴したい作品がてんこ盛りです。
どうしよう。大変ですね。
てなことで早速まいりましょう。本日も1作品あたりの感想をできるだけ短くして、その分、まとめて作品数をお送りできればと思っています。
ではでは。本日はこちらの作品からです。どうぞ!
・『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』
・・・『また水中雅章さん、いじめっ子でスクールカースト上位に君臨する役やってる』『KENNさんのチンピラクズ演技、最高』『修学旅行に向かう途中のバスごと、異世界転生するの多くなってきたなぁ』とか何とか思いながら視聴していたんですけど。
『有無をも言わせない作品』だな、と思った1話でした。ツッコミどころ満載なんですけど、そのツッコミもさせない勢い、勢いではない。なんだろ。ツッコミも拒むような流れで一方的に話が進んでいく感がめちゃくちゃ強かったです。なんだろ。この感覚。
女神役の小清水亜美さんの演技、最高でした。思わず笑っちゃうほどの酷さ(笑)。主演のす!の演技も、戸惑い、恐れ、怒り。そうした感情が巧みに演じ分けられていてやっぱりうまいな、と。だからこそ今後、主人公の本性が露になった時の演技も楽しみでなりません。そしてその主人公の本性、ダークさこそ、この作品の魅力だと思うので、早くそれが見たい(直球)
・『真夜中ぱんチ』
・・・『汚い『夜のクラゲは泳げない』』『クズたちのヨルクラ』とか言われてたのにはさすがに笑っちゃいました。酷い。でも言わんとすることはわかる。わかるんかい。
いや、でもめちゃくちゃ面白かったです。テンションが高い!だけど決してそれだけじゃない。真咲の鬱屈とした思い、孤独。そうしたものもさりげなく描写されていて、とてもバランスが良かった。でも手にしている酒が『鬼ころし』ならぬ『鬼ころす』。現実の名称、そのまま使うわけにはいかなかったんだろうけど。『鬼ころす』って(笑)。長谷川育美さんのお芝居も、まぁ、相も変わらず素晴らしい。そしてそんな真咲ちゃんにべた惚れの吸血鬼、りぶはファイルーズあいさんのお声、お芝居もあってめちゃくちゃ可愛かったです。ほんとに可愛かった。
でも可愛いんだけど、真咲もりぶも、いい感じにちょっとイカれてるから(笑)、そこのあたりのギャップも最高におかしかったです。げらげら笑っちゃったよ。でも、良い。こう言うクセの強いキャラクターたちが暴れまくる作品、好き。そして1話からして2人の百合が見られて余は満足です!
2話以降、個性豊かなキャラクターが登場してますます賑やかになりそう。果たして真咲の、りぶの願いは叶うのか。叶った時には何が起きるのか。オリジナルアニメらしい勢いに満ちた作品だと思いました。あとキャラソンのOP、EDも最高ですよね!
・『菜なれ花なれ』
・・・チアものと言えば私の中は『チア男子!!』くらいしか思い浮かばないのですが。私は知らないだけかもしれませんが、なんかもっとあってもよさそうですよね。
てなことで『真夜中ぱんチ』の後に続けて視聴したので、いろんな面で『落差が凄い!』と感じずにはいられませんでした。いいぞ、いいぞ。これでこそオリジナルアニメです。ってかそうか。まさかまさかの制作会社は共にP.A. WORKSなんですよね。
パルクール少女やラストの主人公ちゃんの大ジャンプには思わず『女子高生の人間離れ、深刻』と無粋なツッコミをしてしまいましたが(笑)、それらも含めて作画が綺麗、めちゃくちゃ動いていたのは、さすがだなぁ、と。
お話も良い意味でわかりやすかったです。夏らしい、実に爽やかな、女子高生たちの『誰かを応援する』物語が展開されるんだろうなぁ、と言う期待をしただけで、もう胸が熱くなるような。そしてまた、きゅっ、となるような思いがするのも最高でした。
良いなぁ。青春だなぁ。
・・・30分アニメですさまじいクオリティの作品を制作し続けているボンズが15分アニメを制作したらどうなったか。その結果がこの作品です。
ごめん。我ながら『どんな言い方』とツッコまざるを得ないんですけど。なんかほんとと。ボンズ汁が滴りまくっていると言うか、それが『びしゃっ』ってこちらにかかってくるような。そんなボンズ凝縮っぷりです。
息を呑むような作画の美しさ。演出の緩急。いや、だって、もう、あの白夜の変身シーンからして。あれ、あそこのシーンだけで終わっちゃうの?勿体なさ過ぎじゃない?
ってか白夜ちゃん、可愛すぎじゃない!?でもそれ以上に、即落ち4コマを絵に描いたような一目ボレっぷり。そしてそこからのツンデレっぷりを見せつけるミラ様、可愛すぎじゃない?こんな人が悪の参謀で大丈夫?
中原麻衣さんと小野友樹さん、その他のキャラクターを演じられる方も、ドラマCDからの続投と言うことで、本当に喜びもひとしおでらっしゃるだろうなぁ。
未完で終わった原作。アニメではどんな結末を描き出すのか。そこも楽しみだ。そしてこの後に『妖狐×僕SS』のアニメ続編制作決定!そんなお知らせがされて欲しい。そう願っているのは、絶対に私だけではないはずよ!
・『徒然チルドレン』
・・・水瀬いのりさんの『アイマイモコ』が流れてきた瞬間、懐かしさのあまり鳥肌がぶわあぁぁぁ、でした。この曲も、ほんと作品にぴったりな、胸がキュンキュンするような曲ですよね。
1話、冒頭に描かれていたのはCV熊谷健太郎さんの少年の恋模様なのですが『熊谷さんが出演されている』と知った上で視聴したのに、まったく熊谷さんだとはわかりませんでした。私の耳、どうかしてる。いや、ただCV天崎滉平さんのキャラが出てきた時にも感じたのですが、特にこのおふたりに関しては、全体的に今よりもお声が若い感じがします、と盛大な言い訳をしておこう(笑)
恐らく本放送時もそうだったと思うのですが、やはり1話。私はCV小野賢章さんの赤木とCV佐倉綾音さんの梶に、盛大に萌え散らかしました。
そしてやはり本放送時の影響でしょうね。『アホガール』のOPも恋しくなった私なのでした。ほんとに懐かしいな、おい!
・『異世界失格』
・・・現世で生きることに対してさほど能動的、積極的でなかった人物が、転生したら、生きることに対して能動的、積極的になる。そこには多分『現世ではうまくいかなかったから。うまくできなかったから』こその後悔があり、また『ここでは、そんな自分を知っている人間は誰もいない』と言う安心感があるからだと思うんですけど。
そんな登場人物たちを冷めた目で見るような、センセーの変わらなさよ(笑)。『現世でも『死にたがり』だった人は、やっぱり転生してもそのまんまでした!』と言う、その切り口が、今までありそうでなかった感じだなぁ、と思いました。
さっちゃんとの心中、そこに全生命力を注ぎ込んでいるようなセンセー役の神谷浩史さんの『あ、何か本当にあの文豪っぽい』と感じさせるお声、演技、最高。そしてさっちゃん役の上田麗奈さんの演技、お声の破壊力よ。この感じはダメだ。人を心中に誘うような破壊力しかない。
和洋折衷、奇想天外な物語。まったく先が読めない展開に心惹かれたと共に、伊東歌詞太郎さんのOPもめちゃくちゃ作品の雰囲気が表現されていて素敵でした!
・『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』
・・・佐倉綾音さん劇場でしたね。ってかOPですよ、OP!この夏クールのアニメ作品。女の子たちが活躍する作品のOP、ED、ほとんどキャラソンだと思うんですけど、どれもこれも本当にクセが強いし、個性が強いし、作品を見事に表現しているし。その上でアニソンとしても『これだよっ!』と言う感があって最高じゃないですか!?(圧)
はい。てなことで1話。盛大に笑いました。特にやはりと言うべきか、序盤ですね。タイトル通り、VTuberの中の人が配信を切り忘れて、本音をダダ漏れさせていたところ。『誰か!誰か彼女に『配信切り忘れてる』って教えてあげて!』と思いつつも、とにかく楽しそうな、生き生きとした彼女の様子が見ていて楽しかったです。
しかしピー音の多い作品だなぁ(笑)
各VTuberの個性も1話でしっかり伝わってきて、この先、主人公がVTuberとして、また1人の人間として、彼女たちとどう関わっていくのか。それがどんな物語を紡ぎ出すのか・・・でもこちらも、まったく先が読めないなぁ。
・『その着せ替え人形は恋をする』
・・・あぁ尊い。あぁ尊い。あぁ尊いってばあぁ尊い。はぁ~(五体投地)。いや、もうなんだろ。自分の『好き』にまっすぐな人の姿、たまりませんね。本当に眩しいし、かっこいいし、胸がぎゅっ、となります。
てなことで再放送です。本放送、視聴していたから話は知っているはずなのに、1話のラスト。海夢ちゃんが五条くんにコスプレ衣装の制作をお願いするシーンでは、涙ぐんでしまいました。あの、傷だらけの五条くんの手を握りしめる、付け爪でネイルばっちりな海夢ちゃんの手の描写。最高。正反対の手だけれど、思いは同じ。そんな2人の世界が交わった瞬間、思いが共鳴した瞬間なんですよね。こんなもん泣くわ。
石毛翔弥さん、直田姫奈さんの演技も、改めて触れてみると、なんかもうまっすぐさ、フレッシュさ、繊細さに満ち満ちていて『んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』と尊死しそうなレベルです。ありがとう!
どちらの作品がどうとか、そんなことを言うつもりは全くないです。ただ『自分の『好き』にまっすぐでひたむき』な高校生の姿。『誰かの『好き』を決して笑ったり否定したりしない』姿。『それを通じて、誰かと一緒に楽しむことの素敵さ』を描いている。そして共に『コスプレ』がひとつのテーマになっている『2.5次元の誘惑』と同時期放送と言うのも、個人的には本当に嬉しいし楽しい。ポジティブな意味で、両作品を見比べて楽しみたいです。
『再放送だしどうしようなぁ』と迷っていたのですが、こんなもん文句なし、視聴するしかないでしょうよ!
・・・神様の手違いでうっかり絶命、転生しちゃいました!流れが速い。速いと言うか、なんかほんと。もう転生って当たり前なんだね(謎の納得感)。風の神にそれを説明されたからと言っても『つい数時間前まで普通の日本人だった』と自分の状況を冷静に説明できる主人公の物わかりの良さ・・・メンタル強さよ・・・。
春アニメ『終末トレインどこへいく?』の制作会社による制作です。こちらもやはり人手不足なのでしょうか。1話にして既に先行きの危うさを感じさせる作画でした。演出もなんか、のっぺりと言うか。全体的に緩急がないと言うか。会話ではなく主人公のモノローグ?で説明させるのも、量が多かった故、なかなかしんどかったです。おっふ。
主人公が出会い育てていくことになる双子ちゃん。こちらを実の姉妹であることを公表された鈴木愛奈さん、花井美里さんが演じられています。その可愛らしさを堪能したかったのに開始約13分までこの双子ちゃん、動きはすれど全然、喋らなかったので『もしかしてこうして2話までお預けすることで、視聴者を掴むつもりかっ!?』と邪推なことを思いました。
喋った双子ちゃん、めちゃくちゃ可愛かったです。・・・ぎ、逆を言えば、そこしか印象に残ってないと言うかなんと言うか。おっふ。
とりあえず放送延期とかにならないことだけを祈りたいです。
・『恋は双子で割り切れない』
・・・1話冒頭、主人公のショタ時代が登場しましたが。『誰だ、誰がショタ時代を演じていらっしゃるんだ!?』と言う私の期待を良い意味で裏切ってくれた、坂田将吾さんのショタボイス、最高でした。成長後のCVの方が、ショタ時代もそのまま演じられてるって、なかなかないような気がする。
構成も面白かったですね。双子ちゃんそれぞれの生き方、考え方、そうしたものが語られる。それぞれによって語られる。そしてその中で主人公くんがどんな存在感だったのか。それぞれが主人公くんに対してどんな思いを抱いてきたのか。あるいは『双子』である姉、妹がどんな存在感であり、どんな思いを抱いてきたのか。
とても生っぽい、抑制された演技だからこそ、彼女が抱えている思いの切なさを感じさせた琉実ちゃん役の後本萌葉さんの演技。一方で『表と裏』を感じさせる演技だからこそ、彼女が抱えている思いの切なさを感じさせた那織ちゃん役の内田真礼さんの演技。
その対比が鮮やかで、でもどちらも切なくて、ほんと、なんかもう『あぁ』って感じでした。辛い。切ない。なぁ。双子であるが故の残酷さよ。
その狭間で、さぁ、どうする、主人公くんよ!?
はい。てなことでその3はこの辺りにしておきましょうか。
次回のその4で多分、ラストになりそうです。数日後になるとは思いますが、よろしければその4もお付き合いください。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました。