tsuzuketainekosanの日記

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同僚がコロナになりました~会社のコマであることを再認識した話

ほぼほぼ1年以上前にタイトルだけ下書きしておいて、そのまま放置していた記事。

下書き記事を整理したいので、今回、記事として完成させて放出させる運びとなりました。はーい。

 

そんなこんなでタイトル通りの内容です。

 

新型コロナ。ここ数か月、また新規感染者数が激増してきて、ニュースなどで騒がれていますが。

2019年の末ですか?にその存在が確認された時には、よもやよもや、こんな長い付き合いになるとは、少なくとも私はこれっぽっちも思っていませんでしたよ。

2020年になって日本国内でも感染者が出てきた、そしてじょじょにその数が増えていったとなった時でさえ『いや、でも言うてすぐに収束するやろ』とタカをくくっていたんですけどね・・・ねぇ~。

 

で。

その新型コロナの存在によって、仕事面でいろんな影響を受けたと言う方も少なくはないかと思います。

在宅勤務が始まったと言う方。時短勤務を余儀なくされたと言う方。それによってお給料が激減して生活が困窮に追い込まれたと言うニュースも耳目にすることも多く、その度、胸がふさがれるような思いがします。

 

ただ私個人を振り返ってみると全く逆の影響を受けまして。すなわち尋常じゃないくらいの混雑っぷり、来客人数、売り上げがほとんど毎日のように続くと言う日々でございました。

特に緊急事態宣言が出されて『不要不急の外出は避けて下さいね』ってなってからの混雑っぷりと言ったら・・・思い出すだけでも寒気が走る(汗)

あんまり詳細は書けませんが、そんなこともあって会社としての売り上げもめちゃくちゃ良かったらしいです。

 

その割、私たちにはなにひとつ還元されなかったんですけど(ちーん)

特別一時金くらい出してくれても良かったんやで。

 

いや、でも、うん。

ある種、異常な状況下であったにもかかわらず、お仕事があってお給料をいただき続けることができたと言うのは、非常にありがたいことだと、今でも思います。はい。

 

ただ、です。

それほど広くはない店に、お客さんがわんさかと溢れている。

そしてレジでは、必要最低限とは言え会話が発生する。あるいは接触も生じる。

 

そう言うわけでコロナ感染のリスクと言うのは、めちゃくちゃあったのだと思います。

私は割とのんきな人間なので『まぁ、かかったらかかった時だよね~、あはははは~』と思っていたのですが、従業員の方には感染リスクを恐れるあまりノイローゼ気味になって『ちょっと休ませてください』と言う方もいらっしゃいました。

お客さんもとても神経質になられていた印象があり、お金のやり取りに際してちょっと指が触れただけでも『触らないで!』と怒鳴れたこともあったし。出入り口でカゴの整理していて、お客さんが入ってこられたから良かれと思ってカゴを渡したら『あなたが触ったカゴで、コロナに感染しないとは限らないでしょ』と言われたこともあったし。

 

私、よっぽと汚く見えたんだろうなぁ。

ぐへへ。

いや、でもそんなこと言ったら、店中に並んでいる売り物なんてぜーんぶ、誰かが触ったもんじゃないですか。それを買いに来ている時点で『触った』だの『触るな』だの言うんじゃねぇよ、って話ですよ、おっと本音が出ちゃったね!

 

はい。

てなことでぶっちゃけ、あんな状況では誰が感染していてもおかしくなかった。

そう思います。

なので去年、すなわちこの記事のタイトルだけを書いた2021年になるまで、従業員で感染した人が出なかったと言うのは奇跡的なことなんじゃないかな、と思うんですけど。

 

いや、多分、実際は『あ、これもしかして』と思っていた人はいたんだけと思う。

かく言う私も、なんか妙に咳き込んだり、夜塗っているハンドクリームの匂いが妙に感じられない時とかあったし。

あったけど、皆さん、それを怖くて言い出せなかった、そしてそれこそ奇跡的に症状的に軽度、あるいは無症状で済んでいた、それだけの話なんだと思います。

 

で、2021年、明確な時期を書くのは避けますが、店の従業員で初めて感染者が出た、と言う時の話です。

 

ま、去年ですからね。

もうコロナそのものに対する恐れは、ずいぶんと薄れていました。皆さんもそんな感じだったのではないでしょうか?

また私が働いている、住んでいる地域は田舎なので、最初、コロナの感染者が出た時にはそれこそ大ごとだったんです。

『○○の○○で感染した人、出たらしいよ!』ってな、まぁ、あの、田舎特有の陰口めいた噂話が流布するくらいだったんです。

でもやっぱりそれも最初の内だけ。今もそうだし、去年の段階でも、もう『感染者出たらしいよ』『そうか、仕方ないわな』と言う自然な流れとして受け止められるようになっていました。

 

なので『お店で働いている方の中からコロナに感染した人が出ました』と言う状況になった時にも、変な言い方、皆さん『ようやく出たか~』『むしろ今まで出てなかった方が不思議だったもんね~』『こんな状況で働いてて、コロナに感染しない方が不思議だもんねぇ~』と言う感じでした(笑・・・っちゃいけないんだろうけど)

 

てなことで、その連絡、コロナ感染した従業員さんが出ました、と言う情報は、店長からの電話連絡で伝えられました。

で、その電話を受けた時、私は『明日は休みになるんですかっ!(休みになって!)』とそれはそれは前のめりに聞いたのですが(笑)

なるわけはなかった・・・とほほ。

 

いや、なんか。

身近にあったスーパーとかで従業員の方が感染した時には、そのスーパー、1日、臨時休業になったんですよ。消毒作業するためとか何とかで。

それが頭にあったもんだから『休みになるものだ』と思い込んでいたのです。

でもそうはならなくて、ただ店長曰く『消毒作業は済ませましたので、明日からも安心して出勤して下さい』と言われたんですね。

 

『営業中なのに消毒作業したのか』と、その話を聞いた時、思ったのです。ちなみにこの時、私の頭の中にあった消毒作業と言うのは、専門の業者さんが着て、白服着て、専用の器具を使って消毒液を噴射する、そう言う絵だったんですけどね。

 

翌朝、出勤して聞いたら『夜に出勤していた人が消毒作業を行った。内容としては塩素系漂白剤を薄めて、それで店内のカゴやカート、従業員が利用していた道具、ドアのノブなどを拭いた』と言う内容でした。

 

『・・・そんなのでいいんだ』と思ったのは、きっと私だけではなかったはず(汗)

いや、でも後で調べてみたら、事業所などにおいて従業員に感染者が出た場合の消毒ガイドラインの内容で見れば、これで良いんですよね。うん。別に専門の業者を呼ぶ必要も、事業所内全体に消毒液を噴射する必要もない。

 

でも当時はそんなこと知らなかったから、正直、かなり驚きましたね。うん。

 

で、開店前に地域マネージャー的な人が『○○さんがコロナに感染しました』『でも消毒作業はしっかりと行っていますから、安心して下さい』的なことを話されたんですけど。

そこで挨拶、終えときゃ良かったのに(笑)、その後にこんなことを言われたんですよ。

『まぁ、正直、こんな仕事ですからね。僕も皆さんも、多分、症状出ていないだけでコロナに感染していたと思いますよ。でも大丈夫だったと言うことは、そんな心配しなくても良いってことです。だからこれからも皆さん、頑張って働いて下さいね。コロナ禍の影響で、店の売り上げも伸びているので、今がチャンスですからね』と。

 

そのマネージャー的な人が帰った後、皆さん文句ブーブー、非難ごうごうですよ(笑)。

いや、そりゃそうかもしれないけど、と。

ここはやっぱり『感染リスクはあるとは思います。そんな中、日々、働いて下さってありがとうございます』的なことを言うのが流れじゃないの!?と。

それとか『もしご自身が感染したかも、と言う不安がある方は、しっかり検査を受けて、しっかり療養して下さい』的なことを話せばいいのに。

 

何だよ『感染しても大丈夫なんだよ、ははははは』『なのでこれからも、儲けのために働いてくれたまえよ、ははははは』って。『むしろ今がチャンスなんだよ、ははははは』って。それ言っちゃったらあかんやろ。

チャンスて。状況としては、決してポジティブなそれではないのに(汗)

 

私もさすがに『この人、大丈夫か』と思わざるを得なかったし、タイトルに書いたとおり『そうか・・・所詮、従業員なんてコマ、会社のコマでしかないんだなぁ~』と心底、痛感したのであります。はい。

 

幸い、コロナに感染された方は軽症・・・と言うか、後にご本人に聞いてみたら『ちょっと喉が痛かったのと、最初の数日、高熱が続いただけ』だったとのことで。

療養期間を経て、無事、復帰されました。良かった良かった。

そしてそれ以降、現在に至るまで従業員で感染者は出ていません。ただ従業員のご家族の方や、アルバイトの学生さんの大学で感染が拡大して、と言う具合で、濃厚接触者になったので休まざるを得ないと言う方は、ちょこちょこと出ているようです。

あんまり詳しくは知らないのですが(ちーん)

 

あるいはこれも結局、やはり私含めて『なんとなく喉は痛い気がする』『咳が続くような気がする』と言う感じで、感染していたけれど無症状、軽症で済んでいる。なので別にわざわざ言うほどのことでもない、と言うだけなのかもしれませんね。

ははははは。

 

はい。と言うことで、同僚がコロナに感染したことで、改めて会社のコマでしかない自分の存在価値のようなものを突き付けられたような気がした、と言うお話でした(白目)

 

ただニュースなどで目に、耳にする話題の中には『コロナに感染したことを会社に報告したら、解雇を言い渡された』とか『療養期間を経て完治したにも関わらず、出社を許されなかった』などと言う話もありますよねぇ・・・ねぇ~。

それはあかんやろ、って話ですよ。

ワクチン接種なども進んでは来ていますが、それでもやっぱり感染リスクとしては、ある程度は皆、同じなんですし。

たまたま感染しなかった、感染していても無症状、軽症で済んでいたと言うだけで、もしかしたら、今回の話で言えば感染した同僚は、私であってもおかしくなかったわけですから。

 

ねー。

感染された人に対して自然に『お大事に』『軽症で済むことを祈ってます』、そして療養期間を経て完治された方には『おかえりなさい』と言える、そんな会社、社会であって欲しいものです。はい。

 

そんなこんなでそんなこんな。

本日の記事はここまでです。

 

ふぅ、これで下書きストックがひとつ、消化できたぞ!

 

ではでは。読んで下さりありがとうございました!