tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

壱百満天原サロメさんと生理の話~VTuberに思ったこと

昨日、記事にも書きましたけど。

アイドルマスター5ブランドの合同ライブが来年2月に開催される、その喜びと嬉しさでふと思い出したんですけど。

合同プロミの話はどうなったのかなぁ?

合同ライブは、合同プロミが発表された時点で決定していて、その前段階のイベントとして実施する予定だったのかなぁ?

合同ライブが開催される、それはもうありがたいことだし楽しみ極まりないことなんですけれど・・・自然消滅してしまったのかもしれない合同プロミも、これはこれで非常に惜しいと言うか、何とかして何とかして欲しいと思ったのは私だけではないはず。

はい。

 

そんなこんなで本題です。

ちょっと前のことですかね。

ツイッター上で『生理痛』と言うワードが賑わっていたので『なんじゃいな』と思い見てみたら、VTuberの壱百満天原サロメさんが生理痛のために予定していた配信をお休みする、とツイッターで呟かれたのことでした。

 

壱百満天原サロメさんに関しては、私はそんなに知っているわけではありません。VTuberのおひとりで『にじさんじ』に所属されていること、そしてお嬢様口調で話されること。史上最速でチャンネル登録者数が100万人を超えたこと。知っているのはそれくらいでした。

更に言えばVTuberに関しての知識、認識もあやふや、あいまいな状態なので、語れば語るほどぼろが出るだろうという危惧はあるのですが(汗)

 

それでも。

なんでしょ。

アバターを使って、仮の姿に自身を託して配信を行っているVTuber、そのおひとりであるサロメさんが『生理痛』であることを明かされ、それで配信をお休みすると言う呟きをされたことに衝撃を受けたので、今日はそれについて思ったことを語ってみたいと思います。

 

先にも書きましたが、私はサロメさんやVTuberに関しての知識は、ほとんどないに等しい状態です。なので読まれる方によっては不快な思いを抱いたり、怒りを感じたりするかもしれませんが、私としてはそんな感情を抱かせるつもりは全くないことをご了承いただければ幸いです。

その分野についての知識が浅い人間が、一生懸命、語ろうしてるんだなぁ、と生暖かい目で見守っていただければありがたいです。

はい。

 

てなことで。

VTuberであるサロメさんに関していろいろ調べてみたら。

サロメさん、これまでにも生理について語る配信を行っていらっしゃったんですね。更に初めての配信では、自身の住民票や履歴書、胃カメラ写真を公開するなどされたとのことで・・・。胃カメラ写真は、さすがにマニアックが過ぎる(笑)

なんだろ。他のVTuberさんの配信番組を見たことがないのでわからないのですが、これだけでも、この情報からだけでも『あぁ、サロメさんと言う方は、VTuberでありながら、バーチャルとリアルの垣根を可能な限り超えたい、壊したい、そんな思いがある方なのかなぁ』と感じました。

 

てなことでね。

調べた流れで、サロメさんの過去の配信番組を見てみました。

41歳にして初、VTuberさんの配信を見る(笑)

 

やばいよ、サロメさん、可愛い!

声も可愛いし、このちょっとウィスパー気味の喋り方もたまらんよ!

こんな声で、口調で『ですわよ』とか『ですの』の語尾って・・・可愛すぎへんか?

なんか勝手に抱いていたイメージを、いい方向に裏切られた、そんな感じです。

 

で、です。

VTuberには中の人がいる・・・んだと私は思うのですが、そう言うのは言っちゃっていいものなのかどうかもわからないので、タブーな話題であったなら、申し訳ない。

ですが、うん。VTuberには中の人がいて、その方がアバターの姿を借りながら配信をしている。見ている方とつながっていると言うのが、私の中のVTuberの配信のイメージです。

で、中の人は人間、生身の人間、ですよね。そしてその方が女性であれば、年齢にもよりますが、高い確率で生理はあると考えるのが自然ですね。うん。

 

しかし何と言うか、VTuberと中の人、それは別である、そうでなければならない、そしてそういう認識がされているものだと言うイメージが勝手にあった私にとって、サロメさんが『生理痛のために配信をお休みする』と皆に公表されたことは、そのイメージを覆すことであり、とても驚きでした。

『え、えっ!?そんな中の人の事情を、外の姿であるサロメさんが明らかにしてしまって良いの!?』と。

 

いやまぁ、その時点で、サロメさんが初配信で胃カメラ写真を公開されたと知っていたら、特に驚きもしなかったでしょうけれどね(笑)

 

中の人の生理の事情を、外の人であるサロメさんが明かす。

ここには中の人とサロメさんはイコールである、そんな認識が成立しますよね?

 

何と言うか。説明が難しいのですが。

私の中では、サロメさんはあくまでバーチャルな存在である。実体のない、と言う言い方は語弊があるかもしれませんが、とにもかくにも架空の存在である、そんな認識があったんです。

 

私はアニメ好き、声優さん好きなので、アニメキャラクターに対する認識に近いものが、VTuberに対しても、サロメさんに対してもあったのかもしれません。

キャラクターはキャラクター。中の人は中の人。キャラクターはどこまで行っても架空の存在。だけど中の人は現実の存在。キャラクターと中の人を同一視するのは、あまりよろしくないことである。

 

尤も、キャラクターと言うのは、それ単体で存在しているものではなく、そこには作品と言う存在があります。

一方、VTuberと言うのは、これも無知極まりない人間の発言で申し訳ない限りなのですが、あくまでそれ単体、その背後に作品は存在していませんよね。

なのでその違いも大きいとは思うのですが、でも私にとってサロメさんが、VTuberであるサロメさんが中の人の『生理痛』と言う事情を明かされたことは、簡単に言えばある声優さんが、ご自身が演じられているキャラクターの姿で『私、今日は生理痛なのです』と呟かれた、そんな感じがあったのです。はい。

 

だから本当に『え?大丈夫なの?』と思ったのです。

 

思ったのですが。

 

そもそもとして、私のVTuberに対する認識が間違っていたのか、と思いまして。はい。

先にも書きましたが、アニメやゲームのキャラクター、その背後には作品があります。

だけどVTuberにはそれがない。いや本当に無知なので、もしかして作品が絡んでいる場合もあったりしたら、この発言は本当に申し訳ない限りなのですが(土下座)

あぁ、そうか。調べてみたら企業が公式VTuberを出している場合もあるのか。

 

まぁ、でも、しかし(汗)多くのVTuberはあくまで単体の存在であり、アニメキャラとは比にならないくらいに自由な存在である。

そうなんですよね。うん。

そもそもアニメのキャラクターは作品があって、その中で果たすべき役割に沿った表現しか許されていないわけですから。

だから中の人の事情が透けて見えること、それとキャラクターを同一視することは、決して望ましいことではない。

 

でもVTuberは自由な存在である。

中の人がいて、その人がアバターの姿を借りて、アバターの姿をまとって、本来の自分ではない姿で、いろいろな表現をしていく。

そういうものなんだろうなぁ、と言う認識に変わったと言うか。

何と言うか、こー、『架空』と『現実』、『バーチャル』と『リアル』の境界線を、ととても身軽に、鮮やかに超えていく、そんな存在なんだろうなぁ、としみじみと思ったのであります。

本来はくっきりと線引きがなされているはずのそのふたつを、とてもポジティブに結びつける、その境界線をあいまいにしてつなげてくれる、そんな存在であり、表現方法のひとつなんだろうなぁ、と。

はい。

 

で、サロメさんのお話に戻ると。

YouTubeで更にいろいろ調べてみたら、彼女の配信での言葉って、こー、ものすっごい、何と言うか『わたくしの』と言う思いに満ちているんですよね。

その上で誰かを傷つけるおそれのある言葉や、誰かを不快にさせるおそれがある言葉に対しては『わたしくは』『避けていただけると嬉しいですわ』とやんわり、忠告をされている。

これももう、なんか個人的にはとても新鮮で。

 

大げさな話にはなってしまいますが、サロメさんは本当に自分の存在、自分の配信を通して、なにかひとつでも物事が良い方向に進む、そんなきっかけが生まれればなぁ、とか。あるいは自分の配信を見てくれているすべての人に、少しでも楽しい、気持ちいい、そう言ったポジティブな感情を抱いて欲しいと、強く思われているんだろうなぁ、とか。そんなことを強く感じたのです。

何と言うか、こー、バーチャルな存在から、リアルの世界に発する思いの強さみたいなものが、ものすごく感じられる言動が多いなぁ、と感じたと言いますか。

 

いや、サロメさんとそれを見ている視聴者さん、どちらの存在、どちらが生きている世界をバーチャルだと思うか、リアルだと思うか。

それもまた人により異なる部分だとは思うのですが。

 

とにもかくにもサロメさんの配信での言葉、あるいは生理にまつわる話題からは、私はそんなことを強く感じたのです。

そして成程、VTuberと言うのは、とても自由な存在で、だからこそ多くの支持を得ているのだろうなぁ、と今更ながらに気づいたのであります。

 

とは言え、これはサロメさんだからこそ、と言う部分が大きいのかもしれないなぁ、と思ったり。そもそも、初回の配信で胃カメラ写真を持ち出したような方ですからね(笑)

 

バーチャルとリアルの垣根を越えて、視聴者とつながりたい。

自分の気持ちをちゃんと前に出しつつ、だけどそれを決して押し付けたりはしない。

自分と視聴者、二人三脚で一緒に楽しみたい。

そのためにできることはする。だけど『わたくし』の価値観で、人を不快に、ネガティブにさせるようなおそれがあることはしない。

 

サロメさんが生理に関して動画内で話されたり、あるいは今回の生理痛のことを呟かれたりした際も、中には嫌悪感やネガティブな反応、忌避反応を示された方がいたと聞きました。

確かに。そう言う気持ちもわからなくはない。

でもそもそも生理のことは決して話してはならない、隠さなければならないものではないはずです。特に生理痛のことなんて、ほんと、当の本人にとっては今回のサロメさんのように『本当に酷いんで、ちょっと休ませてもらえると助かります』と言えるような空気があったほうが、どれだけ助かることか。

そして何よりサロメさんの中では、『わたくし』の中では、この話題はタブー視することでも何でもない。機会があるのであれば、皆で知識を共有したり、生理痛は長時間、椅子に座るのも困難なくらいに痛い時もあると知って欲しい、そんな強い思いがあるんでしょうね。

だからこそ、サロメさんは生理についても発信されているんだろうなぁ。

 

なんでしょうね。

そう考えるとサロメさんの個性、VTuberとしての強さ、強みは『わたくし』と言う一人称にのせて、あの可愛らしくも柔らかな声、口調で、しなやかに、だけどしっかりと、ご自身の意見を口にする。

そのことで、現実も架空も関係なく、自分と、自分を応援してくれている人のすべてを楽しくしようとする、その気持ちの強さなんだろうなぁ、と思いました。

 

なんか話がまとまっていませんが。

要するに『41歳にして初めてVTuberの配信を見て、いろいろと発見があった』と言う記事でした。

あれですね。今回のことに限らず、やっぱり何事も思い込みだけで判断してしまってはダメですね。何はともあれ、まずは自分の目で、耳で、体で体験しないことにはわからないこともあるもんだ。

そんなことにも気が付いた今日この頃です。はい。

 

とりあえずほんと、サロメさん可愛い。

あの声は、話し方はクセになるわ・・・。

中の方はどんな方なのかしら・・・ちょっと気になる・・・。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んでくださりありがとうございました!