4勤2日目ふーっ!
まだ、まだ2日目はどうにかテンション、体力、共に持ってるんだ。
地獄は明日だ、明日と明後日だ(汗)
と言うことで以前にも書きましたが、私がアニメを熱心に視聴し始めるようになって、今年で10年となりました。
めでたい!そして早い!(笑)
なので今年は、個人的なアニメ10周年記念、見てきた作品の中で個人的に印象深い作品を振り返る、そんなシリーズ記事を書きたいな、と言うわけで、その始まりとなる記事を本日はお送りいたします。
いや、ほんとはね。もっと早くにアップする予定だったんです。
だって記事としてはこれ、去年末に完成できてたんですもの(笑)
なんですけど、いろいろあってここまで遅れてしまいました・・・くはっ。ですがここからは、ちょこちょこ、コンスタントにアップしたいと思います。
で、振り返る作品は・・・タイトルにも書きましたね。はは。
初っ端からなんてアクの強い、個性大全開な作品を取り上げたのか(笑)
いや、本当は年明けにふさわしい、それこそ放送時も年明け早々に始まり、大きな話題となったとある作品を取り上げようと思っていたのですが。
が。
とにもかくにも私が、私の中のアニメの歴史を振り返った時、最初に出てくるのがこちらの作品なんですよね。うるさいくらいに出てくるんです。それこそもう、この作品の雰囲気、そのまんまのような喧騒さ、賑やかさで『あたし!あたしっ!』と訴えてくるのです。
なのでもう、それならいの一番に紹介してしまおう、と言う結論に至りました。
はい。てなことで本日、振り返るのは『キルラキル』です。
かーっ!今、調べてびっくりした!放送開始は2013年秋クールと言うことで、え?来年で放送から10周年を迎えるのですか・・・かー・・・早いなぁ・・・。
・・・そりゃアニメ見出したペーペーが、こんな作品、見たら衝撃受けるはずだわ(笑)
『キルラキル』はTRIGGER制作、原作はTRIGGER、そして中島よしきさん。監督は今石洋之さんと言うことで・・・この制作陣の並びを見た時点で『あっ・・・』と何かを察された方、その予感は、多分、大体合ってます(笑)
父親を殺害された女子高生、纏流子。彼女は父親の殺害現場に残されていた巨大な片太刀バサミの謎を追って、父の仇を討つべき本能寺学園に転校します。
しかしこの本能寺学園は、人知を超えた力を人間に与える制服『極制服』を操る生徒会、そしてそのトップに君臨する生徒会長の鬼龍院皐月によって支配された、恐ろしい場所でした。
流子は、皐月こそが片太刀バサミの謎を知っていると確信。彼女に戦いを挑みますが『極制服』を着用したボクシング部長の前に惨敗。圧倒的な無力感と絶望に打ちひしがれる流子は、謎の喋る黒セーラー服『鮮血』と出会います。『鮮血』は流子の血を吸うことで覚醒、そこから流子の運命は大きく動き出す・・・と言うのが、簡単なあらすじです。
難しいことはなーんにもありません。
ヤンキー少女と喋る制服が、一心同体となって豪快痛快なバトルを繰り広げていく、と言うお話です。
制服が、喋るんです。はい(笑)
主人公の纏流子は小清水亜美さん、喋る黒セーラー服『鮮血』は関俊彦さん。流子と『鮮血』の前に立ちはだかる鬼龍院皐月は柚木涼香さん、そして流子と友人になる満艦飾マコを洲崎綾さん。
皐月に絶対的忠誠を誓う生徒会四天王は蟇郡苛を稲田徹さん、猿投山渦を檜山修之さん、犬牟田宝火を吉野裕行さん、蛇崩乃音を新谷真弓さんが演じていらっしゃいます。
その他、三木眞一郎さん、小西克幸さん、朴璐美さんなどなどが出演されているのですが・・・この役者陣を見て、更に『あっ・・・なんか凄そう。めっちゃ大声でがなり合うバトルとかありそう』と思った方。正解です!
てなことで・・・いやー・・・。
これはほんと1話を初めて見た時は、本当に衝撃的だったなぁ~。
と言うかですね、こちらの作品、全2クール、テレビ放送全24話、BD、DVDに最終話25話が収録されている(ただしテレビ放送24話でも、じゅうぶんきれいに終わっているので、この点はご安心ください)長丁場な作品なんです。
なのでこれを聞くと『えー・・・そうか、24話、2クールか・・・気軽に試し見するには、ちょっと重いな』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが。
そんな方は1話だけ、1話だけ見て下さい!
『なんだこれ!めっちゃ面白いやないか!』と1話で感じた方は、大丈夫です。そのまま24話、突っ走ることができます。
逆に1話で『・・・うーん・・・これはちょっと肌に合わない・・・』と感じた方は、その先、23話を突っ走るのは、多分、無理です(どーん)
2クール作品の特徴として、最初はさほど面白くなくても、途中でめちゃくちゃ化ける、超絶面白くなってくる、その可能性があると言う点が挙げられると思います。
ただこの『キルラキル』と言う作品に関しては、この特徴は当てはまりません(笑)
1話から全力全開フルアクセルフルスロットル。そして信じられないことに、この1話の、何もかもをぶち破るようなエネルギーと暑苦しいむさ苦しいまでの熱気、迸るエネルギーが最終話24話まで続く、そんな作品なのです。
いや勿論、全24話、起承転結はあり、ちゃんと物語としての波もあるんです。
あるんですけど、何と言うのか、もう最初から大波、ビッグウェーブが襲い掛かってくるような作品なので、もうなんか、全24話、それに掻っ攫われたまま、気が付いたら最終回を迎えている!そんな作品と言いますか、ええ。
見た人なら、私の言いたいこと、わかるはず!
てなことで、この作品に関しては、ある意味では1話が全てです。
1話で『キルラキル』と言う作品を判断してしまってもさほど問題はない、と私は勝手に思っています。はい。
簡単なあらすじも書きましたが、大まかには流子が父の仇を討つために。喋る制服『鮮血』と共に、皐月と生徒会四天王に挑んでいく、と言うストーリーが、疾風怒濤、疾風迅雷、縦横無尽、破天荒を絵に描いたような、エネルギーの塊をそのままこちらに、凄まじい勢いで投げつけてくるような勢いで繰り広げられていきます。
なのでほんと、毎回、視聴後にはどっぷり疲労感を覚えると言う(笑)
ただ途中、流子と皐月の関係は大きな変化を迎えます。そしてそこから流子はさらに巨大な敵を相手にすることになるわけですが・・・そこに来て、物語の熱量、勢いは更に増すのです・・・信じられないだろ・・・でも、本当なんだぜ・・・。
凄いでしょ?たまらんでしょ?
ネタバレすると『壮大な○○○○』なんですけどね、ははははは!
更に凄いのが、この勢い、熱量、エネルギーの塊のような作品に登場するキャラクターの個性の強さ。その個性の強い、強すぎるキャラクターを演じていらっしゃる声優さんの演技も、もうほんと、めちゃくちゃ熱いっ!
先ほども書きましたが、この面々が、勢いと熱量、エネルギーに満ち満ちた作品で、個性の強すぎるキャラクターを演じていらっしゃるわけですからね。
総じて、声がでかい(笑)
もはや声量バトルの様相を感じさせる場面も少なくない(笑)
その中でも個人的には、やはり主人公、流子を演じられた小清水さんの、流子の不器用な優しさと熱血がにじみ出たヤンキー演技は最高だったなぁ~。
それに対する皐月役の、柚木さんの、溢れるカリスマ性をそのまま映し出したようなお声、演技、そして流子との関係が変化してからの、その演技の変化ってのも、あー、たまらん。
あと苛役の稲田さんも、私は多分、この作品で初めて稲田さんのお名前を知ったと思うのですが・・・まぁ、もう、こう言う役を演じられたら稲田さんに勝る演者さんはいらっしゃらないですよね、ええ。
マコ役の洲崎さんの、なんかもう、作中1の自由度を誇っていたかのような演技も、お見事だったよなぁ。私が洲崎さんのお名前を初めて知ったのも、多分、この作品のはず。
新谷さんのお声、演技も、初めて耳にした時には、それはそれは衝撃だったなぁ。
そして苛マコ、最高!あー、いちゃいちゃして!
はい。あととにかく戦闘シーンの描写が、めちゃくちゃかっこいいんだよ・・・。
なんだろ、ちょっと昭和の匂いがするような描写になっていると言うか。こー、レトロさならではの荒々しさ、それが画面に、鮮明に焼き付けられるような描写なんですよね。めちゃくちゃかっこいい、見ているだけで滾る描写、血沸き肉躍るような描写と言いますか。
そして流子達の着用する、特殊な力を宿した制服、その戦闘形態も、やっぱりかっこいいんだよ・・・ロボットの戦闘形態、その変化を思わせるようなアレで・・・でもそれを着用しているのが人間、制服ってのが・・・もうなんなの、好き。
で、激しい戦闘の中で、その制服が破れてしまうこともあります。
なので肌色多めなのも、この作品の特徴だよ!
人類、皆、裸で生まれてきたんだよ!
アレです。なんかもう、作品を思い出して、こうして作品のことを語っているだけで軽く体温が何度か上昇する、そんな変なエネルギーに満ちた作品なのです(笑)
そりゃもう、作品を視聴してから今に至るまでの間、ずっと胸の中で存在感を放っているのも頷ける話だわ・・・仕方ないわこりゃ・・・。
あ、あとあと。
音楽は澤野弘さんです。
もうそれだけでかっこいいやん・・・。
破天荒な勢い、熱量、エネルギーに満ちた制御不能な作品でありながら、だけどアニメ作品として、ちゃんと『面白い』『かっこいい』『心揺さぶられるっ!』そう言うポイントをしっかりとおさえている。
だからこそ制作側の熱量が、作品の勢いが、エネルギーが、破天荒さが押しつけになっていない。視聴者として、ぶつけられてくるそれを受け止めてやろう!と言う気持ちになれる、そんな『制作者VS視聴者でありながら、同時に制作者と視聴者が共闘しているような』作品だと、私は思います。
まぁ、私は結局、毎話、そのエネルギーを受け止めきることができずに『はぁ、今回も面白かったけど・・・なんなんだ、この心地よい疲労感』と言う状態に陥っていたんですけれどね、はは!
なんだろ・・・いろいろなアニメ作品を10年間、見てきましたけれど・・・。
『キルラキル』の第1話を見た時に感じた衝撃、それを上回る衝撃を感じた作品と言うのは・・・あー、あの作品くらいかなぁ。うん。
その『あの作品』と言うのはまた紹介しますけれど。
勿論、全24話、もはや伝説的に面白い。
うん。
ただその中でも、『キルラキル』の1話に関しては、私の中ではアニメ10周年の歴史の中で、『あの作品』の1話の面白さを僅差でかわし、トップの面白さですね。
と言うことで久しぶりに1話、見たけど・・・笑。
何だこの密度(笑)
下手すりゃ、これだけで1クールいける内容を、たった1話、24分におさめちゃったよ。
画面も動く、動く、勢いが止まらない、止まらない。
そして1話では岩田光央さん演じるキャラクターが、流子に立ちはだかる相手として登場するのですが・・・もう岩田さんの演技の切れっぷりが・・・。
そうですね、この岩田さんの演技が、他の方の演技でも24話、続くと言うことです。
すげぇな、この作品。
てなことで、1話、無料で視聴できます。
見たことない人、少しでも興味がある方、ほんととりあえず1話だけでも見て下さい。
再三ですが、それで大体、判断できます(笑)
てなことで。
私のアニメ10年を振り返る第一弾は『キルラキル』をご紹介いたしました。
そうですね・・・初っ端からいろんな意味で強すぎる、胃もたれ上等!な作品を紹介したので、次回はもう少しやさしい作品を紹介したいと思います。
・・・わかんないけど(どーん)
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!