tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2021年秋アニメの感想~その4

はい。てなことで秋アニメ感想記事、4回目でございます。

年内にお送りするのはこれがラストですね。

なので残っている作品の感想は、年明けてからと言うことになります。

よろしければ引き続き、お付き合いいただけると嬉しいです。

 

ではでは、本日はこちらの3作品です。どうぞ!

・『先輩がうざい後輩の話』

・・・ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!壁がっ!壁が!壁が足りないわっ!ってかもう『壁ドン』とか『壁が足りない』って表現自体が我ながら古いような気もするんだけど・・・それでも壁が足りない、そんな最終回でした。

・・・いや、実質もう、告白だよね?違うの?先輩、どんな感情で『守らせてくれ』なんて言葉、口にしたん?マジで?マジで後輩ちゃんに対して『純粋に後輩として思う気持ち』だけであの言葉を口にしたん?

 

え?何?世の中の先輩と後輩って、そうなん?私、ろくに就職経験ないし、あんなふうに特定の先輩からマンツーマンで1から仕事を教わるなんて経験もないからわかんないけど、そうなん?世の中の先輩と後輩って、あんなんなん?

常に一緒に行動したりするもんなん?昼ごはんも一緒に食べるの?仕事終わりには、一緒に飲みに行ったりするの?あまつさえ休日にも一緒に遊んだりするの?

 

・・・うっとおしいわ!(笑)

 

いや、思わず本音が出てしまいましたが・・・これもう、武田先輩も五十嵐ちゃんのこと、好きだよね。ね?これでそうじゃなかったら、私ゃむしろ、武田先輩と言う男のことが一切、信用できなくなるよ!

 

はい。いや、まぁ、わかんないですけど、とにもかくにもにやにやさせられっぱなしの作品でした。面白かったです。そしてにやにやもありつつ、たくさんのキャラクターの感情の動き、それが、そのにやにや部分の賑やかさや動に対して、静で描かれていたのにも、個人的には好感が持てました。

そして何より、もう何て言うのかお仕事アニメでしたよね。それも『あ~、こんな会社、こんな同僚、こんな先輩、こんな後輩、こんなお仕事環境だったら最高なのに!』と夢見たくなるような内容の。見てて泣きそうになったわ、羨ましすぎて(笑)

ねー。ちゃんと教育してくれそうだし、社内の風通しも良さそうだし。そもそもお花見とかの社内イベントに、皆ノリノリで参加しているあたり、会社や部署の雰囲気の良さ、皆の仲の良さ、伝わってきますよね。

 

はい。そして改めてにはなりますが、武田先輩と五十嵐ちゃん。なんだろ、確かにひどいラブコメ臭は否めなかったのですが(『ひどいラブコメ臭』と言う表現も、もうこれ、相当古いよなぁ(遠い目))、でも、何と言うか見ていて全然、嫌な感じがしなかったのは、ひとえに2人を演じられた武内駿輔さん、楠木ともりさんの演技によるところが大きかったように思います。

 

あくまで、あくまで先輩として後輩を優しく見守り、導く。そしてあくまで後輩として先輩を時に頼り、でもちゃんと自分でも会社人として成長していくよう、努力を重ねていく。・・・まぁ、後輩ちゃんの方は、早い段階で危ういんですけどね(うふふ)

そう言う2人のキャラクターを、武内さんと楠木さんは本当にそのままに演じていらっしゃったな、と言う印象です。だから見ていて素直に応援したくなったし、社会人として頑張れ!と言う気持ちにもなった。そしてだからこそ、『本当のところはどうなのさ!』とやきもきした気持ちにもなったのです。

 

ってか武内さんは、ほんと懐の深い演技が見事だったし、楠木さんも作品ごとに、まぁ、様々な演技を見せて下さるなぁ・・・。

そしてわきを固めるキャラクターの魅力も、この作品を語るうえでは欠かすことができきませんよね。脇カプ好きの私にとっては、桜井さんと風間君カップルも、もうにやにやしっぱなしでした。ふふ。良いよね。風間君みたいな男子、最高だよね・・・。そしてそんな彼が、桜井さんと結ばれるって、もう妄想がはかどるはかどる・・・ふふ。

 

いや、なんだ、長くなったがもうあれだ。

末永くお幸せに!

 

・『異世界食堂2』

・・・いい最終回でした。そして本当に良い作品だったな、としみじみと思いました。

多分、感想としては長くならないと思うけど、ほんと『いい作品だった』としか言いようがない、そんな作品だったのですよ。視聴されていた方はわかると思うんですけど。

ってかこの作品、毎回、多彩なキャラクターを演じる声優さんの登場も注目なのですが、最終回の井上喜久子さん、清川元夢さん、井上和彦さんの共演は痺れたなぁ。

 

永遠の17歳さんもとい井上さん、ほんと凄いよなぁ。別作品では可愛らしい、可憐なお声、演技を披露される一方で、この作品では俗に言う『老け声』での演技を披露。そのふり幅にただただ驚き、清川さんは御年86歳ですよ。かっけぇんだよ。もう声も、演技も言葉を必要としない説得力に満ち満ちてるんだよ。そして和彦さんの方の井上さんですよ。別作品では、あんた・・・あんないい声で猥談ぶちまけるキャラクターを、生き生きと演じていらっしゃったのに・・・ずっこいわ・・・ずっこいわ・・・。

 

はい。そしてすべてのキャラクターが揃った最後は『ビュッフェ』と言うことで、ラストにアレッタが『幸せ』を目の当たりにしましたが、ほーんと、もう、彼女の見た光景、抱いた感情がありありと見えるような、自分の胸にもわき上がってくるような、そんなラストだったなぁ、と。

 

勿論、味の好き嫌い、食材が食べられる、食べられないと言うのはあると思います。だけどやっぱり食事を共にすることで生まれる楽しさや幸せ、『おいしい』を共有する素晴らしさは、なんかもう、この作品が描いていた通り、まさしく種族を問わずだよなぁ、と感じました。

いいね。『おいしい』は万国共通!

 

食事を通して、いろいろな種族の、いろいろな物語が描かれた本作品。その物語のどれもが温かかったのも、もう見ていて安心しかなかった。良い作品、ほんとに。

あと『深夜の飯テロアニメ』にふさわしい、食事や食事シーンの描写の気合の入れ方は、もう制作サイド、ありがとう!わかってる!

てなことでなんだろ。個人的には普段アニメを見ない方にこそ見て欲しい、そしてそのような方でも楽しく見られる、そんな作品だと思いました。

『洋食のねこや』行ってみたいなぁ~。そして願わくば、また数年後でも良いので続きを制作して頂きたいなぁ~。

 

・『大正オトメ御伽話』

・・・泣いた(泣いた)

泣くわな。泣くわ、あんなん。泣いたけど、目を覚ました夕月ちゃんが珠彦に濃厚キッスをかました途端、吹き出しちゃった。こう言うところが、この作品の魅力のひとつだと思います。

 

はい。てなことで良かった、ハッピーエンドだったよ。

もうそれだけでおばちゃんは満足じゃ・・・ってかよ。

 

夕月ちゃん、ほんと可愛すぎへん?会沢紗弥さんの演技も、ほんと良かった。一歩、間違えると、その健気さがぶりっこにも映る可能性もあるだろう夕月と言う少女を、見事に頑張り屋さんで、純粋に珠彦のことを思っていて健気で、でもどこか抜けたところもある可愛い女の子として演じいらっしゃったように思います。初ヒロインで、本当に良い演技を披露されていたなぁ~。

そして珠彦役の小林裕介さんの演技も良かったなぁ。小林さんはやっぱりこう言う、ちょっとひねくれた役を演じられると、うまいよなぁ~。

おふたかたのキャラクターとしての演技がキャラクターとして成立していたからこそ、その心境の変化、関係性の変化、ふたりの間に芽生えて言った感情なども、ものすごく理解できるものになっていたように思います。はい。

更にこの2人を取り囲むキャラクターを演じられていた声優さんの演技も、いやぁ、良かったよなぁ・・・。

 

はい。てなことで、夕月ちゃんです。

なんか彼女の、あの心の持ちようみたいなものは、個人的には見習うべきところだなぁ、と何度も思いました。

他人に対しての接し方とか。不安な気持ちもあっただろうに、それでも『大事なのは心の持ちようです!』とあの元気さで言わんばかりの、ポジティブさとか。

勿論、人を取り囲む環境は様々で、その中には感情ではどうすることもできない、感情でどうにかしちゃいけないものと言うのもあります。だけどそれでも、日々、恵まれた環境で生かされているにもかかわらず文句ばっかり言ってる私にしてみたら(汗)、夕月ちゃんのあの心の持ちようは、尊敬に値します。

見習いたい。

 

いやぁ・・・でもほんと、良かったなぁ・・・。

夕月ちゃんにとっては勿論のこと、珠彦にとって夕月ちゃんとの出会いが、どれほどのものだったか。彼女と出会ったことで、珠彦の人生も、彼自身もどれほど大きく変わったことか。

いいですね。誰かと出会って誰かが変わる。人との出会いによって、人は変わる、変わることができる、そう言う希望を描いた作品だったとも思います。そしてまた、人との出会い、そこから広がる人との輪、その温かさを描いた、実に素敵な作品だったなぁ。

 

ストック的に続編はできそうなのかしら?こうなったら原作ラストまでアニメ化、して欲しいなぁ~。

いやいやとにもかくにも本当に、ぎゅっ、と胸が切なくなるような味わいもありつつ、でもとてもハートウォーミングでコメディタッチな描写もたまらない、素敵な作品でした!

 

はーい。と言うことで本日はこちらの3作品の感想をお送りいたしました。

なんだろ・・・偶然にもあったかい作品、人と人とのつながりを描いた作品が並んだなぁ、と言う印象です。

 

そんな具合で残りの作品・・・えーっと『逆転世界ノ電池少女』『最果てのパラディン』『86』の感想は年越しですな。

よろしければ引き続きお付き合い下さい。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!