tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

2021年秋アニメの感想~その3

本当ならば、今日はお休みだったのよ~。

なのになのに27日が豪雪のために休みになって、その代わりに出勤を命じられたの~。

何が悲しいって~。

今月のシフト4連勤がなかったのに~。

 

まさかの年末4連勤(げんなりげんげん)

 

しんど。

 

そんな具合で本日はこちらの3作品の感想です。どうぞ。

・『サクガン』

・・・『こんなに話、難しくする必要あった?』とどこかの作品でも思ったことを思ったのですが、やっぱりだめでした。泣いた。メメンプーちゃんの唇がへの字になった瞬間に、ダメでした。あれ、これもどこかの作品と一緒じゃんか(笑)

あとなんでしょう。最終回だからと言うわけではないのですが、それでもここまでの物語の集大成となる回だからでしょうか。天希かのんさんと東地宏樹さんの演技が、その熱量が、もういつも以上に胸に響いてきました。

天希さんの演技の、メメンプーとしての、娘としてのまっすぐさ、子どもとしてのまっすぐさと、東地さんの演技の、ガガンバーとしての、父親としてのまっすぐさ、大人としてのまっすぐさ。それらがぶつかり合って、噛み合って、最終的にはぴたりと重なり合うようで。

物語の展開もあって『どうであれ、2人は本当の父娘じゃん。お互いに意地っ張りで、変なところが頑固なところがそっくりな、正真正銘の親と子じゃん』とめっちゃ思わされました。

 

あとガガンバーがメメンプーに対して『おまえはどうしたい』と何度も、何度も呼びかけるのも良かった。

他人が何と言おうと。他人が『自分』を何にカテゴライズしようと。『おまえ』の人生を生きているのはほかならぬ『おまえ自身』なのだから。だから『おまえ』がどうありたいか、何をしたいのか、それがいちばん、何よりも何よりも大切なことなのだと、父として、大人としてメメンプーに語り掛けるようなガガンバーの言葉は、ほんと、胸にグッときました。めちゃくちゃ大事なことだよなぁ、これって。

 

てなことで、どうでしょう。私としてはバリバリのメカアクション冒険譚が繰り広げられるのかな、と1話視聴の段階では思っていたのですが・・・思いのほか、人間ドラマに軸足の置かれていた作品だったなぁ、と。

ザクレットゥやユーリがチームに加わる、その経緯の物語もなかなか骨太で、特にザクレットゥとガガンバーの関係、そこから引き起こされた2人の事件、その後の関係性とかは、なんかいろいろ考えさせられたなぁ。あそこで彼女を引き留めたメメンプーの人間性とか、器のでかさと言うか、そう言うところはめちゃくちゃ衝撃的ですらあったなぁ。うん。

 

でもなんでしょ。総じてシリアスありつつも明るく、何よりとてもパワフルなメッセージに溢れていた作品だったな。だから見ていて気持ちの良い作品と言う印象です。個人的には、もう少しメカアクションが欲しかった気もするのですが(てへ)

 

てなことで、なんかいろいろと謎は残されたままですが・・・明るく珍道中を繰り広げるメメンプーとガガンバー、ザクレットゥとユーリ、4人の姿が容易に想像できるますよね、うふふ。

 

・『メガトン級ムサシ』

・・・『SEE YOU NEXT SEASON』の文字が出てきたってことは、続編制作するつもりなのでしょうか。どうなのでしょうか。ちょっとよくわかんないけど、確かにこちらの作品も、いろんな謎が解明されないまま終わったもんなぁ。そして何より、まさかまさかのご懐妊エンドですよ(違)。やるなぁ、浅海くん(下世話)。

 

あ。今ウィキを見てたら、成程。2期は2022年の秋に放送予定とのことで。1年後の秋クールと言うことですね・・・先が長い(汗)

まぁ、そうだろうな。いろいろと気になる終わり方ではあったしなぁ。

 

そうか・・・最初から2期もありき、の作品だったのね。

 

個人的に、どうにも『こんなにたくさんのキャラクター、登場させる必要ある?』と言う疑問が拭えず、魅力的なキャラクターのはずが、その多さゆえ、かえって物語をばらけたものにしてしまっている、どうにも物語の深みをそいでしまっているような原因になってしまっている、と言う印象を勝手に受けていたのですが。

なんでしょ。どうしてもキャラクターによっては、それほど深く描写されなかったじゃないですか。だけど話数はそこに注がれているわけで、その結果、メインの3人の描写やアーシェムや、敵側の描写がちょっと不足してしまっているような気が、私は勝手にしていたのです。はい。

 

なんですけど、2期があると言うことなら、まぁ、そこで描くことも考えて、と言う思いもあったのかもしれませんな、はい。いや、こちらもあくまで私の勝手な推測ですが・・・どうなるのかなー(遠い目)

 

てなことで全体の感想としてはそこが気になったのと、そのいまいち描写が足りないところからくる、物語全体のばらけた感じが残念だったな、と言う印象です。敵側の描写も、なんかこー、台詞だけじゃない部分で掘り下げて描いてほしかったなぁ、と。ってかクィーン、弱すぎへん?いや、まだ死んだかどうかはわかんないけど。CV櫻井孝宏さんキャラ、裏切りましたよ!(歓喜)

なのでキャラクターをもっと少なくして、ピンポイントに描いたら、もっと物語にも深みが出て、面白かっただろうになぁ、と勝手に思っていたのですが、2期ありきの作品ならば、先にも書いたとおり、このキャラクターの多さもわからなくはない。はい。

 

その一方でロボットアニメとしての面白さは、個人的にはとても堪能できた作品でした。メカに搭乗するパイロットだけじゃなくて、オペの人たちも描けてるロボット作品は名作です(勝手)。戦闘シーンも迫力があったし、何より、圧勝、楽勝だけじゃなくて、ギリギリの辛勝と言う展開も、見ててめっちゃドキドキしましたよ。

 

はい。てなことで2期か・・・来年の秋・・・覚えているかなぁ・・・。

『絶対に見る!』と言いたくなるほどの面白みは、正直、感じなかったんだけどなぁ。でも1期で残された謎、そして浅海君と南さんの間の『奇跡の子』、その存在がどんなふうに物語に影響をもたらしていくのかも気になるしなぁ・・・。

うーん。悩ましい(笑)

 

・『ヴィジュアル・プリズン』

・・・最高だった。

 

最高だった。

 

こう言うのでいいんだよ、こういうので!(叫)

 

尊い。アンジュ、尊い。最終回、なんかよくわかんないけど、涙出てきたわ(笑)

あとECLIPSE、かっこよかった。いやこれまでもかっこよかったんだけど、どうにも出てくるたびに笑いをかっさらっていくディミトリ様の影響で『面白お兄さん』と言う印象がぬぐえなかったんだけど、最終回のライブ、めっちゃかっこよかった。蒼井翔太さんの歌声、凄いな。それをどっしりと支えている増田俊樹さんの歌声も、めっちゃかっこよかった。さすがECLIPSEやわ(どーん)

でもやっぱりディミトリ様、最後も全裸だったね!

 

はい。てなことで、思っていた以上に面白かったです。

なんでしょ。『ヴィジュアル系×バンパイア』と言う作品のテーマを『これでもかっ!』と言うほどにべたに、濃厚に描きつつ、しかもそこに日常系としての面白さも組み合わせた、非常に贅沢、欲張りな作品だったけれど、でも最終回まで見事にそれで走り切った、そんな印象です。いや、凄いわ。

ケチャップとマヨネーズで、よもやあんな事態が引き起こされ、あんな面白展開になるなんて、それをこの作品で見られるなんて、誰が予想したさ(笑)

そう言う面白展開もありつつ、だけど基本的には『誰かが誰かを思う、強い気持ち』それが描かれていたから、時にめちゃくちゃ切なくなったりもして、そこまた魅力的だったなぁ。

 

あと声優さんの声質とキャラクターのマッチ具合が半端ない、それ故に、声優さんの声、演技をキャラソンとしての歌唱でも、それ以外の部分でもめちゃくちゃ楽しめる、そんな作品だったとも思います。

キャラクターと声優さんの声の親和性、その高さが半端なかったと言うか、キャスティングがうますぎると言うか、ほんとキャスティング担当の方に袖の下渡したいくらいと言うか。

だから浮世離れしたキャラクターに物語だったけど、でも声優さんの声質によってキャラクターに説得性があった。そしてそのキャラクターが繰り広げる物語だから、こー、個人的には共感できる思いとかもあって。

声優の声の力、個性、そうしたものの魅力を改めて感じさせられるような作品でもあったな、というふうに思います。はい。

 

来年の6月、ライブあるんですよね?キャストさん全員大集合の。

いや、これは見たい。声の魅力、それがキャラソンとして生み出す、様々な色、雰囲気、そうしたものを存分に堪能できるライブになるんじゃなかろうか、と勝手にドキドキ、ワクワクしています(笑)

 

あと最後の最後に登場した少年、CVは土岐隼一さんと言うことで・・・。

またこれ、ガチに歌える人を連れてきたじゃないですか・・・2期への期待が高まる、高まる・・・ぜひとも、期待したいところではあります・・・ふふ。

 

いやいやそんなこんなで、耽美系でありながら、しかし『誰かが誰かを思う』その思いの熱さ、切なさを描いたドラマチックな作品。そして何より、濃すぎるキャラクターたち、そのキャラクターたちによる歌唱、ライブパフォーマンスがめちゃくちゃ魅力的だった作品だと思います。面白かったです。

登場する楽曲の、キャラソンとしてのクオリティの高さ、作品世界、キャラクターとのマッチングの高さは、さすが上松康範さん、さすがElements Gardenでございます!

 

はい。てなことで本日の感想はこれにて終了です。

うーん、実にバラエティ豊か(笑)

 

てなことで、秋アニメ感想、多分あと2回は続く予定です。

もしかしたら年を越す分に関しては、別記事に加える形になるかもしれませんが、いずれにしても引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!