tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

あなたの○○はどこから~森川智之さん編

日本シリーズ、本当に白熱した試合続きで、ファンとしてはたまらない展開になっていますね。羨ましい限りです。なお阪神(遠い目)

なんですけど・・・その試合中継がおそらくは延長になったであろう結果、無事『海賊王女』が録画できているかどうか。

それが私は心配です。その心配を胸に、帰宅して確認するまで、お仕事です。

今日からまた4連勤、ふー!(自暴自棄)

 

はい。そんなこんなでめっちゃ久しぶりのような気がします。特定の声優さんを取り上げさせ頂き、私がその方を意識するきっかけとなった作品やキャラクターについて、やんややんやと語るこのシリーズ。

今回、取り上げさせて頂くのは森川智之さんでございます!

多数の声優さんが所属されている『アクセルワン』の社長でありながら、ご本人も精力的に声優として活動されていらっしゃる森川さん。

 

そんな森川さんを取り上げさせて頂こうと思ったのはですね。

今期、秋クール、視聴している作品での森川さんの演技が、個人的にとても印象深かったからです。

具体的に言うと、ひとつは『無職転生異世界行ったら本気だす』のパウロ。16話、17話のパウロの演技は、ほーんと、いい演技でした。いやなんだろ、もうほんと、ただただ『いい演技・・・』と心がふるふると震える、なかなか言葉では表現するのが難しいくらいに、いい演技で、いや、泣いた。大人の情けなさ、人間としての情けなさや弱さ、父親としての弱さと、それでも確かに息子に対する、家族に対する強い、強い愛情が混じり合ったあの演技は、本当になんかもう、圧巻ですらありました。ルーデウス役の内山夕実さんとの掛け合いも、ほんと、素晴らしかった。

 

そしてもう1作品は『海賊王女』でのアベルですね。こちらは森川さんの端正なイケボが実にぴったりな物腰の柔らかな好青年かと思いきや・・・いやぁ・・・いいですね。決して仮面を完全には外さない。だけど仮面と素顔、そのわずかな隙間から漏れ出る、なんとも言えない狂気や執着、歪み、潔癖さ、冷酷さ。その静かな、だけど燃え滾るような感情の不気味さ、それらをひたひたと漂わせている演技がたまりません。その本性を見抜いていたのかもしれないけど、それでも、アベルのことを最後の最後まで信じていた、信じようとしていた、信じたかったグレイスがただただ気の毒だわよ(涙)

 

はい。

と言うことで、数々の作品に出演されている森川さんなのですが、いざ『じゃあ、私が森川さんを初めて知ったのはどの作品だろう?』と考えてみると・・・これが全く思い出せない(汗)

と言うか。

多分、そのお名前だけ知っていた、と言うところで言えば、多分、洋画の吹き替え、トム・クルーズの吹き替えのような気がします。新聞のテレビ欄で、トム・クルーズ出演洋画の吹き替えで『森川智之』ってお名前を、もうそれこそ、私が今のように声優さんやアニメにはまる前から、無意識のうちに見続けていたと言いますか。はい。

 

ではでは、そう言うのを除いて、アニメ作品で私が森川さんを知ったのは、そして意識したのは・・・と言うのを早速、見ていきましょう。

いつもの如く、ウィキペディアにお世話になるよ!

 

・・・教え子の欄に、関智一さん、平川大輔さん、小西克幸さんのお名前があるんですけど・・・いや、なんかもう、これだけでも凄くない?めっちゃ共演されてらっしゃるじゃないですか。教えていた人と共演されているって、それがもう、キャリアの長さを物語っていると言うか・・・いや、これは初めて知った情報なのですが、驚きました。

あと『BL界の帝王』も有名な話ですよね。ふふ。

 

てなことで・・・森川さんのキャリアを見ていくと・・・アニメ作品で初めて名前のある役を演じられたのが1989年!かっはー!私が8歳の時ですか。めっちゃ昔やん!

で・・・そこから見ていくと、あー『幽☆遊☆白書』ですね。これ、リアタイでも見ていて、確かここ2~3年前にも、アマゾンプライムで見放題だったので、見た気がします。その時に『おおっ、森川さんのお名前が』と思った記憶があります。森川さんは複数の役を演じていらっしゃいますが、最も印象的なのは死々若丸役ですね。いけ好かない自信家なイケメンでしたが、幻海にこてんぱにやられたんだっけか。

あともうひと作品『GS美神』、これもリアタイしていたなぁ。めっちゃ好きだった。リメイクされないかなぁ~。森川さんはピートを演じていらっしゃったのですね。これも去年、入院して病院で原作コミック読みふけって『アニメのCV、調べてみよう』ってなって調べた時に『ぴったりじゃん!』と思った気が。

 

『新機動戦士ガンダムW』『地獄先生ぬ~べ~』『金田一少年の事件簿』『闇の末裔』『RAVE』『王ドロボウJING』などなど・・・私が10代の頃にはまったアニメ、漫画作品の名前がわんさかと出てきて・・・なんかもう懐かしさのあまり泣きそう(笑)

あとそうなのね。『BLEACH』、東仙要と檜佐木修兵の九番隊がめちゃくちゃ好きなんですけど・・・そうなのね。森川さん、東仙さんだったのね・・・そして教え子だった小西さんが檜佐木とか・・・胸熱。

 

京極夏彦さんの『魍魎の匣』では榎木津礼次郎役・・・ぴったり過ぎるやん・・・ってかあかん。見ていた作品も、見ていないけれどマンガや小説で知っている作品も出てくるので、懐かしさのあまり、一向に話が進まないぞ!

てなことで、いろいろ話題を振りたいのはやまやまなのですが、名残惜しさを突っ切りつつ、ウィキペディアの年代を現代に近づけていきますと・・・2012年に、ようやくと私が見ていた作品が登場します。

その中でしっかりと記憶に残っている作品を挙げていきますと。

 

まずは『氷菓』、こちらで森川さんは『クドリャフカの順番』で重要な位置づけにある陸山宗芳を演じていらっしゃいます。

それから『しろくまカフェ』です。この作品では森川さんはいくつかの役を演じていらっしゃいますが、やはりファンの方にとってはパンダママの印象が強いのではないでしょうか。

そして『マギ』ですね。こちらでは主人公アラジンの大切な友人であるウーゴくんを演じていらっしゃいました。

 

ふむ。

しろくまカフェ』はリアタイでは視聴していなかったのですが『氷菓』と『マギ』はリアタイで視聴していた。これは確かな記憶です。

なので私が初めて森川さんを知ったのは・・・アニメとして放送された時期からして『氷菓』と言うことになるのかな。うん。

 

2012年と言うと、ちょうど私がアニメを見始めて、声優さんにはまり始めたころだからなぁ・・・それ以降、森川さんが出演されているアニメ作品を見てみても『おおっ、これも見てた、あれも見てた』と言うのが多いです。

その中で個人的に、森川さんのお名前を意識するようになったのは・・・これですかね。2014年に放送された『幕末Rock』の土方歳三のような気が。

 

てなことで『幕末Rock』です。

懐かしいなぁ・・・。そうか、アニメとしてはもう7年前の作品になるのか。

こちらはもとはゲーム作品です。幕府直属の最高愛獲(と書いて『トップアイドル』と読むよ!(笑))である新撰組。彼らの歌に支配された幕末が物語の舞台です。と言うことで、登場人物も全員、実在した人物の名前がつけられています。

そんな新撰組、更には幕府の在り方に疑問を感じた志士(と書いて『ロッカー』と読むよ!)たちが、Rockの力で革命を起こさんとする、と言うのが簡単なあらすじですが、もうぶっちゃけ『考えるな!感じろ!』的な作品なので、あらすじは無視してもらっても何の問題もありません(笑)

 

谷山紀章さん、鈴木達央さん、森久保祥太郎さん、小野賢章さん、そして森川さん、ともう、歌うま声優さんたちが勢ぞろいしていたこちらの作品。

当然、作品において『歌』が重要な役割を果たしていることもあって、キャラソン好きにはたまらない、キャラソンてんこ盛りな作品でもありました。

 

あぁ・・・でもあれか・・・あれだ。この作品もそうだけど、多分、それ以上に強烈に森川さんのお名前を意識した、意識するようになったのは2016年だな。

この年には『ジョーカー・ゲーム』と『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』がアニメ化されおり、それぞれの作品で森川さんは甘利と、吉良吉影(川尻浩作)を演じていらっしゃいました。

 

だなぁ・・・うん。こっちだな。特にやっぱり、ジョジョ吉良吉影役は、めちゃくちゃ強烈だった。

なんだろ・・・実に気持ち悪かったし、怖かったんですよね、うん。

いや、そりやそうなんですけど、吉良吉影は(笑)

なんかほんと、自分の住んでいる日常の中にいそうな、実にリアリティのある『普通』の面を被った、とんでもない人間で。

そう言うところも含めた吉良の在り方を、森川さんのあの端正なお声、理知的な響きのあるお声と演技が、本当にめちゃくちゃ生々しく表現されていて強烈だった。

 

何と言うか、語弊のある言い方であるのは承知なのですが。それまでの森川さんが演じられてきたキャラクターは、あくまで私が見てきた作品でのキャラクターに限りますが、その端正なお声が、そのまま、端正のまま伝わってくる、そんなキャラクターが多かったように思うんです。うん。

いや、何と言うか、こう、その端正さの裏側にある包容力とか温かさとか。かっこよさとか、茶目っ気みたいなもの。そう言うのが伝わってくるキャラクターが多かったと言いますか。はい。

 

でも吉良は違っていて、その端正なお声が、端正であるがゆえに、不気味で仕方なかったし、怖かった。

端正であることの、圧倒的な冷酷さと、その知性の高さ。そしてそこからにじみ出てくるような歪んだ執着、身勝手さ。そう言う吉良のパーソナリティな部分が、端正なお声と演技で、より一層、まざまざと伝わってきたと言うか。

私にとっては、森川さんの新たな一面を見せつけられたような思いがして、いやいや、本当に当時のインパクトは大きかったなぁ・・・。

また対峙する主人公、東方仗助役の小野友樹さんとの、声や演技の対比と言うのも鮮やかだったから、なおのこと、なんかこー・・・あー・・・4部もこれ、また見たくなってきたよ(笑)

 

キャリアの長い方で、もういろいろなキャラクターを演じていらっしゃるので『森川さんと言えばこの役!』と言う、その答えは、人によって千差万別だと思います。その中で、私はやはり吉良吉影を挙げたいですな、うん。

そういう意味では2017年放送、そして2期の放送も決定している『メイドインアビス』のボンドルドもこれまた・・・もはや苦笑するしかないわ・・・(苦笑)

 

いや、でもなんでしょ。

森川さんが演じられる、非常に簡単に言ってしまえば『ろくでなし』キャラ(笑)ってなんかこー、あれですよね。その端正なお声が故に『ろくでなし』なのに、なんか気品みたいなものを漂わせていて、だからこそ、余計に救いようがない、その残忍さが、異常性が際立つ、みたいな部分、ありますよね。

 

さぁ、そういう意味ではどうなるのか!

『海賊王女』のアベルですよ!

登場時の笑顔が実に爽やかな好青年が一転、じょじょにその本性が明らかになってきているアベルが、果たしてこの先、更にどんな本性を見せてくれるのか。

フェナに対して並々ならぬ執着を見せる彼と、同じくフェナに対して並々ならぬ思いを抱き続けてきた雪丸との対峙が、ひいては森川さんと鈴木峻汰さんとの演技での対決が、私は楽しみでなりませんよ・・・いや、そういう場面があるのかどうか、知りませんけどね(知らんのかい)

 

はい。

と言うことで、本日の記事をまとめますと。

私が初めて、森川さんのお名前を知ったのは『氷菓』の陸山宗芳。そして森川さんのお名前を意識したのは『幕末Rock』の土方歳三だけど、それがより強烈になったのは『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の吉良吉影でございます!

 

あれだなぁ・・・そう考えると、森川さんの悪役って、なんとも言えない、森川さんが演じられるからこその個性、魅力があるよなぁ、と思ったり。

単に『悪い』じゃなくて『気品さ』とか『端正さ』『理知的』そう言った面が先だって、そこからじょじょに、そのキャラクターの『悪』が染み出してくるとでも言いますか。はい。騙し系悪役と言うか(笑)

 

その森川さんが演じられる悪役に、若手の声優さん演じるキャラクターが、がっつりと立ち向かう。それがひいては森川さんと、その若手声優さんの演技での対決になるっての・・・もう考えただけで、私は胸が熱くなって、にやにやが止まりません。

 

そう言うの、見たいぞ!(どーん)

 

でも同時、ちょっと情けない、でもとびきりに愛情深く優しく、かっこいい、そんな大人の男性を演じられても森川さん、ほんと、良いんですよねぇ・・・。

これからも社長として、そして声優としてのご活躍、楽しみにしておりますよ!

 

ではでは。本日の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました!