みんなカタリナのこと、好きすぎぃ!
破滅ルートは回避できたけど、ある意味、それ以上にややこしいルートに突入しとるやないかい!
と言うツッコミ入れつつ見るのが、そしてとにかく内田真礼さんの天真爛漫演技が本当に楽しい『はめふら』2期。
楽しい(どーん)
と言うことで、どうですか?夏クールアニメ。
個人的には『熱いな』と言う感想です。
見たいものが多すぎるのじゃよ・・・ってか、これは毎クール、放送開始前にぼやいているような気もするのですが。
でも視聴できる本数にも限りがあるので、なんとも悩ましいところです。
さて。そんな夏クールに続編となる2期が放送されるのが、京都アニメーション制作の『小林さんちのメイドラゴン』でございます。2期では『小林さんちのメイドラゴンS』となっておりますね。
と言うわけで本日は、極個人的な見方にはなりますが、2期放送直前!『小林さんちのメイドラゴン』の魅力について、やんややんやと語ってまいりたいと思います。
てなことで、まだ見たことがないよ、と言う方。また気にはなっているけどどんな作品なの?と言う方に向けて、簡単な作品の概要をご紹介いたします。
『小林さんちの』とタイトルにあるので、主人公は小林さんと言うOLです。こちらは田村睦心さんがCVを務めていらっしゃいます。
そんな小林さんが、ある日、酒に酔った勢いで異世界のドラゴン、トールを助けます。
事情があり故郷である異世界に戻ることができなかったトールは、自分を助けてくれた小林に感謝し、彼女の役に立とうと、人間の姿に変身。そしてメイドとして小林の身の回りのお世話を始めます。
ひょんなことから始まった小林とトールの同居生活。更にそこに、トールと同じ様々なドラゴンも集うようになり、賑やかな物語が繰り広げられていく・・・と言うのが簡単なあらすじです。
原作はクール教信者さんによる漫画で、アニメの第1期は2017年の冬クールに放送されていました。
アニメ2期の制作、放送決定の情報が公開されてから、京都アニメーションを襲った、あまりにも悲惨で理不尽な事件。その影響は多大なものであっただろうに、こうして放送にまでに運んで下さった京都アニメーションさんには、ただただ感謝しかありません。ありがとうございます。
と言うわけで、ここからは、極私的『小林さんちのメイドラゴン』の魅力です。
まずはこちら!
・出てくるドラゴン娘たちがみんな可愛い!
・・・もうね、ほんとね、めちゃくちゃどのドラゴンたちも可愛いんだわ。いきなり萌え視点の感想で申し訳ないんですけど。
たとえば小林さん宅に、半ば押しかけ女房のようにしてメイドとして居座っちゃうトールは、明るくて真面目さんで、頑張り屋さん。とにかく小林さんのことが大好きで、大好きで、あんなことができやしないかと機会を窺っている様すら、そしてそのことから、小林さんからの言葉なら何でも受け入れてしまうところとかが、もう、可愛すぎる。またこのトールの可愛らしさを、桑原由気さんが、もうほーんと、可愛く、茶目っ気たっぷりに、なんの嫌味もなく演じていらっしゃって、もうね。
私のところにも、トール、やって来ないかな(真顔)
あと、この番組関係の配信番組などでは、桑原さんがトールと同じくメイド服を着て、竜の耳?みたいなのを付けてらっしゃるんですけど・・・もうね・・・これがまた、可愛いんだ。桑原さん、とにかく可愛いんだ・・・愛想がよくて、サービス精神も旺盛で、なんかもう、理想の娘・・・可愛いんだ・・・。
それからカンナちゃん。CVは長縄まりあさんです。それが全てです。ぽてぽてボディから発せられる、長縄さんボイス、演技による『おー』と『マジやばくね?』や『小林ぃ~』と言った台詞の数々の破壊力と言ったら、あなた。聞いている内、見ている内、自分の中で目覚めてはいけない何かが目覚めそうな、そんな予感をひしひしと抱かせるくらいの破壊力なのですよ、ええ。
その他にもCV高橋ミナミさんの一人称は『僕』、とってもセクシーなグラマラスボディの温和なお姉さんドラゴンや、CV高田憂希さんの気真面目故に融通が利かず、周囲から浮いてしまうことも多く、とにかく食べ物に対する執着が凄まじいドラゴンも登場。
更に更に男のドラゴンも登場しますよ!それがCV小野大輔さんのファフニールでございます。イケメン執事の外見ながら、非常に気難しく、また内に閉じこもりがちの性格のドラゴンさんです。彼と同居することになるのは、小林さんの同僚で友人でもある滝谷と言う男性で、こちらは中村悠一さんがCVを務めていらっしゃいます。
なんでしょう。ドラゴン娘じゃないけど・・・ファフニールも可愛いんですよ、ええ。あくまでひとりの友人、同居人として彼に接する滝谷の態度によって、あるいは小林さんや他のドラゴンと接することで、ファフニールにも少しずつ、変化が見えてくるんです。その様がさ、もう最高に可愛いんじゃよ・・・きゅんきゅんするんじゃよ・・・。
・そして人間キャラクターも個性豊かで面白い
・・・はい。と言うわけで小林さんや滝谷以外にも、今作品にはたくさんの人間キャラクターが登場します。人間キャラクター、ちょっと変な言い方ですが(笑)
で、その人間側のキャラクターも、ドラゴンたちに負けず劣らずの、強烈な個性の持ち主で、賑やかな物語をますます盛り上げていると言うのも、本作品の魅力だと私は思っています。
たとえば才川リコちゃんです。CVは加藤英美里さんです。高飛車で負けず嫌いが高じて、クラスメイトからの評判は最悪と言う彼女は、しかし本当は素直になれないだけで、みんなと仲良くなりたいと思っている、ちょっとこじらせちゃってる女の子なんですね、はい。
そんな彼女のクラスに転校してきたのがカンナちゃんです。可愛く、そして優秀なカンナちゃんに嫉妬したリコは、カンナちゃんに突っかかるのですが・・・。
これが彼女の運命を大きく変えたのであった(笑)
これ以降の、リコのカンナちゃんに対する態度と言うのがね・・・もう最高なんですわ・・・ええ。詳細はアニメを見てのお楽しみですが・・・『ぼへえぇぇ』はアニメオリジナルなんですね。成程。
それからリコの実姉で、才川家のメイドを自称する才川苗です。ただしメイドとふるまう時は『ジョージ』と自称し、またそう呼ばせていると言う彼女のCVは後藤邑子さんです。おっとりした落ち着きある物腰の女性ですが、ガチのメイドマニアです。そのため、同じくメイドの存在に熱い思いがある小林さんと意気投合します。
そしてCV高橋ミナミさんのドラゴンと同居することになるのが、真々土翔太です。小学5年生の男児で、CVは石原夏織さんが担当していらっしゃいます。魔法使いの血を引いていることから、様々な魔法を使えることができます。また本人もとても真面目で努力家、早く一人前になりたいと言う思いが強い男の子です。
ふふ。こんな純情に少年の前に、あんなグラマラスなセクシーお姉さんドラゴンがやってきちゃうんだもの。わかりますね。
そうです。端的に言えば『おねショタ』です。
最高っ!
個性豊かなドラゴンたち。そしてそのドラゴンたちと生活を共にする人間側のキャラクターも個性豊かで、種族は異なる彼ら、彼女らの様々な考え方や思い、主義主張が交わり、時にはぶつかり合います。それが単に面白いと言う味わいだけでなく、物語に深みを与えているように、私は思うのです。
・主人公、小林さんのキャラクター
・・・人間側のキャラクターの中心、そしてこの物語の主人公とも言えるのが小林さんです。この小林さんのキャラクターも、この作品の大きな魅力のひとつです。
いや、とにかく小林さん。ほんと、なんか、こー、憧れすら抱くんですよね、私は。何と言うか、後で書きますが、小林さん、トールをはじめとするドラゴンたちと関わっていく中で、様々な、本当に様々な、これまで触れることがなかったような考え方や思いに触れていくんです。
で、小林さんは、これまで、1人で自立して、1人で仕事の忙しもあって破滅的な私生活ではあるものの(笑)生きてきたんです。きっちりと自立した、大人なのです。
そんな小林さんだからこそ、自分の生活に突如として登場したドラゴンたちの存在に、特に自分を強く慕ってくるトールの存在に、そして彼女たちの考え、思いに対して複雑な思いを抱くこともあるのです。うん。
でも小林さんは、それをちゃんと受け入れるんです。葛藤したり、否定したりしながらも、でもちゃんと自分の中で受け入れて、消化させて、楽しんでいく。そう言う受け入れ方と言うのが、もうめちゃくちゃ大人だなぁ、と。かっこいいと言うか、なんかもう、そう言うスタンスが憧れと言うか。
ちゃんと自分と言うものを持っている。でもそれを変えること、それが変わることを恐れず、無器用にでも変化に対して接していく。
そう言う小林さんのあり方、本当にかっこよくて、あととても見ていて心地いい、と言うのも今作品の魅力、みどころのひとつですね。
そしてそんな小林さんを、田村睦心さんが、ほーんとに、ほーんとに、もう感嘆しちゃうくらいに、とてもナチュラルに、人間臭さある演技で表現していらっしゃるんですよねぇ・・・ほんと、田村さんの演技も、めちゃくちゃ心地いいのですよ(語彙力)
・誰かと一緒に生活することの大変さと面倒くささと楽しさと温かさ
・・・そして何より、私が『小林さんちのメイドラゴン』と言う作品でいちばんの魅力だと思っているのが、ここです。
先程も書きましたが、小林さんはとても自立した大人です。だからひとりで、破滅的とは言え、仕事に忙殺される日々とは言え、生きてきた。
そんな中、突如としてトールに出会い、彼女やカンナちゃんと共に生活することになった。滝谷さんにしても、あまり詳細は描かれていませんが、多分、ひとりで自立して、そして趣味に没頭して生きてきたのだと思います。
そんな小林さん、滝谷さん、それ以外の人たちが、ドラゴンと言う種族も考え方も自分とはと大きく異なる存在と、生活を共にすることになった。
その結果、生まれたのは、ひとつは大変さです。これは煩雑さと言ってもいいかもしれませんね。自分以外の誰かと生活を共にする、生活を共にしなくても社会の中で共に生きていくうえで、この大変さ、煩雑さと言うのは絶対に生まれるものですし、ほぼ避けようがないものです。
・・・面倒くさいですよねぇ。
でももうひとつ、小林さんや滝谷さんがドラゴンたちと生活を共にする、共に社会で生きていく中で生まれたものがあります。
それが楽しさです。あるいは自分以外の誰かの体温がそこにあると言う物理的な温かさ、または自分以外の誰かと楽しさを共有したり、わかりあえたりした時に生まれる精神的な温かさです。
あ。ちなみにですね、滝谷さんとファフニールに関しては、ファフニール目線で上記のことが描かれるのがほとんどです。
で。個人的に『小林さんちのメイドラゴン』と言う作品は、このふたつのバランスが、とてもいい塩梅で、どちらに偏ることもなく描かれているのが、もうたまらなく魅力的だよなぁ、と思うのです。
多分、これが、楽しさや温かさに偏って描かれていたら、まぁ、それはそれで見ている分には楽しいんだけれど『あー、羨ましいなぁ』で終わってしまう。どこか物語が絵空事のまま終わってしまうんですね。
いや、ってか、ドラゴンが出てきている時点で絵空事なんですけど(笑)
逆に大変さや煩雑さばかりが描かれていたら、『あー・・・ほんとリアルすぎてしんどいわ・・・しんどいわ・・・』になっちゃう。そう言う作品も嫌いじゃないけど、やっぱり、しんどいのはしんどい。
でもこの作品は、そのどちらもが絶妙のバランスで描かれている。大変さもあって『なんだか面倒くさいなぁ』と言う感覚も描かれている。でも同時、大変さもあるけど、ひとりでも楽しいかもしれないけれど、でも誰かと一緒に生きることで生まれる楽しさや温かさも描かれている。
そしてそうやって生活が変わっていくのも、自分が変わっていくのも悪くないなと思い、そうした変化を緩やかに受け入れていく小林さんの姿が描かれていて、それが本当に『あー、いいなぁ~』と何か心がじんわりと、あたたかくなるのです。
いろいろなアニメ作品を見てきていますが、なんかこの感覚、この『小林さんちのメイドラゴン』を見て抱く感覚、そこで描かれている人間関係(と言うか人間とドラゴンの関係なんですけど)、その描き方と言うのは、なんかちょっと他にはないようなそれだと思います。
・・・と、まぁ、いろいろと書いてまいりましたが。
結論。
見ればわかる(どーん)
はい。
勿論、1期を見ていた方が、より2期からの物語を楽しめることは言うまでもないことです。ただ多分、1期を見ていなくても、ノリと勢いさえ合う方であれば2期からでも全く問題のない作品だとも思います。いや、あくまで『多分』ですけど(汗)。そりゃ、ほんと1期も是非とも、見ていただきたいですけど!
2期の監督を務められるのは、数々の京アニ制作アニメで監督を務められ、現在は同社の取締役も務められている石原立也さん。
そしてシリーズ監督には武本康弘さんのお名前も挙げられています。
泣いた。
あの、あまりにも理不尽で悲惨な事件の後。
初めて、京都アニメーションが制作したテレビアニメ作品が、『自分』と『誰か』が一緒に生きることのすべてを描いた『小林さんちのメイドラゴン』であると言うことが、なんかもう、ほんと、言葉にならない思いがこみ上げてきます。
と言うことで本日は、間もなく放送開始『小林さんちのメイドラゴン』の魅力について、やんややんやと語ってまいりました。
気になる方はぜひとも、2期から、見てみて下さいね!
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございましたっ!
追記・・・1期OP『青空のラプソディ』をスーパーちょろゴンず、各ドラゴン娘を演じていらっしゃる声優さんと、主人公の小林さんを演じていらっしゃる田村睦心さんが歌って踊るMVが公開されたんですけど・・・ご覧になりましたか?
可愛い。もう可愛さの極致。スーパーちょろゴンず、可愛い。あと田村さんがまじ小林。ってか田村さん、めちゃくちゃお顔ちっさいし体華奢だし美人だし、なのに少年ボイスで気のいいお姉さんで酒豪って、もう最高じゃんかよ・・・まじ小林。
まだ見たことがないよ、と言う方は、是非ともご覧になられて下さい。
可愛いと幸せが詰まりに詰まったMVとなっていますよ・・・ほう(至福)
https://www.youtube.com/watch?v=yrFYVd8BiL8
こちらからどうぞ。