はい。と言うことで最終回ラッシュに突入しております春アニメ。
最終回を見終わった作品の感想を書いています、この記事。本日は第2弾です。
ではでは早速、本日はこちらの作品群ですね。
個人的には木曜、金曜に視聴していた作品です。
・『究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら』
・・・『マーチンタイム』は、ニコ生で配信されるアニメ作品で、今後もコメントで見かけるんだろうなぁ・・・。こう言うのは良くないと思われる方もいらっしゃることでしょうが、個人的にはこう言うのこそ、ニコ生らしい感じがして嫌いじゃありません。何と言うかタイミングとか流れとかをちゃんと見極めて下さりさえすれば。はい。
そんなこんなで最終回。まさかまさかのシリアス展開。そして清々しいまでの、美しいまでの『俺たちの戦いはここからだ』エンドでしたね。まぁ、でもアレだよな。作品の中身的に、1期で終わりとなると、やっぱりこういう終わり方が最適ですよね、ってか、原作でキリのいいところと言うところでの終わり方だったのかもしれませんが。はい。
でも、何でしょ。清々しいまでの『俺たた』エンドでしたが、それだけじゃなくて、それに挑む、アリシアを助けるために、テスラを今度こそ倒すためにと言う思いを胸に抱いた主人公くんの日常が、その気持ちに突き動かされるように少しずつでも変わっていく。それに伴って主人公くんのあり方も、周囲にそれとわかるくらいに変わっていくと言う流れは、なんか王道少年漫画っぽくて熱かったです。妹ちゃんとの関係が変わっていくと言うのも、この流れだととても理解できたなぁ。
てなことで、とにもかくにも主人公役の山下大輝さん、そしてとんでもヒロインたちを演じられた竹達彩奈さん(ほんと、竹達さんのこう言うお姉さん役は至高の一言に尽きるわ)、ファイルーズあいさん、井澤詩織さん、その他の個性豊かなキャラクターを演じられた声優さんたちのぶっ飛び演技、楽しかったです。
・『Fairy 蘭丸~あなたの心お助けします~』
・・・いや、まさかさ、最終回にキャラ同士のキスシーン、2回も登場するなんて、誰も思ってなかったよね!?ね!?ふたを開けてみて、最後に残っていたのは、がっつりBLでした、と言う作品。そうか・・・十訓で恋愛は禁じられているけど、同性同士ならそれには触れないぞ、ってことなのね・・・いいぞ!
はい。と言うことで初回視聴時に感じたインパクトはそのまま、いやむしろ、物語終盤になるにつれ、蘭丸とシリウスの関係、そこに女王がどんなふうに関係しているのか。そして明かされた3人の過去も絡まって、別ベクトルに更にインパクトが加速した気がします・・・蘭丸とシリウスが仲良くしすぎたからじゃんか!だから女王、嫉妬して、いろいろとこじらせちゃったんじゃんか!バカ!(笑)
初期のころはコメディ路線で行くのかと思い込んでいたのですが、割とダークな面もあって。人の内面のどろどろした部分とかも描かれていて、それがまた何とも言えない味わい、単にこの作品をぶっ飛んだ作品としては評価できない一面を与えていたように感じます。ほんと、この感覚は何と言えばいいのかなぁ~。
そしてラストは、まさしく『愛』のオンパレードでしたね。
愛ゆえに、人は嫉妬し、憎しみに身を焦がす。けれど人が人を許すのもまた、愛ゆえになのである・・・ってな感じでしょうか。いいよ、こう言うの、嫌いじゃない。何よりやっぱりメインキャスト陣がフレッシュな面々で固められていたと言うのが、とても嬉しかったです。いつか『あー!『蘭丸』に出てた彼かぁ~』と言うような売れっ子に、皆さん、なっていただきたいなぁ~。
・『ゾンビランドサガ リベンジ』
・・・まさしく『リベンジ』でしたね。ライブパートの最後、さくらの叫びが震え始めて、そして完全に涙の入り混じったものになる、と言う流れが、もうほんと、最高だった。泣いた。ってか最終回に関しては、もう初っ端からずっと、何かよくわからないけど涙が出てきて出てきて鼻水も出てきて出てきて、なんかもうよくわからないけど、とにもかくにも最高でした。最高。ほんと。
なんでしょうね。ほんと、とにもかくにも、描きたいこと、そのすべてが全身全霊、全エネルギーをもってして描かれていた。そしてそのままそれが、ぼふん、と視聴者側にぶつかってきたような、そんな最終回だったと思います。
ほんと最高だった。
・・・と思って、万感の思いで迎えたEDの展開よ・・・衝撃すぎやしないか・・・予想の斜め上過ぎる展開で、一気に万感の思いも吹き飛ばされたわ(笑)
と言うことで最終回直後から第3期を望む声が相次いでいるとのことですが・・・いや、相次いでいるも何も、あんな展開描いちゃったら第3期、やらないわけにはいかないでしょう。あと巽幸太郎のアレも気になるしね。うん。
てか最終回、幸太郎も相変わらずずるかったなぁ。かっこよかったなぁ。
はい。てな具合で1期のエネルギーは相変わらず、更にその熱量を増して駆け抜けた、と言う感じが個人的には強い2期。その中でも個々のメンバーの心情も、1期があるからこそより丁寧に描かれていたように思ったし、謎だったゆうぎりさん、そしてそれに深く関係していた幸太郎の過去も描かれていて。熱いだけじゃない、哀切漂う物語になっていたのも、本当に素晴らしいよなぁ。
生きる屍である彼女たちが、アイドルとして、生きること、生きていることを全身全霊全力で伝えきった2期。そのラストであるあのライブパートと言うのは、もうそれこそ、アニメ史に残るものだと思います。
あと今の、コロナ禍収まらぬ状況の今だからこそ、エンタメの存在意義、それがあること、衰退してしまうことと、失われることの意味みたいなものも、彼女たち、そして彼女たちのライブを思い思いに楽しむ観客の姿に、改めて教えられたような気がします。
さぁ、3期!いつまでも待ってますよ!
・『ゴジラS.P』
・・・最終回後、ネットで作品の評判などを見てみた安心しました。『実は最初から最後まで視聴していたけど、理解できなかった人間です』と言う感想の方がいらっしゃったので。はい。
はい。私もそのひとりです。第1話から第13話まで、一度たりとも落とすことなく視聴していたはずなのに・・・なんか、よくわかりませんでした。
で。更にいろんな方の感想を見てみたら、やっぱりそう言う方は多いようで。割と評価も真っ二つに分かれているみたいですなぁ、と言う印象を受けたのですが、どうなんでしょうか。検索にかけても、サジェスト上位に『つまらない』と出てきているのには驚いたと言うか何と言うか。
はい。と言うわけで全容を正しく理解できていない人間がこれ以上、何を語ったところで説得性もないし、作品に対しても失礼なような気もするのでアレなのですが。
『つまらない』ことはなかったです。はい。キャラクターそれぞれ魅力だったし、怪獣の描写なんかも最高にかっこよかった。ラストバトルの迫力も凄く伝わってきたし、何よりストーリーそのものが、やっぱり、謎が謎を呼ぶと言う展開で、そのわくわく感、ドキドキ感は楽しめました。
が。
有川ユン、神野銘と言う2人のキャラクター。そしてシリーズ構成、SF考証・脚本を担当されたた円城塔さん。この3名の、あまりに天才過ぎる人たちの頭の中身についていけなかった感は否めない。
そうだ・・・これは天才たちの物語だったのだ、と言うあまりにいい加減かつ大雑把な感想しか浮かんでこないのが、最終回視聴し終えた直後の、今の、率直な感想です。
てなことで、他の天才さんたちが披露して下さっている考察なんかを、これからちょこちょこ追いかけて、理解できればいいなぁ。
はい。と言うことで本日はこちらの4作品の感想を書いてまいりました。
なんでしょ。この中だと『描きたいことを、最後の一滴まで残すことなく、描き切ってやったぜ!』と言うエネルギー、熱量がひしひしと伝わってきた『Fairy 蘭丸』と『ゾンビランドサガ リベンジ』の印象が、やっぱり強いなぁ~。やっぱこういう作品は、なんかもう、見ていてほんと、胸が熱くなってくるんだよなぁ。
春アニメ、残るは日曜日視聴作品と、火曜、水曜の『メガロボクス』と『フルーツバスケット』ですかね。『86』は配信組なので春アニメ感想としては少し遅くなりそうですが、もしよろしければ、引き続きお付き合い下さいませ。
ではでは。本日の記事はここまでです。
読んで下さりありがとうございました!