tsuzuketainekosanの日記

アニメや声優さん、ゲーム、漫画、小説、お仕事とのことなどなど。好きなことを、好き勝手に、好きなように書いていくだけのブログです!ブログ名の『ねこさん』は愛猫の名前だよ!かわいいよ、ねこさん!

夏と言えば花火~花火と言えば『グラスリップ』

そう。タイトル通りの記事です。

夏と言えば花火。今夏は、コロナの影響で各地の花火大会が中止になってしまっていて、勿論、私の地元で開催される花火大会も中止が発表されています。

とは言え、やはり夏と言えば花火です。

 

だからでしょうか。

いや、別に花火が夏の風物詩であるのは今夏に限ったことではないのですが。

何故か最近、やけに思い出すのです。

グラスリップ』の存在を・・・。

 

花火と言えば『グラスリップ

あるいは静止画と言えば『グラスリップ

ニコ生でアニメを視聴していて静止画が出てきた時に『グラスリップ最強』と言うコメントが流れてくると、個人的には『ふふ』と笑ってしまうのですが、もしかしたら若い子の中には『?』となっている人もいるのかもしれないなぁ。

 

と言うわけで今回は『グラスリップ』について語りたいと思います。

はい。

 

リアタイで視聴していた、あるいは一度でもこの作品を途中まで、あるいはラストまで視聴したことがある方ならご同意いただけると思うのですが、とにかくこの作品、説明しづらい作品なのである(どーん)

 

とりあえず何と言うか、こー表面的と言うか、宣伝としての説明をするとするならば、以下のような内容となります。

・P.AWORKSによるオリジナルアニメ作品で2014年の夏クールに放送された作品。

・監督は同じくP.A作品である『true tears』で監督を務められた西村純二さん。

・この作品で初主演を果たした深川芹亜さんをはじめとして、メインキャラクターのCVとして早見沙織さん、種田梨沙さん、逢坂良太さん、島崎信長さん、山下大輝さんが出演されていた。

・『想いを伝える、夏が来る』と公式サイトには描かれており、作品情報には6人の高校生が経験する、夏から始まる、ものがたり、と言う一文が書かれている。

 

はい。どうです?この内容だけ見ると、『あぁ、なんかP.A作品らしい、瑞々しく、そしてちょっと切ない、でもとびきりの、高校生たちの青春模様が描かれるんだろうなぁ』と思いますよね。

 

ね?(圧力)

 

かく言う私も、放送が始まるまではそう思っていました。ええ。

前年度に放送された『凪のあすから』で、P.AWORKSの素晴らしさを知った私は『あぁ、またあの作品のような青春ストーリーが、淡く、不器用で、でもそれ故に胸に訴えかけてくるような恋模様が見られるんだ』と思っていたのです。ええ。

 

結論から言いましょうか。

うん。

確かに、私が望んでいたものは、『グラスリップ』には描かれていました。はい。

 

ただな。

ごめん。もう、さっっっっっっっっっっっぱり、この作品に関しては、理解が及んでいないのだ。未だに。時折、思い出してはネタバレサイトや、考察サイトなどに目を通しているのですが、それを読んでもなお、さっぱり理解できないのだ。

 

グラスリップ』をグーグル先生で検索してみると、その続き候補には『虚無』だの『味が無いガム』だの『意味不明』だの。更には『人類には早すぎた』と言ったワードまで出てくるあたり、多分、リアタイで視聴していて、そして未だにあの作品を理解できていないのは、私だけではないことが推測されるのですが。

 

主人公を中心とする高校生の少女、少年。そこに逢坂さん演じる転校生が加わることで、物語は動き始めるのですがね。

それで主人公の少女と転校生くんには同じ能力があるようでして、それがガラスの破片に自分たちの未来を見る、と言う能力です。

でもって物語は、『今』の主人公たちの友情、恋愛模様を描きつつ、しかし同時に、そこに主人公が見る未来が混ざったりするのですが。

 

あのー、とにかく難解なんですわ(どーん)

何と言うか、すげぇややこしく、難しくこねくり回して作られている、という印象が個人的にはめちゃめちゃ強くてですね。はい。

結構、暗喩とか比喩的な表現も多く使われていて、多分、唐突にはさまれる静止画も何かを意味しているのではないか、とも言われていますが・・・。

 

何が辛いってね。

グラスリップ』、結局、そのわけのわからない部分と言うのが、わけのわからないままで終了しているんですよ、ええ。

リアタイで視聴していた私の唯一の希望。

それは『最終話まで見れば、この、一切のわけのわからなさも、きっときれいに種明かしされるに違いない!』と言うものだったのですが・・・それすらも打ち砕かれてしまったと言うわけなのです。はい。

 

いや、まぁね、全てを種明かしする、と言うのは創作物としてはなかなか無粋かもしれないな、と言う思いがあるのも事実です。

やはり作り手としては『ここは見る人の解釈、想像に任せたい』とか『ここには、言葉では説明できない感情を込めたから、種明かしなんてできっこない』と言う部分もあるでしょうからね。ええ。

 

前衛的。この言葉が思い浮かんできました。適切なのかはわからないけど、とにもかくにも前衛的と言えば前衛的、説明と言う説明は一切放棄したうえで、わけのわからなさを視聴者に抱えさせたまま、ただただ物語は進み、そして終了を迎えたわけですから、やはり何と言うか、前衛的、人類には早すぎた作品なのだと思います。はい。

 

ただ、P.A作品なので、作画は非常にきれいです。それから声優陣の演技も素晴らしいです。と言うか、これ、声優さんはすべての説明を受けた上で、種明かしを受けた上で演技されていたのかなぁ~?

 

また謎が多いし、その謎は解けないまま、何とも言えない消化不良な感じは否めない作品ですが、何と言うか、少年、少女たちの青春物語であると言うのは確かなんですね。はい。なのでその辺りの物語は、しっかりと描かれています・・・ただ、その描き方が一筋縄でいかないと言うか、難解すぎると言うか・・・ええ。

それとそれと、OPとEDも良いんだわ。

 

最終回もさっぱり覚えていないのですが、個人的には何か物悲しい終わり方だったような気がするのですが・・・どうなんだろうかね(遠い目)

 

と言うことで、PVを貼り付けておくよ!


TVアニメ「グラスリップ」PV第2弾

おおっ!初っ端から『静止画』『花火』とこの作品を語る上で欠かせない要素が飛び出してきて、ワクワクするぞ!

あと登場人物たちが抱っこしているにわとりも、実はとても重要だったりします。このにわとりさんたちの名前も、考察班と呼ばれる方たちによって、いろいろと考察されているので、もしよろしければグーグル先生などに聞いてみて下さいね。

 

はい。そんな具合で本日は『夏と言えば花火』『花火と言えばグラスリップ』と言うことで、その難解さで数々のアニメファンを戸惑いの渦に叩き込んだ・・・と言うのは大げさかもしれませんが、とにもかくにも、色々な意味で大きな話題となった作品『グラスリップ』について記事を書いてまいりました。

 

気になった人は、ほんと、この夏かけて、視聴してみて。そしてこの作品ちりばめられている謎を解いてみて下さい(どーん)

 

ではでは。今回の記事はここまでです。

読んで下さりありがとうございました~。